プレイヤーにスキップメインコンテンツにスキップ
  • 2 日前
トランスクリプション
00:00おやよいこだねんねしな
00:06漫画 日本昔話
00:08今の昔も変わりなく
00:11母の恵みの子守唄
00:20遠い昔の物語
00:39夢をたぐればほろほろと
00:45花の心浮かぶやきめ
00:49人の情けな幸せを
00:59そっと運んだ
01:05かさちぞう
01:31撫かぶやいた
01:43昔々、河内の国、片野のあたりに
01:48それはそれは気立ての良い美しい姫君がいらっしゃいました
01:55姫は何不自由なく楽しく暮らしておりましたが
01:58たった一つその小さな胸を痛めていることがありました
02:05姫の母君がもう長い間病で床につかれたままだったの
02:10です
02:11お母様は自分の身にもしものことがあったら
02:15この幼い姫を残してどうしようと頭を悩ませておりましたが
02:25お母様はある日日頃お慕いしている観音様にお願いい
02:31たしました
02:32と不思議なことに観音様が母君の夢枕にお立ち
02:37になり
02:39汝の願いを聞きつけよう
02:43幼い姫君の行くせいを案じるなら
02:47姫君の頭に鉢をかぶせるがよい
02:54母君はこの観音様のお告げを尊いものと思いになり
03:00翌日早速姫の頭に蜂をおかぶせになりました
03:07どうかこの子が幸せでありますように
03:14そしてそれから一日も片の日も
03:17お母様はお亡くなりになりました
03:21お母様
03:24お母様
03:28それからどのくらい経ったでしょうか
03:31お母様のお葬式も終わり
03:33夏も近づこうというある日
03:37そんなみっともないものを取ってしまいなさい
03:41と姫の頭から蜂を外そうとなさいましたが
03:45どうしたことか蜂はぴったり姫の頭にくっついたまま
03:49外れようとしません
03:51何人かかって引っ張ってもびくともしないのです
03:59それからさらにしばらくして
04:01父君のところに新しいお母様がおいでになりました
04:11なんて奇妙なものをかぶっているんでしょう
04:14君の悪いこと
04:18そう言って姫をあざけり下げすみました
04:24そして
04:25ある寒い冬の日
04:28新しいお母様はとうとう家来に命じて
04:32この蜂担ぎを
04:33どこか遠いところに捨ててくるように言いつけました
04:40そして
04:41何年もの歳月が過ぎ去りました
04:45蜂担ぎ姫は
04:46あれからずっと重い蜂を頭にかぶったまま
04:50あちこちをさまよい歩いたのです
04:57そしてどこへ行っても蜂を担いだその姿は気味悪がら
05:01
05:01わーいわーい蜂担ぎ
05:04これでもくらえ
05:07子供たちには乱暴にあつかわれ
05:09道行く人々からは容赦ない下げすみの罵声を浴び
05:13るのでした
05:21姫はもう身も心もくたくたでした
05:29母上様
05:31姫はもうこれ以上生きているのがつろうございます
05:34どうか母上様のところへ連れて行ってくださいます
05:40そう言い置くと姫は冷たい川のもがけて身を踊らせて
05:46しまったのでした
05:49ところがどうしたことでしょう
05:51こうかふこうか姫の体は蜂のために水の上に浮いてしま
05:56
05:56死ぬこともできぬままどんどん川を流されていったの
06:00です
06:00長い長い夜が明け朝がやってきました
06:04川岸の道にちょうど家来を数人連れた若いおぶけ
06:09様の姿が見えました
06:11この若君は姫の姿をお認めになり
06:15早速娘を助けるようにお命じになりました
06:21若君はいろいろ優しく声をおかけになりましたが
06:25姫は自分の老いたちについては何も語りませんでした
06:29まあよいどこに行くとてあてのないのなら私の館へ
06:35来て働きなさい
06:36こうして姫は優しい若気味の館で働くことになったのです
06:42しかし館での生活も決して楽ではありませんでした
06:47朝は暗いうちから起きて水を汲み
06:49夜は館の人々が寝静まってから寝るのです
06:54でも姫は一生懸命働きました
07:00ある日の夜のことです
07:02館で入った蔵の中で姫は一針のことを見つけました
07:12姫はことに手を当てると静かに引き始めました
07:27こんな静かな気持ちを
07:30どんなに長い間忘れてしまっていたことでしょう
07:34ことの調べに乗って昔の懐かしい日々が
07:37姫の心によみがえってきました
07:46誰じゃそこで琴を弾いているのは
07:49すみません今すぐ片付けます
07:52いやいややめずともよいもっと聞かせておくれ
07:58姫の弾く琴の音は若気味の心を打ちました
08:04若気味はこのように美しい琴の音色を
08:07今までに聞いたことがなかったのです
08:10そなたはきっと高貴な生まれのお方である
08:15私にそなたの老いたちを話してくれぬか
08:20問われるままに
08:22姫は自分の老いたちや
08:24今日までの身の上を若気味に話して聞かせました
08:31ある秋のことでした
08:34若気味にお嫁さんをもらう話が持ち上がりました
08:38若気味ももう22歳
08:41決してお嫁さんをもらって早すぎるということはありません
08:45ところが若気味はこの話を断りました
08:49両親は心配して
08:51誰か心に決めた良い人でもおるのかと問いただすと
08:55はい 私が連れてきた
08:58あの娘と一緒になりたいと思っています
09:01なんじゃ
09:02あんな子
09:05両親の驚きは大変なものでした
09:08でもそれよりもっと驚いたのは
09:11若気味が私のこと
09:14姫の心は喜びで激しくときめきましたが
09:21でも蜂を担いだ自分の醜い姿のことを思うと
09:25姫の心は暗く閉ざされるのでした
09:32ならぬ
09:33あのような娘を嫁にするなどと断じて許さぬ
09:37考え直しておくれ
09:38他に良い娘はいっぱいおるではありませんか
09:42若気味様
09:43私はここから立ち去らせていただきます
09:47短い間でしたが本当にありがとうございました
09:51片時なりと私のことを思ってくださった喜びは
09:54決して忘れません
09:58旅姿の姫は
10:00影からそう若気味に別れを告げました
10:04自分がこれ以上ここにいると
10:06若気味は不幸におなりになる
10:09姫はそう考えて館を出て行こうとしたのです
10:14誰だそこにいるのは
10:21若気味は一目見てそのすべてを察すると
10:24姫の方へ駆け寄って言いました
10:26あなたが家を出て行くのなら
10:29私も一緒に家を出よう
10:31私はどんなことがあっても
10:32そなたと一緒になるつもりなのだから
10:35若気味様
10:38ええ何を言う
10:41自分というものをわきまえろ
10:42もし貴様がまだそのようなことを申すのなら
10:46父上何を言うのか
10:48ええ夜だ
11:15何という不思議なことでしょう
11:20若気味の父が刀を抜いて姫を切ろうとした瞬間
11:25あれほど取ろうとしても取れなかった鉢が
11:29粉みじんに砕け散り
11:31中からこの世のものとも思えぬ
11:34美しい姫の姿が現れたのです
11:40
11:40そなたは
11:42若気味様
11:44若気味と姫はこうしてめでたく結ばれました
11:50思えば何もかも災いのもとであったあの鉢が
11:53今こうして二人を結びつけ
11:56姫に幸せをもたらしたのでした
12:00二人はそれからいつまでも愛し合い
12:03幸せにお暮らしになったということです
12:27
12:28今日の都の外れに
12:30暗黒寺というお寺がありました
12:35ある夏の日
12:36一人の少年がお母さんに手を引かれてやってきました
12:42この少年の名前は一休さんといいます
12:49みんな
12:50ここにいるのが一休じゃ
12:52みんな仲良くするんじゃぞ
12:55はい
12:55はい
12:56はい
13:00こうして一休さんのお寺での修行生活が始まりました
13:06お寺の朝はまだお百姓さんも起きない早いうちから始ま
13:11ります
13:12さあ忙しい一日の始まりです
13:27いただきまーす
13:29朝ごはんが済んだらおしょうさんのお出かせ
13:34いってらっしゃいませ
13:37やったな
13:39何するんだい
13:39わいわいわい
13:43おしゅうじのお稽古はみんな真っ黒
13:48こうしてお寺の一日はあっという間に過ぎてゆきます
13:53そして夜
13:55小僧さんたちにとっては一番楽しいおしゃべりのひと
13:59ときです
14:03みんなそろそろ寝なされよ
14:05はーい
14:08ねえねえみんな知ってる
14:11
14:12おしょうさんね
14:13夜になるとこっそり一人で水飴なめてるんだよ
14:18本当
14:20というわけでみんなでおしょうさんを覗きに行くことになりました
14:24おしょうさんは甘いものにかけては目のないお方だったのです
14:29えへへ
14:29うめえ
14:30誰じゃそこにおるのは
14:35なんじゃこんな夜遅く
14:38おしょうさんその後ろに隠されたものは何ですか
14:43これか
14:45これはじゃなあのその
14:46なんじゃよ
14:48毒なんじゃよ
14:50
14:50
14:52さあこの毒はな子供が舐めると死んでしまうんじゃよ
14:56そのその大人が舐めると薬になるんじゃよ
15:02小僧さんたちはもうカンカン
15:07そこで一休さんいい考えを思いつきました
15:11次の日
15:12おしょうさんがお出かけになった後のことです
15:16この飴みんな舐めていいの
15:19叱られない
15:21大丈夫
15:21僕にいい考えがあるから
15:24それじゃまず僕がおどっくみ
15:32んんん
15:34こりゃうまい
15:46あっという間に水飴の壺は空っぽになってしまいました
15:50さて一休さんにはどんな方法があるのでしょう
15:54夕方になっておしょうさんが帰ってこられました
15:59ふぅん
16:01ふぅん
16:02ふぅん
16:02さて一休何を泣いているどうしたのじゃ
16:06はい
16:06おしょうさん私は悪いことをしてしまいました
16:09それで死のうとしたのですが死ねないのです
16:13なに死ぬじゃとしてどんな悪いことをしたのじゃ
16:16はい
16:17おしょうさんが大事にしていらっしゃるすずりを割ってしま
16:21いました
16:21なんじゃとあのすずりをじゃと
16:24はい
16:25それで死んでお詫びをしようと壺の中の毒を全部なめた
16:29んですが
16:30なあ
16:31なにあの水飴を全部なめたじゃと
16:35あれやっぱりあれは水飴だったんですか
16:39毒じゃなかったんですか
16:42いやいや毒じゃ
16:43いや水飴じゃ
16:44毒じゃ水飴じゃと
16:46おしょうさんは大慌て
16:47とうとう嘘をついていたことがばれてしまいました
16:51でもさすがは偉いおしょうさん
16:54素直に一休さんに謝りました
16:58嘘をついたのはわしが悪かった
17:00この通りじゃ
17:02と一休さんも
17:03おしょうさん許してください
17:06私もうそをついておりました
17:08なにそなたもじゃと
17:11はーい
17:12一休さんは元のままのすずりを
17:16おしょうさんの前に差し出しました
17:19あれやあれや
17:21うははははは
17:22一休うそはいかんの
17:24はいうそはいけませぬ
17:35こんなことがあって
17:37一休さんの頭のよさは
17:39みんなから認められるところとなりました
17:42さて
17:44夏が過ぎて
17:46秋がやってきました
17:47おしょうさんは語がお好きで
17:50相手はいつも小物屋の多平さんです
17:53ところが小僧さんたちにはこれが悩みの種
17:57というのも
17:58多平さんが帰るまでは自分たちも眠ることができなかった
18:02からです
18:03そこで多平さんを越させない何か良い方法はないもの
18:08
18:12翌日多平さんがいつものように寺の前へ来ますと
18:17獣の皮を着た人はお寺の中へ入ってはいけません
18:22ふーん
18:24一休さんの仕業じゃな
18:26わしがいつもこの毛皮のちゃんちゃん子を着ているので目をつ
18:30けたと見えるな
18:32さてどうしたものか
18:35あ、そうじゃ
18:37さて
18:41お揃いでどうしましたかな
18:44多平さん
18:45門の前の張り紙はお読みになりましたか
18:48ええ、もちろん読みましたとも
18:51多平さんの着ておられるそのちゃんちゃん子は
18:54獣の皮で作ったのではありませんか
18:57へへ、行ってきたぞ
19:02はい、これは熊の毛皮で作ったものです
19:05それならどうして寺の中へ入って来られたのですか
19:08へへへ、行ってやるぞ
19:12それはですな
19:13おお、それなら寺の中にある太鼓はどうですか
19:17太鼓は獣の皮ではありませんか
19:20太鼓があるのになぜ私が入ってきてはいけないのでしょう
19:23多平さんは太鼓だ
19:25太鼓はいつも罰で叩かれておりまする
19:29一休さんは罰を振りかざして
19:31太平さんを追いかけ回しました
19:35こうして小物屋の太平さん
19:37とんちで一休さんをやりこめようとしましたが
19:40逆にまんまとやりこめられてしまいました
19:44そしてある日のこと
19:45太平さんからご馳走したいので
19:48一休さんと一緒に来てほしいという手紙が参りました
19:52二人は太平さんの家へと出かけました
19:55
19:56この橋を渡らないでおいでください
20:00なんじゃこれは
20:03橋を渡らないでどうやって太平さんの家に行くか
20:08どうだ
20:09これにはいっきゅうさんも参ったろうと
20:12物陰から太平さんが見ておりますと
20:15堂々と橋を渡って参ります
20:19えらら一休さん一休さん
20:22あなた縦札は読まなかったのですか
20:25もちろん読みましたよ
20:27それではなぜ
20:28はい
20:29私どもは橋は渡りませんでした
20:32橋ではなく真ん中を通ってきたのです
20:36橋と橋
20:37真ん中を
20:41なるほど
20:42やまいたまいった
20:47太平さんは一休さんのトンチにすっかり兜を脱ぎ
20:51二人に気持ちよくおもてなししたそうです
20:54冬が去り
20:56春が来ました
21:00今日の都ではトンチに強い一休さんのことがすっかり有
21:04名になり
21:05将軍様のお耳にまで達することになりました
21:09ある日一休さんと和尚さんは将軍様の前に招かれました
21:13うーんそっちが一休か今日は一つわしの願いを聞いてもら
21:18いたいのじゃが
21:19はい私にできますことならなんなりと
21:22うんそれなら一休
21:25一枚の屏風があるこの虎が夜な夜な屏風を抜け出
21:30し悪さをして困るのじゃ
21:32この虎を縛ることができるかの
21:36どうじゃできるかの
21:39はい承知しました
21:41いい一休そんなもちゃなこと
21:44和尚さんはそう言って止めましたが
21:46一休さんは屏風の前に行くときりりと鉢巻きを
21:50して
21:52虎を縛る縄をお貸しください
21:56そう叫びました
21:57そして
22:02虎がそこで暴れますと将軍様に迷惑がかかります
22:06虎をここまで追い出してください
22:09なななんじゃと
22:12ささここまで虎を追い出してくだされ
22:15これこれ一休絵に描いた虎を追い出されると思うか
22:20絵に描いた虎を縛れると思うか
22:23むむむむむ
22:25なななるほど
22:26うまい一休
22:28あっぱれんじゃぞ
22:30あっぱれんじゃ
22:31一休さんはこうして見事将軍様の難題に答えました
22:38都の人々がこの噂を聞いて大喜びしたことは言うまでも
22:42ありません
22:43そして
22:44トンチの名人一休さんは
22:47その後一休前士という
22:50とても偉いお坊さんになりましたとさ
23:04くまのこみていたかくれんぼ
23:07おしりをだいしたこいっとうしょ
23:12ゆうやけこやけでまたあした
23:17またあした
23:21いいないいな
23:24人間っていいな
23:28おいしいおやつに
23:30おかがごはん
23:32子供の帰りを待ってるだろうな
23:36僕も帰ろう
23:38お家へ帰ろう
23:40でんでんでんぐりがいて
23:42バイバイバイ
23:45いいないいな
23:48人間っていいな
23:52みんなで仲良くぼちゃぼちゃお風呂
23:56あったかい布団で眠るんだろうな
24:00僕も帰ろう
24:02お家へ帰ろう
24:04でんでんでんぐりがいて
24:06バイバイバイ
コメント

お勧め