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00:26I always thought I was thinking about what I was thinking.
00:33I was thinking that I wasn't.
00:36I was thinking about it.
00:38I was thinking about it.
00:39東京、新橋のレンタルスペースでちょっと不思議な誕生日会が開かれていました
00:59聞けば主役はわざわざ三重県からやって来るというのですが
01:03登場したその人は
01:06Ah, thank you.
01:09It's so cute.
01:11And she's a sister.
01:14This is a baby's birthday.
01:18This is a baby's birthday.
01:20It's a baby's birthday.
01:23It's a baby's birthday.
01:25Please, please.
01:29決して有名人というわけでもないのに、一人のおばあちゃんのために集まったメンバーは他志生成。
01:40一体なぜ社会的にも地位ある皆さんからこれほど慕われるのかと聞けば。
01:55ひろこばあちゃんに恩をもらってて、私もひろこばあちゃんにお片付けしてもらって、そこからすごく人生が好転したということもあって、私のこともすごく応援してくれているので。
02:08お片付けで人生が好転した?
02:14実はこの方、ひろこばあちゃんと呼ばれるお片付けのプロフェッショナル。
02:21大川ひろこさん、64歳。
02:24片付けで幸せになるをもっとうに60歳を過ぎて、この道に入ると部屋だけでなく、もやもやしていた心まで片付いたという口コミが広がり、今では仕事の依頼がひっきりなしです。
02:44自宅は三重県だというのに、この日も依頼は長野県から。
02:55お忙しいところすいません。今日はおそくろをおかけします。
03:02ひろこばあちゃんへの相談は、まず、お片付けの本当の目的を探ることから始まります。
03:09お片付けの仕事をまた、きっかけを教えてください。
03:16きっかけですか。きっかけは、お片付けさんにあったこと。
03:23はい。最終目的のお暮らしの理想は?
03:28すごく抽象的なんですけど、すごく自分が自由にいたい。
03:33自由になる。今のご自分に気づいてもらう。
03:38本もそうです。今のご自分に合ってる本なのかどうか。
03:45そして、ここからがひろこばあちゃんの真骨頂。
03:5164歳にして、大きなトランクに荷物をまとめると。
03:57特注のキャンピングカーを自ら運転し、全国どこへでも出かけていきます。
04:12その年間走行距離は、地球一周を超える5万キロ。
04:22しかも、行く先々で気になる場所を見つけると。
04:29九州。
04:32気ままにキャンピングカーを止め。
04:35これまた、60歳を過ぎて始めたというSNSで、発進場所は進出鬼没です。
04:42あの、行きました。
04:446階までありました。
04:47というわけで、この日も、三重から4時間半をかけてたどり着いたのは、
05:0040代の女性から依頼があった石川県です。
05:06ここが。
05:08なるほど。
05:09一応なんか戦力が。
05:11はい。
05:122人の子供にも恵まれ、平穏に暮らしているのに、なぜか、大量の洋服が片づけられなくて困っている。
05:23それが、女性の悩みでした。
05:30はい、受け取ります。
05:31受け取ります。
05:32そこで、しまい込んだ洋服を出してみると、出てくる、出てくる、大量の服が。
05:38本当だ。そんなに重くはないようだ。
05:40写真。
05:41ということで。
05:42あ、これ空や。
05:43まず、ひろこばあちゃんが問いかけたのは。
05:46でも、ここの中で絶対着たいっていうのはあります?
05:49絶対着たい。
05:51お洋服は着てなんぼですよね。
05:54そう聞かれても、即答できる服がありません。
05:59そればかりか。
06:01なんか、ひまわりいっぱい。
06:03あ、ほんとだ。お花いっぱい。
06:05なんか、なんか好きじゃない?
06:06私の趣味じゃないんだ。
06:09なんか、本音を言うと、私、ときめく服って。
06:12ない?
06:13こんな風にないんじゃないかって思ってしまいまして。
06:16ほんとだ?
06:17そう。でも、そんなこと言って、手放したら、着るのがなくなるんじゃないかって思ったので。
06:21うん。
06:22押すのを引っ掛けた方が。
06:23なんと、いきなり飛び出した依頼者の本音。
06:27これほど大量の服をため込みながら、
06:30どうやら、その原因にも思い当たる節があるようです。
06:35これは、ときめきました?
06:38あー、おりれない。
06:40おりれない。
06:41なんだかんだ、こう、母とかに行って、
06:43え、これに行ってない?みたいな感じで、
06:45うーん、みたいな。
06:47あー、わかったーって、買ったやつなんですよね。
06:50うん。
06:51選ばせてもらえなかったっていう。
06:53あー、だから、選び方が分からない。
06:55そうそうなんです。それなんです。
06:58数年前に買った私服さえ、母が選んでくれたものだといいます。
07:03高い靴を履くの?みたいな感じ。
07:05ブブブブブと言われ、しっかりいいものな母なんで、はいはいはいって言うことを聞くみたいな感じだったのもあって、そんな反抗することもなく、それがきっと自分にはいいんだって、ずっと来たんですよね。
07:21素直すぎ、優しすぎる性格が、本当の思いを抑えつけていた、これまでの人生。そんな彼女に、ひろこばあちゃんは。
07:33正解くださいみたいな。
07:35正解はご自分の中にございます。さっきみたいに、ときめいた瞬間を思い起こしてもらって。
07:45その言葉をきっかけに、依頼者は、付き物が落ちたように、ため込んだ服のほとんどを処分すると決めました。
07:55今、3袋に収まらないかな。もう3袋、何袋か。
08:00もう母には扶養されていないので、そこの感覚は手放して、もう自分ファーストで選んでみてください。
08:10100点満点です。
08:12100点満点ですわ。
08:14変わっていくのか。
08:16そうです、そうです。
08:18はい。
08:19そうなんです。よく動機付きになられました。
08:22先生、ありがとうございます。
08:24いえいえ。いえいえ。いえいえ。嬉しいございます。
08:30決められないから捨てられなかった。
08:33そんな過去に気づいた女性は、もう、いつでも自分で片付けられるはず、と笑いました。
08:45そんな気づきを、さらりと引き出して。
08:49いただきます。
08:53おにぎりを頬張った、ひろこばあちゃんは言います。
08:58どんな、あの、自分でいたいですかっていう質問を必ずして、自分で考えてもらって感じてもらって、人生の最終目的を見つけてもらうと、そうやってそういう方々は自分の夢を実現されてもいい。
09:16と、聞くと、ひろこばあちゃんは、幸せの達人のように思ってしまいますが、実は、その半生には、とんでもなく壮絶な過去があったのです。
09:31心にモヤモヤを抱えているのは、どんな仕事をしていても一緒。
09:38例えばこちら、プロのお子と演奏家である、あじまみほこさんも。
09:45プロのお子と演奏家である、あじまみほこさんも。
09:52演奏中は、どこにも好きなどないように見えますが。
10:02あ、むしちゃきたね。
10:05さっそく。
10:06いいじゃないですか。
10:07お邪魔しております。
10:09ここはもう、ぐっちゃお邪魔。
10:12いつも楽譜とか、いつも置いちゃうので。
10:15なるほど。
10:16はい。
10:17私がそれを片付けるように、ここに導かれたということで。
10:21はい、ありがとうございます。
10:22よろしくお願いします。
10:23いつも探し物をするところから始まります。
10:30みほこさんの依頼は、たまった楽譜などで、いつもぐちゃぐちゃな部屋を片付けたいというもの。
10:40片付かないので、やる気も出ず。
10:43また、無駄な楽譜がたまっていく悪循環だと自己分析します。
10:48昔の資料とかは、かなり捨てるやつが。
10:52なんか、同じ曲で何回もアレンジし直してるからいい。
10:58同じ曲でいっぱい工夫が出てきた。
11:01そんな彼女に、ひろこばあちゃんが聞いたのは。
11:06何にもやもやして見えますか。
11:08もやもやは、そうですね。
11:12なんか、もっと自分を発揮できる場所がたくさん欲しいなっていう。
11:16うーん、なるほど。
11:17常に思っています。
11:18なるほど。
11:194歳で、おことに出会って以来、プロへの道一直線だった美穂子さん。
11:28しかし、それだけで食べていくのは厳しすぎる世界でした。
11:35よく辞めずにやってきたなって思いました。
11:38素晴らしい。
11:39本当に苦しい時もあったので。
11:40継続は力なりでございます。
11:42本当に辞めた方がいいのかもって。
11:44本当に鬱みたいな状態に。
11:46今思ったら、本当に鬱だったと思うんですけど。
11:49とことんですね。
11:51もうとことんですね。
11:52本当に病気なぐらい。
11:53でもそれがプロの道に通じるといいですよね。
11:56なんですかね。
11:57プロってやっぱし、プロフェッショナルってそれなんですよね。
12:00そうですね。
12:01もうやりだしたらとことんなんで。
12:03私もそうなんですよね。
12:04わかります。
12:05何か美穂子さんの彼氏はしつこくない人が来なりそう。
12:09しつこいのは嫌ですね。
12:12綺麗だわ。
12:14やっと心のモヤモヤが見えかけた時、
12:19飛び出したのは元彼たちの話。
12:23もうクズばっかりだったんですか。
12:24クズばっか。
12:25それがクズばっかり。
12:27自分にも問題があったと思うんですよね。
12:30ええ。
12:31友達と浮気されたことありますか。
12:33ガーン。
12:35最低。
12:36最初に付き合った人はそうです。
12:38浮気ですね。
12:39されたことあります。
12:40だって8年間お家帰ってきませんでした。
12:43うわー。
12:44うわー。
12:46一見、他人には言いづらい過去も、
12:50ひろこばあちゃんには武器の一つ。
12:54そんな人生経験あってこその言葉に、
12:57つい依頼者も素直にお片付けしてしまいます。
13:03本当に一生やらなかったと思います。
13:06本当にこれ。
13:07本当に?
13:08自分じゃ。
13:09自分じゃ。
13:10自分一人じゃ。
13:11嬉しい。
13:12一生やらなかったきっかけを尽くしたばあさん。
13:15ありがとうございます。
13:16ひどば。
13:19ありがとうございます。
13:20嬉しいです。
13:21嬉しいです。
13:23今でこそ、こうして人に感謝されるひろこばあちゃんですが、
13:28そんな彼女の反省は、聞けば聞くほど壮絶でした。
13:33幼い頃から、クラシックバレエや絵画を習うほどお嬢様だった彼女。
13:44大学を卒業後、運送会社の2代目と大恋愛の末、結婚し、男の子にも恵まれましたが、幸せな玉残しとはほど遠く。気づけば、夫の運送会社で働いていました。
14:03おはようございます。その会社には今でも会長として時折顔を出しているひろこばあちゃんそう聞くとすっかり悠々自的に思えますがこれまでの道のりは散々夫に泣かされた人生でもありました
14:32特にございます。
14:3440あたりで家に帰ってこなくなったんで、息子がもう高校進学したあたりで、あれ、気がついたらいない、みたいな。
14:44帰ってこない、みたいな。
14:46どういうことですか?
14:47愛人さん作って、そこへ転がり込んでいったんで。
14:52最初の時ってどう思われたんですか?
14:54最初泣いてました。帰ってきてよって縋ってたんですけど。
14:58そのうち、えっと、3、4年経ってから会社にまで出てこなくなって。
15:05え?みたいな。
15:09けれど、そんな状況を、今は社長となった息子にも一切朽ちることはなかったといいます。
15:17あんま来てほしくない感じなんですか?どうですか?息子さんとしては。
15:21ええ、そうです。
15:23正直ね、全然知らなかったんですよ。
15:26会社の状況も全然わからない状態で。
15:29ただのサラリーマンだったので。
15:32親父に1回呼ばれて。
15:34で、行ったら、まあ、向こうの家族、まあ、シンクルマザーの方だったかな。
15:40の人と、娘2人だったか1人だったかいて、一緒にご飯食べたのを覚えています。
15:47結局、夫は社長業を放棄し、2億5000万円まで膨らんだ会社の借金をひろこばあちゃんに押し付けて、愛人の家に入り浸ります。
16:06こうして、3代目社長となった彼女は、必死で借金を返済することになったのですが。
16:21あ、痛み?
16:22いや、落ちてる。
16:23さらに、悲惨だったのは、実の親と義理の親の双方が次々と倒れ、4人分の介護が同時に降りかかったことでした。
16:36実家の母が半身不随になり、で、ここの母が大動脈瘤になり、で、大川の父が半身不随になり、で、老々介護していた自分の父が糖尿病からのうつ病になって、寝たきり同時になりって、どんどんどんどんどん介護の人が増えていって、最終4人いっぺんに介護を、商売しながら回って。
17:05こうして、社長業と4人の介護をこなす彼女にさらなる追い討ちが、夫ががんに倒れたのです。
17:17主人はもう末期だったんで、で、声も出ない。
17:21医師卒はできへんから、愛人で7年も住んでもらったんやから、
17:28名だけで何が欲しいかっていうのを分かってもらえる方にした方が、彼も安心して入院しておれるやろうと思って。
17:36月曜日から金曜日の夕方までその愛人に頼みました、頭下げと。回らないんで申し訳ないですが。
17:48結局、義理の両親と夫の3人は同じ年に亡くなり、夫の葬儀にやってきた愛人は、妻であるひろこばあちゃんの前で、号泣したといいます。
18:04彼女がお片づけにはまったのはそんな夫家族の遺品整理をしていた時です物を片づけると人生のもやもやも消えてゆくそう気づいた彼女は息子に社長の座を譲るとたった一つだけおねだりをしました
18:33だから今日は減らそうと。
18:38お嫁に来た時から60歳まで大川運輸を守り続けてきたんやから。
18:44今度は自分の人生楽しめばって言ってくれたんで。
18:49青よ高価な息子なんでよかったと思ったんですけど。
18:53で、それじゃあ悪いけど退職金代わりにキャンピングカー来てくれへん。何すんの。
19:01旅してないから、旅したい。全国回りながらお片づけの感動を伝えていきたい。
19:10依頼者の多くはそんな彼女の壮絶な反省を知っています。
19:18この日、東京から依頼してきた女性もその一人でした。
19:25失礼します。
19:2840代の圭子さんSNSでひろこばあちゃんを見つけファンになったという彼女は本人もまた夫と別居し一人ワンルームに暮らしています。
19:46この部屋で仕事したいと思ってうん。で、どうにかしようと思って。うん。で、自分一人じゃもう、ワークスペースにしたい。なので、なるべく。
19:58ごちゃついた部屋を整理し、この部屋で何か仕事を始めたいといいますが、彼女もまた、何をどう片づければいいのか分からず、途方に暮れていました。
20:13ときめく3つのトライアングル。
20:17きゅうと手放し、これ今年買ったんですよ。
20:20はい。
20:22結局着なかったね。
20:24ありがとうございました。
20:26はい。
20:28と、片づけ中、ひろこばあちゃんは心に引っかかるものを見つけたようです。
20:35すごく違和感があるのは、こういう子たちがすごく違和感がある。
20:40空間を全部塞いでいる。
20:44めちゃくちゃしとりそう。
20:45この台がなければ、この扉がもっと大きい。
20:51旦那さんと住んでたときに転勤が多かったんで、作り替えができるようにと思って、これにしたんですけど。
21:00けいこさんは、夫と別居しながら、一緒に暮らしていた頃の家具に囚われていました。
21:08別居のきっかけは、けいこさんが病気をしたことでした。
21:24その頃から、夫と気まずくなり…。
21:28そろしいです。
21:30子どもができなかったんで、子どもができないんだったら、もうお互い土日も好きなことしてるし、ちゃんと会って話し合って、そのまま別れるんだったら別れてもいい状態になってて、ただ収入が私がもうちょっと稼げないと家賃は払えないから、だから仕事として自分がやりたいことってなんだろうなって思ってたんですけど。
21:46自分の両親2人、大川の介護で4人だったんで、逃げちゃっちゃう。
21:53相手のところへ。
21:54で、死人で帰ってきた、うちの旦那は冷たくなっていった家へ。
22:00なんかそんなの言ってた。
22:01言ってたでしょ。
22:02うん。
22:038分間帰ってこなかった。
22:04でも、広いね、それはね。
22:05で、プションをどこに置きますか。
22:06お片付けすると。
22:07自分の両親2人、大川の介護で4人だったんで、逃げちゃっちゃう。
22:10相手のところへ。
22:11で、死人で帰ってきた、うちの旦那は。
22:14冷たくなっていった家へ。
22:15なんかそんなの言ってた。
22:16言ってたでしょ。
22:17言ってたでしょ。
22:18うん。
22:198分間帰ってこなかった。
22:20でも、広いね、それはね。
22:21で、プションをどこに置きますか。
22:23お片付けすると、必ずその人に必要なものが見えてくるというひろこばあちゃん。
22:36この日も、ベッドの下から出てきたのは。
22:41すごい好きかって言われたら、たぶん毎日着るほどではないけど、でもやっぱり着ると日本人って感じする。
22:50どうやって、これ何が入ってるんですか。
22:52これ、これは着たい着物が入ってる。
22:55うん。
22:57それは、実家にいる頃から、よく着ていた着物の数々でした。
23:02最近のやつ。
23:03なんかオシャレですね。
23:05これ。
23:06以来、何度引っ越しても、決して手放さなかった者たち。
23:12けいこさんの表情が変わりました。
23:15今は私がやりたいのは、体悪く、アトピーで体悪くして、着物で洋服できないかなと思ってて。
23:24私、普段に使いたいんですよ。
23:26いいですね。
23:28これぞ、お片付けで夢が見えてくる、魔法の瞬間です。
23:34そう。
23:35一番大事なものが、理想のものがやっと表面化されて、たぶんこの着物たちは喜んでると思います。
23:44で、ご本人がその意欲が増えたものを見ることで。
23:51ちょっとね。
23:52そうそう。
23:53リール化した方が自分の理想が描きやすいんで。
23:57やっぱり無駄なものがなくなるんで、それに真っ直ぐ進めるような感じがしますよね。
24:04あのー。
24:06なんていうのかな。
24:08寄り道しないでできるっていうか。
24:10そういう、なんか、そうやって真っ直ぐ行っていいんだよっていうのを、なんか、いろいろ教えてくれてるとか、ものもそういうものしか今残ってないので。
24:22お片付けで、本当に大切なものが見えてきた、けいこさん。
24:29これ、ワンピースじゃなくて。
24:33それから、3週間。
24:37再びけいこさんから連絡がありました。
24:42だいぶ減りましたけどね。
24:44うわー、すごい。でも、めちゃくちゃ綺麗になってますね。
24:48あの、かっこいいコーナー下なんですね。
24:51ベッド下に埋もれていた着物も、すぐ手に取れるようになり、
24:57この日は、夫のいる家にも帰ってみるそうです。
25:02今、緊張してる、帰るの。帰るのっていうか、行くの。
25:07そうですか。
25:08緊張してます。すごい。眠れなかった。
25:112年間行けなかったからね。
25:13行こうと思いながらも行かなかったの。
25:17なんか、もやもやしてるのとかが、もやもやしててもしょうがないやと思って。
25:23お片づけすることで、忘れかけていた思いに気づき、もやもやしていた関係とも、向き合う覚悟をしたけいこさん。
25:33それが、私の仕事なのよ、と、ひろこばあちゃんを笑います。
25:48やっちゃうんです。勝負ですな、これ。おせっかいババア。
25:55相手主体のおせっかいババアですわ。
25:58そう、たぶん正確だと思います。
26:01この人を幸せにしてあげたい。
26:05この人の一度きりの人生を悔いのないようにしてあげたい。
26:10そんな思いを知ってか知らずか、ひろこばあちゃんの交友関係は多種多様。
26:19この日は東京湾を渡り千葉県へ。
26:28ある経営者セミナーで知り合った温泉ホテルの主人であり、お片づけの依頼者でもある友人に会いに行きました。
26:38お疲れ様でした。
26:45仲良しのお二人は、久々の再会です。
26:51きちゃいましたよ。
26:55どうこそ。
26:56ありがとうございます。
26:59時田秀政さん、45歳。
27:04奥坊荘と呼ばれる千葉県君津市の山合いで、創業75年という亀山温泉ホテルの3代目です。
27:18自慢は、地下2000メートルから湧き出る源泉駆け流しの天然温泉。
27:33けれど、その建物は今の時代では少し色あせているように見えます。
27:40ここはエレベーターがないので。
27:47エレベーターがない。
27:49ここも開業店ですな。
27:51そうなんですよね。
27:53お客様からも、従業員からも、エレベーター付けようよってね。
28:00改造する場合は、一番最初に付けようよって話が出てます。
28:04これはそうでしょうね。
28:06では、ごゆっくりいただきます。
28:08今回は、この部屋で一泊。
28:17窓から見える亀山湖は、なかなか爽快です。
28:25これまで、何度も顔を合わせていますが、ホテルを訪ねたのは初めてとあって。
28:34私は失礼なことを突っ込んでいるんですか?
28:36どうぞ、もちろん何でも聞いてください。
28:39この、先代が作られたこの建物をガラッと今風に作り替えるという計画はないですか?
28:49これは、もちろんありますよ。
28:52ある計画はあるし、後まではもちろんそういう風にやりたいなと思いますけど。
28:56こっちでね。
28:57先立つものと。
28:59そうですよね。
29:00多くのお金は何十億。
29:02何十はいかないんでしょうけど。
29:043億、4億ぐらいは買っちゃうんじゃないですか。
29:09もしかしたら、もう少しかかるかもしれないよね。
29:11違う。
29:12来て楽しい環境を作るというのは、経営者の。
29:18そうですね。
29:19責任だと思います。
29:20ちゃんとそう思って。
29:22時田さん、3代目ですか?
29:25はい。
29:263代目が左右するんですよ、将来。
29:28そうですね。
29:29ひしひしと感じております。
29:31私も3代目だったんですよ。
29:333代目だから、潰すぞって大川運営潰れるぞって言われまくって、女やしって。
29:40もうバンバン聞こえてきて、だめろふねやろさんってやったらいいみたいな。
29:46やはり75年間、大きな改装をせずに来た建物は、所々に時代を感じさせるのが悩みです。
29:59ちなみに、今回の正式な依頼は、時田さんのデスク周りのお片付けということですが。
30:06はい。
30:07で、ここの中で封書があったじゃないですか。
30:11はい。
30:12開けてないのは、書類は直ちに封を開ける。
30:16直ちに封を開ける。
30:17封を開ける。
30:18はい。
30:19後で見るじゃなくて、今見る。
30:20はい。
30:21それはやってるときに開けたほうがいいですか、本来は。
30:23本当はそうでした。
30:24あ、分かりました。
30:25はい。
30:26それはあくまでも口実で、本当は尊敬するひろこばあちゃんから、経営者としてのアドバイスを聞きたいように見えました。
30:39これすごい大事なやつじゃん、これ。
30:41あ、とか。
30:42これすごい大事なやつじゃないですか。
30:43見てよかった。
30:44はい。
30:45横で寝てるじゃないですか。
30:46はい。
30:47探すのに面倒ですよね。
30:48面倒。
30:49縦で、あのように縦で、収納が一番。
30:54ああ、これですね。
30:56縦方式の仕事です。
30:58とはいえ、経営者の孤独を知っているひろこばあちゃんも、そんなことは百も承知。
31:06周囲を見回しては、葉っぱをかけられるものを探します。
31:13えっ、元はこんなに赤かったんですか、あそこの屋根。
31:18そうですね。
31:19ええ、全然雰囲気違うじゃん。ありませんか、これ。
31:23そうですね。
31:24これ、こんなに美しい。
31:27うん。
31:28赤く塗ってください。
31:31社長、屋根を赤く塗ってください。
31:35見たいですよね。
31:38けれど、そう簡単にはいかないのが、家族経営の悩ましさです。
31:45これもう、建て替えろとなった時に、僕の代だけの話じゃないじゃないですか。
31:49ないですよ。2代目、後継者の名称。
31:523代目とか、次の時代を見越して、じゃあどこまで何するかみたいなと言った通り、じゃあ仮に5億かけて建て直しました。
32:00はい。
32:01僕あと20年です。
32:02はい。
32:03借金3億残しました。
32:04いいのかどうかっていうところと。
32:06はい。
32:07私、2億5千万返済しましたよ。
32:09すごい。
32:10そう。
32:11僕が返済している借金ってまだ、どれくらいでしょう。
32:142千万もないでしょうね。
32:16なせばなります。
32:19時田さんは、3人の息子の誰かに、ホテルを継いで欲しいと思っていますが、思えば自分も父親からは。
32:32告げって言われたことはないんですよ。
32:34あくまでも自分で継い意思を示した上で帰ってきているので。
32:38なるほど。
32:39お父さんはお喜びになったのではないですか。
32:42まあ、喜んだんじゃないかなと思いますけどね。
32:47釣らせたいですけどね。
32:49釣らせたいですか。
32:51なるほど。
32:53言うつもりはないです。
32:55うん。
32:56ご本人に選んでもらって、次、継いでもいいよと言ってもらったら。
33:02明治が決めろよって言ったら、お前が決めろよって言いました。
33:05なるほど。
33:09こんな来やすいやりとりが、時田さんにはたまらないのでしょう。
33:16しかも、デスク周りはピカピカに。
33:29今まで通りでいいとは、もちろん常日頃から思っていないので、
33:33こうしていただいた言葉だったりとか、気づきは、
33:37まあ、徐々に徐々にでも変えて。
33:40まず自分のできうることをやろうって最初に思っちゃう性格なので。
33:46思ったことを口に出す。
33:48思っていますと。
33:50できなくても一応ここまで僕は思っています。
33:53みたいなことを従業員さんにいただいたボールを投げ返せば、
33:58従業員さんもそれに向かって一緒に歩いてくれるはずなので。
34:03なぜかというと、それが自分たちの給料、サラリーとかボーナスに関わってくることなので。
34:12もう経営は、経営者、孤独ですけど、仲間がいるので、
34:19そのための会議、会話は欠かせず、密に取って。
34:26はい。
34:28大量に出たゴミは、まるで悩める心にたまった赤のようです。
34:37いよいよ。
34:42商売、日本で今、続けるっていうのはね、後継者の方、今、一番大変だと思う。
34:47いろんな知恵を絞らなければ。
34:50他と一緒のことやってたら潰れる世代、世界なので、
34:54そこで個性を出していくっていうことの大変さを知ってるからこそ、
35:00エールを送ったり。
35:05そのエールが、後に時田さんを突き動かします。
35:11ひろこばあちゃんに背中を押された時田さん。
35:20この夏、全く新しい試みに挑もうとしていました。
35:29守っていくためには、同じことだけを繰り返していったら、
35:41守れないって思ってる感はありますね。
35:43新しいことをチャレンジしてとか、話題性を、
35:48話題性を常に持たせたいっていうか。
35:52テーブルはテーブルで。
35:55時田さんは、毎年開催される地元の花火大会に、
36:01有料の観客席を作ろうと提案したのです。
36:05草刈りは、そのためのもの。
36:09地元企業の協賛金頼りでは先細るばかりの花火大会を、
36:14生まれ変わらせようとしたのです。
36:17もちろん、花火大会そのものも、いつものままではありません。
36:26目玉として準備したのは、ドローンショー。
36:31その離発着場も、すでに手配しました。
36:37あの辺りって感じですかね。
36:44ここに花火があって、ドローンも焼きたい。
36:47そして迎えた当日。
36:52年に一度、出店が立ち並ぶ光景は、子どものころの記憶そのままです。
37:03お祭りって感じですね。楽しい。ワクワクする感じですね。
37:06子どものころは楽しかったですよ、やっぱり。
37:09でも今は。
37:11それはやっぱり地域の人から言われるんですよ。
37:13お前のところは駄目になったら、亀山は駄目になるからな、みたいな。
37:17あ、言われるんですか。
37:18プレッシャーですよね。
37:20そこで言われるんですか。
37:21亀山温泉ホテルは流行ってなきゃ駄目だ。
37:25めちゃくちゃプレッシャーですよね。
37:27そうですね。
37:29ありがたい宿題ですよね。
37:32有料席なんて作って、本当に集客できるのか。
37:41はじめはそんな声もあったといいますが、
37:45ふたを開けてみれば、7万人という人口の街で5万人を集客。
37:54時田さん肝入りのドローンショーは、本人の声で始まりを告げました。
38:03ドローンショー、開始でございます。
38:07同じことの繰り返しでは守れない。
38:20子どもたちの歓声は、その言葉の正しさを証明しているようでした。
38:26まず、口に出してごらんよ。
38:35そしたら、みんなも一緒に走ってくれるから。
38:39ひろこばあちゃんのアドバイスが身に染みます。
38:54時田さんの元に、次男が駆け寄ってきました。
39:01マジで感動しちゃったよ。でも、お父さんのマイクパン。
39:05よかったよかった。
39:06褒められた。やったね。
39:10こんな時なら、勢いに任せて、いつもしづらい話もできそうです。
39:20自慢できるんだろ。
39:21はい。
39:22パパ、すげえだろ。
39:23はい。
39:24あんたよ、本当か。
39:27まあ、夢は、とりあえず将来はホテルを継いで、もっとホテルを有名にしたり、発展させたりしたいです。
39:35すごいね。
39:36いや、嬉しいです。あんなに、はっきり言ってくれると嬉しいですね。
39:38僕が言ったのは、高校卒業の時ですからね。親に言ったの。
39:42あんまり聞いたことないんですか?そういう話って。
39:44あんまりね、プレッシャーになるといけないんで、俺の口からは言わないようにしてます。
39:48思ってはいますけど、口には出さないようにしてますからね。
39:56一方、ひろこばあちゃんは、着物リメイクの夢に向かって歩き始めた、あのけいこさんの家へ。
40:10あのけいこさんの部屋は、すっかり片付き、着物用のミシンまで。
40:24すっかり明るくなったけいこさんに、ひろこばあちゃんが持ち込んだのは。
40:29一着。
40:32海外用にシュッと着れるような。
40:35えぇー。
40:36ワンピースをこさえてもらおうかな。
40:38ワンピース?
40:39いや、大丈夫です。
40:41そう言って見せたのは、実の母から受け継いだ着物。
40:46けいこさんの初仕事を頼みに来たのです。
40:49汗じみがね、そう。
40:522年でも3年でもお待ちしますので。
40:55ずっと預かってなきゃいけなくなっちゃいます。
40:58そうだね。
40:59私たちは、取材の最後にこんな家族からの依頼も見せてもらうことができました。
41:09お母さんは訪問看護師。
41:18お父さんは医療機器メーカーの会社員。
41:23そして、次男のテルミネ君は、ワーデンブルグ症候群という、5万人に1人と言われる疾患を抱えています。
41:34じゃあ、行きます。
41:38テルミネ君の場合は、生まれつき耳が聞こえない先天性難聴に加え、腸が正常に機能せず、生まれてすぐに大きな手術を受けました。
41:55それでも、家族思いでパソコンのプログラミングが大好きで、そんな息子を両親は早く独り立ちさせてやりたいと考えています。
42:09いつまでも僕らついてるわけじゃないので、もちろんなので、その辺は1人でやってもらわないと困っちゃうんで。
42:18その辺の片付けもそうですけど。
42:21安定して生活を営むってすごいことなんですよ。
42:30みんな普通にしてますけど。
42:34社会人として生きていけるかって言ったらまだまだ。
42:39コミュニケーションのところも優しいところもあるし、ちゃんと仕事につけるかもわかんないんでね。
42:47その第一歩が、ひろこばあちゃんに夢見る片付けを教わることでした。
42:54ちょっと自分で片付けてたらしい。
42:56素晴らしいです。
42:57スペースをうまく使うと、いっぱい空間が出てくるから、これがね、習慣、習慣づくとめんどくさくなくなります。
43:09きれいじゃない。1人でやったのよ、これ。1人でやったのよ、あなた。素晴らしいわ。
43:16次、もやもやするところはどこですか。きれいにしたいところ。
43:22もや、もやする。
43:24いかがいいですね。
43:26ここ。
43:27ここで勉強するんですね。
43:30うん。
43:31やってみる?
43:33やってみるよ、これ。
43:34やってみるで。
43:36ひろこばあちゃんに手伝ってもらうと、なぜかいつもより、やる気全開のてるみねくん。
43:45いいの?そうやって、ちょっとずつ、ちょっとずつ。急に変わらなくてもいいから、ちょっとずつ、ちょっとずつで。
43:54いいです。
43:56どうですか、テレミネのポイント。
43:58ときめく。
43:59はい。
44:00いい。
44:01いい。
44:02いい。
44:03いい。
44:04いい。
44:05いい。
44:06ありがとう。
44:07いい。
44:08いい。
44:09いい。
44:10いい。
44:11いい。
44:12I think they have been working on TV.
44:16He has been working with a computer for programming.
44:23He has been working for a program for a year.
44:28I am so proud to have been in my life.
44:33It's the most fun it is.
44:35I can see it.
44:39人生一度きりなんだからさそうひろこばあちゃんは教えてくれます夢を叶えたいのならまずお片づけからだと。
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