- 23 時間前
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ショートトランスクリプション
00:00新人賞の募集が始まります
00:03新人賞?
00:04賞金も200万円にします
00:08わー、すごい数ですね
00:11フランス出版観音小説新人賞
00:13応募数約1000作品の中から
00:15頂点となる一作品がついに決まる
00:21これで一騎打ちになりました
00:23どちらが対象にふさわしいのかご意見お願いします
00:26じゃあまず大泉さんから
00:29はい
00:30私は放課後秘密クラブを推したいと思います
00:33理由を教えてくれる?
00:36正直まだ荒削りな部分はあるかと思います
00:39可能的な描写などは特に
00:41でも青春のみずみずしさや甘酸っぱさがよく表現
00:44されていて
00:45これこそ観音小説の裾野を広げる可能性があると感じ
00:49ました
00:49素晴らしい着眼伝だと思います
00:51まあでも大正は知人の懺悔ですよね
00:53間違いないでしょう
00:55私も知人の懺悔が対象で異論はありません
01:00ただこの新藤さんという方
01:02卓越した才能があるのは間違いないんですが
01:05もしかしたら各ジャンルが違うのかもしれません
01:08ジャンル?
01:08人妻未亡人系なのか
01:11フリーに寝取られ系なのか
01:13ジャンルさえあればもっとお化けするはずです
01:16編集長
01:17新藤先生の担当
01:19ぜひ僕にやらせてください
01:20私の方が適任です
01:22私にやらせてください
01:23担当って立候補正で決めるものなんですか?
01:26才能のある作家の担当は取り合いになるんです
01:29新しい才能を見出して
01:30その才能が最も発揮できるように導くのが
01:33編集者の仕事ですから
01:35そうなんですね
01:36ではどちらが適任か後ほど徹底的に討論しましょう
01:40望むところよ
01:41あのもし大泉さんが放課後秘密クラブに可能性を感じて
01:45るなら
01:46出版を目指してみてはいかがですか
01:48えっいいんですか
01:49もちろんそのままというわけでもいきませんから
01:52作家の赤月さんと一緒にブラッシュアップ作業を
01:55してみてはどうでしょうか
01:57ぜひやらせてください
01:59じゃあ初めての新人育成ですね
02:02新人育成
02:04編集者が必ず通る道です
02:07私も入社したばっかりの頃
02:09新人育成に応募してきた古田先生の才能に驚いて
02:12担当を志願しました
02:14それから20年
02:15古田先生の切り開く唯一無二の道を
02:17一緒に歩かせてもらいました
02:20私も編集長と古田先生みたいに
02:23赤月さんと黄金コンビを目指します
02:39ムーブメント起こしちゃう
02:41余裕者
02:53アンチバキューラーバチャポピンチュー
02:57感じ悪いアイツも取り組む
03:00贅沢合わせ乗り越して
03:03抗えなくしちゃう
03:05余裕者
03:06ムーブメント起こしちゃう
03:09余裕者
03:20あの皆さんちょっといいですか
03:22実は進藤さんに受賞の連絡をしたっきり
03:25何の返信もなくって
03:27連絡が途絶えてしまいました
03:28え?
03:30200万いらないってこと?
03:32大名
03:34いやでも会社的には支払わなくて済むからいいのか
03:36いやいや何言ってんの
03:38出版したらそれ以上の売り上げがあるんだから
03:41そうですよ
03:42それにこれはあくまで未来への投資ですから
03:44そっか
03:46これからの観音小説会を背負っていただかないといけないです
03:49もんね
03:50石爺さんと早瀬さんで
03:52なんとか新藤さんを探し出していただけませんか
03:54はい
03:56この才能を逃すわけにはいきません
03:59じゃあ先に見つけ出した方が担当になるってのはどう?
04:02いいですね
04:03そうしましょう
04:06はい
04:07おはようございます
04:08いい
04:2320年食べててもやっぱり
04:25一口目はこの声が漏れてしまいますね
04:27うれしいこと言ってくれるね
04:37心境の変化か体調の変化ありましたか
04:42なんで
04:43あいやチャーハンとても美味しかったのですが
04:47いつもとわずかに違う感じがしました
04:53よくわかったな
04:5520年同じチャーハンいただいてますんで
04:59そうだ20年だ
05:04引退しようと思ってんだ
05:06え?
05:08ちょっと待ってくださいよ
05:10こんな美味しいチャーハンもう食べられなくなるんですか
05:12いやいやいや
05:14こっちじゃなくてさ
05:16え?
05:20作家のほう
05:23え?
05:25そどういうことですか?
05:28気力に体力に
05:32あとは
05:33才能の限界っていったところかな
05:36そんな納得できません現に古田先生は20年間傑作を生み
05:42出し続けてきたじゃないですかもう決めたんだせめて担当である私が
05:47納得できるような理由教えていただけませんか
05:56これからも食べに来てよさ
06:24なんか俺にお手伝い事ある?
06:26うんうん大丈夫
06:28ありがとう
06:29そっと
06:30うん
06:48もしもし
06:49やっと出た
06:51ちょっと仕事忙しくて
06:53あのね
06:54真白の職場のことで大事な話があるんだけど
06:57あーのごめんちょっと今忙しいからさまた連絡するね
07:00ちょっと
07:05邪魔しないでよ
07:07ん
07:36ん
07:36ん
07:36ん
07:36ん
07:36ん
07:36放課後秘密クラブの?
07:38あっ
07:39よくぞお越しくださいました
07:41私観音小説編集部の大泉真白と申します
07:45赤月先生女性の方だったんですね
07:47お会いできて嬉しいです
07:49初めまして
07:50初めまして
07:51これから赤月先生の担当を務めさせていただきます
07:53どうぞよろしくお願いします
07:55えっ
07:56担当
07:57はい
07:58私に担当がつくんですか
08:00はい
08:00惜しくも賞は逃してしまったんですが
08:02このまま世に出さないのはもったいない作品だと思いまして
08:06赤月先生のお力にならせてください
08:09先生
08:09というわけで
08:10これから大泉と一緒にデビューに向けて進めていきたいの
08:13ですが
08:14いかがでしょうか
08:15はい
08:16お願いします
08:18ありがとうございます
08:21ん?
08:22こちら修正案になります
08:24えっ
08:25えっ
08:27えっ
08:28えっ
08:28ん?
08:34お願いします
08:40マシロちゃんどんどん頼もしくなっていくねええまあでもあん
08:45まり作家さんに編集者のエゴを押しつけすぎないと
08:48いいですけど最初はやりがちですよねあの古田先生が引退さ
08:54れるって本当ですかはいどうやら本人の意思は堅いようです引退の
09:00理由は聞いたんですかいやそれがあんまりはっきりとしたこと
09:04を教えてくればいいんですよ
09:34ありがとうございますお願いします
09:37えっ
09:38えっ
09:38えっこれ背景は
09:40えっ
09:41いや
09:41できないできないできない
09:43無理無理無理無理無理
10:30あっありがとうございます。
10:36でもどうしたらうまく伝えられるんでしょうか駄目なところを伝
10:40える前にいいところを伝えてあげてくださいはい作家が100人いれ
10:46ば100人それぞれの付き合い方があります編集者だって全
10:50然違いますよねそうですね作家と編集者のそれぞれの掛け算の
10:56最適解を探していくしかないんですはい私だって最初から古田先生
11:03とうまくいっすればいいですよ。
11:03言っていたわけではありません最初の頃はお互いに苦戦して
11:07何が正解かわからなくなってケンカになったこともありますでも道
11:13が切り開けた瞬間があったんですこれが古田先生が進む
11:18べき道だと確信して20年2人で歩んできました。ですがその
11:25道のせいで長年古田先生を苦しめていたのかもしれません。
11:55はい。
11:56はい。
11:56はい。
11:57はい。
12:21知人の懺悔を書かれた新藤さんは古田先生ですよね?
12:32担当として一番のファンとして20年も古田先生の作
12:36品を読んできたのに気づくのが遅くなってしまい申し
12:41訳ございませんでしたやっぱり君には見向かれたかどうして名前を
12:47変えて応募されたんですかまさか賞金見えたじゃないですよねって
12:51悪かったねあいえでもどうして?
12:59うん。20年前の新人賞の時さ実は僕2作品書き上げ
13:08てたんだよ。
13:11でも募集要項がほら1人1作品までだったでしょ悩み
13:17に悩んでさなんとか選んで送ったんだ。
18:55あとでもいいのかもしれないなあ。
18:58はい。
19:00お互いさもうよっぽよぼのじじいになった時にゆっく
19:05り振り返るか酒組み交わしながらさえへへへ
19:10へへ。あの一つ提案があるんですが。何?
19:28えぇ、慣れてないんであのあれですけど本当に来ていただいてありがとうございます。
20:03えぇ、あのー。
20:05編集長はどうやって古田先生をここまで導くことができたんですか。
20:10古田先生が一番輝くであろうジャンルを見つけることが
20:13できたからかもわかりませんね。
20:16本当にはそれぞれ輝ける場所があります。その場所へ導いてあげる
20:21のが我々編集者の仕事です。
20:25この道で間違ってなかったんですね。と信じたいですね。はい。期待してます
20:35次回作。
20:43あの暁先生は観音小説家には向いてないと思います先生の作品は
20:52表現が明確すぎて逆に想像力をかきたてないんですなので!
21:26早速読みました。どれも明快でわかりやすくて最高でした。
21:32ありがとうございます。
21:33あかつきさんの才能はコミックスの原作にぴったり
21:37だと思います。
21:38そうなんですよ。
21:40こんなに才能あふれる作家さんを紹介していただいてありがとうございます。
21:44いえいえ。もっと担当ですので。
21:47ありがとうございます。
21:49いいえ。
21:51あかつきさん、TLコミック編集部で逸材扱いだそう
21:54です。
21:55よかったですね。
21:56でもそんな逸材手放しちゃってよかったの?
21:59はい。人は輝ける場所にいるのが一番なので。
22:03ねえ、編集長。
22:04はい。
22:17お母さん。
22:26お母さん。
22:28お母さん。
22:29お母さん。
22:33お母さん。
22:47何言ってんの。
22:48この人はね。
22:48お話しします。
22:49全てを失ったんだ。
22:51あなたが欲しい。
22:52最終的に決めるのは真っ白だよ。
22:54ダメです。
22:55契約面って本当にそれでいけるんすよね。
22:57やっぱり好きだな。
22:58何を躊躇することがある。
23:00お母さん。
23:02お母さん。
23:04お母さん。
23:05お母さん。
23:07お母さん。
23:08お母さん。
23:09お母さん。
23:10お母さん。
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