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テレビトランスクリプション
00:00今から100年以上前北海道の可能性を信じて奇妙な3つの岩がそびえ立つ町に渡ってきた女性がいた人は彼女の選択は間違いだったという果たしてそうだろうか
00:22恋する文学この夏二つ目の旅は渡辺純一の名作花渦と一緒に北海道世田谷町へ
00:37花渦は男女差別の激しい明治の時代に血の滲むような努力で日本最初の女性医師となった小木の銀子の生涯を描く電気小説
00:49銀子はそのまま東京にいれば明治の偉人になれたのに40歳で13歳年下の男性と恋に落ち結婚
01:04キリスト教の理想教建設を目指す夫を追って全てを捨て未開の地北海道の開拓へ
01:17しかし夫の開拓は失敗
01:24再び世田谷に小さな陰陰を開くが北の果てに渦漏れ消えた
01:30東京に残って明治を終えた生活を続けて
01:40後に私たちが輝かしい人生ですねってなるけど
01:46一人の女性として見た時は人と寄り添えた方がきっと満たされる人なんじゃないかなと思うので
01:55結局銀子が人生で得たものは何だったのか
02:02彼女は世田谷でも医師として貧しい人のために働いていた
02:08銀子さんはね診察を受けに来てもお金はいいから
02:15お薬を持って行ってちゃんと飲んで治ってください
02:20今でも尊敬されて親しんでおられるということですね
02:25そして小説花うずみの中で描かれた
02:30医師になった後も銀子が抱えていた懺悔のような思い
02:36目的を達するまではただ自分のことしか考えず
02:41一旦目的に達すると今度は他人の欠点ばかりが目につきます
02:48そういう形でしか私は他人を見られませんでした
02:53小説の舞台に立ち橋本奈々美が気づいた銀子の思い
03:00女性としての人生はやっぱりもう一度やりたいっていうか
03:11考え直してやり直したい憧れっていう気持ちは
03:15あり続けたんじゃないかなって思います
03:19今日は花うずみの後編
03:2313歳年下の夫と北海道に渡ってきた
03:27日本で最初の女性医師小木の銀子
03:31彼女が夫とキリスト教の理想教建設を夢見た土地は今もそこにあった
03:38ん?これが教会?
03:41ここに来ていろいろお話を聞いて
03:43いろんな場所を歩いたりとかして
03:46本以上の幸せはあったんじゃないかなって思います
03:51橋本奈々美が知った北の果てに渦漏れ消えた
03:56一人の女性の生き方
03:58ご視聴ありがとうございました
04:28日本最初の女性医師となった小木の銀子
04:34東京で開業して5年目の40歳の時
04:38四方幸吉という同志社大学の27歳の学生と運命的に出会う
04:46政府によるキリスト教の弾圧が強まる中
04:50四方が銀子に語った夢
04:52どこか広く大きな土地で
04:58信者だけの理想郷を作りたい
05:01銀子は仕方の思いに共感し
05:07周囲の反対を仕切って結婚
05:10当時としては常識外れの年の差婚だった
05:18あなたと一緒に神の道を進みます
05:24銀子は受ける気持ちをそのような言葉で表した
05:30そこには熟慮の果ての固い決心と小さな恥じらいがあった
05:37本当ですか
05:40仕方は太く濃い眉を上げた
05:43目が焼けていた
05:46吸い込まれるように
05:49銀子は仕方の腕の中に抱え込まれた
05:52銀子の小さな体が仕方の体の中に埋もれた
05:58目の前に広く大きな仕方の胸がある
06:02それは少し汗っぽく塩辛い
06:07暗い輪の中で銀子は限りなく安らかで静かだった
06:14全身が和み柔らかくなっていくのが分かった
06:21それは二十数年間銀子が置き忘れてきた感触であった
06:26この安らぎを私は求めていたのだ
06:32その後銀子は妻としての役目を果たそうと
06:39夫仕方を追って病院を畳み北海道へ旅立つ
06:44そこは世田谷から十数キロ内陸に入った未開の地
06:50都市別原野
06:52仕方に共感した人々が集まり
06:57キリスト教の理想教建設が始まっていた
07:00名付けられた地名は
07:03神と共に生きることを意味する
07:06インマヌエル
07:08銀子は意思と無縁の生活を送るが
07:12その生活は想像以上に過酷で
07:16開拓は困難を極めた
07:19冬は目前に迫っていた
07:21再び暗く長い冬がやってくる
07:25今年は洪水で蓄えもほとんどない
07:28役場から与えられる
07:32わずかな食料で冬を越せるか
07:34それさえ目処が立たない
07:37もはや神の実を信じて留まっているわけにもいかない
07:43雪虫が飛び交い
07:46冬の近づきを思わせる10月の末
07:49新たに団員の半数
07:5121個38名が
07:54インマヌエルを去った
07:56なぜ我々はこんな苦しみに耐えるのか
08:01都市別川沿いに
08:04次第に小さくなっていく
08:06神徒の後ろ姿を見ながら
08:09仕方はそばに立ち尽くす
08:10銀行へつぶやいた
08:12初めて会った時
08:15あなたは私の前ではっきりと誓ったでしょう
08:19その目的に向かって
08:22あなたは進んでいるのですよ
08:26聖秘はともかく
08:28これだけ進んだではありませぬか
08:31開墾に疲れ
08:35ともすれば投げ出しかねない仕方を
08:38逆に励ます立場に
08:41知らぬうちに銀行は立っていた
08:48銀行と夫仕方が開拓したインマヌエルは
08:52セタナから十数キロ内陸に
08:54今も残っているという
08:56神岡
08:57インマヌエルの丘
09:01書いてる
09:03キリスト教徒の開拓の名残を残すように
09:08神岡という地名に変わっていた
09:11小説にも登場する
09:16シリベシ都市別川
09:17銀行はこの川のすぐそばに住んでいた
09:21広い川が大きいな
09:27めっちゃ水きれい
09:36底が透けて見えるこんなに大きい川なの
09:43広くて穏やかな川は
09:46そのままって感じ
09:48あ
09:55あ
09:57来た
09:59インマヌエルの丘
10:03今金町開拓発祥の地
10:06これが教会
10:14普通の家みたいに見えるけど
10:20開拓時代
10:23銀行の夫仕方が
10:25信者たちの心を一つにしようと作った
10:28インマヌエル教会が今も残っていた
10:32失礼します
10:38こんにちは
10:40はい
10:41ようこそいらっしゃいました
10:42よろしくお願いします
10:44教会を管理していたのは小説にも登場する
10:49四方の理想郷建設に一気投合し開拓に入った天沼一族の子孫
10:55天沼修司さん
10:57安志さん親子
10:58よろしくお願いします
11:00今日はどうもご苦労様でした
11:01どうぞ
11:03はい
11:03この絵はですね
11:05最初の教会です
11:08うん
11:09今の見た感じとは全くちょっと違いますね
11:13明治の牧ですから
11:15本当に宇宙はみんなも草吹き
11:19俗に言うかや吹きですよね
11:21はいはい
11:22建物もですけど
11:24周りに並んでいる皆さんの服装だったり
11:29全然違いますね
11:33銀行と仕方が通っていた頃の教会
11:38仕方は見替えの地インマヌエルに
11:41当時17歳だった仲間と2人で入り
11:45理想郷建設のきっかけを作った
11:48その後宗派の違う合流者も受け入れたが
11:52教会内の争いから
11:55仕方は開拓からわずか5年で
11:58銀行とともにこの地を去っていく
12:01わずか16歳か7歳の同志者の学校を出た人がね
12:14北海道の開拓に入るって言ったら
12:18それこそ死にもぐるいだと思うんですよ
12:21あのーこのこういう太い竹のいっぱい生えたところ
12:27その中に木がびっちり生えてるところ
12:30そこを切ったりね根元を掘ったりして
12:33一桑二桑を起こせるもんじゃないんですよ
12:38それ真夏の暑い時にやるんですから
12:42それで真夏ですと
12:44蚊がいるそうするとどうなるか
12:48マラリアの病気になる
12:51苦しい暑い中で開拓できなくて
12:55みんな敷き上げて国へ帰ってしまった
12:58開拓が思いに進まない
13:02自分の思いがなかなかこう思っていても
13:07結果が出ないっていうことで
13:08かなり焦りがあったんじゃないのかなと思うんですね
13:11仕方さんがね
13:13だから同社の方々と一緒に来られた仕方さんにとっては
13:19若いメンバーだから若いから力があるから
13:22どんどん無理も効くんだろうかなと思ったら
13:24実はそうではなかったのかもしれないですね
13:26銀行さんは仕方さんのその頃は
13:32リーダーシップを取った人間ですから
13:34決断力もあり努力もあり辛抱もあり
13:37それを一生懸命頑張って
13:39仕方さんの生き様に銀行さんはおそらくですよ
13:43これこんなんじゃないのかなっていう僕の想像ですけど
13:46結果が出せなくてもやっぱりその
13:49惚れ出しを貫いていくっていう当時のやっぱり
13:52過酷な状況は
13:54相当なものになったのかなと思いましたね
13:57北海道の開拓
13:58まあここばかりでないですけれども
14:00全土はどこ行ってもそういうその僕らはあったのかなとは思いましたね
14:05途中でいらっしゃらなくなった仕方さんのことを
14:11今考えて改めてどう思われたりしますか
14:16僕たちの家族が祖先の家族がですよ
14:20その時代に大きく名を残した方々とですね
14:25うちの祖先がですねまた一緒になって
14:28この町づくりに頑張ってこられたっていうのは
14:31開拓の歴史の上にね
14:32今のこの神岡の繁栄があるのかなと思いますよね
14:37そうしますとうちの祖先と同じようにやはり誇りですよね
14:41その人の生き様がやっぱり我々もどんな時代が変わっても
14:47やっぱり学ばなくちゃいけないところなのかなと思いますよね
14:50銀庫と仕方が教会内の争いから去った後も
15:00インマヌエルの開拓は続いた
15:02その後今金町上岡という地名になった
15:11そして仕方の開拓から120年が経った今
15:16理想郷建設の夢を実現するかのように
15:20美しい土地になっていた
15:22そこで生み出される断捨芋は
15:26日本一と言われている
15:33インマヌエルの子孫丸山敦子さんに
15:36その日本一の断捨芋を味わわせてもらった
15:40ありがとうございます
15:44お芋がたくさんできましたよ
15:47大きい鍋でまだこれ以上ありますよ
15:50おいしいんですからたくさん食べてください
15:54たくさんこれを何人で食べてますか
15:56開拓当時のからね
15:58本当においしい芋なんですから食べてください
16:01いただきます
16:02どうぞどうぞ
16:03いただきます
16:05はいどうぞ
16:06たくさん食べてください
16:09おいしいですか
16:11おいしいですかと申し訳ない
16:13ごめんなさい
16:14おいしい
16:14じゃあ日本一ですよ
16:19おいしいでしょ
16:20おいしいたくさん食べて
16:21まだあるよこれ以上あるよまだ
16:23お腹パンパン
16:27大丈夫大丈夫
16:28胃もはねお腹にもたれないから
16:32いくら食べてもね
16:33たくさん食べてください
16:35たくさん
16:38大きな声に入りましたから
16:41まだこれ以上ありますよ
16:42花うずみのラストシーン
16:47銀子は開拓の途中で亡くなった
16:51四方の姉の娘富を養女とし
16:54世田谷の町に出て委員を開業する
16:58生活費を稼ぎ
17:01宣教師として活動する
17:03夫を支えるために
17:05ところが55歳の時
17:09最愛の夫四方が
17:11突然病で倒れる
17:13四方が意識を失ったのは
17:16四日目の夕方であった
17:19苦しいと一言つぶやいたきり
17:23四方は宙を探るように手を浮かした
17:26それから思い出したように
17:29闇の中で
17:31先生と言った
17:33なんとかなりませんか
17:36銀子は野村医師に迫った
17:39が
17:40医師は四方の顔を見たまま
17:43首を傾けるばかりであった
17:46なんとか助けてやってください
17:49銀子は自分が医師であることを忘れていた
17:56四方が死んだのはこの日
17:58明治38年9月23日の夜8時過ぎであった
18:05巨像が倒れるようにゆっくりと
18:08しかし静かに息を引き取った
18:11あなた
18:14あなた
18:15呼吸が途絶えて
18:19急に静かになった四方を
18:21銀子は揺さぶった
18:23死後
18:27銀子は四方を
18:30イムマヌエルの北の小高い丘陵に葬った
18:33そこからは
18:36四方が真紅に耐えて切り開いた
18:38神ヶ丘と
18:40白く光る都市別川が
18:43一望のもとに見渡せた
18:45四方の死後
18:49ただでさえ口数少ない銀子は
18:53一層寡黙となった
18:55婦人会にもあまり顔を出さず
18:58診療が終わると
19:00ほとんど家にこもって
19:02聖書と祈りの生活を送った
19:05銀子はもう世田中から動く気はなかった
19:09仕方が埋もれた地に自分も一緒に骨になるつもりだった
19:14仕方がいないことには慣れているつもりだったが
19:19死んでもう二度と戻ることがないという実感は
19:24今までのそれとは比べようもなく大きく深かった
19:28しかし銀子はその寂しさを他人には告げなかった
19:36告げたところでどうなるわけでもなかった
19:40姉の智子から
19:43東京へ戻ってこいという頼りが来たのは
19:46しかたの死後3ヶ月経ってからだった
19:50しかし銀子は今さら東京へ戻る気はなかった
19:55他人がどう言おうと
19:58セタナはセタナなりに
20:00今は銀子にとって安住の地であった
20:05銀子は地形を最初に開拓しようとした
20:17インマヌエルの丘に葬った
20:19お墓に十字架が掲げられているところが
20:28多いですね
20:31あった
20:39その墓は今も残っていた
20:44このお墓が建って
21:10111年になろうとしているみたいですね
21:18すごく綺麗な場所ですね
21:46仕方の墓からはインマヌエルが一望できた
21:53なぜ銀子は仕方を一度捨てたこの場所に葬ったのだろうか
21:59自分がいなくなってからのここの姿を
22:07いい意味でも悪い意味でも見届けるというか
22:11そういう意味でもあるのかなって考えられるなと思いました
22:21銀子は夫の死後
22:26病に倒れ東京に戻り亡くなった
22:29二人は別々の墓に眠っている
22:33たった一つの恋で地位と名誉のすべてを捨て
22:40北海道まで夫を追って渦もれる
22:42その選択は間違いだったのだろうか
22:46不思議な感じがしました
22:51結構昔の話だけど
22:54今でもその場所に行けて
23:00その人の影が残っている感じを感じられるのも楽しいなと思いました
23:09銀子さんは作品を読んだ上では
23:13北海道での過ごした時間が幸せだったかって聞かれると
23:23どうなんだろうって考える人が多いんじゃないかなって思うんですけど
23:28ここに来ていろいろ話を聞いて
23:32いろんな場所を歩いたりとかして
23:35本以上の幸せはあったんじゃないかなって思います
23:41ここまで頑張れる人が
23:44ずっと頑張り続ける人がいるんだなって
23:49昔の時代にもいたと思うと
23:53今この時代で
23:57人並みに何かあったとしても
24:01頑張る勇気をもらえるなと
24:06インマヌエル教会の中には今も
24:15小木の銀子が生涯愛した聖書の言葉があった
24:19人
24:24その友のために
24:27己の命をすつる
24:29これより大いなる愛はなし
24:32次回の恋する文学は
24:49次回の恋する文学は
25:01ついに最後の旅へ
25:02作家桜木篠が
25:05幸せを真っ向から描いた感動作
25:07蛇行する月と一緒に
25:10失われた自然や営みが残る
25:12根室半島へ
25:14そこで見たかつての北海道の美しい風景
25:19自分が大事だと思えるものを
25:22大事にできる環境に自分がいることなんじゃないかな
25:25橋本奈々美の幸せ探しの旅
25:29たどり着いた先にあったものは
25:31トレープ充ćは
25:37male血だと
25:41発達愛
25:44切などと
25:45命を
25:46選ぶ
25:47方法
25:50スチャット
25:51神術
25:54キャンパト
25:55カム
25:58マ
25:59トレープ充
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