Skip to playerSkip to main content
  • 1 day ago
uploaded with File Uploader (z-o-o-m.eu)
Transcript
00:00打ち破れ Liar
00:06傷つくのが怖いか 砕けたその先で 僕を笑う
00:11どこの誰が僕を構えるんだ
00:14空に溢れる Liar 揺らいだ矛先に 君は迷う
00:23今の君の声は誰の声なんだ
00:31時より僕は空っぽで 話す言葉とは いい距離感君との日々には
00:42嘘はないけどそれでもどっかごまかして
00:50無意識のうちに器用になって なんで今日だって乗りかかり方がわからないや
00:54見動きが取れない 迷路 By Meの檻の中打ち破れ
01:07Liar傷つくのが怖いか
01:08砕けたその先で 僕を笑う
01:17どこの誰が僕を構えるんだ空に溢れる
01:20Liar揺らいだ矛先に
01:26君は迷う今の君の声は誰の声なんだ
01:40制服デートってやつですなんでまた急にデートみたいなことは
01:41やめたほうがいいと
01:45聞いてたけどなそんな昔のことは 忘れてしまったよ今日じゃないとダメなの
01:50?明日のことはわからないカサブランカかよ
01:52あのね 気づいたの私たちが互いに高校生なのは
02:04今しかなくて10年後にどれだけ求めても この今は戻ってこないんだってだから制服デート
02:14?いつか我慢できずに そういうことを言い出すのは俺のほうだと思ってたよ何も知らなければ
02:17私は幻の女のままで
02:19君の前から ふっと消えられたのにな幻の女か君のクラスに行った日の夜
02:31眠れなかったんだだから
02:36カラカラ振って缶の中に残ってるドロップの数を確認するみたいに
02:43理由を考えたそれで最後に心の蓋を外してみたらコロンって答えが出てきたの
02:44ああ ただの高校生西野アスカとして 君と青春してみたかったんだって例えば
03:00こういう例えばなら 試してみる時間と理由は残されていると思わない?
03:03そっか アスネーって思ったよりも 俺のこと気に入ってたんだ知らなかったの
03:12?私はずっと前から
03:15君のことが大好きなんだよ
03:36まずは 高校生っぽい遊びでもするうんデートで分けていいのは
03:39夏の日のチューペットだけ
03:40え?そうやって2年越しで
03:47手紙のやり取りをするんだけどもしも君と私だったら
03:49どんな言葉を交わすと思う?で 近い近いはぁ…君はもっと平然としているのかと思ってたよ憧れの先輩との初デートドキマギしない男がいるのなら
04:03教えてほしいな慣れてるでしょ?
04:07女の子とのあの程度の距離感は
04:09慣れてねーよ アスネーとのああいう距離感はあ…ねえ
04:23君は気づいてる
04:27?素敵な後輩との初デートで
04:30ドキマギしない女の子もいないんだよ
04:38あ…実はこういうとこ初めてなんだそうなの
04:39?うちって母が中学 父は高校の教師で
04:47結構厳格なのお祭りで食べ物を買うのもダメ
04:48こういう場所に来るのもダメ
04:59屋台の大雑把な焼きそばや丸々焼きを ラムネで流し込む美味しさを知らないなんて人生の半分は損してるねそれって君がこの間
05:05七瀬さんとしたことじゃんかうん…だけど
05:10本当は遠い昔に一度だけ 連れて行ってもらったことがあるのご両親に?
05:13さあ… ねえ教えて…こう?
05:21あれ… えっと…んー…だー
05:28こうだってば…
05:32よし…それで… 次は?うっ…
05:36あとは… まっすぐ突き出すだけだよこう?
05:52うっ… そんな感じ…初めてにしては悪くないよちょっとコツ掴んだかも
06:03見ててねうんうっ…アースねー
06:05ネクタイ ネクタイ締めて
06:10うっ…うっ…
06:16見ました?見なかったことにしようと努力してますどこまで見えました?
06:23アースねーってターコイズブルー好きですよねうっ…
06:26もう嫁に行けないうっ…
06:29責任取ってあげようかほろきり?
06:31うっ… もうちょっと音便に…うっ…
06:58えっ…じゃあ… 君の歌を聴かせて…うっ…
07:01うっ… 責任取っていたものが両手から滑り落ちて…どうしようもなくやるせなさと憤りを覚えていた…あの頃…
07:15アースねーは俺がずっと憧れて手を伸ばしていた…月そのものみたいに見えた…誰かの目や…
07:16誰かのつるさや…誰かの弱さや…
07:30汚さなんか相手にしないで…自分が信じた道を当たり前のように歩く…もしもこんな風に荒れていたのならば…こんな風にならなかったのに…
07:31例えば… こんな会話をした…格好良く生きるために格好悪くならなきゃいけないとき…どうすればいいんだろう…君にとっての格好悪いが…外から見ても格好悪いとは限らないよ…野良猫が近所のおばあちゃんに媚び売って餌をもらっていたら…格好悪いとは思わない…違うよ…野良猫であり続けるためにそうしているの…そのうち思い出すよ…
08:00格好良く生きるために格好悪くならなきゃいけないとき…どうすればいいんだろう…君にとっての格好悪いが…外から見ても格好悪いとは限らないよ…野良猫が近所のおばあちゃんに媚び売って餌をもらっていたら…格好悪いとは思わない…違うよ…野良猫であり続けるためにそうしているの…そのうち思い出すよ…きっと君なら…
08:08たとえばこんな会話をした…どうせ裏切られるのなら…
08:14最初から信じなければいいと思う…どうせの数に反比例するように…
08:17人生はモノクロになっていくんじゃないかな…
08:35美しく生きられないのなら…死んでいるのと大した違いはない…か…そっちのほうが…ずっと君らしいよ…たとえば…こんな一筆線をもらった…
08:51君へ…言葉には力があると思っています…心が疲れているときは…自然と染み入るような音楽と共に…どうか君の隙間を埋められるピースが見つかりますようにと…願いを込めて…
09:07アスカ…故郷を離れ…憧れの町へと旅立つ歌…どんなに遠く離れても…いつだって帰って来られる場所はここにあるよ…同じ空の下からあなたのことを思っているよ…
09:26そんな風に祈りながら…俺がそうしてもらったように…借り物の言葉とやり方だけど…今のアスネーに…届くように…ねえ…ちょっとらしくないこと聞いてもいいかな
09:27?ん?君には夢がある?去年まではメジャーで活躍する野球選手…ごめんなさい…やっちゃった…
09:47当面はそうだな…新しい夢を見つけることが夢…かな…明日ねえわ…待って…聞いてもいい
09:54?うん…言葉を届ける仕事に就きたいの…小説家ってこと
10:05?一読者でありながら本を作ることに携われる…小説の編集者になりたいんだ…編集者…
10:20小さい頃からいろんな物語と言葉に囲まれていたの…勇気をもらって…支えられて…たとえ私のヒーローには手が届かなくても…それに近いものに触れることはできた…
10:38ちょっと分かる気がするな…だからね…そういう物語を生み出して…届けるためのお手伝いがしたい…こういうのってチープかな…つまり…その…単純に本が好きだからそれに関わる仕事に就きたくて…
10:57何かぼんやりしてるというか…安易というか…
11:02それは…十分夢を追いかける理由になるんじゃないかな…
11:12そっか…ありがとう…本当は少し自信がなかった…東京は編集者を目指すために?
11:29うん…私って普通の人たちが当たり前のように経験していることを…経験してなかったりするから…多分それは…とても正しい夢への一歩目なのだと思う…私がこの街を大好きで大嫌いって言ったの…覚えてる
11:40?うん…私…ずっとここにいる自分は簡単に想像できるんだ…副大に行って…手堅く就職して…
12:04まだ名前も知らない誰かのお嫁さんになるの…田舎町に染まっていく自分が怖い…じゃあ…決意が固まりつつあると言ってたのは…東京だ…その答えは…もうちょっとだけ保留にしておきたいかな…そっか…ん?
12:28俺も小説家を目指すって言い出すかもよ…そしたら担当編集者は私だ…かもね…
12:48東京に出た私が…ある日君がペンネームで書いた小説を見つけるの…素敵な物語にさめざめ涙して書籍化を打診したら…打ち合わせ場所に君が現れる…まるでおとぎ話だ…おとぎ話みたいな現実だってあるんだよ…
12:56本当は…すぐ近くに…アスネ
12:57!なーに?東京に行くなら…それまでにここでしか見られないものをもっと見よう…ここでしかできない会話をして…ここでしか流せない涙を流そう…遠くに離れても…心はいつだって…この場所に帰って来られるように…うん!
13:37ハルー、こういうのも着てみればいいのに…そういうのはユウコみたいな女の子らしい子のための服でしょ
13:39?そんなことないよ!特別な日のために一着ぐらいは持っておいたら
13:43?特別な日って?
13:47好きな男の子とデートするとか?ないない
13:56!ユウコ、私のことなんだと思ってんのさ…可愛い女の子だけど…マジな顔で言われると反応に困る
13:57!ねえ、どう思う?普通にないっしょ!ハルだし
14:01!なんだとこら!はいはい、どうせ旦那も同意見でしょ
14:08?すいませんね、ちんじくりんの色気なしで…
14:12いや、ハルの女の子らしい格好を見てみたいぞ…んー
14:15!というわけでユウコちゃん、べっぴんさんにしてあげてー
14:17!かーしこまりー!
14:18ちょ、ちょっとー!待ってー
14:24!はいはい、注目ーく
14:26!見て見てー!開けるよー、ハルー
14:29!ちょ、待ってー!
14:38はずいから…あんま…見ないで…ユウコマジックやっぺー
14:40!ハルじゃないみてー
14:42!女子だ女子
14:49!な、なんでー!やっぱ私は男っぽい格好の方が性に合ってるよ
14:51!ぶっちゃけ自分でも…ハル
14:53!すごく綺麗だ
14:59!はぁ!?あんたごこととばかりにからかって!
15:00いや、ほんとに似合ってるよ!や、やめて
15:08!ほんと、ちょっと…なんだもん…せっかくだから買っちゃいなよ
15:09!買わないの
15:25?買う…はっ…
15:30そういえばさぁ…あんたって西野先輩のこと好きなの
15:37?えぇ!?えぇ!?あ、あ、あ…ほれ、口元不禁しちゃい
15:40!う…おい
15:41!マジなのかよ
15:42!落ち着けよ
15:43!なんだって、急に!何回か河川敷で見たんだよねー
15:48!親しげに話してるの!
15:53あ…あんたのああいう顔って、他で見たことないからさ…
15:55おい、サク!ちょっと黙ってろ
16:09!去年、俺が野球部辞めた直後に偶然知り合った人なんだよ…みんな気を使って、理由とか聞いてこなかっただろ…
16:28だってサク、何も話さないってオーラムンムンだったぜ…弱ってるのを見せたくなかったんだよ…ゆう子なんて毎日泣きそうな顔してたしさ…だって、あの頃のサクいつもと全然違ったもん…何も教えてくれないし、どうやって接したらいいか分からなくて…
16:43その優しさが嬉しかったし、聞かれてもはぐらかしていたと思う…みんなは俺にとって日常だったから…だけど、やっぱりどこかで吐き出したい気持ちもあったんだ…その相手が西野先輩だったってこと
16:51?あの人は俺にとって非日常だったんだよ…なるほど…ね…
17:11悪かったな、サク…さっきは熱くなった…いつものことだろ…ちょ、ひどくねえ…なあ、カイト…お前から言い出さない限り…俺は何も知らないってことでいいんだよな…
17:41知らねえのかよ、サク…誰かが用意ドンのピストルを撃たなきゃ…レースは始まんねえんだ…スタートラインで構えてないと…合図があっても走り出せない…このレースでそこに立つ権利があるのは…最初から一人しかいないぜ…
18:04熱くなるのは得意だろ…熱苦しい男は流行んねえの…なあ…お前って俺のこと好きなんだな…お前ら…のことかな…恥ずいぞ、今の…じゃあな、サク…じゃあな、カイト…
18:29あ…よっ…明日、三者面談をするんだがな…福井に決めたそうだ…ちょっと…暮らせ…え?
18:46国語の教師を目指すんだとよ…まあ…福井で生きていくなら…間違いのない選択だ…たぶん…何かあって身動きが取れなくなっているんだ…だとしたら俺の役割は…東京へ行きたいんでしょ?
19:04小説の編集者になるために…はぁ…やっぱり…か…ここの鍵を渡した時に言っただろう…誰よりも自由で、誰よりも不自由なお前に預けると…もう一度よく考えてみろ…
19:31誰よりも自由で不自由…俺はその正解に触れることができるだろうか…どうして言っちゃうかな…言って欲しそうにしてたからだよ…二人とも…何か俺に話せることはある?
19:36両親…特にお父さんが堅くなに反対してるの
19:37?東京に進学すること?編集者を目指すことも…どうせ話し合っても無駄なら…早いうちに気持ちを切り替えた方がいいかなって…ほら…福井にいれば、いつでも君とデートできるしさ…そんなデートは死んでもごめんだな…今のアスネーはらしくないよ…
20:15私らしさ…か…それは君が私に重ねていた幻なんじゃないかな…確かに俺は…この人に自分の理想を押し付けていたところがあるのだろう…言ったでしょ
20:18?君は私を美化しすぎてる…
20:29だけど…たった今、確信した…どうせ、君にがっかりされるなら…うっ…うっ…うっ…な、なに
20:31?グダグダうるせえよ
20:32!何が幻の女だ!はっ…何よ…自分の理想を押し付けて勝手に憧れて…最後は幻滅?
20:59それは君が一番嫌っていたことじゃないの…違うね…そもそも俺は…この場所でそうやって愚書のれになりながら…子供たちを笑顔にしていたあんたに目を奪われた…最初からこの憧れは…地に足がついてるんだよ…そんなの偶然…
21:10そうだよ…偶然だから偶然じゃない…別に俺の目があろうがなかろうが…あんたは最初から自由で…優しくて…強いんだ…違うよ
21:11!私がそう荒れたのは…あすねえわ
21:23!いろんな言葉を俺に届けてくれた…心の穴ぼこを埋めてくれた…そのあんたが…どうせなんて言葉を簡単に使うなよ
21:25!はっ…
21:55人生が…モノクロになっていく…か…幻想の押し付けと憧れの違いは…正直まだよくわかんねえ…ただひとつ確かなのは…きっと俺は…あすねえのいいところを…あすねえよりもずっとたくさん言えるってこと…それじゃダメかな…やっぱり君って人は…
22:05どこまで行っても私のヒーローなんだね…あすねえが俺のヒーローなんだよ…お
22:06?え?おわっ…あのな…危ないよ…汚い…だから言ったのに…
22:27駆ける前にいようね…意外と反射神経鈍いんだ…うっ…舞い上がった水滴に…光の粒が難反射して…キラキラとこの瞬間を彩っていく…
22:40あの日に帰るように…明日へと向かうように…ねえ…君のこと…抱きしめてもいいかな…ほっ…
22:45体操服ある?ない
22:55!俺もねえよ…どうやって帰ろうか…風に惹かれながら…それはまあ…悪くない…
23:22美しく生きられないのなら…死んでいるのと大した違いはない…君のようにやってみるよ…ラムネの瓶に浮かんだビー玉みたいに…今のアスネーらしくやればいいよ…言葉を届ける仕事に就きたいなら…まずはアスネーの言葉をお父さんに届けるんだ…ふっ…二人で歩いた後には…
23:38まるでヘンゼルとグレーテルみたいな道しるべができていく…この人はもう大丈夫だと思った…そう…思っていた…左耳の約束
Comments