NIKKEI NEWS NEXT 2025年12月15日放送 Ep251215 住宅高騰時代のローン選び/日経平均668円安 AI関連株が売り
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00:00BSテレ東 25周年
00:04こんばんは
00:16日経ニュースネクストです
00:20今日のコメンテーターは 峯岸博さんです
00:22よろしくお願いします
00:23よろしくお願いします
00:24まずはこちらのニュースです
00:26日銀が発表した12月の短間 全国企業短期経済観測調査で
00:33大企業製造業の景況感は 3四半期連続での改善となりました
00:39景況感が良いと答えた企業の割合から 悪いの割合を引いた業況判断DIは
00:46大企業製造業が前回9月調査から1ポイント改善し プラス15でした
00:52改善は3四半期連続で 4年ぶりの高水準となりました
00:57アメリカの関税政策をめぐる不確実性が 下がったことなどが改善につながりました
01:04一方 大企業の非製造業は 前回から横ばいのプラス34でした
01:10先行きについては 大企業製造業は横ばい
01:14大企業非製造業は 日中関係の悪化による中国からの 訪日客の減少懸念から
01:216ポイント悪化のプラス28となっています
01:25日銀単価の発表を受け 日銀の利上げ観測も高まる中
01:30マーケットはどう動いたのか 振り返ります
01:33こちらは日経平均採用 225銘柄のヒートマップです
01:38銘柄の大きさは 日経平均全体に対する 影響度の高さを表しています
01:43今日は値上がりを示す赤の銘柄が およそ6割で
01:48医薬品や小売 自動車 不動産といった業種が 割安感などから変わりました
01:54ただ アドバンテストやソフトバンクグループなどの 大型のハイテク株が売られ
01:59指数全体が押し下げられました
02:01日経平均の終わり値は 先週末に比べて668円安い 5万168円でした
02:09一方で 市場全体の動きを表すトピックス 当初株価指数は3431と 市場最高値を更新しました
02:20続いて 為替も確認していきます
02:22円高ドル安方向で取引されています
02:25アメリカの長期金利の上昇が 一幅していることから
02:28円買い ドル売りの動きが広がり 現在 1ドル154円90銭台での推移となっています
02:35では マーケットのゲストをご紹介します
02:39三菱UFJモルガンスタンレー証券の チーフカワセストラテジスト 上野大作さんです
02:45よろしくお願いします
02:46はい よろしくお願いします
02:47今お伝えしたように 今日は日銀単管が発表されまして
02:52大企業製造業の業況判断指数は 3期連続で改善しました
02:57上野さん 今週末には 日銀の金融政策決定会合を控えていますけれども
03:02出てきた単管の内容 どうご覧になっていますか
03:04はい ほぼ市場予想通りの数字だったので
03:07特段のサプライズには ならなかったと思いますね
03:10ただ 通常は 金融政策決定会合の直前に単管があると
03:15その結果次第で 金融政策どう動くとか
03:17上田さんが何しゃべるとかって みんなドキドキするんですけれども
03:20今回に関しては もう事前の段階で
03:24日経 読売 朝日 時事通信などが
03:27もう0.75%利上げって ほぼ確実視されているような状況なので
03:32単管で何かこの金融政策に対する
03:35今週末の見方が変わるってことは なかったと思います
03:38そして 日本経済新聞社の調査によりますと
03:41今年の冬のボーナスの 1人当たりの支給額ですが
03:45前の年に比べて6.4%増えた
03:481029,808円で 初めて100万円台に乗せました
03:543年連続で過去最高を更新ということですが
03:57上野さん この結果に関しては どう受け止めていますか
04:00現在 日本の物価は 前年比で大体3%ぐらいのペースで
04:05上がっていますので
04:06ボーナスも それに負けないぐらい増えないと
04:09結局 日銀が目指している賃金と物価の
04:11好循環って起きないわけですよね
04:13ですので 今回のボーナスが増えているという結果は
04:18日銀の正常化 金融政策の正常化を目指している
04:22日銀にとってみれば 良いニュースだったと思いますね
04:25そして賃金を押し上げている 一つの影響として
04:28人手不足がありますが
04:29こちらは 今日の日銀単管の中で発表された
04:32雇用判断DIです
04:34マイナスの値が大きいほど
04:36人手不足感が強いことを示しますが
04:3912月は全規模 全産業で
04:42マイナス38と 34年ぶりの低水準となりました
04:47企業の人手不足が鮮明となりましたけれども
04:50上野さん こうしたものから見ると
04:52今後も賃上げというのは続くのでしょうか
04:55はい おそらくこの結果ですと
04:56賃上げはしっかり続いていくと思いますね
04:59上田日銀総裁は 利上げ継続の条件として
05:03来年の春党での賃金上昇に
05:05たびたび言及してましたから
05:07今回の結果は安心な内容だと思いますね
05:10とにかく賃金が上がって
05:12物価が上がるという状況を目指しているわけですから
05:15政府と二人三脚で
05:16ですから今回の結果は
05:18ちょっと人手不足感が強すぎる気もしますけれども
05:21悪い内容ではなかったと思います
05:23改めて今週末の日銀会合についてですが
05:27利上げほぼ確実視されている中で
05:30やはり注目は上田総裁の会見だと思うんですけれども
05:34上野さんはその上田総裁の発言
05:36どんな点ポイントだというふうに見ていますか
05:39何を語るかなんですけれども
05:41ただ円安を止めたいだけだったら
05:43これからもじゃんじゃん利上げしますよ
05:45みたいな
05:46ハトカー的なことを言えばいいんですけれども
05:48それをやってしまうと
05:49去年の7月の会見の後みたいに
05:51日本の株価が暴落してしまったり
05:54今長期債市場が値崩れして
05:56悪い金利上昇が起きてますから
05:58それを助長するということが
06:00リスクがありますよね
06:02ただ一方で
06:03株式市場とか債券市場に
06:05配慮しすぎて
06:06あんまりしっかり利上げするかどうか
06:09まだ考え中ですみたいなことを言っちゃうと
06:11円安がまた止まらなくなってしまうということですね
06:14ですから高派すぎると
06:16株や債券が値崩れしたり
06:18ハト派すぎると今度円が値崩れすると
06:21難しいですね
06:22そうなんです
06:23ですから結局
06:24どっちつかずの発言しちゃうと
06:26円安も止まらないし
06:27長期金利も高止まりしてしまうみたいな
06:30アブハチ取らずみたいな結果になるので
06:32この際ですからね
06:34今日銀執行部として
06:36今考えていることを素直にマーケットに喋って
06:39上田さんと割と正直者っていう印象があるじゃないですか
06:42なので喋ってしまってですね
06:44それでマーケットから変なリアクションがあったら
06:46いやいやそういうことじゃないんだよっていう形で
06:49うまく何回か会話のキャッチボールをする方が
06:52最初から忖度するよりは
06:54曖昧な発言するよりはいいような気がしますけどね
06:57今週末にその利上げが実施されるとして
07:00この先の利上げペースというのも気になるところですが
07:03そこはどう見ていますか
07:05当社ではですね
07:06来年度中に1回
07:08それから再来年度中に1回と
07:10緩やかに利上げをして
07:11最終的に1.25%まで引き上げて
07:14様子見になると思っています
07:16というのも人口減少による
07:18自然成長率の低迷が続いていますので
07:20日銀が推計している中立金利の
07:23加減である1%をちょっと超えたら
07:26様子見るんじゃないかなと思っています
07:29そういったことも踏まえると
07:30来年の為替相場ですね
07:32どういうふうに動くと見ていますか
07:34日銀が利上げをしても
07:361%界隈ぐらいまでであれば
07:38物価目標2%よりも低い
07:40実質マイナス金利の状態は解消されませんから
07:43円安圧力を除去するのは難しいと思います
07:46また今の円安って日銀のせいだけではなくて
07:50高市内閣による法満財政への懸念というものも
07:53背景になっていますから
07:54その根本のところを除去しないと
07:57なかなかやっぱり今の日本の政策だけで
08:00円安をバッチリ止め切るというのは
08:02厳しいんじゃないかなと思っています
08:04この先緩やかに円安が進んでいくとなれば
08:07ドル円が1ドル160円を超えるような
08:10可能性というのは来年あるんでしょうか
08:12今年はあると思っています
08:13ただ1ドル160円を抜けると
08:15さすがにあの介入警戒感で
08:17上値が重くなってくると思うんですよね
08:19ドル円に関しては
08:21ただ一方で今年ですね
08:23スイスフランとかユーロに対しては
08:26歴史的な円安が進んでるんですけれども
08:29こちらはですね
08:30構造的な円安圧力で円安が進んでも
08:33介入の警戒感が全くないので
08:36逆に黒線の方が円安が進みやすいという
08:39そういう状況になるかもしれませんね
08:41ここまで三菱UFJモルガンスタンレー証券の
08:46上野大作さんの解説でした
08:48ありがとうございました
08:49ありがとうございました
08:50ニュースを続けます
08:53この後は議員定数の削減法案をめぐり
08:58あす自民党と日本維新の会の投資会談が行われることや
09:03デジタル化でスナックの魅力を高める取り組みなどについてお伝えします
09:08アメリカの投資ファンドカーライルグループは
09:13日本の手術用品メーカーで
09:15東証プライム市場に上場している
09:17ホギメディカルを買収します
09:21カーライルは近くホギメディカルへ
09:24TOB株式公開買付けを実施し
09:27すべての株式の取得を目指します
09:30買収額は1500億円規模とみられます
09:33ホギメディカルは
09:35使用販売先である医療機関の経営悪化により
09:38主力製品の手術器具の伸びが低調になっていました
09:43TOBが成立すれば非公開化される見込みで
09:46カーライルのもと販売体制の見直しや
09:49新製品の開発を通じて企業価値の向上に取り組みます
09:54カーライルはヘルスケア関連企業への投資で実績があり
09:58投資先の企業との相乗効果を生かすものとみられます
10:03住宅の高騰が続く中
10:06家を買う人はどのようにローンを組むべきなのか考えます
10:10ここからは特集です
10:12まずはこちらをご覧ください
10:14日本全国新築マンションを年収の何倍で買えるかを示したものです
10:21最新の調査によると半分以上の都道府県で
10:25平均年収の10倍以上が必要に
10:30東京では平均価格が1億815万円で
10:34年収の17倍です
10:37住宅の高騰が止まらない中
10:39どう家を買えばよいか
10:41新時代のローン戦略を考えます
10:44ゲストをご紹介します
10:46住宅ローンアナリストの塩澤隆さんです
10:50よろしくお願いします
10:51よろしくお願いします
10:52塩澤さんは住宅ローンを比較するサービス
10:56もげチェックを運営されています
10:58住宅の高騰が続いていますけれども
11:01塩澤さんは購入を控える人が増えているというふうに感じていらっしゃいますか
11:08私はそうでもないですよね
11:11そんなに控えている人が増えているかというとそうではなくて
11:14やはり過去の統計データを見ますと
11:17バブル時代、不動産価格が非常に高い時代であったとしても
11:20持ち位比率というのが今と同じくらい6割ぐらいなんですよね
11:24なので不動産価格が上がったからといって
11:26持ち位比率が下がるかというとそうではないと
11:28なので基本的に買いたいと思っている人は買いに向かいますし
11:32買わなくてもいいかなと
11:34賃貸でいいかなという人はそのまま過ごすという形になりますので
11:38ただおっしゃる通り不動産価格すごく上がっていますので
11:41買うにしてもなかなか希望する物件が買えないと
11:44なのでちょっと予算を減らしたりですとか
11:47ちょっと駅から離れた物件を買うですとか
11:49そういったそういう工夫をしながら買っているという人が
11:52多いなという印象は受けますね
11:55そもそもこの年収の何倍までなら買ってもいい物件
11:59その買うことを検討してもいい物件なんでしょうか
12:01そうですねなかなかこれ一概にはお伝えしづらいところなんですけれども
12:05そもそも論として何に幸せを感じるのかというところですよね
12:09家の購入に対してやはりここで分かれ道になるのかなと
12:12例えばですけれども資産形成に喜びを感じるんだという人であれば
12:17この人はですねできるだけ高い物件を買った方がいいんですよ
12:20なぜかと言いますと高い物件ほど後々値上がりしやすいと
12:24よく不動産というのが安物買いの税入市内と言われるんですけれども
12:27その逆なんですよね
12:29なので資産形成する人はもう本当にフルスイングで
12:32年収倍率で言うとそうですね8倍とかいっても10倍とか
12:37それぐらいまでいってもいいかなと
12:39一方でやっぱりゆとりある生活に喜びを感じるというのがあれば
12:43そこまでフルスイングをせずにですね
12:45年収倍率の5倍から7倍で家計にゆとりがある形で
12:50例えばその余った余剰資金は家族旅行に行くとか
12:53そういった形で過ごされるというのがいいのかなとは思いますね
12:57年齢だったり家族構成によってもね
12:59いろいろと変わってきそうな部分ではありますけれども
13:01冒頭からお伝えしてますように
13:03とにかく住宅価格の高騰が止まらないということで
13:07国が残価設定型と呼ぶ新たな住宅ローンの普及を後押しします
13:12これは将来の売却を前提に売却想定額残価を決め
13:17この分は返済不要にするシステムです
13:21例えば5000万円でマイホームを建てる場合ですね
13:25返済分は3000万円のみで
13:28将来の住宅の価値2000万円の返済がこちらが不要になるということなんですね
13:34住宅金融支援機構が金融機関向けの保険を提供することで
13:39仮に価値が残価を下回っても保険で補填するという仕組みです
13:44残価設定型クレジット略して残クレとも言われる制度で
13:48自動車やスマートフォンでは人気があって使っている方も多いかとは思うんですけれども
13:54これを住宅で利用するということに関しては
13:57塩澤さんはどう評価しますか
13:59そうですねまだちょっと詳細が発表されていないので
14:02ややちょっと憶測で話すところもありますけれども
14:05結論広がらない可能性もあるのかなというふうには考えております
14:09と言いますのがやはりこの商品ですけれどもちょっと理解に時間がかかると言いますか
14:15ちょっとやや複雑な商品になっているんですよね
14:17やっぱり家を買う人というのは限られた時間で住宅ローンも選ばないといけないという状況ですので
14:23複雑な商品ってなかなか受け入れがたいというところがあります
14:27ですのでこういった残価というところが設定されて支払額お得になるというのは分かるんだけれども
14:33それって自分の家なのかもしくは賃貸みたいなのかというところ
14:37やはりここが直感的に分かりづらいというところ
14:40こういった懸念から広がるにしてもちょっと時間かかるかなと
14:45あともう一つ私が気になるのが対象物件ですね
14:48どれぐらい全国の中でも広がりを見せるかというところがありまして
14:52残価を保証するということはある程度資産価値が見込めるような都心部
14:58こういったところに限られてしまう可能性もあるかなと
15:01となると地方ですとか郊外ではこういった残価設定型住宅ローンの対象外となる可能性もありますので
15:07そういった観点でも広がりを見せない可能性というのもあるのかなとは思います
15:12また自動車やスマートフォンというのは数年後の価値がどれぐらいになっているかというのも
15:17だいたいデータが集まってきているところだと思うんですけれども
15:20これがこと家となると20年後にこの家が何円になっているんだろうというのは
15:25なかなか査定しづらいものなんじゃないかなと思うんですけど
15:28なのでその分ですねおそらく保険料を借りてですね
15:32ユーザー側に供給するという形になると思うんですよね
15:35そうなると一般の住宅ローンとこの残価設定型の住宅ローンの金利
15:39どれぐらい違うのかというところでちょっと金利が高くなってしまう可能性もあるのかなと
15:44そうなるとやはりこうよりシンプルな住宅ローンの方がいいんじゃないかとなる可能性もありますので
15:49おそらくですね今回記事にはありましたけれども
15:52この来年度以降ですかねおそらく商品の概要というのが発表されますので
15:57そこで経済状況を見てしっかりと比較する
15:59ここがやっぱり重要なのかなと思います
16:01そしてもう一つ今増えているのがですね
16:0450年などの35年より長いローンだということなんですね
16:09こちらも塩沢さんにご提供いただいたグラフなんですが
16:12見てわかる通り足元1年で35年より長いローンを選ぶ人が
16:1717%から25%に増えているということなんですが
16:22これは若い人が家を買うというのが増えているということなんでしょうか
16:27そうですね50年ローンをマックスで組める人というのが20代の方なんですよね
16:32なのでこういった方というのがまだやっぱり賃金もそこまで上がっていないと
16:36今最近ベアというのがありますけれども
16:38ですけれども不動産価格すごく高いと
16:40なのでここの橋渡しというところで50年ローンを使うという人というのが
16:45一定数いらっしゃるのかなと
16:46もちろんこれ31歳32歳の方はどうなのかというと
16:4948年ローンですから47年ローンという形で
16:5235年よりも長いローンを使うことができますので
16:55そういった人もですね最近やっぱり増えてきてますので
16:58先ほどですねグラフにありました通り
17:0017%という数字がですね今ぐんぐん伸びて
17:02毎月増えてますよね25%になっているという
17:04そういった状況かなと
17:06なので若い人って賃金も上がってますし
17:09不動産価格も上がっているダブルの上昇を経験してますので
17:13よりこう何でしょうかね
17:15リスクが取りやすい世代の人たちなのかなとも思います
17:18やっぱりこの50年ローンとして長くなればなるほど
17:21リバレーは増えるけれども
17:23毎月の返済額はぐっと抑えられるということなんでしょうか
17:26そうですね
17:26なので最近のこの私のお客様の動向で見ますと
17:31まずペアローン2馬力にして購入予算を増やすと
17:35そのままいくとですね毎月返済額も増えてしまうので
17:38それを50年の長長期ローンにして
17:41毎月返済額を落とすという
17:43こういったですね工夫をされている方というのが
17:45一定数いらっしゃるというそんな状況ですね
17:48その場合50年ローンというと80歳ぐらいになってしまう
17:52返済できるのかというふうなちょっと不安を覚えますけど
17:55そのあたりはどう考えますか
17:56そうですね結論ですけれども
17:58おそらく今の20代で借りている方というのは
18:0010年もしくは15年ぐらいで住み替える
18:03これをですね考えていらっしゃるんじゃないかなと
18:06実際35年ローンありますけれども
18:08実質的な返済期間って10年から15年ぐらいなんですよね
18:12多くの方というのが住み替えですとか
18:15もちろん繰上げ返済される方もいらっしゃいますので
18:1780歳までずっと次の住みかで住むかというと
18:20多分そこまでではないのかなと
18:23途中で家族が増えるので
18:25より広い家に引っ越すこういった状況かなと思います
18:28そういったことを踏まえると
18:29塩澤さんご自身が50年ローンというのはどう評価されていますか
18:33これは結構賛否両論分かれるというのは理解している上なんですけれども
18:37私はありだと思っています
18:3950年ローンって何かと言いますと
18:41いつでも繰上げ返済できる50年分割払い券なんですよね
18:45なので50年一応借りてですね
18:48その後やっぱり返済期間縮めたいなというのであれば
18:51繰上げ返済後からいくらでもすればいいんですよ
18:5335年に縮めることができると
18:54一方その逆はできないんですよね
18:5635年ローン50年に伸ばして
18:58これは返済のリスケになりますので
19:00これはできないと
19:01あれば後から縮められる権利を持つという意味で
19:0450年ローンというのは私はありなんじゃないかなとは思います
19:07むしろ若い人たちが高い家でも
19:11購入しやすくなるメリットの方が大きいということですね
19:13おっしゃる通りですね
19:14人生のキャッシュフローの割り当ての仕方なんですけれども
19:18障害賃金2億円3億円のうち
19:21住居費用というところを支払いますよね
19:23だいたい3分の1とか4分の1と
19:25そこの家賃というかけ捨てコストと
19:27住宅ローンという積み立て投資
19:29どちらに資金を割り振りますかという話なので
19:3120代の人が持ち家に住めるということは
19:34それだけかけ捨ての家賃の支払いを圧縮できますので
19:38そういった全体最適という観点では
19:41ありなんじゃないかなというふうには個人的には思います
19:43もう一つ減税のお話もあります
19:47先日明らかになった政府与党の
19:49住宅ローン減税の改定案によりますと
19:52購入者が増えている中古住宅の減税対象となる
19:56ローンの限度額を最大3000万円から
19:594500万円に引き上げるということです
20:02また減税の適用期間も現行の10年から13年に伸びる
20:06ということなんですが
20:07これはどんな方に恩恵があるんでしょうか
20:10そうですね
20:10一言で言いますと不動産価格の高騰を受けて
20:14中古マンションしか手に届きませんと
20:17中古こだてですね
20:18そういう人向けの減税の恩恵かなというふうに考えております
20:22従来はですねやはり家を買うとなると
20:25新築というところが昔はメインだったと思うんですけども
20:28新築があまりにも高すぎるというところで
20:31多くの方がですね中古物件を買われるという
20:33そういった状況です
20:34これ今の年齢別の希望物件というのを
20:36アンケートで見せていただいたものもあるという
20:39こちらですね
20:40今お話しいただいた通り
20:42どの世代でもやはり中古マンションというのが
20:45一番多いんですね
20:47そうですね
20:47もう半分近くが中古マンション
20:50特に20代の方はですね
20:52お子様がいらっしゃらないということで
20:54駅地下職場に近いという
20:57そういったところですね
20:58条件を選ばれる方も多くいらっしゃいますので
21:00そういった方ですと基本的には
21:02駅地下にある物件でマンションになりますので
21:04中古マンションが多いかなと
21:05ここでもう一つやっぱり注目は
21:07新築マンションのところですよね
21:09昔であれば人気物件だったと思うんですけれども
21:12その比率ですけれども
21:13やっぱり近年下がってきていると
21:15やはり新築のマンションが高いというところもありますし
21:18供給もちょっと減ってきていますと
21:20実際先日ですね
21:21名古屋の駅前の再開発が
21:24ちょっと中断というニュースもありましたけれども
21:26物件ですね
21:27資材価格も高騰していますので
21:29新築マンションが立ちづらいとなると
21:31基本的にはやっぱり中古マンション
21:33こちらに目が行きがちなのかなとは思います
21:35政府としてもそちらの購入の支援をしていくということ
21:38そうですね
21:39なので中古マンションでも最近はですね
21:432LDK、3LDKが高すぎるので
21:451LDKですね
21:47ここに2人住むという方も多くいらっしゃいます
21:50今回の住宅の減税ですけれども
21:52面積の要件
21:54昔はですね
21:5450平米以上というところの要件があったんですけれども
21:57これが40平米以上に緩和されています
21:59なのでこういう不動産価格の高騰に対応した
22:02減税措置というのも
22:03政府も本腰を入れているという
22:05そういった状況かなと思います
22:06そうなるとこの先中古住宅の売買というのは
22:10今あまり日本ではそこの層が厚くないというふうに
22:13言われていますけれども
22:14そこが当たり前になってくるんでしょうか
22:15そうですね
22:16基本的に新築変えたらラッキーぐらいの勢いなのかなと
22:20中古というところで売買するというのが
22:23基本的にはメインの形になるかなとは思います
22:27峰岸さん、政府がさまざまな新制度の下で
22:30住宅の購入支援しているということですが
22:33政府としてはどういった狙いがあるんでしょうか
22:35まさに20代や30代の若い世代を
22:37ターゲットにしていると思うんですよね
22:39やっぱり高い新築は買えないけれども
22:42中古だったり小さい家だったら買えるということで
22:46高市政権、20代、30代から人気がありますから
22:49異色、重といいますけれども
22:51異色では米不足なんかでかなり問題になりましたけれども
22:54今度は重ということで
22:56みんなに影響のある隅かというところで
22:59若い世代に後押しするような
23:02そんな政策を狙っているんじゃないかなというふうに見ています
23:05この後は金利上昇時代のローン戦略を考えます
23:10引き続き特集です
23:19ここからは金利上昇時代にどうローンを組むべきか考えます
23:23まずはこちらをご覧ください
23:25日銀は今週開く金融政策決定会合で
23:29政策金利を現在の0.5%から引き上げる最終調整に入ります
23:340.25%引き上げて0.75%とする案が有力です
23:40この日銀の追加利上げは住宅ローンにも影響を及ぼします
23:44日銀の利上げで支払額がどの程度変わるか
23:48塩沢さんにご提供いただいたのがこちらの表です
23:51これは次回の利上げで0.75%に政策金利がなると
23:57適用金利は1%
23:59元本3500万円35年ローンで考えると
24:04毎月返済額98,800円になるのではということですね
24:08そうですね
24:09基本的に日銀の政策金利
24:12これと変動金利の適用金利
24:14これが連動するという形になります
24:16ですので0.25%の利上げが
24:18おそらくあるだろうと言われていますけれども
24:20それが変動金利にも上乗せされて
24:23もし仮に今0.75%の金利を押し払いなのであれば
24:281%になるという形になります
24:30ですので元本3500万円であれば
24:324000円ぐらいの毎月返済額の増加という形になります
24:37ただちょっとこれ住宅ローンでややこしいところがありまして
24:405年ルールというのがあるんですね
24:42これ何を言っているかと言いますと
24:435年間の間に金利の上昇があったとしても
24:47毎月返済額は一転しますよと
24:49元本とその金利の内訳を変えると
24:53金利の内訳を多くして元本を減らすという
24:56そういったことをしますので
24:57この5年ルールが適用されている間は
24:59毎月返済額は変わりません
25:01ただ金利は増えるというところがありますので
25:04先ほどもありましたけれども
25:06政策金利がもうちょっと上がるということですので
25:09金利上昇への備えというところは
25:11引き続き大事になってくるのかなとは思います
25:14先ほど上野さんが来年もう1回利上げして
25:18さらにもう1回利上げということで
25:191.25%あたりまで政策金利いくのではないかと
25:23お話ありました
25:24そうなると足元
25:25こちらのグラフでいうと
25:279万4775円
25:29現行払っている方が
25:3010万7165円まで
25:33数年後にはもしかしたら
25:35金利が上がることによって
25:37支払額が変わるかもしれないということなんですけれども
25:40ここまで支払額が上がってきてしまうと
25:44例えばサブプライムローンのように
25:47貸し倒れが起きたりするリスクに関してはいかがでしょうか
25:50そうですね
25:50結論から申し上げると
25:52そこまではならないのかなというふうに考えております
25:54と言いますのが
25:56銀行の審査の目線なんですけれども
25:58審査時にストレステストをやるんですね
26:01これ何を言っているかと言いますと
26:02変動金利を貸し付ける人には
26:043%ぐらいの金利になったとしても
26:08払える人に限って
26:09融資を行うということをやっているんですよ
26:11なので今回の金利上昇というところで言いますと
26:14今の0.75%が1%ないし1.5%になるという
26:17この程度の金利上昇ですので
26:19もちろんこれは毎月返済額が大きいんですけれども
26:21それでバッタバッタ貸し倒れがあるかというと
26:24そうではないのかなと
26:25なのでとはいえ
26:27毎月住宅ローンの延滞率で0.1%ぐらいあるんですけれども
26:31これはどれぐらい上がっていくかというところは
26:33要注意というところかなとは思います
26:35金利上昇局面続いていますけれども
26:38変動金利なのか固定金利なのか
26:41この状況でどっちを選ぶべきなのか
26:44悩んでいる方も多いと思うんですが
26:45いかがでしょうか
26:46そうですね
26:46これは私の意見というところですけれども
26:48変動金利が有利なんじゃないかなというふうに考えております
26:51理由2つありまして
26:521つが住宅ローンの支払い方ですけれども
26:5535年間の利払いのうち
26:56最初の10年間で半分の金利を支払うんですね
26:59なのでこの金利がたくさん発生する最初の10年間のうちに
27:03いかに低金利で通過するかというところがポイントになります
27:06今変動と固定の金利差ですけれども
27:08固定が高くて変動が安いという状況になっていますので
27:11多少ですね
27:12変動金利が上がったとしても
27:14安い変動金利で10年間を通過するというのが大事かなと
27:17あともう1つがこの変動と固定の金利差がひっくり返るには
27:21あと日銀の利上げが5回は必要なんですよ
27:24そうなんですよ
27:25となると今0.5%ですから
27:271.75%2%近い政策金利が必要になりますので
27:30その状態になるのかというところと
27:32あとそれが35年間続くのかですよね
27:3435年間
27:35なのでそこまで利上げされっぱなしというのも
27:38ちょっと考えづらいかなというふうに思いますので
27:40そういったところを総合的に含めると
27:42変動金利こちらが有利なんじゃないかなとは思いますけれども
27:45ちょっと答えにくい質問もう1つですけれども
27:47資産形成という意味では早くね
27:50家を買った方がいいかもしれないけれども
27:51金利上昇を考えるともうちょっと待った方がいい
27:53早く買った方がいいけれども
27:55そのあたりのどういう
27:57早く買った方がいいかどうかというのは
27:59そうですね
27:59なかなかちょっと難しいところなんですけれども
28:02ただ待つにしてもですね
28:04そんだけの待ってる間の家賃の支払い
28:07これがですねやっぱりコストとしてかかってきます
28:09ですので不動産価格が金利上昇によって
28:12下がるかもしれないじゃないかというご意見かなと思うんですけれども
28:16それまでの家賃の支払いですよね
28:18例えば月20万円払ってますと
28:20年間240万円
28:213年間増す人は720万円
28:23これ以上不動産価格が下がるというふうに
28:26自信を持ってますかというところが
28:28一つ判断材料としては挙げられるのかなと
28:30なのでそこの見立てがちょっとわからないなというのであれば
28:34かけ捨てコストというところはできるだけ絞ってですね
28:36積み立て投資である住宅ローンの期間をできるだけ長く取った方が
28:40人生は有利に運ぶんじゃないかなとは個人的には思います
28:44ここまでしわざわさんの解説でした
28:47ありがとうございました
28:47ありがとうございました
28:48ニュースを続けます
28:51高市総理と日本維新の会の吉村代表は
28:55議員定数削減法案をめぐり
28:58あす党首会談を行う方向です
29:00自民と維新の両党が国会に提出した
29:06衆議院議員の定数を削減する法案をめぐっては
29:09あさってまでの今の国会の会期中に成立させるのは
29:13日程が窮屈になっています
29:15党首会談について
29:17日本維新の会の中塚幹事長は
29:21定数削減についてどのように対応するかが
29:24第一の協議事項になると記者団に説明し
29:27来年の通常国会でどう進めるかという対応も
29:31視野に入ると話しました
29:33衆議院の政治改革特別委員会は
29:36定数削減法案の審議に入っておらず
29:40野党は企業・団体献金の規制を強化する
29:43法案の審議を優先するよう求めています
29:46こうした状況を受け
29:48日本維新の会の吉村代表は
29:51結論を出さない国会は
29:53まっぴらごめんだと批判しました
29:54はい
29:56維新の吉村代表は
29:58かなりの不満を示しているようですね
30:00そうですね
30:00これは吉村副知事がですね
30:04大阪副知事が非常にこだわりを持っている政策なんですよね
30:08ですからいわゆる吉村ファクターというのが
30:11先を読みにくくしているというところがあります
30:14維新の中でもかなり温度差がありましてですね
30:17大阪出身の人はこの問題かなり熱意があるんですけれども
30:21それ以外の人はですね
30:23来年野党と一緒にゆっくり協議をしていけばいいじゃないか
30:27そういう空気もあるんですよね
30:28そもそもですね
30:30連立政権の合意書を見てもらいますと
30:341割の削減を目標に
30:37この臨時国会で議員立法で法案を提出し
30:43成立を目指すとなっているんです
30:44議員立法の法案というのは
30:46もうすでに提出されたわけですよね
30:48成立を目指すとなっているので
30:51必ずしもこの国会で通さなければいけないというわけではないんですが
30:55吉村知事ですね
30:58この議員定数の削減は
30:59連立入りの絶対条件だといった手前がありますし
31:03やっぱり将来の福祉と構想につなげたいという気持ちもあるので
31:08ここで安易な妥協ができないということですので
31:11明日の党首会談
31:13どれだけ会期の延長もにらんでですね
31:16吉村知事がどんどん粘り強く押し込んでいくかどうか
31:22ここ注目しています
31:23こちらは衆院議員定数をめぐる
31:26与野党の主張というのも確認していきたいんですけれども
31:29この議員定数削減について
31:31高市総理自身は見起きる改革として大切だと話していますよね
31:37そうですね
31:37高市総理は吉村さんと連立合意を結んだ当事者だけに
31:43やっぱり維新を後押したいという気持ちがありますが
31:45なかなか見起きる改革というのがですね
31:48なぜ衆院の議員定数削減で
31:50それを今やらなければいけないのかと
31:52そのあたりでなかなか分かりにくいところがありますよね
31:56これ小さな政党にとってのが死活問題
32:00それに比べると自民や維新にとっては
32:03かなり傷が少なくて済む問題なんですよね
32:06そもそも振り返ればですね
32:08この政治改革というのは自民党の派閥の裏金問題に端を発して
32:14野党は企業団体献金の規制強化というのを求めている
32:19維新ももともとは企業団体献金の全敗というのを掲げていたわけですから
32:24そのあたりもなかなか理解が広がらない理由になっていると思います
32:28明日の党首会談どこまで吉村知事が押し込めるかという話されていましたけれども
32:35決裂という事態は考えられるんでしょうか
32:38まだ高市政権発足してから2ヶ月も経ってないんですね
32:42ここで連立離脱になれば
32:44なんで政権入りしたんだということを言われてしまうと思いますので
32:48連立離脱ということは考えにくいと思います
32:51一方で高市政権2ヶ月にわたって非常に支持率高いですね
32:56今回明日成立する見込みの今年度補正予算案もですね
33:02国民民主党とか公明党といった野党も賛成するというところで
33:09維新がなかなか連立与党の中で難しい立ち位置になっているのは事実なんですね
33:14これすぐに衆院解散ということにはなりませんけれども
33:18来年の1月招集の通常国会にかけてですね
33:22これはやっぱり与党の中でなかなかギクシャクしていけばですね
33:26なかなか波乱含みの展開になるんじゃないかと見ています
33:28会期の延長されるかどうかというのは
33:32ちょっと明日注目点として見ておいた方がいいというところですか
33:34そうですね
33:34維新としては会期を延長してでもこの法案を成立させてほしいと言って
33:40自民党も成立の見込みがあれば会期延長もあるよと言っているんですけど
33:44今もう年末ですよね
33:45税制改正も予算編成もあるという中で非常に限られているので
33:50仮に延長するとしても本当数日
33:53でもこれじゃ法律通りませんね
33:55おそらくかなり難しいということで
33:58このまま会期末で閉じるという可能性が高いと思います
34:03ニュースをまとめてお伝えします
34:06中国国家統計局が発表した11月の工業生産は
34:121年前を4.8%上回りました
34:15伸び率は10月の4.9%からわずかに縮小しました
34:20EV電気自動車など車の生産は顕著だった一方
34:25不動産不況による内需不足が響きました
34:28また、小売売上高は1.3%の増加で
34:32伸び率は10月の2.9%から鈍化しました
34:36アクティビスト、物言う株主として知られる
34:41村上義昭氏らが関わる投資会社レノや
34:45村上市長女の野村綾氏などが
34:47富士メディアホールディングスへ
34:49株式の買い増しを検討する方針を通告したことが分かりました
34:53村上市側が求める不動産事業の売却や分離などに
34:58前進がなければ、議決権比率で
35:00最大33.3%まで株式を買いますとしています
35:05大規模な太陽光発電所、メガソーラーの開発をめぐり
35:11支援廃止や規制強化によって
35:13悪質な事業者の計画に歯止めをかける
35:16政府・自民党の方針が明らかになりました
35:19メガソーラーは2012年の固定価格での
35:24電力買取制度の導入を機に急拡大し
35:27多くの事業者が参入しましたが
35:29地域住民との圧力や法令を守らない事業者など
35:33問題が多発しています
35:35政策転換で業界再編を促す考えです
35:39イングランドとウェールズで
35:42売信裁判を削減する動きが出ています
35:45背景にあるのが8万件が審理待ちという
35:48裁判の大幅な遅れです
35:50ここからはフィナンシャルタイムズとの連動企画です
36:00世界の注目ニュースをFTの記者が解説します
36:03今日取り上げるのはこちらの3本です
36:06まずはこの記事から
36:07EUゲノム編集の農作物 規制緩和で合意です
36:13EUヨーロッパ連合は新世代のゲノム編集を加えた
36:18農作物の規制緩和で合意しました
36:21経度の改変が対象ということです
36:24この施策で気候や害虫に耐性を持つ植物品種を
36:28短時間で作り出す技術が活用しやすくなるといいます
36:32EU域内の農家は気候変動に加え
36:35EUの肥料・農薬の使用制限で
36:39所得と収穫量が減っていると苦情を訴えていました
36:42続いてはこちらです
36:45女性CEO・モノユー株主に狙われやすいです
36:50アメリカの株価指数・ラッセル3000採用企業を調査した結果
36:56男性経営者より女性経営者の方が
36:59アクティビスト いわゆるモノユー株主の標的になりやすいことが分かりました
37:04その理由について専門家は
37:07リーダーに必要な資質は男らしさといった
37:10固定観念に影響されている可能性があると指摘しています
37:14また危機的状況でトップに投与され
37:18失敗の責任を負わされやすい
37:20ガラスの崖と呼ばれる状況に置かれた女性も
37:23攻撃を受けやすいということです
37:263つ目はこちらです
37:28イングランド・ウェールズ 売信裁判を大幅削減です
37:34イギリス・イングランドとウェールズで
37:37売信裁判の大幅削減案が持ち上がっています
37:40FTの担当記者が解説します
37:43イングランドとウェールズの裁判は
37:47事犯によっては被告人が
37:49売信員による審理を要求できる仕組みです
37:52その司法制度を改革するとして
37:56売信裁判を半分ほどに削減するという動きが
38:00Essentially, what the UK government
38:04is proposing for courts in England and Wales
38:07is that there should be a substantial curtailment
38:11of the right to choose a trial by jury
38:14and a new division of the Crown Court
38:17where a judge will sit on his or her own
38:19will hear cases for up to three years imprisonment
38:23What is likely to happen is
38:26the Ministry of Justice has said
38:28that about half of the current cases
38:32that go before a jury
38:33so that's the things you mentioned
38:35rape, murder, manslaughter
38:37some of these very serious offenses
38:39they would all be very firmly in that category
38:41so they will still go before a jury
38:43ではなぜ売信裁判を削減するのか
38:49背景には裁判の大幅な遅れがありました
38:52The problem is that the Crown Courts
38:56have become tremendously backlogged
38:59over the last few years
39:00particularly since Covid
39:02but there was a backlog already building
39:04before Covid
39:06and there are 80,000 cases waiting to be heard
39:10so that's, I mean, given that there were 15,000 last year
39:14that's more than five years worth of cases
39:17at the current rate of progress
39:19and cases are now being scheduled for 2029 and 2030
39:23this is, these are terrible backlogs
39:26they cause huge problems
39:28and so the hope is
39:29that having judge-only courts
39:33will be quicker than having juries
39:35so the idea is that
39:37it should allow them to reduce the backlog
39:40and he said that courts without juries
39:43would probably hear cases
39:45about 20% quicker
39:47ただ、売信裁判の削減によって
39:52裁判官の負担が増えるといった懸念も
39:54for example
39:57at the moment
39:58a judge
39:59when he or she writes sentencing remarks
40:03remarks about
40:04why
40:05why a person convicted is
40:09getting that sentence
40:11doesn't have to deal with
40:12why the person is guilty or not
40:14that's a matter for the jury
40:15and judges
40:17are now expected to have to write
40:19a lot of these remarks
40:20and that's going to be a time-consuming matter
40:22so some people question
40:24whether it will actually be quicker
40:26there are certainly concerns
40:28that when judges have to deliberate
40:30in the facts
40:31one might see the kind of
40:32criticism of individual judges
40:34that we've seen in some other areas
40:36of the law
40:37and if judges have to decide
40:39on far more people's guilt
40:42or innocence
40:43that could potentially make things worse
40:45in the case of the law
40:47取材したライト記者も
40:49裁判官の負担が増えることを
40:51心配していて
40:51売信裁判の削減が
40:54遅延問題の解決につながるかは
40:56疑問だと話していました
40:57以上、FTのコーナーでした
41:00ママや居合わせた客同士と
41:04お酒やカラアケを楽しむスナック
41:06閉店が相次ぐ中
41:07デジタル化を進める店も増えています
41:15カウンターに立つママの接客で
41:18お酒やカラオケを楽しむ
41:20スナックの閉店が相次いでいます
41:22そうした中、デジタル化で
41:25スナックの魅力を高める動きが
41:27出てきています
41:28おはようございます
41:30東京・赤坂にあるスナック
41:35お酒を飲みながら
41:38ママとの会話やカラオケを楽しむ
41:41客の姿が
41:42実はこちら
41:44スナック専用のアプリを開発する
41:47スナックテクノロジーズの直営店です
41:49来店した客が
41:52スマホに表示された
41:532次元コードを専用端末にかざすと
41:56ママや先に来ていた客のスマホに
41:59ニックネームと出身地
42:01趣味などが表示
42:02客は注文内容を確認でき
42:06事前に登録した
42:07クレジットカードで決済できます
42:09初めに聞いていた料金とちょっと違うとか
42:14というのはよくある話でして
42:17スナックですと全て利用明細から
42:20メールであったりとかアプリで
42:22全ての料金確認ができるので
42:24料金トラブルというのは一切ないですね
42:26そのスナックにいなくても
42:29今どんな客がいるかも確認でき
42:31常連客同士のつながりを
42:33強めることができるといいます
42:35現在10店舗ほどに試験運用されていて
42:402年後には1000店舗まで拡大するとしています
42:43今後AIだとかロボットで
42:47ますます人のつながりというのが
42:48気迫化していく中で
42:51こういうリアルな人のつながりというところの
42:54重要性だとか価値って上がっていくと思うので
42:56僕はこのスナック×テクノロジーのビジネスは
43:00本当に5年10年大ヒットするというふうに
43:03確信をしています
43:04しかしスナックの数は年々減少しています
43:092013年度には全国でおよそ10万点ありましたが
43:15今は半分以下の4万点ほど
43:17この減少率が続けば
43:202050年度には単純計算で6割減り2万点に
43:25ママの多くが高齢になり
43:28後継者が見つからず
43:30閉店するケースが増えているといいます
43:32長年スナックを研究している
43:36東京都立大学の谷口教授は
43:38夜のお店はスナック以外にも
43:41キャバクラとかラウンジとか
43:43いわゆる銀座のクラブとか
43:44いろいろあったりするんですけれども
43:46スナックの一番大きな特徴というのは
43:48話をしに行く場所ということだと思うんですよね
43:51これはもちろんお店のママさんとか
43:54女の子とかと話しするというのもありますけれども
43:57来ている他のお客さんとも話すというところが
44:00やっぱり一つの特徴で
44:01一つのコミュニティみたいになっているというのが
44:04他の業種との大きな違いだと思います
44:07ママを通じて客同士が気軽に話せるスナックは
44:12地域住民の孤独感を和らげる側面もあるといいます
44:15谷口教授が注目するのは
44:19JR東日本の子会社が
44:21宮城県のJR岩沼駅の改札街にオープンした
44:25駅中スナック
44:27こちらでは同じ趣味などの客同士が
44:31ボトルを共有でき
44:32交流のきっかけづくりになっているといいます
44:35最近顕著なのは若い人が開く
44:39従来的ないわゆるザ・水商売みたいな感じじゃないような
44:43スナックみたいなやつも結構増えてきているから
44:46例えば一番典型では禁煙にすると
44:48あとはカラオケ置かないとか
44:50いろんな人が老若男女が来れるような場所として
44:54地域に密着してやっていくやつですよね
44:56ちょっとこれまでとは形を変えたような風にして
44:59スナックというのはまた生き残っていくのかな
45:02スナックって意外に敷居が高いんですけども
45:08中の様子が分かるということなんで
45:09今度胃を消して飛び込んでいこうと思います
45:112人でチャレンジしてみましょう
45:12続いてはビジネスフラッシュです
45:16全日空と日本航空は羽田空港と成田空港の貨物輸送において
45:25特定の条件下で運転手が不要となるレベル4の自動運転車両を導入したと発表しました
45:32無人で運行するのはトーイングトラクターと呼ばれる空港内の貨物の搬送車両で
45:382030年までに全国で合わせて100台の運用を目指します
45:43国内線の収益悪化や他国と比べた国際的な空港競争力の低下から
45:50長年競合関係にある両社が異例のタッグを組みます
45:54国内の航空事業というのが以前とは違う状況になってまいりました
46:01一緒にやるからこそ生きてくる分野がまさにグラウンドハンドリングだというふうに考えておりますので
46:08商船密輸が2031年3月期までの5年間で
46:161兆円を超える資金を外部から調達する方向で検討していることが分かりました
46:21主な手段は銀行からの借り入れや社債の発行で
46:26最大1兆5000億円になる可能性があります
46:29橋本社長が日本経済新聞の取材で答えたもので
46:33調達した資金はM&Aを含めた成長投資に振り向けます
46:38積極投資で収益構造を見直す狙いです
46:42ロボット掃除機ルンバを手掛けるアメリカのアイロボットは14日
46:50日本の民事再生法にあたる連邦破産法11条の適用を申請したと発表しました
46:57業績不振が長引き見売り先を探したものの買い手が見つかりませんでした
47:02今後はルンバの製造を委託する再建者の中国企業
47:07ピセアグループの参加に入る見込みです
47:09この後もニュースです
47:12ニュースをお伝えします
47:18三菱UFJフィナンシャルグループは
47:21インドのノンバンクシュリラムファイナンスに出資する検討に入りました
47:26第三者割当増資を引き受けシュリラム株の20%を取得します
47:31出資額は6000億円規模とみられます
47:35ではおしまいに明日の予定を確認していきます
47:38注目どこになりますか
47:39アメリカの雇用統計
47:41アメリカの政府機関の閉鎖が長引いたことで発表もずれ込みますね
47:45そしてその他10月のアメリカの小売売上高も出てきます
47:49日経ニュースネクスト
47:51今夜はこの辺りで失礼いたします
47:53また明日です
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