00:16突然だが少し考えてみてほしい
00:19人は平等であるか否か
00:24現代社会は平等平等と訴えてやまない
00:33ある偉人が天は人の上に人を作らず 人の下にも人を作らずと言っただがこれには続きがある
00:42生まれた時は平等だがその後に差が生まれるのは学問に励んだか励まなかったか
00:50そこに違いが生じるととにもかくにも人間は考えることのできる生き物だ
00:58平等という言葉は嘘偽りだらけだが 不平等もまた受け入れがたい事実であるということ
01:05ねえ席譲ってもらえないかなん?
01:11そこ優先座席だしおばあさんに座ってもらった方がいいと思うの
01:14おやおやプリティガール
01:20優先席は優先席であって法的な義務は存在しない
01:23若者だから席を譲れと?
01:26実にナンセンス
01:31私が若かろうと立てばより体力を消耗する
01:35なぜ意味もなく無益なことをしなければならない?
01:38でも社会貢献にもなると思うんだ
01:42それにおばあさん辛そうにしてるから
01:45社会貢献には興味がないのでね
01:51それに私以外の一般席に座っているものはどうだ?
01:57優先席かそうでないかなど些細な問題だと思うのだがね
02:04いいよ私は大丈夫だからありがとう
02:11みなさんどなたか席を譲ってあげてもらえないでしょうか
02:19あの… どうぞ
02:22ありがとうございます
02:36あの… どうぞ…
02:38ありがとうございます
02:48今日からここに通うのか
02:54東京都高度育成高等学校
02:56日本政府が作り上げた
03:00未来を支えていく若者の育成を目的とした学校だ
03:04就職率、進学率100%を謳い
03:10国指導の徹底した指導により希望する未来に全力で応えるという
03:12ちょっと
03:14ん?
03:17バスの中で私の方を見てたけど
03:18何なの?
03:22ああ… 悪い
03:27あんたも俺と同じで席を譲る気なさそうだったから
03:30ああいうことに関わりたくないよな
03:32一緒にしないで
03:36私は信念を持って譲らなかったの
03:37いや、それ… 俺より酷くね?
03:41用がないならいいわ
03:48うん
03:52続きまして、生徒会長の挨拶です
03:56生徒会長の堀北学です
04:01本年度は我が校に入学した皆さんに
04:05在校生を代表して歓迎の意を表したいと思います
04:15本校は文部領土、さらに高い進学率、就職率を誇ることは皆さんご存知でしょうか?
04:23それは卒業生、在校生たちの普段の努力により達成されている我が校の誇りであり
04:27新入生にもそれに続くことを望む
04:28同じクラスなのか…
04:29この学校は完全な実力主義である
04:36どうなんだ? え、どういうジャンルの本が好きなの?
04:39ええ、本のジャンル?
04:42ええ、恋愛も好きなの?
04:43あ、やっぱりそうなの?
04:46ええ、私はね、ミステリーがなのに…
04:48意外ですね?
04:49意外…
04:51隣の席なのか…
04:53嫌な偶然で…
04:55同感だ…
04:56みんな、ちょっといいかな?
05:04今からみんなで自己紹介をやって、一日も早くお互いに友達になれたらと思うんだ
05:08先生もまだ来ないみたいだし、どうかな?
05:10賛成! いいんじゃないの?
05:15だよね、あたしら名前も知らないし…
05:16ありがとう…
05:18じゃあ、まずは僕から…
05:22平田陽介、気軽に陽介って呼んでほしい…
05:27趣味はスポーツ全般で、この学校ではサッカー部に入る予定だよ…
05:29みんな、よろしく!
05:33こういう奴が、クラスの中心になってくんだろうな…
05:35じゃあ、次は私だね!
05:38串田貴卿といいます!
05:42ここにいるみんなと、仲良くなることが目標です!
05:47たくさん思い出を作りたいので、みなさん、どんどん誘ってください!
05:52男女共に人気出るだろうな…
05:56もう私誰とでも仲良くなれますオーラ出てるし…
05:59って、批評してる場合じゃないな…
06:05この自己紹介で、クラス内の立ち位置が決まる…
06:07受けを狙うべきか…
06:11超ハイテンションで一笑いくらい取れるかも…
06:13やっと、メキされるか…
06:18そもそも趣味とか特技とかないし…
06:19俺は何も持たない…
06:21自由な白い鳥…
06:23次は…
06:25そこの君!
06:25え?
06:28俺?
06:29ん?
06:31うん…
06:33仕方ない…
06:36ここは少し、気張って自己紹介することにしよう…
06:38学校生活のために…
06:41えー…
06:43えっと…
06:45綾野浩二清高です…
06:47えー…
06:49よろしくお願いします…
06:51うん…
06:52うん…
06:55得意なことは特にありませんが…
06:56うん…
07:01仲良くなれるよう頑張ります…
07:07失敗したー…
07:08失敗したー…
07:08よろしくね、綾野浩二くん…
07:11仲良くやっていこう…
07:13ふっ…
07:14笑われた…
07:16じゃあ、次は…
07:18えっ!?
07:19えっ!?
07:19何が自己紹介だ!
07:21俺らはガキかよ!
07:24やりたいやつだけでやってろ!
07:25お前たち…
07:27えっ!?
07:27えっ!?
07:28席につけ…
07:34Dクラスの担任となった…
07:35茶柱さえだ…
07:39この学校にクラス替えはない…
07:40卒業まで3年間…
07:44私がお前たちの担当となる…
07:48まずは本校の資料を配ろう…
07:51前から後ろへ回してくれ…
07:55本校には独自のルールが存在する…
07:57まず善良制で…
07:59在学中に敷地内から出ることと…
08:03外部との連絡を制限している…
08:05だが心配するな…
08:09学園にはあらゆる施設が揃っている…
08:12生活に必要なものは全て手に入るだろう…
08:14娯楽も含めてな…
08:16買い物には…
08:20学生証端末に保有されているポイントを使う…
08:21この学校では…
08:23あらゆるものをポイントで買うことができる…
08:27ポイントは毎月1日に振り込まれる…
08:291ポイントで1円の価値だ…
08:31お前たちにはすでに…
08:35今月分の10万ポイントが支給されている…
08:3810万…マジかよ…
08:39へぇ…
08:41支給額の多さに驚いたか?
08:46この学校は実力で生徒を測る…
08:52入学を果たしたお前たちにはそれだけの価値はあるというわけだ…
08:57ありがとうございました…
09:00本当に金として使えるんだな…
09:011クラス25人で…
09:03各学年4クラスだから…
09:06全校生徒は300人…
09:09全員に毎月10万も支給してたら…
09:12年3億6千万の出費…
09:16いくら国が運営していると言っても…
09:18ん…
09:22またしても嫌な偶然ね…
09:25そう警戒するなよ…
09:26うん…
09:28まあ隣の席同士…
09:30今日からよろしく…
09:32名前は?
09:38それくらい答えてもいいんじゃないか…
09:39拒否しても構わないかしら…
09:41隣同士で名前も知らないのは…
09:44居心地悪いと思うけどな…
09:47うん…
09:51堀北スズネよ…
09:53堀北…
09:56確か生徒会長も…
09:59おっ…
10:01安いの買うんだな…
10:03金もあるんだし…
10:04もう少し高いの買ってもいいんじゃ…
10:06必要ない…
10:07しかし…
10:09必要ない…と言ったでしょ…
10:11はい…
10:11あなた…
10:13人付き合いが得意じゃなさそうね…
10:16会話が下手だもの…
10:18そうだな…
10:21お前も似たようなものだと思うが…
10:22そうね…
10:23でも…
10:27私はそもそも友達を作る必要性を感じない…
10:29無料?
10:31ポイントを使いすぎた人への救済措置…
10:33かな…
10:34月10万円も与えておきながら…
10:37随分と甘い学校ね…
10:38なめてんじゃねえぞ!
10:39ああ!
10:40お前…
10:41一年のDクラスだろ…
10:43ああ!
10:44だからなんだよ!
10:46おお…
10:47ひでえ口の利きようだな…
10:48上級生に対してよ…
10:51ルッセ!
10:51あれ…
10:52確かうちのクラスの…
10:54関わったら…
10:55私の品位まで落ちそうね…
10:57ああ…
10:58ふっ!
11:00ふっ!
11:00きょうは見逃してやるよ!
11:01きょうは見逃してやるよ!
11:02みじめなお前ら不良品を…
11:04これ以上いじめちゃかわいそうだもんな!
11:06ふっ!
11:07ふっ!
11:07ふえてろよ!
11:09どうせお前ら…
11:11これから地獄を見んだからな!
11:13地獄?ん?
11:16ふっ…
11:23はぁ…
11:40The group started to build a group in the middle of the class.
11:43Kyo-chan, let's go eat dinner.
11:46Sorry, I have a little room.
11:49It's about 8 million!
11:51It's about 10 million every month!
11:54I'm going to buy a phone game!
11:55I'm trying to buy a phone game!
11:57I'm going to buy a phone game!
12:01I'm going to buy a phone game.
12:06I think I'm going to buy a phone game.
12:07But you're not that bad.
12:11That's right.
12:13I like one person.
12:15I can't have a phone game.
12:20I'm going to go there.
12:22Hey, it's Aiyano Kouji, right?
12:26Ah, well, it's...
12:29Kushi?
12:30Thank you. I remember your name.
12:34Well, well.
12:36Hey, I'm fine.
12:47I'm fine.
12:48Aiyano Kouji君って堀北さんと仲いいよね?いや、よくはないと思うが…でも堀北さんが話すのはAiyano
13:08Kouji君だけだよ。私ね、学校中のみんなと友達になりたいんだ。だから堀北さんにも連絡先を聞いたんだけど、断られちゃって…
13:17誰とも仲良くする気はないって…ああいう性格だからな…でも私、堀北さんとも友達になりたいの
13:18!協力してもらえないかな
13:35?協力って言っても…ダメ…かな…うーん…大和政権の長は大君と呼ばれ、各地の有力豪族を死生制度を使って支配した。
13:47死生制度というのは、宇治は血縁関係の集団。カバネは役職や地位のことだ。つまり、血縁によって地位と役職を決める制度である。
13:53今日はここまで。よく復習しておくように。
14:04本当に甘い学校ね。ん
14:09?授業中に生徒が遊んだり、居眠りしていても注意さえしない。
14:15本当にここは国が運営する新学校なの?生徒の自主性に任せるってことじゃないか
14:27?そうね。なあ、帰るんだったら少し付き合って欲しいんだが。何が目的?
14:36俺が誘うと狙いがあるように見えるのか?具体的な要件があるなら聞くくらい構わないけど。ショッピングモールにカフェあるだろ
14:42?女の子がいっぱいいる。あそこに一緒に行かないか
14:43?どうして私が?一人で行く勇気がないんだよ。男子禁制って感じがするだろ
14:55?他に誘う相手はいるはずもないわね。
15:15情けないが、その通りだ。すごい人数ね。堀北も初めて来たのか
15:18?ああ、ぼっちだもんな。嫌味のつもり
15:20?幼稚ね。
15:36お、あそこが開いたな。あれだな。周りから見たら俺たちカップルに見えたりし…ないだろうな。
15:42これから起こることを想像すると、意外痛い。うん。ああ、堀北さん
15:48!偶然だね。綾野孝司君も。二人もここをよく来るの
16:01?今日はたまたまだ。そうなんだ。私は一人で…帰るわ。おい、まだ来たばっかりだろ。串田さんがいるなら、私は必要ないでしょ。
16:13いや、ほら。俺と串田はクラスメイトってだけだし。私とあなたの関係も同じよ。それに…気に入らないわね。何がしたいの
16:21?や、やだな。偶然だよ。串田、そこはどういう意味が正解だ。
16:47さっきここにいた二人も、隣のテーブルの二人も、みんなDクラスの生徒だった。偶然…よく知ってるんだな。全然気づかなかった。私たちは放課後すぐにここへ来たのよ。とすると、彼女たちがこのカフェにいた時間はせいぜい数分。帰るには早すぎるわ。うん。えっと…
16:54悪い。ちょっと寝回しした。でしょうね。堀北さん
16:55!私と友達になってください
17:03!私のことは放っておいてほしいの。クラスにも迷惑はかけないわ。え
17:16?でも、ずっと一人ぼっちじゃ寂しすぎるよ。私は一人を寂しいと感じたことはない。あ…時間の無駄ね。あなたの発言すべてが不愉快よ。
17:17おい、本当にいいのか?このまま誰とも仲良くならないってことは、3年間ぼっちってことだぞ。9年間続けているから平気よ。幼稚園も含めればもっとね。ごめん。私のせいで堀北さんに嫌われるような真似させちゃって。いや、気にするな。
17:45友達には…なれないのかな。
18:00クラスのことも仲良くなれないんじゃ、目標は遠いな。堀北が特別なだけだと思うが…あ、一ノ瀬さんだ。え?
18:08Bクラスの一ノ瀬穂奈美さん。昨日友達になったんだ。違うクラスの生徒とも仲良くなってるのか
18:13?うん。Bクラスは話しやすい人が多いから。
18:27でもさ、この学校ってすごいよね。お店もいっぱいあって、毎月10万円ももらえて。額の大きさとか、ちょっと異常だと思うけどな。うん。やっぱりそう思う
18:34?ポイントって言うから、ついつかっちゃいそうになるし、金銭感覚はおかしくなりそう。
18:54うん。使いすぎに気をつけないとって思ってる。買わなきゃいけないものは買うけどね。石鹸や洗剤なんかの日用品とか、下着…とか…まあ、堀北も同じだったな。えぇ
19:03?堀北さんのお金の使い方なんか知ってるんだ。やっぱり仲良いでしょ。偶然見ただけだ。
19:31というか、近い…ふーん。ま、そういうことにしとく。いや、本当にそうなんだが…月10万…か…
19:46多くの生徒は、深く考えることなく、学園生活を満喫していった。日々の生活で、10万という金を湯水のごとく浪費して。
19:54授業では、教師は法人主義で、死後や居眠り、遅刻欠席は日常茶飯事。
20:03散財と、宝刀と、怠惰を続け、そうして5月1日を迎えた。
20:04んー、どういうこと?やっぱり、お前も
20:08?なんで?
20:09なんで?
20:38関に着け。
20:45このクラスだけ忘れられたなどという可能性もない。
20:56本当に愚かだな、お前たちは。うっ。
21:07毎月、合わせて98回。授業中の死後や携帯を触った回数、391回。ひと月でずいぶんとやらかしたものだ。
21:29この学校では、クラスの成績評価が、毎月振り込まれるポイントに反映される。査定の結果、お前たちは当初持っていた10万ポイントをすべて失った。今月振り込まれるポイントは、ゼロだ。えっ、じゃあ、俺らゼロ円で生活すんの
21:35?あっ、なんだよ、すえ。聞いてねえって。
22:01ただの高校生に過ぎないお前たちが、何の制約もなく、毎月10万も使わせてもらえると、本気で思っていたのか?ありえないだろう。常識で考えて。なぜ、疑問を疑問のまま放置しておく。入学式の日にも言っただろう。この学校は、実力で生徒を図る、と。
22:10お前たちは、評価ゼロの、クズというわけだ。
22:36キラリ蝶が飛んでた砂埃が大地に舞う。遥か彼方それでも、空に憧れた。
22:51ああ、睨める星は落ちない。今日やは手捕まえよう。この場所から。
23:10この場所に、、あなたは、私たちの空に踏まえられない。この場所から、参戦の中で、恐竜が罠を貼る。部屋に、針が落ちる。
23:15引き上げて日差し交わる エントロピーが満ちてく
23:21世間的自由の中で 君はどう生きるのかって
23:25壊れた未来だ
23:27Step by step 少しずつ掴み取るんだ光を
23:37変化は怖くない瞬間を解けよう
23:49生え上がる何度でも空はいつでも待っている 僕らは地球で平野を歩く旅人
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