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  • 15 giờ trước
内容:最初の戦国大名と言われる北条早雲。一体どのようにして大名にまでのし上がったのか?将軍の兄を殺して国を奪うという大胆な行動には早雲の意外なキャリアが関係していた。

出演:佐藤二朗,片山千恵子,秋鹿真人,黒田基樹

Danh mục

😹
Vui nhộn
Phụ đề
00:00あっ
00:00室町時代
00:06日本を揺るがす未曾有の大乱
00:09黄金の乱が起きます
00:11都はやけの原に
00:16幕府の権威は地に落ちました
00:18しかしこの混乱は
00:22一つの新しい時代の種を生み出します
00:30室町幕府に絶望した男
00:34北条宗雲
00:36彼が最初の戦国大名となり
00:40新しい時代が始まるのです
00:52宗雲はどうやって戦国大名になったのか
00:56宗雲は足利将軍家の一族と攻め込んで
01:01将軍家の一族と戦ったんですか
01:03調査で見えてきたのが
01:07将軍の兄を倒して国を奪い取るという
01:11大胆な桑立て
01:12宗雲にとっては大きな勝負だったんだと
01:17人生の時代決戦だったんだろうと
01:19さらに立ちふさがるのは難航不落の城
01:23突破不可能な壁を打ち破る鍵は
01:27まさかの牛
01:31うんうんうん
01:33驚きの計略の真相に迫ります
01:38誰もやったことがない挑戦を続け
01:43最初の戦国大名になった宗雲
01:46宗雲がこのパイオニアだ
01:50近年の研究で明らかになってきた
01:53謎の男の実像に迫ります
01:56歴史探偵調査開始です
02:01社長今回の主人公は北条宗雲です
02:18その宗雲何がすごいか
02:21一言で言うと彼が日本で最初の戦国大名なんです
02:26待ってください
02:26戦国大名数ある大スターも含め
02:30ビックリームも含め
02:31最初の人だね
02:32ファースト戦国大名
02:34なぜ英語を入れたのか
02:36まあまあすごいねそれ
02:38そうなんです
02:39調査したのは秋鹿探偵です
02:41よろしくお願いします
02:41よろしくお願いします
02:42この宗雲
02:43いつ頃活躍した人物なのか
02:45こちらに年表をご用意いたしました
02:47戦国時代
02:49信玄信長秀吉家康
02:52戦国のスーパースターたちは
02:53戦国時代の中頃から終わりにかけて
02:56ですよね
02:56じゃあ宗雲はというと
02:59こちら
03:00早い
03:02ビッグネームたちのまあ大先輩ということですね
03:06実はこの方あまり資料が残っていなくて
03:10ミステリアス謎の多い男だったんです
03:13なるほど
03:13それは近年研究が進みまして
03:16分かってきたこともあります
03:18まずこの宗雄雄雲という名前なんですが
03:21これご本人はこの名前を一度も名乗ったことがありません
03:26なんですと
03:26名乗ったことがない
03:27そうなんです
03:28じゃあ宗雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄
03:58はんなりみやびな都からなぜ戦国大名が生まれたのかほな行きまひょかまあ特に何もコメントはしないこんにちは歴史探偵の秋鹿と申します武蔵大学の桃崎と申します
04:14調査に協力してくれたのは桃崎雄一郎さん室町時代の京都の歴史を研究しています京都御所の近く宗雲ゆかりの場所を案内してくれました
04:30ここは大祥寺といいまして昔とても重要な施設がありました何があったんですかそのヒントがこちらにあるんですけれどもこれを書き分けると石碑がありますね花の御花の御所ですね花の御所ですか
04:51花の御所とは室町幕府三代将軍足利義満が作った邸宅のこと幕府の政治の中心になっていました
05:03この大祥寺のある場所はもともと花の御所の一部でした
05:15当時のこの付近はどんな様子だったのか
05:18それがよく分かるのが室町時代の京を描いた落中落外図屏風です
05:26華やかな都の様子が生き生きと描かれています
05:31これが花の御所です
05:38一番大事な政治的決定が行われる場所ですね
05:43その向かい側にですね
05:46伊勢の神と書いてあります
05:49これですか
05:50これが伊勢家の邸宅になります
05:53政治のど真ん中にいる家ということになります
05:56伊勢家は幕府の財政を預かる養殖を代々勤めてきました
06:04宗雲はこの伊勢家の一族に生まれ
06:1128歳の時
06:13猛質二州という役職に就きます
06:15猛質二州は将軍の秘書官のような仕事
06:24全国から集まってくる様々な陳情をさばき
06:28時に将軍に代わって問題を処理する
06:31重要な役職でした
06:32うんすごいしよね
06:36生まれもエリートの家でなければそもそもできないんですが
06:40本人の能力が高くないととても務まらない
06:43宗雲はその両方を備えていたので
06:46猛質疑州として活躍できるはずでした
06:49はずでした
06:50その頃室町幕府はどん底の状態に陥っていました
06:57原因は宗雲が12歳の時に起きた黄金の乱
07:06今日を舞台に戦乱は10年以上も続きました
07:11長い戦いの中
07:16室町幕府の権威は地に落ちます
07:19諸国の大名たちは次々と将軍を見限っていきました
07:25戦乱の影響で治安も悪化
07:30かつてのきらびやかな都は荒廃していきます
07:34まあ混乱だよね
07:37荒れてますよね
07:38エリートとして将来が約束されていたはずの
07:43宗雲の人生もお先真っ暗に
07:47幕府に頼んで借金を帳消しにしてもらった
07:52武士たちのリストが残っています
07:54そこにはお金に困った宗雲の名前が
08:0016関門
08:03現在のお金でおよそ160万円の借金が
08:06返せなかったことが分かります
08:08160万円はエリート官僚にとっては
08:14大した金額じゃないはずなんですね
08:16ところがそれを帳消しにしてもらわないと
08:18苦しいというぐらいには
08:20この異世間も経済的に苦しくなっていた
08:22ということになります
08:23戦乱の影響で将来に希望を見出せなくなった
08:28宗雲の姿は
08:30現代に通じるものがあると
08:32桃崎さんは言います
08:34彼は安定とか希望というものを全く知らない
08:41世の中は不安定で先行き不透明で
08:44当たり前だと思っている世代です
08:45それはいわば今のロスジェネと
08:48同じ世代と言えるんじゃないでしょうか
08:51ロスジェネですか
08:52ソウン・ロスジェネ
08:53ロスジェネとは
08:561990年代半ばから
08:582000年代半ばに社会に出た世代のこと
09:01バブル崩壊後の不景気で
09:05就職氷河期に直面しました
09:07私がそうなんですが
09:13世の中は不景気が当たり前
09:15明日が良くなるなんて希望は持ったことがない世代なんです
09:1847歳まさにそうですね
09:20確かに私も高校の時に
09:23君たちに就職先はないよと先生に言われて
09:26愕然とした
09:28希望が持てない
09:32そういう新商風景が
09:35宗雲の生きた時代とちょっと似てるな
09:37先行きに何の期待も持てない幕府に使い続け
09:4336歳になった宗雲
09:46どん詰まりの人生を切り開くため
09:51意外な場所へ向かいます
09:54日本一の富士山がこんな感じに見えるはずだった
10:01静岡県にやってまいりました
10:04雲がかかって富士山見えませんけれども
10:07なぜ北条総雲が都からここ静岡にやってきたのか
10:12調査したいと思います
10:13こんにちは
10:14こんにちは
10:15調査に協力してくれるのは木村さとしさん
10:20静岡の戦国時代を研究しています
10:23宗雲は初め静岡県中部の城を拠点にしますが
10:36ある目的のため伊豆半島の近くの広告事情にやってきます
10:42いい眺めですね
10:47そうですね
10:47奥に見える山があれが伊豆半島です
10:54あれ伊豆半島
10:56はい
10:56宗雲は幕府から命を受けて伊豆に進行していくと
11:00伊豆半島に攻め込んだと
11:02はい
11:03相運は38歳の時
11:08手勢を引き連れて伊豆へ攻め込みます
11:11当時伊豆を治めていたのは
11:18足利チャチャマル
11:20将軍の腹違いの兄でした
11:24チャチャマルは将軍の母や弟を殺害して伊豆の国を奪い取り
11:30将軍と対立していました
11:37相運の目的は幕府に反旗を翻したこのチャチャマルを討伐することだったのです
11:45しかし相手は将軍の兄
11:49伊豆の武将たちは皆チャチャマルに従っています
11:55さらに広告事情からチャチャマルがいる場所まではおよそ20キロ
12:01立ちふさがる伊豆の武将たちを突破しなければ
12:05チャチャマルにたどり着くことができません
12:08相運は一体どうやってチャチャマルを討伐しようとしたのか
12:20その手がかりが相運の部下の所上に残っていました
12:24富永や鈴木といった人物の名前が出てきます
12:31彼らは伊豆の有力な武将です
12:36相運は自分に協力する見返りに
12:41彼らの所領を保証するなどして
12:43味方に引き入れようとしていたのです
12:49相運はかなり早い段階から
12:52期待図の人たちと情報交換をしたり
12:54根回しを始めていたんじゃないかなというふうに思っています
12:57相運自体は猛績技術ということをやっていて
13:01いろんな地域の所と幕府とつなぐ役割をやっていました
13:05ですので彼自身はそういったところが非常に得意だったんじゃないか
13:08なるほど
13:09相運が交渉をした伊豆の武将たちには共通点がありました
13:16伊豆の西側に領地を持っていたのです
13:19そこには相運の周到な狙いがありました
13:28いやー海の上まで来ましたけど
13:32船を使って伊豆半島に入ってきたんじゃないか
13:36そういうふうに考えています
13:37海から来たんですか
13:39はい
13:39こっちが伊豆半島
13:40はい
13:41この港に入っていったと
13:44はい
13:44相運は味方につけた武将が持つ港がある
13:49水戸から上陸したと木村さんは考えています
13:53水戸から茶々丸の館まではわずか5キロ
13:59これなら相手の不意をつくことができます
14:04初戦の奇襲は大成功
14:20勢いに乗った相運は戦いを有利に進め
14:24伊豆で勢力を拡大
14:266年をかけて茶々丸の勢力を完全に打ち滅ぼし
14:35伊豆の国を手に入れたのです
14:38この伊豆への進行は
14:44相運の人生をどう変えたのか
14:46相運研究の第一人者
14:57黒田もときさんです
14:58伊豆での戦いの最中に書かれた相運の書状から
15:06大きな決意が分かるといいます
15:09これが名を4年のものですね
15:14で署名が相水というふうにあって
15:17ここで出家して相運案相水というふうに
15:22名乗っているということが分かります
15:24出家していた相運
15:29これは幕府に仕えることに
15:32区切りをつけることを意味していました
15:35もう自分は京都には戻らない
15:39ということを明確に示したということですね
15:43その出家とほぼ同じに
15:47同じ頃に京都にいた妻や子どもとか
15:51家臣たちを全部呼び寄せているんですよね
15:53幕臣という立場を捨てて
15:56戦国大名として歩んでいくという
15:59そういうターニングポイント
16:01なるほどね
16:03大きな決意なんだよねこれね
16:04相運はもう二度と京都に戻ることはありませんでした
16:12自らの国を作るため伊豆で動き始めます
16:17まさにこれこそが
16:23戦国時代の幕開けと呼ばれることとなる
16:27出来事だったのです
16:28室町時代にロスジェネ世代がいたというのは
16:37面白いなと思いましたけど
16:38さっき黒な時代だったからこそね
16:40そこから抜け出したいという
16:42強い気持ちが生まれて
16:44時代を転換させることがね
16:47やっぱりあるんですね
16:48というわけで今回は調査にもご協力いただきました
16:52黒田本樹さんに来ていただいています
16:54よろしくお願いいたします
16:55先生早速ですけども
16:58相運は戦国代名になりましたけど
17:00当時画期的なことと言えるんですかね
17:02そうですねやっぱり初めて戦国代名という
17:05政治権力を作り上げた人物ということになります
17:09それまで幕府の下では
17:13全国の各地に軍事的なリーダーとして存在していたのが
17:18守護という存在なんですが
17:21戦国代名とは全く違う存在になります
17:25その守護と戦国代名何が違うのか
17:28こちらにまとめました
17:29まずどうやってなるかなんですけれども
17:33守護の方は幕府によって任命されてなります
17:36役人さんみたいなもんですね
17:38一方戦国代名は幕府からは自立していますので
17:42自分がなると言ったらなれるわけなんですね
17:44普段どこにいるか
17:47守護は都にいます
17:48京の都にいます
17:49戦国代名は自分の両国にいて
17:53国の運営に当たります
17:54領地の所有について
17:56守護は自分の国を別に所有しているわけではありません
18:00戦国代名は領地を所有して
18:04自分の裁量で国を動かすことができます
18:07だから守護としての仕事というのは
18:11幕府から命じられた内容になるので
18:14かなり内容は限定されているんですね
18:17戦国代名とは独立国の国王みたいな感じなので
18:23創運は新しい政治権力として作り上げて
18:29その統治の仕組み基本方針というのも
18:32作り上げていった存在
18:34偉大だよね
18:35そうやって考えると
18:36でも署長こうして伊豆を手に入れて
18:40戦国代名として独立ハッピーエンドとはならなかったんですね
18:44そうなんです
18:45こちらの地図をご覧ください
18:47伊豆の隣に何がある広大な関東平野があります
18:52当時の関東というのはどんな場所だったかというと
18:55どんなところだったんですか
18:573つの大きな勢力が戦いを繰り広げていました
19:02関東の武士をまとめるために
19:04幕府が設けた鎌倉工房
19:06それを補佐する関東関連の植杉家とその文家
19:11この3つがぐちゃぐちゃになって
19:1450年近くも戦っていたんです
19:18何ですと半世紀
19:21先生これが隣り合っている伊豆の総運にも
19:26影響してくるということですね
19:27そうですね
19:27足利茶々丸というのは山の内植杉型だったんですね
19:31総運は足利茶々丸と対戦をしているので
19:36小野津と山の内植杉家と敵対関係になるので
19:40そのため関東の戦乱に打って出るしかなかったんですね
19:44なるほど
19:44ここでですね総運に立ちふさがったのが
19:48山の内植杉の配下が守る小田原城だったんです
19:51さあこの戦い総運はどう乗り越えたのか調査しました
19:56神奈川県の小田原
20:00関東で最初に総運が手に入れた場所です
20:04北条市が代々拠点にした小田原城が
20:11町のランドマークになっています
20:19こんにちは
20:19歴史探偵の秋鹿と申します
20:22小田原市文化財科の佐々木と申します
20:24よろしくお願いいたします
20:25よろしくお願いします
20:25小田原城は当時どんな城だったのか
20:30調査に協力してくれたのは
20:32小田原城の発掘などを行ってきた
20:34佐々木健作さんです
20:36佐々木さんは当時の小田原城は
20:41とてつもなく手強い城だったといいます
20:46天守の上から見るとそれがよく分かるそうです
20:50わっはあ
20:56海だー
20:57輝いてますね
21:00そこちょっと氷の水が見えているかと思いますが
21:05はいはいありますねお堀小さい門があって
21:10そうですねその左側あたりに見えるかと思いますが
21:12あの辺を中心に三方に大池と言われた堀が巡っていたという風に考えられます
21:18小田原城は箱根の山から伸びる尾根の先端部に位置しています
21:25尾根の間を流れる水が溜まった大きな池が
21:33当時城の三方を囲んでいました
21:39その池の幅を測ってみると
21:41およそ80メートル
21:46超巨大な天然の堀があったのです
21:50そこに大きな池がありますと
21:55攻める的にとってはかなり大きな難所になったという風に考えられます
22:00小田原城が要害堅固難攻不落と言われるような要素の一つになっている
22:05さらに城を守る大森市は関東間で山の内上杉県に使える有力武将
22:15小田原を拠点に箱根周辺の東海道を支配下に置き
22:23海道の物流の権益を握る実力者でした
22:26大森市武力としてもかなり強かったんですかね
22:34そうですね
22:35関東でも有数の勢力だったと考えられまして
22:38当時の総水と比べましても
22:40より強大な敵であったという風に考えることができます
22:43総水にとっては大きな勝負だったんだと
22:47人生の一大決戦だったんだろうという風に考えられます
22:49天然の溶害に籠もる強大な敵
22:55総雲はどうやってこの決戦に勝利したのか
22:59残念なことに
23:04総雲の小田原攻めに関する当時の記録は
23:08ほとんど残っていません
23:10さあ困った
23:12どうしましょう
23:13しかし総雲の作戦を今に伝えると言われるものが
23:19小田原駅前にあるといいます
23:21うわー
23:24こちらでご覧になれますかね
23:26足元で見るとまた大迫力ですね
23:28結構大きいですね
23:29騎馬像ですよね
23:30そうですね
23:31総雲の銅像です
23:34隣にいるのは
23:37何だ
23:39
23:39
23:40牛だね
23:43牛が3頭
23:44頭になんかちょっと
23:46ほわほわっとしたものつけてますが
23:48そうですね
23:48松明をくぐりつけた造形になってます
23:51松明を
23:52これはそのまさに総雲が小田原城を攻めた時の
23:56ワンシーンをイメージした銅像になっていまして
23:58この像は江戸時代に描かれた軍機物をもとに作られました
24:05そこにはまさにこのシーンが登場します
24:09総雲は銭湯の牛を集め角に松明をつけた
24:17小田原の上の山から突進させた
24:21すごい銭湯っていう風にすごい
24:26すると城内の敵は牛の群れを大群と錯覚
24:32混乱した隙をついて城を手に入れたというのです
24:37まさにミラクル
24:41この戦法は火牛の刑と呼ばれています
24:45でも
24:47銭湯の牛を集めて頭に松明をつけて
24:54こんな戦法可能なんでしょうか
24:58こんなことが本当にできたかどうか
25:00結構検証の必要な戦法かと思いますけどね
25:05火牛の刑の実態はどのようなものだったのか
25:11鍵を握るのは牛ということで
25:25古くから闘牛が盛んな新潟県小千谷市に向かいました
25:29東牛に携わって40年以上の大ベテラン
25:52牛の生態に精通しています
25:54火牛の刑について聞いてみると
26:01んー多分無理なんじゃないかな
26:05ノットット
26:07え?一体どういうことでしょうか
26:11平沢さんによると牛は顔を合わせるとすぐに角のぶつけ合いを始めます
26:20これはもともと群れの中で序列を決める習性があるため
26:28さらに
26:29そもそもこの角にこういう異物をつけるっていうこと自体
26:37きっと無理なんじゃないかな
26:40牛の角は神経が通っているので敏感
26:45物が触れるとすぐに分かるので
26:48松明を結びつけるのは難しい
26:51ふやっと言わがっちゃうからね今人の手が触れただけでもこうなったと
26:57そして
26:59この火は絶対ダメですね
27:02火はダメですか
27:03火は絶対ダメですね
27:04ダメ
27:05火は怖がると思うし
27:08その火の粉とかが
27:10自分に落ちてくればやっぱり相当
27:13なんていうかな
27:15凶乱するっていうか
27:17うんうんうんうんうんうんうんうん
27:23もし興奮して暴れだすと
27:26鳥をさえるのは大人5人がかりでもやっと
27:30いや本当だもう皆さんこれ大変だ
27:33角に燃える松明をつけて銭湯も連れていくのは無理ですよね
27:40調査の結果牛の専門家から見ると
27:47群起物に書かれた火牛の刑は実現不可能であったことが分かりました
27:52なんてことだろう
27:54おっとっと
27:58ということで所長完璧な結論が得られました
28:01何だよ
28:02火牛の刑は無理です
28:04いや見てたら分かるけどそんなドヤ顔で言われましてもですね
28:07これで終わりってなったら
28:10じゃあどうやってその小田原城を手に入れたんだってことじゃないですか
28:13それはですね黒田先生お願いします
28:16お丸投げだ丸投げだ
28:18いやちょっと先生先生的にも火牛の刑はどう思われます
28:23これはもう無理
28:24無理だということでもう完全になくなりました
28:26じゃあどうして難攻不落そして強敵の小田原を手に入れたんですかね
28:31その背景を伺うことができる資料があるんですね
28:37資料はこちらでございます
28:39これ宗雲が小田原城を攻めた名王九年の僧侶の日記なんですけれども
28:45その中にこんな文言があります
28:47大地絶えず動く
28:51これはもう地震っていうことですか
28:55そうなんです
28:56この時相模湾を震源とする大きな地震があったと
29:01大災害が起きて大森家の両国で被害が大きな被害が出ていて
29:08戦力が落ちていたっていうところをすかさず攻め込んで奪い取ったんだろうと
29:14その可能性が一番高いっていうのが現在の状況ですね
29:18なるほどね
29:18じゃあなぜ下牛の刑という話が出てきたんでしょうかね
29:23下牛の刑っていう話は実は中国古典の載っている話だ
29:28軍旗物なんかを作る時によく中国古典の話を持ってきて
29:35戦略家に仕立て上げていくっていうそういうパターンがありますので
29:39なるほど
29:39ただですよこれだけ大きな地震だと
29:43宗雲の方にも被害ってあったと思うんですよ
29:46でもよくそこで攻めようって思いましたよね
29:49そこら辺の宗雲の行動についてはこんな資料もあります
29:53宗雲は針のような小さなものも蔵にため込むような人物だが
30:00いざ戦いの時には玉をも砕くほど大胆になる
30:04つまり宗雲は普段はとっても賢役家なんだけれども
30:09いざ勝負となったら全財産を投げ打てる
30:12すごい良い人だね
30:14ここが勝負時だってなったらもうとことんやるタイプみたいな
30:18そういう性格だったっていうことですよね
30:21でその財産をいざという時に全部使い切っちゃうみたいなのは
30:26秀吉にも見られている話なので
30:29まあ名称の条件の一つと言ってもいいんじゃないでしょうかね
30:32なるほどね
30:33さていよいよ宗雲の戦国大名としての国づくりが本格化しますが
30:39周りには敵がまだいますので国を強くもしなければならない
30:43宗雲はどんな国を目指したのか調査しました
30:46小田原を攻め取った後
30:50宗雲は関東のこと鎌倉を訪れました
30:55ここで自らの決意を歌に呼んだと言われています
31:00カルル木にまた花の木を植え添えて
31:09元の都に成してこそ美女
31:14宗雲が歌に込めた真意とは
31:19カルル木と出てくるのはおそらく鎌倉
31:25枯れ木のようにさびれてしまった鎌倉
31:29そこにこう自分の新しい力を添えて
31:34昔のような繁栄を取り戻してみせましょうと
31:38鎌倉は関東の武士の都として栄えていましたが
31:4450年に及ぶ戦乱の中
31:46見る影もなく荒れ果てていました
31:49その都を元の姿によみがえらせようというのです
31:56この歌は関東の人々に向けて
32:00宗雲が掲げたスローガンのようなものだといいます
32:04自分も鎌倉の再興するような立場でいる人間なんだと
32:13ですからそういった形を宣言することによって
32:17関東の武士の信頼とか支持を得る
32:21自分たちの勢力っていうのを関東の中に位置づけをしたいと
32:27宗雲はどのようにして関東の地に再び繁栄を取り戻そうとしたのか
32:34調査に向かったのは
32:41宗雲が拠点とした伊豆ニラ山城の近くの山の中
32:45豊かな国を作ろうと奮闘した手がかりが残っているといいます
32:55はいこちらでございます
33:01こちらですか
33:03はい
33:03洞窟ですね
33:05ダメ
33:08危険だから絶対に入ってはいけません
33:11ダメって言われたね
33:13危ないんですね
33:14危ないんだ
33:15洞窟の奥には縦穴があり
33:19転落の危険があります
33:21入り口からカメラを差し込んで調査しました
33:25おーコウモリだ
33:31コウモリもいる
33:32コウモリも飛んでます
33:34道もありますね
33:36なんか入り組んでるな
33:38入り口の近くは比較的最近掘られたものですが
33:45ずっと奥の方で戦国時代に掘られた穴とつながっているそうです
33:52これらの穴は一体何のために掘られたものなのか
34:00そのヒントが近くの神社にありました
34:05神社に納められていた胸札に書かれていたのは
34:15地域の金山の安全が祈願されていたことが分かります
34:31あの穴は金の採掘をするためのものだったというのです
34:39点分16年は戦国時代の中頃
35:00宗雲が亡くなってから30年ほど後のものでした
35:05この胸札がここにあるということは
35:12どういうことが言えるんですか
35:13宗雲の時代にもしかしたら金を掘り始めているかもしれない
35:17関東を手に入れるためにはやっぱり残縁がないといけないわけですよね
35:23金を多分残縁として関東に入っていったんじゃないかなと
35:30豊かな国を目指す宗雲の挑戦はこれだけではありません
35:37黒田さんは宗雲が関東に進出していったルートから
35:44それが読み取れるといいます
35:46伊豆に進行したんですけれども
35:52その後相模を契約して
35:55その後普通は江戸に向かうところなんですけど
36:01実際には和裁に進軍したというところですね
36:07宗雲は関東の中心部である江戸に向かうのではなく
36:14対岸の房総半島へ進出していました
36:17その狙いは
36:19海上交通の権益を確保するというのが
36:27それを優先させたということだと思うんですね
36:31当時関東にもたらされる物資は
36:36主に海を通じて運ばれてきました
36:39関東と西の伊勢などを結ぶ航路を
36:45交易船が頻繁に行き交っていたのです
36:47江戸湾の出入口にあたる
36:53相模と暴走を支配下に置くことができれば
36:56船の通行税や積み荷の課税権を
37:00独占することが可能になります
37:02海上交通をめぐる権益というのが
37:09全て総水のもとに
37:11浄納されてくるということになりますので
37:13非常に莫大な権益を確保するということになると思いますね
37:18なるほど
37:19海に乗り出した総雲は
37:28さらにスケールの大きな作戦を用意していました
37:32全方見えてきました
37:37八丈島です
37:38伊豆のニラ山城から南へなんと200キロ
37:44伊豆諸島の八丈島です
37:47この島で総雲は一体何をしたのか
37:51八丈島の郷土市に詳しい
37:57林香織さんに案内してもらいました
37:59すぐあそこに大きいのが八丈富士
38:06八丈富士というですね
38:07大きいですね
38:08その手前のところに見える山
38:12あれが総雲に関係のある山になります
38:16この山が総雲とどんな関係があるのか
38:23よっ
38:25すごいじゃん
38:27戦国時代の痕跡を探して進むこと20分
38:33現れたのは
38:35ここにあるのが土を積み上げて
38:40人工的に作った土類なんですね
38:44高さ6メートルほどの巨大な土類
38:52八丈島を守るため
38:55総雲が作らせたものだといいます
38:58この島には
39:03独特というか特殊というか
39:07そういう生産物があったんですね
39:09それを守るそのために
39:12奴隷を築いたわけですね
39:14総雲が土類で死守しようとしたものとは
39:20何だったのか
39:22八丈島の伝統工芸の工房を訪ねました
39:29八丈島には良質な桑が多く自生していました
39:57その桑を食べたカイコからは
40:05良い絹糸が取れ
40:06高級な絹織物が生み出されていたのです
40:10総雲たちもやはり八丈島の絹織物に注目していて
40:21それを何とか手に入れたいという風に考えていた
40:24なぜ総雲は八丈島の絹織物を重要視したのか
40:32戦国時代の北条氏の書状に
40:38その手がかりが残っていました
40:40八丈島の絹織物を
40:46贈答品として都の有力者に送っていたことが分かります
40:50他国の大名や都の有力者に貴重な絹織物を送ることで
41:02信用を勝ち取り
41:04関東に進出する後ろ盾を得ようとしていたと考えられています
41:09貴重な絹っていうのは
41:13そういう有効関係を作っていく
41:16国家戦略というか国家経営というか
41:19そういうのを考えた時に
41:21非常に価値のあるものだったんだ
41:22最初の戦国大名として
41:27関東に根を下ろした総雲
41:30その国づくりは代々100年にわたって受け継がれ
41:37関東はかつての繁栄を取り戻していったのです
41:41遥か南の八丈島にまで視野を広げてね
41:50スケールの大きい人だったのかなというふうにも思いましたけど
41:53総雲の最初に幕府から与えられた将軍に対する
41:57申し継ぎ
41:58人と人をつないだりとか
42:00なんかそういうのが生きてるのかもしれませんよね
42:02もしかしたら申し継ぎしてる時に
42:05贈り物として八丈島の金をもらって
42:09主人がすごい喜んでみて
42:11っていうのはあったかもしれないですよね
42:14さて所長
42:15総雲が築いた国はこの後5代およそ100年にわたって繁栄していきます
42:21その秘密の一つがこちら
42:23総雲はこの陰盤が押された文書を
42:35領民に出して自分の指示が直接届くようにしたんです
42:39国王が一領民には文書を通達するっていうのは
42:44慣習上存在しなかったんですね
42:46当時
42:46その後他の戦国大名も陰盤を使っていくんですけれども
42:52陰盤に様々な命令書を出すっていう仕組みは一般化していきます
42:57じゃあ総雲がアイオニアだ
42:59この陰盤の中に総雲の国づくりの理念が書き込まれてるんです
43:05これは何て書いてありましょうか
43:08六寿大恩と書かれています
43:12どういう意味ですか
43:12六寿というのは領民の生命財産のことです
43:16これを守って穏やかな世を作っていこうと書かれています
43:22なるほど
43:22これはもう領民に対してのメッセージということになりますね
43:26織田信長の場合は天下不武のように天下っていう幕府を武で治める
43:32自分のためのスローガンを彫ったりしているんですけれども
43:37まあ総雲の場合は領民の生命財産を安泰にするっていう願いを込めて
43:44作っているので見ている方向が違うのかなっていう気はしますよね
43:48さあ書長今回は総雲見てきましたけれども改めていかがでした
43:53ずーんと覚えているワードがやっぱりロスジェネというね
43:57夢も希望もない時代に生まれたそのロスジェネの象徴みたいな人がね
44:02新天地で知恵を絞って懸命に時に戦い
44:06そして自分の道を切り開いていったっていうね
44:09戦国時代っていうのがこういう始まり方だったのかということで
44:13非常に今日は新たな発見というか勉強になりました
44:17はい
44:18所長ロスジェネ総雲に刺激されてですね
44:22ロスジェネアキシカもまだまだ挑戦できると思いました
44:25そりゃそうだよでも
44:25海外ロケいかがでしょうか私
44:28海外ロケねまあ一応私所長ですから
44:31ちなみにアキシカさんどんなとこ行きたいのか
44:34そうですねあのフランス中国トルコで
44:37世界三大料理の歴史を調べるなんてどうでしょうか
44:40却下です
44:40もう動機が矛盾すぎます
44:43食べたいからでしょ
44:44歴史探偵
44:50大河ドラマベラボーで活躍のこの男が登場
44:55僕で大丈夫ですか
44:56当たり前じゃないか
44:58長谷川平蔵の素顔に迫る
45:00ご視聴ありがとうございました
45:02ご視聴ありがとうございました
45:04ご視聴ありがとうございました
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