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00:00B.S.T.E.L.T. 25周年
00:04Ah,気持ちいいですね
00:08Yeah,広々として気持ちいいですね
00:12いいですね
00:13池上さん今回はですね
00:15スポーツをテーマにお届けしようということで
00:17陸上競技場にやってきました
00:19はい、素敵ですよね
00:20池上さんスポーツはお好きですか
00:22スポーツをするよりは見る方が
00:25まあ、とりわけ野球を見るのは好きですけれどもね
00:29特定のチームのファンですからね
00:31そうですね
00:32瀬戸郎さんは?
00:33私も見るのは好きです
00:35昔一応リレーの選手だった時もあったんですけど
00:38もう何にもできないですね
00:40あ、そうですか
00:42でも池上さん、スティームとスポーツって
00:45どんな関係があるんでしょう?
00:47そうなんですよね
00:48これね、制作スタッフが相当無理矢理くっつけた
00:52かのように見えますが
00:54これね、やっぱりスティームって強化横断型でしょ
00:57いろんなことを幅広く知ろうというのでいえば
01:00スポーツによっても体に関しても健康に関しても
01:04いろいろ考えるところがあったり
01:06スポーツから考えるスティームを見てみようというわけですね
01:10はい、なんか今までとはまた違った視点で
01:12スティームを考えられそうですね
01:13だからここへ来たわけですね
01:14ここへ来たわけですね
01:15そうなんです
01:16さあそれでは、今日はこの陸上競技場からお届けしていきます
01:20では始めていきましょう
01:21はい、まいりましょう
01:22ということで今回のテーマは
01:25スポーツを通じて考えるスティーム教育
01:36今年も大活躍した大谷選手と同じ
01:40最新の分析機器を使いこなす中学生の野球チームとは
01:47そして自分の限界に挑み続けることで
01:51育まれるスポーツの力とは
01:55スポーツが人を育てるっていう価値は
01:58絵画だともうすでに障害されている
02:00さらに部活動改革も
02:04スティームのそれぞれがもう部活には
02:07かなりフィットするんですね
02:09今回は人の心を動かすスポーツ
02:14その可能性について考えます
02:18スポーツで心と頭脳を磨け日経スペシャル池上昭のスティーム教育革新
02:44あちらにいらっしゃるのが今回のゲストですね
02:48そうなんですね
02:49よろしくお願いします
02:50今日はどうぞよろしくお願いいたします
02:53今回のゲストは日本経済新聞で長くスポーツを担当してきた
02:59北川和則客員編集委員
03:02よろしくお願いします
03:04日経新聞で長くスポーツを担当されていたそうですが
03:08日経新聞ってやっぱりどうしても経済ユースのイメージがあるんですよね
03:12スポーツを長くっていうのはちょっと珍しい存在じゃないですか
03:15いやそうでもなくてですね
03:17私30年ぐらいスポーツを取材してたんですけど
03:20日経にはほぼ私と同期で入ってずっとスポーツを取材している記者もいる
03:25何か日経新聞というとスポーツをビジネスとして考えるというそういうイメージもあるんですか
03:30北川さん自身はスポーツそのものがお好きなんですか
03:34私もともとスポーツが大好きでこの仕事やってきたんですけど
03:38ただこの10年ぐらいはですね
03:40どっちかというとスポーツの現場離れてですね
03:42日本のスポーツの社会的価値の向上に貢献したいなみたいなことを思っていて
03:48それでスポーツの産業化とかスポーツと教育
03:52スポーツによる地域の活性化
03:54そういう点もばかり取材してきたんですが
03:56そういう意味では珍しい記者になりました
03:58でもちょっと日経新聞らしくなってきましたね
04:00そうですね やっぱりただ結果を追うだけではなくて
04:04それがどうビジネスとか地域とつながっていくかというところを
04:06ちゃんと取材していらっしゃるということですね
04:08逆にそうやって差別化して生き残ろうとした部分もある
04:12では今回ですね北川さんの取材活動に同行させていただきましたので
04:16その様子をご覧ください
04:18どうもどうも
04:20この日北川さんが訪れたのは
04:242014年の創業以来成長を続けている
04:29アーシャルデザインという会社
04:32その特徴は
04:34もともとFC東京でプレーしてたみたいな選手もいますし
04:38高校まで一生懸命やってたみたいな子たちもいますので
04:42元アスリートや体育会学生などのスポーツ人材を集めて
04:47ITエンジニアに育て上げるというビジネスモデル
04:51様々な企業からの依頼を受け
04:54年賞は20億円近くになるといいます
04:59しかしスポーツとエンジニア
05:03あまり親和性がないように思われますが
05:06アスリートが持っているその能力
05:09どんなことが具体的にあるとか
05:11そうですねアスリートというかは
05:13スポーツが持っている力だと思ってまして
05:16スポーツが人を育てるっていう価値は
05:19絵画だともうすでに所内されている
05:22例えばサッカースペインリーグで4年間プレーした女性は
05:26オンラインイベントの管理システムを開発
05:31走り高跳びで世界選手権に出た男性は
05:35自動運転システムの開発などを行っているそうです
05:41スポーツをやってきた人間が持っている特性
05:45それをITJになってもらうプログラムをやってもらうかで
05:49どこら辺でそれが活かされるんですか?
05:51いわゆるコードを書くとかプログラミングを書くは
05:54もう正々AIで全然やれてしまうレベルになってきていてですね
05:58ただ一方でプロジェクトを回すとか
06:001000人2000人単位で動かしていくっていう中で
06:04機械だけでできるかっていうとこれはできないので
06:07そういう意味でいくとアスリートって
06:09チームで動いて何かを増し遂げていくっていう
06:12要はチームでの動き方をしているので
06:15このいわばヒューマンスキルとITスキル
06:18この掛け算によって他のエンジニアにできない価値観を
06:21提供できているっていうところが価値だと思います
06:26こうした取材を毎日のように続けてきた北川さん
06:31記者として大事にしていることを聞くと
06:35スポーツの価値をもっと高めたい
06:38社会における存在感を高めたいと思っている
06:41ところって原稿回答とかあるので
06:44今見るとねアスリートからエンジニアになる
06:48それのキャリアの支援という
06:50なかなか変わった取り組みなんですね
06:52そうですね
06:53私もこれ最初はそんなニッチな
06:57そんな大きくなるわけないでしょうって
06:59結構どんどんどんどん成長していって
07:01たくさんの今ITエンジニアを
07:04企業に送り出してるんですね
07:06北川さんご自身は運動されてたんですか?
07:09私こう見えて中学から高校の途中までは
07:13陸上部で100メートルを大体11秒6出して
07:17当時は県大会で3位になってます
07:20うわーすごい
07:21でもね陸上部の前は実は野球部に最初入ったんですけど
07:263日目か4日目だったかな
07:28今年の1年生なんか頼んでないかみたいな話が
07:31外国に出て じゃあみんなケツバットだって言われて
07:33こんなとこやってられるかと思って
07:36やめて陸上部に入ったんですね
07:38いやー今はね
07:39ケツバット昔はよくありましたね
07:41結構痛かったです
07:42結構痛かったです
07:43うわー池上さんいかがですか?
07:44スポーツの経験
07:45中学の時実は陸上部で
07:47短距離でいたんですけど
07:49まぁとにかくひたすら走れ走れ走れ
07:51本当にもう身動きできなくなるまで
07:54ひたすら走れとか
07:55まだ当時はね
07:57練習中には水を飲んじゃいけない
07:58それ終わりました
07:59今から思えば全然科学的な指導っていうのは全くなかった
08:05単なる根性論だったっていうので
08:07途中で挫折しました
08:09でもそういう意味では本当にスポーツ自体のあり方変わってきてますね
08:13大きくかというと日本が強くなったんですよね
08:16でも普通スポーツの強さっていうのは経済力と大体比例するんですよ
08:21でもこの30年日本の経済は全然成長してないのに
08:26なぜか小谷総平選手みたいなのが出てきて
08:29サッカーで三笘薫選手みたいなのが出てきて
08:32なんでかなって
08:33一つの見方としてはゆとり教育でね
08:35例えば学力が落ちたうんぬって言われてるけど
08:38ゆとり教育によってのびのびと
08:40若い人たちが成長する
08:43その結果じゃないかという
08:45そういう見方もありますよね
08:46ゆとり教育弊を言う人も多いんですけど
08:48逆にそれによって自分の得意なことに
08:50打ち込む子が出てきて
08:53その子たちが伸びてるっていう
08:54見方をする人もいますね
08:56さあでは改めてなんですが
08:58STEAMについておさらいしておきましょう
09:00池上さん
09:01サイエンス・テクノロジー・エンジニアリング・アート
09:04あるいは芸術でいうと
09:05いわゆるリベラルアーツのような
09:07そしてマスマティックス
09:08これを合わせて STEAMという
09:10いろんなものを掛け合わせることによって
09:13新しい学びを得ることができるのではないか
09:17ということですね
09:18今回はね スポーツという切り口から
09:20この STEAMを考えていこうということなんですけど
09:23北川さん スポーツの持つ意味っていうのは
09:25どんなところにあるんでしょうか
09:26スポーツっていうのは
09:27やっぱり STEAMの中では
09:28A アートですね
09:30アートですね
09:31ただ最近 スポーツ界の動向ってみてると
09:34やっぱりデータの重視っていうのが
09:36ものすごい勢いで広がっていて
09:38一番有名な例としては
09:41アメリカの大リーグで
09:422000年代前半に
09:44統計学から野球のベーターを全部解析して
09:47じゃあ強いチームを作るにはどうしたらいいか
09:50超弾力のあるバッターと
09:52出塁率の高いバッター
09:54投塁と送りバントは意味がないとか
09:57それまでの常識と全く違いがたく打ち出た
10:00選手の中で安い年報でそういう特徴を持った選手をかき集めて
10:04強いチームを作ったんです
10:06それがマネーボールという映画になって
10:08ブラッド・ピットさんで結構ヒットしたんです
10:11それを他のチームもどんどんそれを踏襲していって
10:14その結果何が起きたかっていうと
10:16野球がすごくつまんなくなったんですよ
10:18ああなるほど
10:20だって通りもギダもしない
10:22とにかく超弾力があって
10:24出率の高い選手を捉える
10:26ピッチャーは三振を取る
10:29それでファーボールを出さない
10:31そういうピッチャーが
10:32それでピッチャーは5回までか6回まで交代するんです
10:34ああそうだ
10:35変わっちゃう
10:36勝てるけど面白くなくなっちゃう
10:38だから今アメリカはベースを大きくしたり
10:41ピッチャーの牽制球を3球までにしたり
10:44そういうピッチクロックもそうだと思うんですけど
10:46そういうような改革を今して
10:48もう1回人気を高めようとするような状況です
10:50大リーグ見てると
10:52ピッチャーが本当に高騰してるのに
10:545回で変わっちゃうわけですよね
10:56いやもっと関東させればいいのって
10:58つい私なんか思ってしまったり
11:00大谷の魅力はホームランだけじゃなく
11:03出塁したら実は盗塁するんじゃないかという
11:06ここがやっぱり大谷の魅力ですよ
11:08あれもだからレースが大きくなったことによって
11:10盗塁しやすくなったんですよね
11:11ああそうか
11:13あとピッチャーは
11:15牽制球を3球投げてアウトでできなかったら
11:17盗塁になっちゃいますから
11:18そうですね
11:20だから本当にデータは大事なんだけれども
11:22使い方次第で見え方も変わってきちゃう
11:25ということですね
11:26だからCもAが入ったんじゃないかなと
11:29私は思うんですけど
11:30大谷さんの高い放物線のホームランとか
11:34ものすごい速い打球とか
11:36ああいうのはやっぱりアートみたいなもんじゃないかなと
11:38確かに
11:40その一方で例えばね
11:41ワールドベースクラシックで
11:43大谷さんがね
11:44向こうの大リーグの選手を憧れるのはやめましょうって言いました
11:49言いましたね
11:50どうしてあんなうまいことが言えるのか
11:51あれこそなんか人間力なのかなって
11:53人間力ですね
11:55ああいうふうに子どもを育てたいって思います
11:58そっちですか
12:00そんなスティームとスポーツを組み合わせて
12:02活動している団体を取材しました
12:04この後は部活とスティームの相乗効果とは
12:10スティームのそれぞれがもう部活にはかなりフィットするんですね
12:16全国高校ラグビーの東京都予選
12:2546対5という大差で負けてしまったのは
12:31合同チームC
12:35今大会のために結成された5校からなるチームです
12:41東京都予選ではこのような合同チームが7チームあり
12:46負けた時点で解散となります
12:51試合から2週間後
12:54国立高校のグラウンドではすでに練習が行われていました
13:04赤い服が国立高校で黒は都立武蔵高校
13:10普段の練習から合同で行っているそうです
13:15部員の減少傾向に歯止めがかからないっていうのが今の現状ですね
13:21ほんの数年前までは単独でのチームを維持できてたんですけれども
13:25コンタクトをやっぱり伴うスポーツなので
13:28ハードルが高くて勧誘であったりとか
13:31厳しいところはあったりとかしますね
13:33ある調査によると部活動に参加する生徒数はコロナ禍以降減少が加速
13:43さらに教員の負担を減らすために部活を制限しようとする動きも見られます
13:52そんな部活を改革するために立ち上がったのが
13:56スティームスポーツラボラトリーのヤマハ社長です
14:03かつて名門早稲田大学ラグビー部で主将を務め
14:08講師の要として学生日本代表でも活躍した名選手
14:14卒業後は5年間勝者マンとして働きました
14:19社会に出てからこれなんかラグビーと一緒だなと思うようなことが多くて
14:24ラグビー通して経験した経験できたそういう教育的な価値を
14:30なんかまあ中学生高校生に伝えられないかなそういう仕組みが作れないかなという
14:38そこでヤマハ社長は部活動改革に乗り出し
14:43AI を使ったコーチングアプリを開発したのです
14:49今日ちょっとタックル取り上げるのはタックル苦手だっていう高校生多いし
14:53俺もまあ高校の時嫌だったんだけど怖いし
14:57例えば試合で怖がらずにタックルができるようになりたいという悩みを打ち明けると
15:05どんな時に怖さを感じるのか
15:09心理的な対策を知りたいのかなど
15:13AI が細かく質問し原因を自分で考えさせます
15:19初めてアプリを使った生徒たちは
15:23一人で考えるよりも
15:25新たな視点とかもらえてより成長につながるなと思いました
15:30友達と話すのって
15:33やっぱあの 相手の気持ちを考えなきゃいけないし
15:37細かい説明すると嫌われるじゃないですか
15:39時間も自分の好きな時にできるし楽だなとは思います
15:44強くなるために自分たちで仮説を立て実験と検証を繰り返していく
15:51部活はそんなスティーム探求活動の絶好の場所だとヤマハ社長は考えています
15:59スティームがもう部活にはかなりフィットするんですね
16:04アプリを生徒が使いこなしながら自分たちで
16:09仮説実験検証みたいなのを回していく
16:13それこそがもう自ずとスティーム教育じゃないのっていうのが我々の考え方なので
16:19一方こちらは東京大学駒場キャンパス
16:24この日ヤマハ社長がやってきたのはスポーツ科学の研究チーム
16:33あるプロジェクトを依頼しています
16:38それが非認知能力の数値化プロジェクト
16:52非認知能力とは協調性や共感性コミュニケーション能力など数値化できない能力のこと
17:03ヤマハ社長の狙いはその非認知能力を数値化し
17:08部活をすることによって非認知能力が上がることを証明することなのです
17:16賛同している教授は
17:19部活が実はものすごく隠れた教育の場
17:25学校のテストで当たるような認知能力ではなくて
17:29その人格形成だったり
17:32社会人としてものすごく重要な能力を育む
17:37学校の場だと
17:39部活から得られる非認知能力こそ
17:44社会で役に立つとヤマハ社長は考えています
17:48部活の中で探求のネタ見つけて
17:52それを探求していけば
17:54自分の部活のパフォーマンスも上がるだろうと
17:56チームももしかし強くなるかもしれないし
17:58部活だからこそ
18:02本当はこういう力つくんだよみたいなのを
18:05よりちょっと顕在化させて知ってもらいたいな
18:11北川さんいかがでしたか
18:14部活は確かに本当にそういう意味では
18:17非認知能力を身につけるには大事だと思います
18:20別にスポーツに限らないと思うんですよね
18:22非認知能力っておそらく机の上でやる
18:25できない他の体験をどれだけできるか
18:28改めてなんですけれども 今出てきた非認知能力について
18:32江上さん解説をお願いいたします
18:34認知能力ってね
18:35例えばIQが100に対して105とか110とか
18:39あるいは偏差値
18:41こういうものはすぐ数字で出ますよね
18:43こういういわゆる知力学力というのは
18:45認知能力
18:46それに対して非認知能力というのは
18:48例えば意欲がどれだけあるのかとか
18:50あるいは忍耐力があるかどうか
18:52好奇心があるかどうか
18:54自尊心 協調性
18:56そういうものを非認知能力と言うんだけれども
18:59実はこれがとっても人間の成長にとって大事なんだ
19:03非認知能力が大切だということを
19:06みんな認知するようになったということです
19:11私がよく取材している会社に
19:18ビーフアスっていう会社があって
19:20これは子どものスポーツ教室を全国で展開している会社で
19:24スポーツを上手くなることを全然目的にしてないんですよね
19:27やっぱり子どもの非認知能力を育むっていうことを
19:30最大のアピールポイントにして親御さんから指示を受けてるんですけど
19:34そこのやり方はですね
19:36例えばあなたは計画をしたら実質的にできるタイプですかみたいな
19:40それを子どもさんと保護者は自分の子どもを見てつける
19:45そのデータがだから今8万人ぐらいデータが集められるんです
19:48そうやって一つのビッグデータにしてシステムを整えようとしてますね
19:53ビッグデータという形にすると全体の傾向というのが見えてくるわけですね
19:57それで例えばこの子どもはあまりリーダーシップが苦手だなとか
20:03人前でしゃべることが苦手だなとか
20:05わざとそういう子をキャプテンにするんだろうです
20:08それでそういう経験を済ませて成長させていこうって
20:13なるほど
20:14スポーツの勝利は全然考えてないんです
20:17そうか
20:18部活の強い弱いみたいなことにみんな語りたがりますけど
20:21それではなくて子どもの成長にはどういう部活が必要かっていう観点から
20:26考えるべきだと思うんですけどね
20:27そうか
20:28だからチームを強くするのか
20:31チームに参加している生徒たちを伸ばすのかって
20:35そこですね
20:36もう一つVTRの中にもありましたけれども
20:39部活動改革についての話もありました
20:41やはり先生たちの負担軽減などで
20:43部活を顧問を外部に委託する学校っていうのも
20:46最近池上さん増えてきているっていうことなんですよね
20:49そうなんですね
20:50ちょっとこのデータを見ていただけますか
20:52これね 中学校教員の仕事時間
20:541週間にどれくらいなのかということですね
20:57これOECD 経済協力開発機構という国際組織が
21:02調べたものなんですが
21:03なんと 調査した中で
21:06日本が飛び抜けて長時間だったということですよね
21:11これもちろん教えること以外に
21:13書類の作成ですとか
21:15さらには部活動
21:17課外活動もしなければいけない
21:19例えば休日もですね
21:21学校の先生
21:22クラブ活動 部活動
21:24あるいは大会のために
21:26休日出勤するということが多くなってきて
21:29そういうことは
21:31地域のクラブに任せたほうがいいんじゃないかという
21:34こういう動きが最近出てきているということですね
21:36それがさっきから言ったら
21:38部活動の地域展開ということを
21:40スポーツ庁とか文部科学省は打ち出していて
21:44それをまずは当面は
21:46中学校の土日から始めて
21:48まず中学校の平日にも移行する
21:50できるならそれを将来的には
21:52高校でもやりたいという話になってるんですけど
21:54教師は本当に大変なんですよね
21:56休日出勤しても
22:00若干のお金は出るみたいですけど
22:03ほとんどない
22:04事実上のボランティアなんです
22:06そうですよね
22:07どうやって運営していくか
22:08お金はどうするのっていう話が
22:09今 一番問題になってるところだと思います
22:11そうですね
22:12そうにしても スグロさん
22:14実はスポーツ庁の
22:15部活動改革に関する実行会議に
22:18委員として参加したと聞いたんですけど
22:21参加させていただきました
22:22半年ぐらい
22:23一番紛糾したのが 平日を本当に
22:26学校から地域に移行していくのかっていう部分で
22:30やっぱりここは
22:31いろんなスポーツとか文化に親しむ
22:33最初のタッチポイントとしては
22:35学校がまだあるべきなんじゃないかな
22:38っていう意見はあったんですけど
22:40それはね やっぱり
22:41勉強が終わった後で
22:42やっぱり クラブ活動で
22:45何と言いますか
22:46そこで協調性であるとか
22:47磨かれますよね
22:48学校でただ勉強してるだけでは
22:50得ることができない能力が
22:52やっぱり そこで身につくんだろうと思いますけどね
22:55やっぱりそれぞれの自治体にあった
22:57最終的には
22:58じゃあその財源はどうするのっていうところに
23:01今までだから
23:02教師に無償の
23:03事実上のボランティアでさせてたことに
23:05無理があったということは
23:06確かなんですよね
23:07考えてみるよりは
23:08先生たちにたたばたらけさせてたことですよね
23:10そうですよね
23:11でもいい指導者を呼ぶためには
23:12お金もかかるんで
23:13またね 指導者の中には
23:15部活動を生きがいにしてる指導者の方が
23:17いるんですよね
23:18そうですね
23:19さあ続いてはですね
23:20スティーム分野が鍵となる
23:21プロスポーツの現場を取材しました
23:25この後はプロの世界で活躍する
23:28スティーム人材?
23:31数字に強い方がいいし
23:34統計もそうですし
23:35あとはバレーボールの哲学みたいなものも
23:37やっぱりしっかりやったほうがいいですし
23:40北海道の中心部に位置する朝日川
23:45豊かな自然に囲まれた
23:49この地を拠点とするのが
23:52男子バレーボールのトップリーグ
24:08SVリーグに所属する ボレアス北海道です
24:142メートル40センチ以上のネットの上を
24:17時速100キロを超えるスパイクが飛び交います
24:212017年にプロリーグに参入した
24:28ボレアス北海道は
24:30わずか6年で3部からトップリーグにまで昇格した
24:34勢いのあるチーム
24:38その快進撃の裏側にあったのは
24:41データを活用した戦術です
24:44そのチームがどこの攻撃を苦手としてるとか
24:48前の試合でどこの攻撃が一番効いてたかっていうのが
24:52一番大事なところです
24:55相手のサーブの傾向で
24:57この選手がどのサーブコースが強いかとか
25:00試合前に頭に入れて
25:02僕がここを注意してみたいな声がけができるような
25:05準備をしてもらってます
25:08実はバレーボールのプロチームでは
25:11データを駆使して戦術を組み立てることが一般的
25:15そして史上最速でトップリーグまで上りつめた
25:34データバレーに欠かせないのが
25:37アナリストという役割の存在です
25:44アナリストとは試合や練習のデータを分析し
25:49戦術の提案などを行うデータ戦略のスペシャリスト
25:55実は監督は元アナリスト
26:00そのため他よりも多い4人のアナリストが在籍しています
26:07かなり短期間でこの昇格まで来たっていうところは
26:11やっぱりデータのところもあったんじゃないかなと思います
26:16例えば試合中にどんなことをしているかというと
26:21基本的にバレーボールのゲームの中で起こる全てのタッチ
26:27ボールに触ったプレーを記録していくという作業があります
26:33試合で誰がどこにスパイクを打ったのか
26:37どれくらいレシーブを上げているのかなどをリアルタイムで集計
26:43相手チームの弱点を可視化することで
26:46攻め入るポイントを見つけることができるといいます
26:51対戦相手の分析もできますし
26:53あとは自分たちの分析をすることによって
26:56自分たちの課題が見えて
26:58前と比べて今どうなのかってこの成長も見れますし
27:04例えば選手が腰に巻きつけているこちらは
27:09ベルトの中に入ったチップで試合中のジャンプの回数や高さを計測
27:18選手の体にどれくらいの負荷がかかっているかを集計しています
27:25さらにこちらではサーブのスピードを計測
27:30こうして取ったデータから選手のコンディションや得意不得意を分析して
27:37試合のメンバー選びなどに活用することもあるといいます
27:42いろんな能力が求められる
27:44数字に強い方がいいし
27:47統計もそうですし
27:49あとはバレーボールの哲学みたいなものも
27:51やっぱりしっかりやった方がいいですし
27:53バレーボールの知識だけではなく
27:56データサイエンスやテクノロジーなどの数学的な思考が
28:01チームの力を高めることにつながっています
28:05これ僕文系だったんです
28:08ああそうなん
28:09僕実は数字はすごい苦手なんです
28:11またバレーボールが絡むと楽しくできるっていうところやっぱりあるんで
28:16本当に3部から6年で1部に上がったんですね
28:28お金をかけていいコーチといい選手を集めれば
28:32できないことはないと思うんですけど
28:33ただその背景にデータの活用があるっていうのは面白いですよね
28:38ただバレーボールに限らずサッカーでもラグビーでも
28:43バスケットボールでもこういったデータの活用っていうのは
28:47ものすごく進んでますよ
28:49もう池上さん今データ分析必須ですよね
28:52いやーねアナリストがねやっぱりスポーツのところでも活躍する
28:56そしてね先ほど僕は文系だったんだけど
28:59数字が苦手だったんだけどという
29:01こういう形でやっぱり理系人材が育っていくってことでもあるわけですね
29:06アスリートのセカンドギャリアにも活かせるかもしれないですよね
29:10そうか
29:11でも確かに今のコーチ研修とかって
29:13結構このデータ分析も入れてるところが多いような気がしますね
29:17あとアスリートのコンディション作りにもすごく大事なんですよね
29:21今ラグビーでもサッカーでも今GPSを選手でつけるのが
29:27トップチームは当たり前になってるんですよ
29:29GPSをつけるとその選手がどれだけ動いてるかが全部分かるんですよね
29:34ラグビーだったらあれじゃないですか
29:35タックルしてどれだけ寝転がって立ち上がって追ったかって
29:39全部分かっちゃうんですよ
29:40なんか
29:41嫌でしょ
29:42ちょっとしばらく寝転がって痛いっていう
29:45そうありますよね
29:46リーチマイケルがすごいのはすぐ立つからですよね
29:49なるほど
29:50サッカーもそうなんですよ
29:52サボってる選手はすぐ分かるんです
29:53だから選手交代も科学的にできるし
29:56ただそんなことに必要なやっぱり理系人材なんですけれども
30:00池上さんこちらは少し心配なデータがあるんですよね
30:04これもねOECDのデータということなんですけどね
30:08これ2023年の博士課程修了者のうち
30:12ステムですね
30:14この場合はAがまだ入っていない
30:16ステム分野を選考した人がどれくらいいるのかなって
30:20こう見ると
30:21フランスイタリアカナダは圧倒的なんですけど
30:23日本はこれいわゆる加盟国の平均を下回って
30:2738カ国中32位という非常に低い位置にいますよね
30:33これを見ると博士課程でもうちょっと理系がいるのが
30:38イメージとしては当然と思ってたら
30:40そうじゃないんです
30:41そうなんですね
30:43私これを見て思ったのはやっぱり
30:45今年も日本史に結構ノーベル賞を取ってますけど
30:48ノーベル賞ってやっぱり20年30年前の
30:51しかも基礎研究が多いんですよね
30:54でも国が今貧しくなっているから
30:58基礎研究にお金をどんどん使わなくなっているっていう
31:01そういう背景の方がもっと怖いなって思いますね
31:05昔は結構ゆとりがあったんで
31:07基礎研究もゆっくりできたんですよね
31:10今はとにかくすぐ役に立ちそうなものには
31:13お金を出すけど
31:14それ以外にはお金がおりないっていうことが起きている
31:17実はノーベル賞って30年40年前に
31:20すぐ役に立つかどうかわからないことの
31:23この研究が結果的にも花開いてるんですよね
31:26でも池上さん本当にさっきあった方のように
31:29バレーボールを入り口としてちょっと理系に進むとか
31:31入り口は増えていく可能性っていうのはありますね
31:34いや本当そうですよね
31:35あっここでやっぱりデータが必要なんだ
31:37じゃあやっぱり強くなるために
31:39理系のさまざまなことを勉強しようという
31:42そういう意欲につながってくるといいですよね
31:45そうですね
31:46さあ続いては子どもの主体性を大事にする
31:49あるクラブチームを取材しました
31:51グンマ県桐生市
32:10ここに最先端のテクノロジーを活用する中学生の野球チームが
32:22創設3年目の桐生南ポニー
32:26部員数はおよそ100人
32:29まだ発足したばかりですが
32:31全国大会にも出場する強豪チームです
32:35やっぱり俺ら日本一目指しとるからさ
32:38そこに向けてやっぱりおのおのやるべきことがないとか
32:41絶対ないからさ自分の課題をしっかりと持ってやってください
32:44その強さの秘密は何なのか
32:48室内練習場で行われていたのは
32:58映像分析ができる最新機器を使ったバッティングの練習です
33:05例えばこちらは打球の速度や角度などを分析できる
33:10ラプソードという測定器
33:13実はメジャーリーグの大谷選手も使っているんだとか
33:19結構お高いんですか
33:20そうですね金額としては
33:22車が新車買えるかなというぐらいの
33:26数百万
33:28そうですね
33:30さらにピッチング練習では
33:34投球したボールの速度や軌道回転数を分析
33:39今よりもっと良い球を投げたい
33:43そのためには感覚だけでなく
33:46データを活用することで
33:48練習の効果をより高められるといいます
33:52彼がもともと
33:56入団したときは
33:59体も小さいですし
34:02球も100キロ出ないよな
34:0590キロちょっとだったもんな
34:07何キロでも
34:09マックスは118です
34:11すごいよね
34:12ラプソード測る前は
34:14その回転とか
34:16あんま考えずにやってたんですけど
34:18今こう斜めってるんですけど
34:19俺が縦になったら回転率が上がるんで
34:22その分伸びてくるんで
34:24改善できるところがたくさんあったんで
34:30強さの理由は最新の危機だけではありません
34:36チームで一番大事にしているのが子どもたちの主体性
34:42指導者がこうしろと押し付けるのではなく
34:47自分たちで課題を見つけて練習することで
34:51大きな成長につながるといいます
34:54打球のひっくりとかよりも
34:58自分のバットスピードとかをそっちを意識してます
35:02バットを引いたときの
35:04ここです ここ
35:06ここで力が入ってしまうと
35:08ここで力入れなくなってしまうんで
35:10ここで力をゼロにして
35:12ここで100みたいなイメージです
35:14どうですか 自分の中でバッティングというのが
35:17伸びているなんて実感がありますか
35:19あ あります
35:21じゃあ今楽しいの
35:22楽しいです スマちゃん
35:25もっとヒットをたくさん打ちたい
35:28どうすればホームランが打てるのか
35:32選手が自ら考え行動する力を身につけたことで
35:37さらに野球が大好きなスポーツに
35:42野球でいうとヒットが出ればOK
35:46ヒットが出なかったらダメだっていうのではなくて
35:49ヒットが出たら何で出たのか
35:51何で打てたのか
35:52そういった再現性がどうやってできるのか
35:54何度も何度も同じことを繰り返す
35:56本当に練習の中で反復練習って
35:57すごく苦手な選手が多いんですけども
35:59その考え一つで
36:01もっとやる もっとやるっていう
36:02そういった気持ちを前向きに
36:04ポジティブにできるのが
36:05本当にキリナンポニーの理念として
36:07そこに向かってやっているのかなと思います
36:11池上さんやっぱり主体性大切ですね
36:14反復練習やれって言われても
36:16何のためにか分からないと
36:18やっぱり本当に嫌ですよね
36:20飽きちゃいますよね
36:21でもこうすれば
36:22こうやって自分の力が
36:24ついていくんだってことが
36:25分かって納得できていれば
36:27自分から取り組みますよね
36:29なぜこういうことをやっているかって
36:30もちろんチームを強くしたいっていうのが
36:32あるんですけど
36:33野球で上手くなるっていうのは
36:34もちろんだけど
36:35ここからすごい比流を代表するような
36:39人材が育ってくれるといいね
36:40要するにそのためにこうやって考える
36:42自主的に考える能力を磨くために
36:45こういうのを作りたいっていうことらしいんですよ
36:47やっぱり勝つだけじゃないってことですね
36:49池上さん
36:50そうですね
36:51結局はどのような人材が育っていくか
36:54ということですよね
36:55そうですね
36:56とはいえ 池上さん
36:57日本の子どもって
36:58主体性が高くないというデータもあるんですよね
37:01ちょっとね
37:02気がかりなデータになるわけですね
37:04これ 子ども家庭庁の調査なんですけどね
37:07うまくいくか分からないことに
37:10意欲的に取り組めるかどうかというアンケートに対して
37:14答えた若者の比率が低いんですよね
37:18アメリカやフランスは圧倒的でしょ
37:21日本の場合は分からないことには取り組まない
37:25要するに言われたことはやるけど
37:27自分で主体的にやろうという若者が非常に比率が低いなということですよね
37:33そうですね
37:34私3年前かな陸上の多目世代さんが
37:38日本人日本の社会にはですね
37:41何かあったらどうすんだ証拠軍が蔓延しているっていうことで
37:44そういう何かあったらどうすんだ証拠軍っていうのは
37:47どこから広がってるかっていったら
37:49バブルの頃のいい思いをした我々からじゃないかと思うんですよね
37:54なるほど
37:55そうなんですか
37:56成功体験をやってもこれを持っておくと
37:58現状維持に走っちゃうわけですね
38:00変化を好まない
38:01新しいことをしない
38:02その結果を作ってるのが今の社会だと思ってて
38:05だから今の数字とかも逆に子供に申し訳ないような気持ちが
38:09でもそれはまさにこうスティーム教育とか
38:12若いうちから自分で考えて
38:14失敗してもいいからやってみようよっていうふうに
38:16変えていかないといけないのかもしれないですね
38:18そうなんですよね
38:19それは逆に今の結構スポーツが教えてくれる
38:23大谷翔平選手の二刀流だったらもろそうでしょ
38:26今考えてみると大選手がね
38:30本当にピッチャーでまた強打者だったわけですよ
38:34だから今だったら多分大選手
38:36プロ野球に入ったら二刀流活躍できましたよね
38:39そうですね
38:40ピッチャーとしてあそこまですごかったかどうか
38:43分からないですけどね
38:44甲子園でノーヒトノーナーやってますからね
38:46そうなんですよ
38:47そして北川さんから池上さんに聞きたいことがあるそうですね
38:51これはもうとにかく日本の僕は強い形
38:55あと上は絶対 理不尽をしては受け入れなきゃいけない
38:59あれってどうしてこうなったのかなっていうのをとてもお考えですけど
39:03そうですよね
39:04実は先日女子バレーのマスコナオミさんと対談したことがありましてね
39:09彼女は監督が起こらないスポーツというのをやってるんですね
39:14監督がとにかく暴力的にああしろこうしろっていうと
39:17みんながそれに従うしかないというような形になってしまう
39:21これある種の成功体験なんですけど
39:231960年の東京オリンピックの時にね
39:26女子バレーで東洋の魔女っていうのはあったわけですね
39:29大松さんですね
39:30それに勝ったわけですよね
39:31あの時の大松監督っていうのが
39:33もう本当にしごきというか大変な厳しい訓練をして
39:39みんながそれを見て
39:41そうかこれをやれから金メダルが取れるんだって思い込んでしまった
39:45それでスポーツ根性ドラマ漫画が前世になったわけですね
39:48そうなんですよ
39:50でもその増子さんのチームは結果も出せているんですか
39:54そうなんですよ
39:55最近そういうチームの中で勝つ人たちが出てきた
39:59別に監督が怒らなくたって勝てるんですよという実績が出てきて
40:03最初はねバレーボールだけだったんですけど
40:05最近は野球であるとかあちこちに広がってるんだってことですね
40:09そうするとやっぱり監督の役割ももう変わってくるわけですよね
40:12そうですね
40:13全体を見せてあるいは一人一人に考えさせることが監督の仕事っていうことですよ
40:19まさにスティームの力を伸ばしていくことが大事になるんですね
40:22これねスポーツというわけじゃないんですけどね
40:24私もNHKの記者時代あるいはキャスターの時にですね
40:29新人のディレクターたちがいっぱい入ってきたわけですね
40:32何にも知らないもんだから手取り足取り
40:34こうやってテロップを作ったらいいんだとか
40:37こうすればいいんだよって教えて言われる通りにさせてたんですよ
40:41そしたら放送中に誤字脱字がいっぱい出てですね
40:45その度ごとに私が謝らなければいけなくなってですね
40:48あっこれじゃいけないんだと
40:50自分で考えて作れと言ったら時間かかるんだよね
40:55すぐに口出した方が簡単なんですけど
40:57ぐっと我慢をして自分で考えるようになったら誤字脱字減りましたからね
41:03ミスしたことも自分で気づかないと意味がないっていうことですね
41:06そうなんです
41:08はい
41:09さあということで最後にこれからの日本教育に必要なことについて
41:12スポーツが持つ可能性を伺いたいと思います
41:14北川さんいかがでしょうか
41:16大谷翔平選手の高校時代の推しで佐々木寛太郎選手のお父さんなんですけど
41:25あの監督さんが大谷翔平に送った言葉で
41:28先入観は可能を不可能にするっていう言葉があるんですよ
41:32要するに最初からできないと思っちゃう
41:35でもできないと思うけどやればできることたくさんあると思うんですよね
41:40そういうのを大谷選手とか三笘選手って示してくれてると思うんですけど
41:44でも何でもかんでも無謀にやるんじゃなくて
41:46それをやるときには自分の頭でしっかりデータとか
41:50いろんな知識を情報を集めて
41:52そこから客観的合理的に判断してやっていくってことが大事だと思うんで
41:57それをやるのがスポーツ
42:00それこそスイム教育とスポーツ
42:03スポーツをそういうふうにしてやることで
42:05そういうことが可能になるんじゃないかなって気がお話聞いてて思いました
42:09本日は北川さん池上さんありがとうございました
42:12ありがとうございました
42:13ありがとうございました
42:16この後は池上さんが語るスポーツの可能性
42:21スポーツでのびのびと育てることが 社会に出てから実は大きく成長する
42:27佐池上さん今回のテーマ スポーツで心と頭脳を磨けでしたけれどもいかがでしたか
42:31そうですね スポーツって健康のためにいいとか
42:35いろいろ頭を使うからいいってよく昔から言われてましたけど
42:38それは科学的にどういう効果があるのかってことが
42:42結局これはスティームなんだという この視点からスポーツの功用というのが見えてきたような気がするんですよね
42:51そうですね あと大さんだったりとか大谷選手のように
42:53やっぱり自分で考えて考えて第一人者になる
42:57最初の一歩を踏み出すって やっぱりすごいことですよね
43:00ですよね だから例えば親として塾に通わせて 一生懸命勉強させるっていう
43:06その気持ちもよく分かりますけれど そうじゃなくて
43:09スポーツでのびのびと育てることが 社会に出てから実は大きく成長するということにも
43:15なるんだっていうこと そういう視点も大切かなと思いますね
43:19だから池上さんの部下を育てるもそうですけれども
43:22子どもの教育においても何でも与えすぎないで
43:25ちょっと自分の力 考える力を伸ばすということも大事だなと
43:29だと思いますね
43:30学びになりました
43:31今日はありがとうございました
43:32ご視聴ありがとうございました
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