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00:00アフィリアは?
00:15大丈夫だ。気を張っていたんだな。眠ってしまったよ。
00:22兄上、ご心配をおかけしました。
00:26礼などいい。娘が無事でよかったな。
00:30はい。
00:37魔法みたい 優しさはいつも私を少し強くしている
00:43想像を超えて煌めいて どこまでも行けるような気持ちになれるの
00:56窓辺に差し込んだ光がやけに暖かくて
01:02いつもの笑顔って大きなのなんて聞くから照れくさい
01:08いつかもらった優しさをそっと育ててゆきたい
01:12いつかもらった愛情をきっと誰かに渡したい
01:14きっと誰かに渡したい
01:16そばにあるだけで愛しいものばかり
01:18眩しい日々は
01:20魔法みたい 優しさはいつも私を少し強くしている
01:28想像を超えて煌めいて どこまでも行けるような気持ちになれるの
01:34私は明日からもこのままほっけないように生きてゆけるの
01:46生きてゆけるの
01:56暗いままま
01:58ラフィリアは大丈夫ですか?
02:08はい
02:10怪我もなくて安心されたのか
02:12ぐっすり眠っていらっしゃいます
02:14それにしても父様と母様かっこよかったです
02:20どうしたの急に
02:22昔からあんな感じだったんですか?
02:24昔からあんな感じだったんですか?
02:26ロベル様と女王様の無双するお姿は
02:29父上から聞いていた通り素晴らしかったのですぞ
02:32それは初耳だろ?
02:34母様!
02:36ヴィントがそんなことを?
02:38直接私に言ってくれればいいのに
02:42ヴィントはテリアさんなのかしら?
02:44そう、どうでしょう?
02:46それにしても今回は久しぶりすぎて
02:50力の加減がわからなくなっていたよ
02:52あら、それならいつでも呼んでくれて構わないのよ
02:57えへへ
02:58そうだね
02:59たまにはオーリと一緒に精霊魔法を使わないと
03:03腕が鈍ってしまうな
03:05昔の父様たちもやっぱりすごかったのですか?
03:09それはもう
03:10以前、騎士団による盗賊の捕獲任務がありまして
03:14相手が手名付けた獰猛な狼を使って
03:17こちらを拡覧しようとしてきたのです
03:19狼を?
03:21えへ
03:22相手の策略に気づいたロベル様が
03:25すぐさまオリジン様を召喚されて
03:27その瞬間
03:28その瞬間?
03:30その瞬間?
03:36獰猛な狼たちも
03:38オリジン様の前ではまるで
03:40子犬のようにおとなしくなったのです
03:42そこへ今度はロベル様が
03:44竜巻のような精霊魔法を使われまして
03:48上空に巻き上げられた盗賊と狼たちが
03:51地上に叩きつけられて
03:53動けなくなりました
03:55狼かわいそう
03:57おかげで大変捕獲しやすかったのを覚えております
04:00さすがロベル様と女王様だ
04:03あれ? 竜巻のような魔法?
04:06父様!
04:07ん?
04:08父様は氷の魔法をよく使っていましたけど
04:12風の魔法も使えるんですか?
04:15オーリがそばにいれば使えるよ
04:17オーリはすべての属性を生み出すことができるからね
04:21なるほど
04:23そもそも俺が魔法を使えるようになったのも
04:26オーリと契約したからだし
04:29そうなんですね
04:30あ、エレンちゃんは勝手に誰かと契約とかしちゃダメよ
04:35はーい
04:37エレンは誰とも契約しなくていいんだよ
04:41え?
04:42もう、ロベルったら本当に心が狭いわ
04:46だって
04:48父様、苦しいです
04:50入れ
04:53ラフィリア様がお目覚めになられました
04:58ラフィリア
05:02ガディエル
05:04無事でよかった
05:07殿下
05:10詳しい話は明日だ
05:13承知した
05:14では失礼するよ
05:16ガディエル、心配してくれてありがとう
05:19
05:21あんたがエレンね
05:34あ、はい
05:36はじめまして、ラフィリア
05:37あんたのせいよ
05:38あんたのせいでこんな目にあったのよ
05:40ひどいわ
05:41ラフィリア
05:43ラフィリア
05:44だって
05:45そもそも、お前が殿下と手紙をやり取りしていたことで狙われたんだ
05:50エレンには関係ないんだよ
05:52何でいつもいつもそうなの?
05:55みんなエレン、エレンって
05:58私だってバンクライフト家の娘なのに
06:03お前、そんな風に思っていたのか
06:07あんた、私に恨みでもあるの?
06:12いえ、私はただ、父様の娘としてバンクライフト家のお手伝いをしているだけです
06:18その…
06:20今回のことは、本当にごめんなさい
06:24ふっ、ガディエルもあんたに会いたいって言ってたけど
06:28本当に私と同い年なの?
06:31えっ?
06:32ふーん…
06:34あ…
06:35あんた、いろいろ小さいわね
06:40いろいろって…
06:42ふっ…
06:44ふっ…
06:46うっ、う、大きくなるの?
06:49へえ、今から?ちょっと遅いんじゃない?
06:54大きくなるのに…
06:57ああ…
06:59ふっ…
07:01ふっ…
07:02エレンの母様はすっごく大きいから、大丈夫だよ
07:06ふっ…
07:07ふっ…
07:08ふっ…
07:09ふっ…
07:10ふっ…
07:11ふっ…
07:12ふっ…
07:13ふっ…
07:14ふっ…
07:15ふっ…
07:16ふっ…
07:17ふっ…
07:18ふっ…
07:19ふっ…
07:20ふっ…
07:21ふっ…
07:22ふっ…
07:23ふっ…
07:24ふっ…
07:25ふっ…
07:26ふっ…
07:28ふっ…
07:29ふっ…
07:30ふっ…
07:31ふっ…
07:32ふっ…
07:33ふっ…
07:34ふっ…
07:35ふっ…
07:36ふっ…
07:37ふっ…
07:38ふっ…
07:39ふっ…
07:40ふっ…
07:41ふっ…
07:42ふっ…
07:43ふっ…
07:44ふっ…
07:45ふっ…
07:46ふっ…
07:47ふっ…
07:48ふっ…
07:49ふっ…
07:50ふっ…
07:51ふっ…
07:52ふっ…
07:53ふっ…
07:54ふっ…
07:55ふっ…
07:56ふっ…
07:57ふっ…
07:58ふっ…
07:59ふっ…
08:00ふっ…
08:01ふっ…
08:02ふっ…
08:03ふっ…
08:04ふっ…
08:05ふっ…
08:06ふっ…
08:07ふっ…
08:08ふっ…
08:09ふっ…
08:10I don't know. Let's do it with your father.
08:19Let's do it!
08:21I want you to be a big boy.
08:27I want you to be a big boy.
08:33Hey, Eren, why are you so fast to become a big man?
08:38I can't be able to grow.
08:43I can't be able to become a big man.
08:46Why am I okay to become a big man?
08:50My father is sad.
08:52If you become a big man, I'll be away from my body.
08:56That's why...
08:58What?
08:59No!
09:01Eren!
09:03I won't go to my wife!
09:11It hurts. It hurts, Eren.
09:14My father, what are you doing?
09:19Have you been able to heal?
09:21Yes, I'm fine.
09:24I...
09:27I...
09:28I...
09:29I...
09:30I...
09:31I...
09:32I...
09:33I...
09:37I...
09:38疲れて眠ったよ
09:40ラフィリアが申し訳ありません
09:42エレンにあのような
09:44何? エレンは気にしないよ
09:46大きい小さい以外はな
09:50それより、すまなかったな
09:53王家と俺たちのことで
09:55お前の娘を巻き込んでしまって
09:57いいえ、とんでもありません
10:00むしろ良かったのかもしれません
10:03おかしな話ですが
10:06今回のことでようやく
10:08なぜラフィリアが反抗的だったのか
10:10あの子の気持ちがよくわかったので
10:13まあ、まだほんの少しだとは思いますが
10:17大事なことだ
10:20はい
10:25それにしても、疲れたな
10:27久しぶりでしたからね
10:31私もお供して、思いっきり暴れたかったですぞ
10:36お前のような小アッパと一緒に姫様の護衛とはな
10:48俺では不満ですか
10:50不満だと?
10:51不満だらけだ
10:53小アッパに一体何ができる?
10:55大精霊の方とご一緒できるなんて光栄です
10:59俺は精霊界に行けないので
11:01あなたがエレン様をお守りするのは当たり前だと思っています
11:05当然だ!
11:06ですが、エレン様をお守りしたい気持ちはあなたと同じです
11:11どうか、よろしくお願いします
11:15何だそれは
11:18これは、よろしくお願いしますという人間の挨拶で、しきたりです
11:23なぜ人間のしきたりなどを我が…
11:26人化なさるなら、覚えておいたほうがいいと思います
11:29すごい
11:43やめんか
11:45我の肉球は姫様のものだぞ
11:48いえ、これが人間の挨拶です
11:50嘘つけ
11:52ガリエル殿下がお見えになりました
12:02改めまして、昨日はご協力ありがとうございました
12:09おかげで無事、ラフィリアが戻ってまいりました
12:13ああ
12:14殿下、ラフィリアが受け取ったという手紙ですが
12:18この手紙についてどう思われますか?
12:21うん
12:24お手紙にはこうあります
12:27任務でバンクライフト寮に行くことになった
12:30良ければ会えないだろうか
12:33これが王家のものだということは、すでにお分かりですよね
12:38そしてこの手紙の内容
12:41出された方が誰なのか、もう見当がついているのでは?
12:46陛下しかいない
12:48私は陛下にラフィリアと分通していたことを話したからな
12:53それを知った陛下は、あなたにバンクライフト寮での調査の任務をお与えになった
12:59陛下はあなたを父様と私に近づけ、ラフィリアを出しに薬のことを聞き出そうとしたのです
13:08そんな…
13:09ガディエル殿下、これがラビスエル陛下のやり方なんですよ
13:15だから私はあの方が嫌いなんだ
13:18まあ、これは殿下への試練かもしれませんね
13:25ラフィリアは陛下の指示によってさらわれた
13:30それが我々の見解です
13:32違います!あの者たちは王家とは関係ありません!
13:36この状況ではそう思うのは当たり前だろう
13:39それとも違うという証拠があるのか
13:42だが私たちは…
13:43知らなかった!
13:45そうおっしゃりたいのですよね
13:48ですがこれは我々と王家の問題だと思いませんか?
13:52そ、それは…そうだ…
13:56ご理解いただけて光栄です
13:59では薬の件に話題を移しましょう
14:02お約束どおり、殿下にお渡しします
14:06父様、薬を
14:08それを調べるも患者さんに渡すも
14:15お好きにしてください
14:17製法を教えてもらうことはできないのか?
14:20どうかお願いします
14:21教えられません
14:23そんな…
14:25薬の詳細をオーケーお伝えすることはできません
14:29詳細や製法を教えたところで
14:31あなた方には理解できませんので
14:34どういうことですか?
14:36人間界でこの薬を作ることはできないからです
14:40はっ…
14:41なんだと?
14:42かといって
14:43精霊界に住む精霊なら
14:45作ることができるかといえば
14:47それもできません
14:48じゃあ…
14:49一体何なんですか?
14:50この薬は…
14:52教えできません
14:54はっ…
14:56試しに
14:57あなたの精霊に聞いてみればいいのではありませんか?
15:00そのために連れてきたのでしょう?
15:03殿下…
15:04うふっ…
15:09アシト…頼む…
15:11くっ…
15:13くっ…
15:14どうだい?
15:17かきょ?
15:18わからないのか…
15:20ひゅう…これ人間界にはないものだよ
15:23うっ…
15:24じゃあ…
15:25精霊界の薬なのか?
15:26ううん…
15:27精霊は薬なんて必要としないよ
15:30う…
15:31じゃあ…
15:32材料は…
15:33精霊界のものか?
15:34ちがう…
15:35ちがう…
15:36とも…
15:37あ…しゅ…見たことない…
15:39かっ…
15:40じゃあ…
15:41痛い…
15:42あなた方は薬を作ることはできない
15:45そして薬はこちらで用意する
15:48ただそれだけです
15:49そんな…
15:50お話を進めます
15:53今お渡ししたその薬は抗生物質といいます
15:57病気のもとを殺す薬ですが
15:59同時にお腹の中にある元気のもともまとめて殺す薬です
16:04病気のもとがなくなるまでそれを飲み続ける必要がありますが
16:08でもその代わりにお腹はひどく下ります
16:12そういうのを副作用といいます
16:15副作用…
16:17病気のもとには種類があります
16:20それを治療師が病状から判断して各種の薬を処方するのです
16:25あ…
16:27薬を扱う点での注意事項と今後の衛生管理を徹底させてください
16:32そうして予防しなければ薬の供給が追いつきません
16:36ヒュームさん
16:43は…はい
16:45薬の取り扱いなどを屋敷の治療師から聞いていただけますか?
16:50取り扱いを間違えますと薬は毒になりますのでお気を付けください
16:55あ…わかりました
16:57ジージー、案内をして差し上げてください
17:00かしこまりました
17:02ヒューム様、こちらへどうぞ
17:05はい
17:10殿下
17:12最初こそお薬をお渡ししますとお約束しましたが、次の薬に関しては対価を要求します
17:19何?
17:20これは取引なのです
17:22は…申し訳ない…それに関しては陛下の判断を仰ぎたい…
17:29構いません…ただこちらも納得できる商談を期待していますと陛下にお伝えください
17:37伝えよう…
17:40では、お話を最初に戻しましょう…
17:43ラフィリアをさらった者たちの処分はこちらで致します
17:47待て!それは認められない!
17:49あの者たちは王家と関係がないとおっしゃったじゃありませんか
17:55陛下にこの者たちを引き渡したところで、無関係だという証拠を揃えているはずだと父様から聞いています
18:02ですから問題ありませんね
18:05それは…
18:07私はお伝えしたはずです
18:09それ相応の覚悟をしてくださいと
18:12殿下、陛下にお伝えください
18:17私の家族に手を出したことを後悔してくださいと
18:21お話は以上です
18:28ま、待ってくれ!
18:30何でしょうか?
18:33話を聞いてくれると…
18:42もし無事にラフィリアが戻ったら…
18:46どうか私の話を聞いてほしい…
18:49約束したはずだ…
18:52ここで…ですか?
18:54ここで今できなかったら…
18:56私は君と今後話ができない気がするんだ!
19:00父様たちは少しの間、退室をお願いします
19:07エレン、二人きりで話すつもりかい?
19:11父様がいたらダメなのかい?
19:14父様、お願いします
19:17父様、お願いします
19:19父様…
19:21父様…
19:22父様、分かったよ
19:24父様、いいか?
19:26くれぐれも言っておくぞ
19:28エレンに近づかないように
19:30父様、分かっている
19:32父様に話し合い伝ている
19:34父様…
19:37次にお話を聞いておくうそ
19:38父さん見て…
19:39エレン、私たちは、王家は精霊に…
19:44殿下、あなたは王家の人間です
19:47あなたのご先祖様は、してはならないことをしました
19:51ですが、その背景にあるご先祖様の思いも、あなたは王家の一員として分かっているはずです
19:59あの時、王家は国を守るため、精霊に力を借りようとした
20:05だが、私たちは、してはならないことをした
20:09理解してくださっているのなら、あなたはなおさら謝罪してはなりません
20:14なぜだ、どうしてそんなことを言うんだ
20:18あなた方のご先祖様は、後悔などしておりません
20:22方法が何であれ、王家として200年前のモンスターテンペストから民を助ける
20:29その目的のために取った行動なのですから
20:32だからといって精霊を…
20:36それしか方法がないほど追い詰められていたのでしょう
20:41犠牲となった精霊の魂の悲しみを拭い去ることはできません
20:47なぜなら、あなた方王家にとっては過去のこと
20:51ですが、永久を生きる精霊にとっては、昨日のことと同じなのです
20:57だが、私は…
21:01殿下、私は忠告をしました。ご覚悟くださいと
21:06ああ…
21:08陛下もあの呪いの声は聞こえていたはずです
21:12それにも関わらず、私の家族に手を出しました
21:16病は勢いを増していきます
21:21ああ…
21:23おそらくこれから、王とは混乱に巻き込まれるでしょう
21:26ああ…
21:27ラビスエル陛下は、私たちを甘く見ておられました
21:31これだけのことをしておいて、私たちに助けてもらえるなんて思わないでくださいね
21:37これは最後の警告です
21:41金輪際、私たちに接触をしないでください
21:45そんな…私は…私は…
21:51これ以上、お話しすることはありません
21:58あっ、エレン!
22:05俺はただ…
22:11君と話したいだけなんだ
22:15それすらも…
22:17許されないのか…
22:21悪い夢に溺れた
22:28喉が渇いて目覚めた
22:31これはいつの記憶なんだっけ
22:36誰か忘れてる気がしてまた眠る
22:43子供のふりをして
22:49背伸びて縦になりたい
22:55手を取り合えば温かくて
23:00抱きしめ合えば柔らかくて
23:05約束しよう、私たちをずっと見つけるって
23:16この先何も送らないように
23:21邪魔者なんて入らないように
23:27大切な人を大切にしたい
23:33オリジナルの誓い口ずさんだ
23:39あーあ...
23:41あーあ...
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