- 2 日前
京都に住む 近藤 正臣 木村文乃
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テレビトランスクリプション
00:00あ、お母さん、大丈夫
00:05分かってるって子供じゃないんだから
00:09だから大丈夫だって
00:13うちはホテルじゃありませんとか
00:16世話しなるとか
00:17おやいてたけど
00:30おじさん、ただいま
00:36おかえり
01:00ご視聴ありがとうございました
01:30変わってない
02:002年前の束の間の京都滞在
02:11その後
02:12私は東京のデザイン事務所に
02:15なんとか就職した
02:16仕事はまだまだアシスタントばかり
02:21今回は大阪支社が受け負ったプロジェクトの手伝いとして
02:25イラストも描ける私が呼ばれた
02:28おじさん
02:30少しの間よろしくお願いします
02:34うちはホテルやないって言うてますから
02:38もう東京の人って
02:39なんて
02:41いいじゃない
02:43あれさ、ほら
02:46お使い行くからさ
02:48またふせわしになりますねやな
02:52これ
02:52はいはいはい
02:54お気にお気に
02:55お気にお気に
02:57ああ
02:581ヶ月間の大阪出張
03:01ずっとホテル住まいじゃ味気ないし
03:04ちょっと遠いけど
03:06少しの間
03:08おじさんの家に泊めてもらうことにした
03:11早速やけどな
03:19何?
03:20何?
03:21お使い?
03:22何や
03:25お使い頼まれてそんな喜ぶって
03:29東京の人はだいぶ変わってますな
03:32ああ、そういうのいいから早く
03:34はい
03:35あのな
03:44この辺をな
03:48ぐるーっと回ってほしいね
03:51うん
03:52ぐるっとね
03:53だから買うものは
03:55こっちにちゃんと書いてある
03:57ショット担当ありますね
04:00はい
04:01車に気づけてな
04:05はーい
04:06行ってきます
04:09ああ
04:23気音だね
04:25あん
04:26すいませーん
04:30はーい
04:31あ
04:32いらっしゃいませー
04:34あん
04:35あん
04:36あん
04:37すいませーん
04:38はーい
04:39あ、いらっしゃいませー
04:40こんにちは
04:41あんこ欲しいんですけど
04:42はい
04:43えっと初めてご来店ですかね
04:44初めてです
04:45はい
04:46えっとうちはあんの手裏が4種類ございます
04:48え、どれ買ったらいいんだろう
04:50ツブあんとかは、やっぱりあつきをよく使ってますので、あのー、一番吟味したものにはなってますね
05:02ツブあんって、あ、これ
05:05どれ買ったらいいんだろう 粒あんとかはやっぱり小豆をよく使ってますので
05:10あの 一番吟味したものにはなってますね
05:14粒あん ってあっこれそうですね
05:19いやでもこのえっ丹波って京都の 丹波は京都の豆になります
05:24はい それも気になるなぁ
05:26モナカの皮って何ですか モナカの皮はあんこに載せていたこちらの商品になるんですけど
05:33モナカの中にはいあんこ そうです好きなわけで詰めていただいてあの食べていただけるものになってます
05:41えっ自分で詰められるんですそうなんです すごーい
05:45なーるほどえっそしたらじゃあ 丹波セットをくださいはいわかりましたご用意します
05:53京都ではあんこじゃないんですか 両方呼び方があるんですけど僕らもあのもう100年近く創業している
06:02今なんですけど あのどちらが正しいのかちょっとまだわからないものになります
06:07でも100年あんで通してる そうですね
06:10じゃああんいただきます はいありがとうございます
06:14ミニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ ins douko
06:18じゃ 夏 day to live
06:29ijui
06:357
06:37すいません
06:42はい
06:44こんにちは
06:46ここでお味噌を
06:50もちろんもちろん
06:51もしかして作られてます?
06:56作ってます
06:57ここでお味噌?
06:59ここで2回で味噌を1回で仕込んでます
07:04すごい
07:05なのでこれが
07:07木桶の蓋
07:09蓋?
07:11これほんのり香るんですけど
07:13これ実は
07:13醤油っぽい香りがするんですけど
07:17お味噌の香りがして
07:19何年使われてる蓋なんですか?
07:21もう100年超え?
07:23100年先週です
07:24やっぱ木桶がうまいんで
07:29木桶?
07:30こんな大きいやつですか?
07:32見えるかな?
07:33見ます?
07:34いいんですか?
07:35まだ白いです
07:37白いんですか?
07:38あ、そう
07:39豆と麹
07:40の色なので
07:42白いし
07:43香りは
07:44まだ原料酒
07:46大豆の香りがします
07:48要するに香ばしいようなお味噌の匂いは
07:50まだないです
07:51気づけてくださいよ
07:53はい
07:53ドキドキする
07:56ちなみにこの桶も100年先週なんで
07:58もう限界来てます
07:59そうなんですね
08:01すごく優しいお味噌の匂いがする
08:04なんか
08:06お母さんの匂いって感じ
08:09100年分の金が住みついてるんですよ
08:14それがこの樽にしか出せない味になるんですね
08:18しかもこの京都でこの場所の気温に応じた金が住みついてるので
08:24なのでこれを違うところに持って行っても
08:27じゃあ同じお味噌できるかって言ったらできないんですよ
08:30うわー
08:30なのでほんまにここの金
08:32なんでここのお味噌になります
08:35あの木桶って日本酒の蔵がまず作って
08:39それを醤油の蔵がもらって
08:41その後醤油から味噌屋の蔵がもらうっていう順番になってるんですよ
08:46へー
08:47そうで醤油屋のもらったこの木桶の方が明らかに旨味強いです
08:54これがさっき見てもらったお味噌をしっかり熟成させたら
08:59この色になるし香りがもうなんて言うんやろ
09:04醤油というか旨味というか
09:07すごいでしょ
09:09これめちゃめちゃすごいですって
09:10うわっ
09:12その醤油だるで作られる意味がすごくわかる
09:15わかるですよ
09:16そうそうそうそう
09:17醤油に近いコーブがほんまに動いてるんで
09:19ほんまびっくりするぐらいに
09:21あの旨味がないと旨味が強いです
09:25うわー楽しみだな
09:51すいません
09:55はい
09:55はい
09:56おーいお客さんや
09:58こんにちは
09:59はいいらっしゃいませ
10:01あの湯葉ありますか
10:03はい
10:03これなんですけど
10:06あ、あの2つ前
10:092つ、はい
10:10この湯葉は普通の湯葉とはちょっと違うんです
10:16組み上げ岩って言って
10:18あの、岩を組み上げるっていうか
10:22へー
10:22それで1枚ずつ入れて
10:25最後に豆乳かけて
10:27出来上がりです
10:28そうなんですね
10:30今何されてるんですか?
10:31今ね、これ
10:33重しして
10:35肩に入れて重しして
10:37揚げになるんです油揚げに
10:39これから大揚げになるんだ
10:41へー
10:42もう何年守られてるんですか?
10:44えっとね、私が生まれる前からやし
10:49もうぼちぼち70年と違う
10:53すごーい
10:54じゃあ、えっと、2代目ね
10:56そうですか
11:01よし、任務完了
11:14こんにちは
11:21こんにちは
11:22こんにちは
11:23いらっしゃいませ
11:31あの
11:32はい
11:33コットーってどうやって買ったらいいんですか?
11:36そうですね
11:38あの
11:39好きなの選んでやめもうたら
11:41だんだんこう分かってくるというか
11:44そんな感じでいいと思いますけどね
11:46へー
11:47好きなもの
11:49あんまり考えずに好きなものを選んどいてもらっても
11:52ちゃんとその集まったもの全体を見たら
11:55そのカラーが出てきて
11:57自分こんなん好きやったなとか
11:59分かってくると思いますけどね
12:00へー
12:02私まだ自分がどんなのが好きか分からないな
12:05うん
12:07そうですね
12:08そうですね
12:09ははは
12:16これもあの
12:17はい
12:18トビウオ?
12:19そうです
12:20顔が違うんですよね
12:21そうですね
12:22手作業なんで結構違うんです
12:23へー
12:24で、そんなんも
12:25あのー
12:26アールデコのデザインがいろんな国順番に伝わって
12:30日本に入って
12:31日本っぽいアールデコになってるっていうのが面白いんですね
12:34へー
12:35ちょっと優しい感じの
12:37えーと
12:38ものになったりとかするんです
12:40アールデコがね
12:41そのお話されてる表情が優しくて
12:45へへへへへ
12:46なんか
12:47コットって
12:48人との出会いでもあるんですね
12:50そうですね
12:51ははは
12:57それはなんかあのー
12:59そばチョコなんですけど
13:00デザインの名前が馬の目っていう
13:02馬の目?
13:03はい
13:04あのー
13:05動物の馬ですね
13:06あっこれが馬の目
13:08はい
13:09えっこれはいつぐらいのものになるんですか?
13:11それは江戸後期ぐらいなので
13:13180年ぐらい前ですかね
13:15ええ
13:17ええ
13:18そうなんだ
13:21どうなんだ
13:22どうなんだ
13:23この目
13:24どうなんだ
13:29はぁ
13:31到着
13:33ただいまー
13:39遅かったな
13:40ちょっと寄り道してきた
13:42あぁ
13:43そりゃ
13:44そりゃ
13:45よろしくましたな
13:46うん
13:47で買い物は?
13:48買えた
13:49うん
13:50こんにちは
13:51こんにちは
13:52お邪魔します
13:54来ましたよー
13:55はいどうぞ
13:56どうぞ
13:57お邪魔します
13:58はいはい
13:59こんにちは江藤です
14:00あ
14:01あのー小山です
14:03よろしくお願いします
14:05よろしくお願いします
14:06うーん
14:07あ
14:08とりあえずちょっと飲もうか
14:09あーもちろんもちろんは
14:10はい
14:11お邪魔しますー
14:12やった
14:14よーし
14:18あとカモロースのサランね
14:19カモロース
14:20うん
14:21カモロース
14:22いつもこんな感じなんですか?
14:24あぁ
14:25まぁあのー
14:26割とたまりね
14:27うん
14:28黒いやつ
14:29黒
14:30お父さんとはどういう
14:32あー
14:33えっとー
14:34僕ねーあのー
14:35表にあのー
14:36赤い車あるでしょ
14:38あれのー
14:39メンテで
14:40えー
14:41今来てるんですが
14:42僕あのー
14:43バイクショップやってて
14:44はー
14:45はい
14:46この人ね変わってんすよ
14:47え?
14:48古いバイク集めてきて直して売ってんす
14:50へー
14:51いや
14:52そんなこと言うたら
14:53君の方が変人
14:54いやいや
14:55そんなことないですよ
14:56だって普通のグラフィックデザイナーですから
14:57普通ちゃうやろ
14:58なんでですか?
14:59え?
15:00全然普通ちゃうやってることない
15:01え?
15:02なんでです
15:03おじさんも変わってますから
15:05あー
15:06うーん
15:07クスよねー
15:08はいはい
15:09はい
15:10はいはい
15:11お座りお座り
15:12はーい
15:13へーへー
15:19やっぱその椅子似合いますね
15:20あっ
15:21ほんまや
15:23あのー
15:24しげるさん
15:25僕らにその椅子座らせてくれへんのですよ
15:27もうカナちゃんの椅子やー言うて
15:29へへへへへ
15:30さぁ
15:31早いことほれ
15:32食べましょう
15:33食べましょう
15:34はいはい
15:35はいはい
15:36はいどうぞ
15:37ありがとう
15:39お付きしますね
15:40はいはいはい
15:41はいはい
15:42どうぞどうぞ
15:43よし
15:44はいはいはい
15:45はいはい
15:46はいはい
15:47よっしゃー
15:48はいはいはい
15:49すぐはすぐはすぐは
15:50あーどうもどうも
15:51あーすぐはねー
15:52やったー
15:53ありがとうございます
15:54はいいただきます
15:55いやいやいやいやー
15:57はいはい
15:58あちょっと待って
16:00これね
16:01途中で気になったお店で買っちゃった
16:03あー
16:04えー
16:05ちょっとちょっと映画
16:06うん
16:11うん
16:12うん
16:13うん
16:14うん
16:15えっ
16:17いやいやいや
16:19高台の裏見るのはな
16:21えー
16:22産地と年代をちょっと調べるような
16:26そんなこと
16:28えー
16:29さあさあさあさあ
16:30とろいましたねー
16:32いやいやいや
16:33ほんなら乾杯やー
16:34はい
16:35乾杯
16:36はいはい
16:37はいよろしくお願いします
16:38よろしくお願いします
16:40お味噌どうぞ
16:42いただきます
16:47かなさん
16:48京都仕事ですか?
16:49はい
16:50あの
16:51大阪で長期出張になって
16:53せっかくだからここから通わせてもらうと
16:55OK
16:56いいねー
16:57超気
16:58超気?
16:59ああ
17:00入会資格ありですね
17:02ん?
17:03ん?
17:04ん?
17:06フフフフフフフフフフん?
17:09京都はどうですか?慣れそうですか?
17:18道の名前覚えるのが難しい
17:20最初はね覚えるのがちょっとね大変よね
17:26お二人は京都の人ですか?
17:33いやいや僕はねもともと大阪です
17:35僕静岡です
17:38大学で京都来てそのまま
17:40二人とも京都の人かと思いました
17:43いやもうよそもんですよ
17:46そう
17:48かなさんと一緒です
17:52こうやってもうちょっと入れて
17:58よいしょよいしょよいしょで
18:02ほん
18:04いやいや俺や
18:09んま
18:13んま
18:15んま
18:16もう一つや
18:21はい
18:21よっ
18:22こんなに入れていいの?
18:24おおおおおおお
18:26贅沢
18:27いただきます
18:29んー香ばしい
18:35んーなんかにあんこも甘くておいしい
18:39何を言うてりゃわからへん
18:41幸せ
18:41おにゃおにゃおにゃ言うてりゃん
18:43幸せ
18:44ああそうか
18:44うふふふふ
18:45付けたのある?
18:49ここにあります
18:50ありがとう
18:51おにゃおう
18:55おにゃん
18:56おにゃん
18:57さあおつかれさん
18:58どうや
19:00大変やったか
19:02今日は
19:03満足
19:06あ
19:07自分を満たせば世界も満たされるということじゃな
19:10自分を満たせば世界も満たされるということじゃな
19:14あの明日な予定ないやろ
19:21うん
19:21ちょっと早起きしたらええんちゃうかいな
19:27まあ知らんけどな
19:30きたー
19:40なんでこんな時間に行ってくるかね
19:48この前来た時は気ままな無職だったけど
19:54今回は仕事だ
19:56少し心持ちが違う
19:59今回京都に来た理由の一つ
20:04それは
20:06先日会社主催のパーティーがあった
20:18とても賑やかな雰囲気の中
20:22なぜか急に私は寂しさに襲われた
20:26大勢の中で感じた
20:30理由の見当たらない寂しさ
20:33ずっと
20:34あの小さな寂しさが
20:36心の隅っこにいる
20:38この気持ち
20:42なんだろう
20:42そう思った時
20:45おじさんの顔が浮かんだ
20:48おやすみなさい
21:13やっぱり音がしない
21:29こうして私の
21:40二度目のちょこっと京都が始まった
21:43どうぞ
21:44どうぞ
21:45どうぞ
21:46どうぞ
21:47どうぞ