Skip to playerSkip to main content
  • 2 days ago

Category

📺
TV
Transcript
00:00The End
00:02The End
00:04The End
00:06The End
00:08The End
00:10The End
00:12The End
00:18The End
00:20There are no people in the city
00:22I'm finally here to go to the end of the city
00:26人がいないとちょっと寂しくありませんか?
00:30何言ってんだ?
00:32猫は静かなパッションが好きだっぺんよ
00:34そんなことより今日のターゲットは決まってんのか?
00:38もちろんです!
00:39今日狙うのはユトリロです
00:41ユトちゃんってやるだな!
00:44えーと、誰だ?
00:46ユトリロは世界で一番たくさん絵を売った画家とも言われてるんですよ
00:51そうそうそうだった人気のユトちゃんな
00:55早速いただくべ!
00:58えっへっへっへっへっよいしょ
01:02よいしょ!
01:03よしよし!
01:04それ!
01:06怪盗キャッチライ!
01:08参上!
01:10ユトリロが街の絵ばかりを描いたわけ
01:14ひょこ!
01:16それ!
01:18さーて世界で大人気のユトちゃん
01:21どれをいただくとしようかな?
01:24ユトちゃんの絵ってこんなんだっけ?
01:31なんか建物の絵ばっかだな
01:34街の風景ですね
01:37ユトちゃん風景が大好きだからこういう絵ばっか描いてんのか?
01:42そういうわけでもないんです
01:44実はユトリロは自分から絵を描きたいと思って描き始めたんじゃないんですよ
01:51描きたいと思わねえのに描いたってまるで宿題だっぺ!
01:55まあそんなわけねえか
01:57はい宿題のようなものかもしれません
02:00あっそうなの?ボケたのに!
02:02ユトリロは若い頃から大酒飲みでどうしてもお酒がやめられなかったんです
02:08そこで医者からお酒のことを忘れるために絵を描きなさいと言われて
02:14絵を描くようになったんですよ
02:16絵を描いたら酒ってやめられんのかな?
02:21あっこの絵 さっき見たのと似てねえか?
02:26さっき見たのがこれだっぺよ
02:29ほらこれおんなじ場所だっぺよ
02:32よく気づきましたね
02:34これはどちらも若い芸術家がよく集まっていたラパンアジルという酒場の絵です
02:41つーかこの3枚の絵全部おんなじ場所だな
02:45比べてみっとちょっとずつ違うけどだいたいおんなじ絵だっぺよ
02:50こうやって並べるとよくわかりますよね
02:54いやユトちゃんなんでおんなじ絵ばっかり描いてんだ?
02:59それにはユトリロが暮らしていた場所が関係しているんです
03:04ユトリロは今からおよそ140年ほど前
03:08フランスパリのモンマルトル地区で生まれ育ちました
03:13世界中から観光客が訪れる人気の観光地です
03:18すっげえ人だな落ち着かねえべよ
03:22さてボス観光客が買って帰るお土産といえば
03:27まんじゅうに決まってっぺよ
03:29ちがいます
03:30じゃあおせんべい
03:32食べ物以外で
03:33食べ物以外はいんねえよ
03:35お腹いっぱいになったら何か買うでしょ
03:38ああじゃあ絵はがきか
03:40それです
03:41ユトリロはそういった写真や絵はがきを見ながら
03:45町の風景を描いていたんです
03:48町じゃなくて写真を見てってか
03:51ちなみにこの絵の元になった写真はこれ
03:55比べてみたら同じだな
04:00そうか写真を見て描くから同じ絵になるのか
04:05だけどよ写真や絵はがきを見ながら描いた絵が
04:08なんで世界で人気になったんだ
04:11それには秘密があるんです
04:14わかった都会の絵だからな
04:17はい?
04:18田舎描かない
04:20逆から読んでも田舎描かない
04:23ボスそれ言いたいだけですよね
04:27そうだよ
04:29で人気の秘密ってなんだ?
04:32ボス絵をじっくり見てください
04:35どれどれこの絵の中に人気の秘密が描かれてんだな
04:40それが描かれていないんです
04:43あっかかれてない?どういうこと?そのこたえはこうへんでやっぱりこうへんだよデッサンかんたんかんさつで。
05:13デッサンかんたん観察で。
05:50あっ写真には人間がいるのにユトちゃんの絵にはいねえぞ。
05:55その通り。ユトリロの絵には人間があまり出てこないんです。
05:59たとえ出てきてもとても小さく描かれています。
06:06そっか。写真や絵はがきをそのままそっくりに描いたわけじゃねえんだな。
06:16それがユトリロの特徴なんです。
06:19人のいない町か。子供のころからよく知っているところだから自分の好きなように変えて描いてたんだな。
06:28そこがパリの画家が描いたオリジナルの絵として人気になったんですよ。
06:35こうしてユトリロの絵はどんどん売れるようになったんです。
06:391年で600枚描いたこともあるそうです。
06:46ところが安く売ったのでたくさん売れたわりにはそれほど儲からなかったみたいです。
06:52うわっもったいね!
06:55さらに絵を売って稼いだお金でまたお酒を飲むようになってしまったんです。
07:01あら逆効果だっぺよ酔っぱらって道で寝てしまったり暴れて逮捕されたりもしています酒癖余計ひどくなっちゃったんだなどうしてもお酒がやめられない自分のことを情けないと落ち込んだりもしたみたいですよく見るとユトちゃんのそういう気分が絵の中に現れてるみたいに感じんなあほらこれも妙に静かで寂しげだし
07:29その静けさをより強く感じさせているのが白です。
07:39白。
07:41ユトリロは白色の使い方が独特なんです。
07:46あ、同じ白でもちょっとずつ雰囲気が違ってんの。
07:52白い絵の具に石膏や砂を混ぜるなどして壁や塀のリアルな感じを出そうとしています。
08:00この絵はなんだか立体感があんな。
08:04絵の具を塗るだけじゃなくて盛り上げでってよ。
08:12時には実際には白くない木や屋根もユトリロは白く塗っているんですよ。
08:18そんなに白が好きだったのか。
08:22ユトリロにとって白はお酒ばかり飲んでしまうダメな自分をきれいにしてくれる大切な色だったんです。
08:30自分の暮らしていた街を自分の好きな色で描いてたんだな。
08:36お医者さんに言われて描き始めたけどだんだん絵が好きになっていったんだよユトちゃんは。
08:42だから写真を元にしながらも少しずつ違う絵にしたり絵の具を工夫したりしたんでしょうね。
08:50写真や絵はがきにはないパリ生まれのパリッコだけが知っている街を描いてたんだな。
08:57それがユトリロならではの絵として多くの人を惹きつけたんですね。
09:03あれ?この雪の絵。
09:06よく見るとあの酒場じゃねえか?
09:09ほら、また描いてる。
09:11よくわかりましたね。
09:14大好きな店を大好きな色で描いたんだな。
09:18なんだかユトちゃんらしいな。
09:23オス、今日はどのお宝をいただきますか?
09:26いや、今日は何もいただかねえ。
09:28え?どうしてですか?
09:30わざわざいただかなくても、絵はがきを見ながら自分で描けばいくらでも増やせっからだよ。
09:36オス、絵描くの下手でしょ?
09:39まあ、下手だけど、ユトちゃんみたいに宿題だと思って描けば、お茶の子サイサイだっぺ。
09:45あ、ダメだ俺。宿題大嫌いだった。
09:48ダメだこれ。
09:51ゆとりのある生活がしてえな。
09:54ゆとりのある生活ですよね。
09:56いや、ゆとりはなくてもいいよ。
09:57よくないでしょ。
09:58まためー。
Be the first to comment
Add your comment