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  • 2 日前

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教育
トランスクリプション
00:00さて、安倍昭恵氏が新設予定だった小学校の名誉校長を務めた森友学園、国有地払い下げをめぐる公文書改ざん問題で、国はことし、関連文書の開示に踏み切りました。
00:21開かずの扉はなぜ開かれたのでしょうか。
00:30大阪・豊中市にある校舎は今も無人のままです。森友学園が小学校を開設するはずだったここに今年11月、一人の女性の姿がありました。
00:49森友学園をめぐる公文書の改ざんを区に、自ら命を絶った近畿財務局元職員、赤木俊夫さんの妻、政子さん。
01:07本当は見たくはないけど、でも、夫が亡くなる理由の根本はここなので。
01:18なぜ夫は死を選んだのか。政子さんは、その真相を知るため関連文書の開示を求めてきました。
01:27が、国は文書の存在さえ明らかにしません。
01:34潮目がかばったのは、今年2月のこと。
01:39上告がしないということの決断をしたものでございます。
01:43文書の存在すら、うやむやに不開示とした国の決定を、大阪公裁が違法と認定。
01:53石破総理は、その判決を受け入れ、文書開示への道が開かれたのです。
02:00本当に奇跡が重なった。
02:04奇跡は、果たして真相を明らかにするのでしょうか。
02:09文書開示に動いた当事者たちが語りました。
02:132017年、廃棄物などが埋められていた国有地が、
02:32学校法人森友学園に8億円余りも値引きされ、売却されていたことが判明しました。
02:39国有地を取得した学園の理事長、籠池康則氏は、
02:46神風が吹いたかなというふうに思ったということですから。
02:50ここに新設予定だった小学校の名誉校長が、安倍総理の妻、昭恵氏でした。
03:01学園が運営する幼稚園の運動会では、園児にこんな先生をさせていました。
03:078億円余りの値引きの裏に、安倍総理の関与はなかったのか。
03:27国会で問われ、きっぱりと答えました。
03:33私が妻が鑑定していたということになれば、これはもう総理大臣も国会議員も辞めるということは、はっきりと申し上げておきたい。
03:40この答弁の後、公文書の改ざんは始まったのです。
03:45若木敏夫さんが自ら命を絶ったのは、改ざんを強いられてから1年が経った時でした。
03:57その2日後、改ざんがなされた際、理財局長だった佐川信久氏が財務省を辞職。
04:07田川さん、今辞める理由は何でしょうか。
04:10何でこのタイミングなんでしょうか。
04:11誰かにコンタクトしたんですか。
04:13さらに3日後、財務省は改ざんを認め、その後、調査報告書を公表します。
04:24何財務省の方々はここまでやらないといけなかったのか。
04:29それが分からないと苦労をせるのですよ。
04:33それが分からんからみんな苦労してるのですよ、私はもう。
04:38夫はどうして亡くなったのか。
04:40翌年、政子さんは、公務員の労働環境などを管理する人事院に、個人情報の開示を求めます。
04:49でも、最初に出てきた文書は、ほとんど黒塗りにされていました。
04:58なぜ改ざんしたのか。
05:00政子さんは裁判に踏み切ります。
05:03国と佐川元理財局長を相手取り、1億円余りの損害賠償を求め、低層。
05:09ところが、国は、賠償金をすべて支払う、認諾という手続きを取り、裁判は突然終了しました。
05:21ふざけんなって思いました。
05:24夫は国に殺されて、また何度となく殺されてきましたけど、
05:30今日もまた打ちのめされてしまいました。
05:33お金を払えば済む問題じゃないです。
05:37政子さんは裁判とは別に、国に対し、検察に任意提出したすべての文書の開示を求めていました。
05:49帰ってきた通知は、
05:52行政文書不開示決定通知書。
05:57文書の存在すら明かさず、不開示という回答でした。
06:01取り消しを求め、提訴しますが、大阪地裁は国の主張を認めました。
06:11やっぱり国は、国には勝てないのかなと思いました。
06:19事態が一転したのは、ことし1月です。
06:23想定外の司法判断が下されました。
06:27損費も答えぬ国に違法。
06:30森友、不開示取り消し。
06:36大阪公債が、国の不開示決定を違法と認定したのです。
06:43国の逆転敗訴から1週間後、
06:47関係する閣僚が官邸に招集されました。
06:50国は上告するのか、それとも、石破総理は決断を迫られます。
07:01あの時、石破さんは、まず何と、口火を切ったというか、最初に何をおっしゃったんでしょうか。
07:12それは、とにかく真実というものを明らかにする努力、それは行政としてやらなきゃいけないと、私は思うということを申し上げました。
07:24上告断念その石破総理の方針に閣僚から異論は出なかったといいます。
07:36国の責務というものを偽りなくやるんだという思いで職務に邁進して自らの命を絶った赤城さんそしてまた本当にその人を支えてきた奥さんその思いって大事じゃないのかと。
07:53政子さんが求め続けた文書開示への扉がやっと開いたのです。
08:02上告断念の判断に当時財務大臣だった加藤勝信氏は。
08:10上告断念してもなお不開示にすることも文書ですねできたと思うんですけど。
08:17今の選択肢は全く考えていなかったですよね。不開示ではなくて開示を前提に、しかもその中でしっかりと説明責任を果たしてほしいというふうに私は受け取って帰りましたので。
08:30国が文書の開示に至った根拠は、情報公開法の7条にありました。
08:38国民に対する説明責任があると行政機関トップが判断し、今回例外的に開示されたのです。
08:49この7条に則って行政機関が文書を開示した割合は、この5年間で0.00087%。まさに奇跡でした。
09:0417万ページに上る関連文書。収容なものを1年以内に開示するため、財務省は20人ほどのプロジェクトチームを立ち上げました。
09:19財務省全体としても、これだけの大量の開示ということ、公益上の理由という中での判断ということ、大変重いものがあったと。
09:30過去に例のない膨大な量の文書開示。
09:37政府としては手続きは適正だったんだと、今に至るまで言い張ってるんです。
09:42新たな事実が浮かび上がってきました。
09:49森友問題について追及を続けてきた立憲民主党の川口博議員。
10:02今年開示された文書の中に、国有地が森友学園に売却された直後に、前任者から赤木さんへ充てられた引き継ぎ書がありました。
10:15担当者限定と書かれた文書には、前任者からのこんなメッセージが。
10:22本件は非常に特殊かつ複雑な事案であるため、本件に携わる皆様は、なぜこのような処理を行ったのか、なぜこのような状況に陥ったのか、疑問をお持ちになると思います。
10:38現場の職員は、学園への国有地売却を断るべきとの認識だったと川口氏は言います。
10:57なぜそれができなかったのか。
11:02引き継ぎ書には、政治関係者から複数陳情があったことが記され、最後には安倍総理夫人の名前も。
11:14婦人好きからの問い合わせ内容は、貸付料が減額できる可能性について相談、と書かれていたのです。
11:24ただ、膨大な量の文書が開示されても、改ざんの方向性を決定づけた佐川元理財局長のメールは残っていないと、財務省は説明しています。
11:41今年11月、関西から上京した政子さんは、高市総理の答弁を聞くため、国会に向かいました。
11:50しかし、新たな事実はないとして、第三者による再調査を否定しました。
11:58複雑です。もう、早く終わりたいっていうのが本心なので。
12:03でも、これをうやみやにしたら、また同じようなことが起きると思うので。
12:10誰が何のために改ざんを命じたのか。
12:15開示された文書はまだ教えてくれません。
12:20真相は明らかになるのか。
12:23公文書は誰のものなのかって、いつも思うんですけど、堤さんね、この問題は今の社会に、どんな問いを投げかけていると考えますか。
12:37憲法の第15条で、公務員は全体の奉仕者と書かれているんですよ。官僚の人と話をしていると、だから官僚は中立、公正なんですという人がいっぱいいるんです。ただ、自民党70年の歴史の中で、その長い間、政権に会ったわけで、ありてえに言わせていただければ、公務員は自民党政権の奉仕者という期間も非常に私は長かったと思っています。
13:04先ほどの大阪高裁の司法判断が今年の2月に出たわけですけど、そのとき、石破政権でなかったら、本当にこういう文書開示のほうに進んでいったのか、そしてまたこれからも開示されたとして本当に真相が明らかになるのか、これは公務員の皆さんの問題でもあるし、政治家の問題でもあるし、有権者われわれの問題でもあるなと思っています。
13:27ご視聴ありがとうございました。

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