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  • 6 個月前
文字稿
00:00母親
00:02大丈夫
00:04分かってるって
00:06子供じゃないんだから
00:08だから大丈夫だって
00:10家はホテルじゃありませんとか
00:12世話しなるとか
00:14親いてたけど
00:16おじさん
00:18おかえり
00:20会ってない
00:222年前の束の間の京都滞在
00:24その後
00:26私は東京のデザイン事務所に
00:28退職した仕事はまだまだ
00:30アシスタントばかり
00:32今回は大阪支社が受け負った
00:34プロジェクトの手伝いとして
00:36イラストも描ける私が呼ばれた
00:38おじさん
00:40少しの間よろしくお願いします
00:42うちはホテルやないって言うてますから
00:44もう東京の人っていうのは
00:46なんて
00:48いいじゃない
00:50あれさほら
00:52お使い行くからさ
00:54忙しいなりますのやな
00:56はいはいはいはい
00:58お気にお気にお気に
01:001ヶ月間の大阪出張
01:02ずっとホテル住まいじゃ味気ないし
01:04ちょっと遠いけど
01:06少しの間
01:08おじさんの家に泊めてもらうことにした
01:10早速やけどな
01:12なに?なに?
01:14お使い?
01:16いや
01:18お使い頼まれてそんな喜ぶって
01:22東京の人はだいぶ変わってますな
01:24ああそういうのいいから早く
01:26はい
01:28この辺をな
01:30ぐるーっとこう回ってほしいね
01:32うん
01:33ぐるっとね
01:34だから買うものは
01:36こっちにちゃんと書いてある
01:38うん
01:39ショットタントありますね
01:41はい
01:42車に気づけてな
01:44はーい
01:45行ってきます
01:46あん
01:48すいませーん
01:50はーい
01:51はーい
01:52いらっしゃいませ
01:53こんにちは
01:54あのあんこ欲しいんですけど
01:56はい
01:57えっと初めてご来店ですかね
01:59初めてです
02:00はい
02:01うちはあんの種類が4種類ございます
02:03どれ買ったらいいんだろう
02:05つぶあんとかはやっぱり小豆をよく使ってますので
02:08あのー
02:10一番吟味したものにはなってますね
02:12つぶあんって
02:14あっこれ
02:15これ
02:16そうですね
02:17はぁ
02:18いやでもこの
02:19えっ
02:20丹波って京都の
02:21丹波は京都の豆になります
02:22はい
02:23それも気になるなぁ
02:24もなかの皮って何ですか
02:26もなかの皮はあんこに載せていただく
02:29こちらの商品になるんですけど
02:30おーはい
02:31はい
02:32もなかの中に
02:33はい
02:34あんこを
02:35そうです好きなきなだけで詰めていただいて
02:37あの食べていただけるものになってます
02:39えっ自分で詰められるんですか
02:41そうなんです
02:42すごーい
02:43なーるほど
02:44えっそしたらじゃあ
02:45丹波セットください
02:47はい
02:48はい分かりました
02:49ご用意します
02:50京都ではあんぽじゃないんですか
02:53えっとね
02:54えっとね
02:55両方呼び方があるんですけど
02:56僕らもあのもう100年近く創業している
03:00今なんですけど
03:01あのどちらが正しいのかちょっとまだ分からないものになります
03:04でも100年あんで通してる
03:06そうですね
03:07じゃああんいただきます
03:09はいありがとうございます
03:11すいませーん
03:13はい
03:14はい
03:15こんにちは
03:16はい
03:17あのここでお味噌を
03:19あもちろんもちろん
03:20
03:21はい
03:22もしかして作られてます
03:25作ってます
03:26
03:27ここでお味噌
03:28ここで2回で味噌を1回で仕込んでます
03:31えぇすごい
03:32なのでこれがきよけのふた
03:36ふた
03:37ふた
03:38ふたで
03:39これほんのり香るんですけどこれ実は
03:41えっ近づいてもらう
03:42うん
03:43醤油っぽい香りがするんですけど
03:45本当だ
03:46お味噌の香りがして
03:47何年使われてるふたなんですか
03:49もう100年超え?
03:51100年選手です
03:54やっぱきよけがうまいんで
03:56きよけ?
03:58ほんのりきやつですか
03:59ほんのりき見えるかな
04:00
04:01見ます?
04:02えいいんですか?
04:03まだ白いです
04:05白いんですか
04:06あそう
04:07豆と麹
04:08はい
04:09の色なので
04:10白いし香りは
04:11まだ原料酒
04:13大豆の香りがします
04:15要するに香ばしいようなお味噌の匂いは
04:17まだないです
04:18へぇ
04:19気づけてくださいよ
04:20はい
04:21ドキドキする
04:22ちなみにこのおけも100年選手なんで
04:23もう限界きてます
04:25あっ
04:26そうなんですね
04:27うん
04:28優しい匂いする
04:30なんか
04:32お母さんの匂いって感じ
04:34100年分のね
04:36金が
04:37澄み付いてるんですよ
04:39それが
04:41この樽にしか出せない味になるんですね
04:43そう
04:44しかも
04:45この京都で
04:46この場所の気温に応じた金が住み付いてるので
04:49うん
04:50なのでこれを違うところに持って行っても
04:52じゃあ同じお味噌できるかっていったらできないんですよ
04:55うわぁ
04:56そっか
04:57なのでほんまにここの金
04:59ここのお味噌になります
05:00あの木桶って日本酒の蔵がまず作って
05:03うん
05:04それを醤油の蔵がもらって
05:06その後
05:07醤油から味噌屋の蔵がもらうっていう順番になってるんですよ
05:11へぇ
05:12そう
05:13
05:14醤油屋のもらったこの木桶の方が明らかに旨味強いです
05:19これがさっき見てもらったお味噌をしっかり熟成させたら
05:24この色になるし
05:26はい
05:27香りが
05:28もうなんていうんやろ
05:30醤油というか
05:32うまみというか
05:33すごいでしょ
05:34これめちゃめちゃすごいですって
05:36うわっ
05:37その醤油だるで作られる意味がすごく分かる
05:41わかるでしょ
05:42そうそうそうそう
05:43醤油に近いコーブがほんまに動いてるんで
05:44へぇ
05:45あのほんまびっくりするぐらいに
05:47あのうまみ
05:48うまみがないとかうまみが強いです
05:50うわぁ楽しみだなぁ
05:52すいません
05:53はい
05:54はい
05:55お客さんや
05:57こんにちは
05:58いらっしゃいませ
05:59えぇー
06:00湯葉ありますか
06:01はい
06:02これなんですけど
06:032つ前
06:042つ
06:05はい
06:06この湯葉は普通の湯葉とはちょっと違うんですか
06:09組み上げ湯葉って言って
06:11湯葉を組み上げるっていうか
06:14へぇー
06:15それで1枚ずつ入れて
06:17はい
06:18最後に豆乳かけて出来上がりです
06:21そうなんですね
06:22はい
06:23今何されてるんですか
06:24今ねこれ
06:25おもしして
06:27肩に入れておもしして
06:30揚げになるんです油揚げに
06:32これからお揚げになるんだ
06:34へぇー
06:35もう何年守られてるんですか
06:37えっとね
06:38えっとね
06:39私が生まれる前からやし
06:40もうぼちぼち70年と違う
06:44すごい
06:46じゃあえっと2代目
06:49そうですね
06:50よし
06:51任務完了
06:52こんにちは
06:53こんにちは
06:54いらっしゃいませ
06:55あの
06:56はい
06:57コットーってどうやって買ったらいいんですか
07:00そうですね
07:01あの
07:02好きなのを選んでおいたら
07:04だんだんこう分かってくるというか
07:07そんな感じでいいと思いますけどね
07:09好きなもの
07:10あんまり考えずに好きなものを選んでおいてもらっても
07:13ちゃんとその集まったもの全体を見たら
07:16そのカラーが出てきて
07:18自分こんなん好きやったなとか分かってくると思いますけどね
07:21へぇー
07:23私まだ自分がどんなのが好きか分からないな
07:26うん
07:27そうですね
07:28これはあの
07:29はい
07:30トビウオ?
07:31そうです
07:32顔が違うんですよね
07:33そうですね
07:34手作業なんで結構違うんです
07:35へぇー
07:36でそんなんも
07:37あの
07:38アールデコのデザインがいろんな国に順番に伝わって
07:42日本に入って
07:43日本っぽいアールデコになってるっていうのが面白いんですよね
07:47へぇー
07:48ちょっと優しい感じのものになったりとかするんです
07:52アールデコがね
07:53そのお話されてる表情が優しくて
07:57へへへへへへ
07:59なんかコットって人との出会いでもあるんですね
08:02そうですね
08:03なんかコットって人との出会いでもあるんですね
08:07そうですね
08:08それはなんかあの蕎麦チョコなんですけど
08:11デザインの名前が馬の目っていう
08:13馬の目?
08:14はい
08:15動物の馬ですね
08:16これが馬の目?
08:17はい
08:18これはいつぐらいのものになるんですか?
08:21それは江戸後期ぐらいなので180年ぐらい前ですかね
08:24へぇー
08:25そうなんだ
08:26馬の目
08:27どう着
08:28ただいまー
08:29遅かったな
08:30ちょっと寄り道してきた
08:31そりゃよろしましたな
08:32うん
08:33で買い物は?
08:34買えたー
08:35うん
08:36うん
08:37こんにちは
08:38こんにちは
08:39お邪魔します
08:40はい
08:41どうも
08:42お邪魔します
08:43はい
08:44こんにちは
08:45こんにちは
08:46お邪魔します
08:47はい
08:48どうも
08:50お邪魔します
08:51はい
08:52こんにちは
08:53えとうです
08:54
08:55あのー小山です
08:57吉田です
08:59よろしくお願いします
09:00うーん
09:02
09:03とりあえずちょっと飲もうか
09:05あーもちろんもちろんは
09:06はい
09:07お邪魔します
09:08やった
09:09カモロースのサランね
09:10カモロース
09:11はい
09:12カモロース
09:13いつもこんな感じなんですか?
09:14あー
09:15まああの
09:16割とたまりね
09:17うん
09:18黒いやつ
09:19
09:20おじさんとはどういう
09:22あーえっと
09:23僕ねあのー
09:25表に赤い車あるでしょ
09:28あれのメンテで来てるんですが
09:31僕あのバイクショップやってて
09:33この人ね変わってんすよ
09:34え?
09:35古いバイク集めてきて直して売ってんです
09:37へー
09:38いや
09:39そんなこと言うたら君の方が変人
09:41いやいや
09:42そんなことないですよ
09:43だって普通のグラフィックデザイナーですから
09:44普通ちゃうやろ
09:45なんでですか?
09:46え?
09:47全然普通ちゃうやってることだ
09:48え?なんでですか?
09:49え?なんでですか?
09:50おじさんも変わってますから
09:54はいはい
09:55おじさんも変わってますから
09:58はいはい
09:59はいはい
10:00はいはいはい
10:01はいお座りお座り
10:02あー
10:04その椅子似合いますね
10:05ほんまや
10:07あのしげるさん
10:09僕らにその椅子座らせてくれへんのですよ
10:11もうカナちゃんの椅子やー言うて
10:14さあ早いことほれ
10:16食べましょう
10:17食べましょう
10:18はいはいはい
10:19はいどうぞ
10:20ありがとう
10:21お願いしますね
10:22はいはいはいはい
10:23どうぞどうぞ
10:24よっしゃー
10:25ふわふわ
10:27あーそんまね
10:29ありがとうございます
10:30はいいただきます
10:32ちょっと待って
10:33これね
10:35途中で気になったお店で買っちゃった
10:36
10:37ちょっとちょっと映画
10:38
10:39広大の裏見るのはな
10:42えー
10:43産地と年代をちょっと調べるような
10:46そんなこと
10:47へー
10:48さあさあさあ
10:49とろいましたでー
10:50いやいやいやいや
10:51ほんならかんぱいやー
10:52はい
10:53かんぱーい
10:54かんぱーい
10:55よろしくお願いします
10:56よろしくお願いします
10:57お味噌どうぞ
10:58まなさん
10:59京都仕事ですか
11:00あ、はい
11:01あ、はい
11:02大阪で長期出張になって
11:04せっかくだから
11:05ここから通わせてもらうと
11:06OK
11:07うーん
11:08正期
11:09正期?
11:10入会資格ありですね
11:11京都はどうですか
11:12慣れそうですか
11:13うーん
11:14道の名前覚えるのが難しかった
11:16あーまあね
11:17最初はね
11:18覚えるのがちょっとね
11:20大変よね
11:21うん
11:22お二人は京都の人ですか
11:24あーいやいやもう
11:25僕はね
11:26あのもともと大阪です
11:27うん
11:28僕静岡です
11:30大学で京都来てそのまま
11:32二人とも京都の人かと思いました
11:34いやいやもうよそもんですよ
11:38そう
11:39かなさんと一緒です
11:40こうやってぼちょーっと入れて
11:43よいしょよいしょよいしょで
11:46よいしょ
11:47いやいや俺や
11:49うま
11:50うま
11:51うまに
11:52えぇ
11:53もう一つや
11:54はい
11:55こんなにいっぱい入れていいの?
11:56おおお
11:57おー
11:58ぜーたくー
12:00いただきまーす
12:01香ばしー
12:03香ばしーやろー
12:04んー
12:05中何個も甘くしおいしー
12:07まあでも言うてりゃ分からへん
12:08幸せ
12:09ほにゃほにゃほにゃ言うてりゃ
12:10幸せ
12:11あーそうか
12:12ははははは
12:14置けたのある?
12:15ここにあります
12:16あーありがとう
12:18さーお疲れさん
12:19どうやー
12:21大変やったか
12:22今日は
12:24満足
12:26自分を満たせば世界も満たされるということじゃな
12:29明日呢
12:31雨天啊
12:33ちょっと
12:34早起きたらええんちゃうかいな
12:37知らんけどな
12:41来たー
12:42なんでこんな時間に行ってくるかね
12:45この前来た時は気ままな無職だったけど
12:48今回は仕事だ
12:50少し心持ちが違う
12:52今回京都に来た理由の一つ
12:55それは
12:56先日
12:57会社主催のパーティーがあった
13:00とても賑やかな雰囲気の中
13:02とても賑やかな雰囲気の中
13:04なぜか急に私は寂しさに襲われた
13:07大勢の中で感じた
13:09ずっと
13:11あの小さな寂しさが
13:13大勢の中で感じた
13:15理由の見当たらない寂しさ
13:18ずっと
13:19あの小さな寂しさが
13:21心の隅っこにいる
13:23この気持ち
13:25なんだろう
13:26そう思った時
13:27おじさんの顔が浮かんだ
13:30おやすみ
13:31おやすみなさい
13:33やっぱり音がしない
13:35こうして私の2度目のちょこっと京都が始まった
13:41当たり前のことがあった
13:46意地なんだってことは
13:48私の居場所を探しながら
13:54君の優しさに触れながら
14:00私の小さな当たり前が育っていくように
14:07好きな時に
14:09好きな時に
14:12好きなように
14:14笑って
14:16君と過ごす
14:18冬季・県民族には
14:23持っている
14:25おやすみなさんの
14:27風景の大きさに
14:28行っている
14:30学校は
14:33午後も
14:35一度一度上乱させて
14:37抜か Mina
14:39未经许可,不得翻唱或使用
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