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  • 1 ngày trước
内容:「歴史探偵」×「ばけばけ」!ドラマのモデル、小泉セツと八雲夫妻を徹底調査。傑作誕生を支えたセツや親友の働きとは?これを見れば「ばけばけ」が10倍楽しくなる!

出演:佐藤二朗,片山千恵子,多摩大学客員教授・歴史研究家…河合敦,塩﨑実央

Danh mục

😹
Vui nhộn
Phụ đề
00:00では今夜はこれで失礼します
00:02また明日
00:04エスカダーヘブン先生のご上陸じゃ
00:08天狗だ
00:11連続テレビ小説バケバケ
00:17時は明治
00:18松の時とその夫ヘブン
00:21会談を愛してやまない夫婦の物語です
00:30今日はバケバケに出演中の2人が歴史探偵に登場キュンキュンとしちゃいます2人のモデルは小泉説と作家小泉八雲です
00:47階段耳なし宝一の作者やくも古くから伝わる日本の物語や文化を世界に向けて発信しました名作誕生の背景に説が果たした欠かせない役割とは何か本当に言葉一つ一つ生々しくて情景がすごい浮かびますねそうなんです
01:17今回は出演中のお二人に来ていただきましたどうぞ
01:36よろしくお願いします
01:43松野時役の高石あかりさんそしてデフカラヘブン役のトミーバストンさんです
01:51早速ですけどクランクインして半年以上経ちましたが高石さん撮影現場はどんな雰囲気ですか
01:57もうわきあいあいで半年間会って多分大変だったり忙しかったりすると思うんですけどもうこの作品この組は絶対に笑顔を忘れなくって笑ってしまってNGとかもすごいたくさんある組だなと思いましたわきあいあいですわきあいあいですわきあいあいですわきあいあいですわきあいあいです家族のように感じますね
02:23今回は小泉役もがどのようにして数々の名作を残したのか
02:28そして説がその中でどういう役割を果たしたのかを調査していきます
02:34調査に当たったのは塩崎探偵です
02:36よろしくお願いします
02:37まずはですね2人の生涯を綴った年表をご覧いただきましょう
02:43こちらです
02:43役もは1850年ラフカディオハーンとして現在のギリシャで誕生しました
02:50一方の説は明治元年の年にあたる1868年末裔で生まれたんですね
02:59明治元年に生まれたんだね
03:00そうなんですよ
03:02役もはですね1890年英語教師として末裔に赴任するんです
03:10この頃ですね役もと説が出会いまして1896年に結婚をします
03:18トミーさんは外国から日本に来られて日本文化にも関心を持ち
03:25そこはある意味役もとも似ているような気もするんですけれども
03:31そうですね僕は子供の頃いろんな他の文化が興味がありまして
03:39ハーンさんと同じで世界転々する経験もあります
03:43運命的なものねそれぐらい共通点なんかありそううんうんそうですねドラマの中でもね2人のすてきな姿が描かれてますけれども摂津と八雲が出会ったのは開国して間もない明治時代だったんですね
03:59時代の大きなうねりそして思いがけない偶然の数々が2人を結びつけていったんです
04:08バケバケさあ島根県松江にやってまいりました
04:14あちらに見えているのが松江城でございます ここがハーンと節の出会いの地調査行ってきます
04:23節の生まれた家は代々松江藩に仕える武士でした
04:29子供の頃の節はどのような暮らしをしていたのでしょうか
04:35松江の武士の暮らしを研究している笠井京子さん
04:51まず見せてもらったのは江戸時代の末に描かれた松江の地図です
05:01あっもしかしてこれが松江城ですか
05:08そうですね三ツ葉葵の門が書いてあるのが松江城
05:11城を囲むように武士の家が立ち並んでいます
05:18小泉節が生まれた小泉家の場所はこちらです
05:27価格としては上級の武士に当たります
05:31敷地でいうと南北がだいたい30メートル
05:36東西が60メートルくらいということで580坪の敷地があたる
05:43広い
05:44とても広い
05:45江戸時代最後の年慶応4年2月
05:51瀬津はこの小泉家の次女に生まれました
05:56上級武士の娘として何不自由ない子供時代を送ります
06:05小学校の成績も優秀で
06:11絹糸や縫い針などの商品をもらうほどでした
06:14ところが
06:20明治の世になると松江藩は亡くなり
06:27新政府は武士たちのリストラを進めます
06:31300国取りだった小泉家も明治9年
06:37雪8歳の頃には収入源である家禄を打ち切られてしまいます
06:46全体の雰囲気がちょっとこうだんだんと沈んでいくというか不安になっていくっていうような情勢だったんじゃないかなと思います
06:55当時の新聞記事には元武士の大半が貧しく
07:023割は上にも苦しんでいるとあります
07:05中には道端で物乞いをする者までいました
07:10いやもうだから深刻な貧困ってことでしょこれでも7割ですもんね
07:21摂やその家族の暮らしも厳しいものでしたその上父親が詐欺に遭って財産をほとんど失ってしまいます
07:33雪も家計を支えるために小学校を辞め
07:41旗織りをすることになりました
07:44これは雪が織った200種類もの布を貼った見本帳です
07:55毎日何時間にも及ぶ旗織りで幼い雪は疲れ果てていました
08:03そんな雪の心の支えとなったのが母から聞くお話の数々
08:14それは近所の神社や慣れ親しんだ場所などを舞台にした言い伝えや階段でした
08:29この時摂は11歳ハーンと出会うのは12年後のことです
08:40うんまだまだ先ですねねえ
08:45一方後に小泉八雲となるラフカディオハーンはどんな人生を歩んできたのでしょうかレフカダヘブン役のトミー・バストーさんが調査に向かいます
09:04ロケも行ってくれたんだね
09:06本当ありがとう
09:08トミーさんが訪れたのはアイルランドの首都ダブリン
09:15ハーンの研究をしているメアリー・ギャラハーさんです
09:25早速案内してもらったのは
09:30両親が離婚し親戚の家で孤独な幼少期を過ごしたハーン
09:45繊細な感覚を持った少年に育ちます
09:49そこで、トミーはどんな人生を歩んでいたんだね
10:01この床の部に入っているの
10:03OK
10:05クラスの部屋に関していた
10:07ドアが開いた
10:09フランスの隠し
10:11広い窓の部屋にあります
10:15座ります
10:17座りに置いていた
10:19座りに置いていた
10:21後は、クラスの音が聞きました
10:23鳴門が引き始めた
10:25鳴門に居として
10:27リアルが自分の居たち
10:29寂しい
10:31今までの鳴門が見つかった
10:33ウェンザイトル 感受性が豊かなんですね
10:41ハーンが暮らしたアイルランド
10:51壮大な自然の中で神々や精霊たちが織りなす神秘的な物語が受け継がれてきました
10:59出雲と通じるところだね
11:02ほんとだね
11:05見て
11:07松ぼっくりだよ
11:11松ぼっくり
11:13幼いハーンはその世界に没頭します
11:19ハーンの悲労も彼はこの故事を見たことができるので
11:25この故事を使ってこの故事を使ったことを使って
11:30アイリシャルフォークローズに負けることができるので
11:34その前に思いを担当したことができました
11:40瀬津と一緒じゃん
11:4119歳になったハーンは親戚を頼り新天地アメリカに渡ります
11:49新聞記者となり各地を転々としたハーン
11:55暮らしは貧しく離婚も経験
12:00恵まれない日々を送っていました
12:03そんなハーンに人生を変える一冊の本との出会いがありました
12:13ハーンが生涯大切に持っていた古事記
12:21本の余白には登場する神々の名やその顔つきも書き込まれ
12:30日本神話への熱中ぶりが伺えます
12:33その古事記の舞台が出雲
12:43今の島根県
12:46ハーンの中でまだ見ぬ日本
12:51そして出雲という地への思いが募っていきます
12:56そして
13:03明治23年4月
13:05ついにその願いが叶います
13:08日本に派遣され生活や文化についての記事を書くことになったのです
13:14さらにハーンに願ってもない話もきます
13:21島根県で英語教師として働かないかという誘いでした
13:26そこは出雲の国
13:33あの古事記で繰り広げられる神話の舞台です
13:38松江に赴任したハーンがまず行ったことが
13:46失礼いたします
13:51ハーンのひまごである小泉ボンさんです
13:56当時の新聞からそれが分かるといいます
14:00八雲が来た頃の新聞にちょっと広告が出てるんですよね
14:07八雲が最初に滞在していた富田旅館というところからの広告で
14:12こちらが実際の新聞広告
14:16幽霊怪物等の古賀などをふさわしい値段で買い取ると書かれています
14:23多分ハーンが富田旅館の方にお願いをして
14:30そういう広告を出してもらったんだと思うんですね
14:32だから松江に来た早々からやっぱりそういう会談というかね
14:37フォークロワーを集めたいという強い意思があったと思いますね
14:42憧れの地、出雲で早速大好きなお話を集め始めたハーン
14:51そこに身の回りの世話をする住み込みの女中としてやってきたのが
14:59節でした
15:00明治24年の冬
15:07アメリカと日本
15:08太平洋を隔てて暮らしていたお話好きの2人が
15:13松江で運命的な出会いを果たします
15:17節が日本の昔話に詳しいことを知ったハーンは
15:27毎晩話をしてくれるよう頼みます
15:312人にやっぱり共通の趣味というか
15:40共通の至福の時間というのは物語を聞くことだったんですよね
15:45これってやっぱりかなり強い共通点じゃないかと思うんですね
15:52やっぱりそういうことがあったからこそ
15:542人は何も強く結ばれたんじゃないかなって思いますね
15:59いやもうすてきすぎないか
16:02だって2人ともその決して恵まれた環境ではなくてでも心のよりどころがお話でありそれがもういくつも運命的な偶然が重なり合って結ばれたってもうちょっともうすてきすぎて無理もう
16:19素敵すぎないこれ
16:22本当素敵すぎない
16:23ねえ
16:23説とハーンにとってのそのお話ってどういったものだったと高井さん思いますか?
16:30きっとすごく救いだったり支えだったりしていてそれを同じお話に思いを寄せてるっていうところが多分きっと2人にとっての強い結びつきに変わったでしょうし言語が分からないけど通じ合える部分ってそういうきっとただ感情だけしか多分通じ合えない部分で1個奇跡みたいな共通点があったんだろうね。
16:59本当だよね。
17:00歴的だよね。
17:01思います。
17:02トミさんはハーンの足跡をたどってくださいましたけれども実際このハーンの人物像何か見えてきましたか?
17:11ハーンさんが一番まとめる?求めることは心よりのところです。
17:20日本に来て節差のおかげで心のよりやっとよりどころ心をやっと見つめ見つけることができましたちょっと今でもお二人がほんとまんまみたいな関係じゃなかった?
18:37面倒を見てもらうということになったんですね。
19:11西田千太郎はハーンが英語教師を務めていた学校の教頭代理だったんですね。
19:18バケバケでは吉澤亮さん演じる西郡雄一のモデルなんです。西田千太郎も英語が堪能でしたのでハーンの身の回りのお世話をしていたそうなんです。そのようにしながら二人は生涯の友人となっていきました。一体どのようにして友情を育んでいったのでしょうか。
19:40松江市内に今も残る西田千太郎の家を訪ねました。
19:47西田千太郎とハーンの関係を研究している宮沢文雄さん。
20:05宮沢文雄さん。
20:10ハーンは松江にいたわずか1年3ヶ月ほどの間にこの家を30回以上も訪ねています。
20:19ここが客間ということだったんですね。
20:22はい。なのでハーンがこちらに来た時には表座敷に案内されて千太郎とここで一緒にお話をしたり、あるいは時々ここで夕食を食べたりしていました。
20:36結構仲が良かった。
20:38もう日本で一番の友人だったと思います。
20:44生涯にわたってハーンを支えた西田千太郎とはどんな人物だったのでしょうか。
20:57西田は1862年松江藩の貧しい武士の家に生まれます立進出世するためには学問が唯一の道でした成績は常にトップ友人たちからは大盤石揺るぎない大岩というあだ名が付けられました。
21:23あまりに優秀すぎてまだ学生だった18歳の年教師に任じられたほどです。
21:38同級生を教えると西田が28歳の年教頭代理を務めていた学校にハーンが英語教師として着任します
21:52新任の英国人教師ラフカディオ・ハーン氏本日到着。
22:07英語が流暑だった西田がハーンの授業の手伝いや生活の世話をすることになります。
22:16ハーンが松江に来て2週間がたった頃2人の絆が一気に強まる出来事がありました西田のつてで出雲大社出雲大社に参拝することになったのです
22:43古事記を愛読し日本の神々に親しんできたハーンがどうしても訪れたかった憧れの場所
22:52西田が書いた紹介状のおかげでハーンは特別に本殿に上がることを許されます。西洋人として初めてでした。
23:11ハーンはその時の感動をこう記しています。
23:16私はそこで高台の信仰の高度に触れた。
23:21視線や人生を愛する日本人の魂。
23:25それをいつか理解したい。
23:29西田はハーンの求めに応じてことあるごとに日本の古い習わしが残る場所に連れて行きました。
23:40言葉が通じないハーンにとってそうした自分のやりたいことを理解してそれを案内してくれる人がいないとどうにもならなかったはずなんですが
23:51彼がずっと憧れていた出雲の神話の扉をですね、千太郎が開いてくれた。
24:022人の絆の硬さを示すものが西田家に伝えられています。
24:11ハーンが西田の子供に送った英語の絵本です。
24:17家族ぐるみの付き合いでちょうど長男が7歳ぐらいになったときに、子供もそろそろ英語の勉強する年齢だからということで送ったものです。
24:29異国の地でただ一人言葉が通じて心の内を話せる相手だった西田。
24:40ハーンにとってかけがえのない友人となっていきました。
24:47ところが2人の間に暗い影がさします。
24:57千太郎さんのこの棚の中に何が入っているんでしょう。
25:03中に薬が入っています。
25:07薬?
25:09本当だ。
25:11なんか白い結晶のようなものが入ってますね。
25:17これは一体何なんですか?
25:19これは…
25:21明板?
25:24はい。明板というもので。
25:27明板。
25:29千太郎は血核を病んでいて、もう溶血をすることが多々ありまして、その炎症を抑えるためのものとして使っていたものだと思われます。
25:43西田は当時不治の病だった血核にかかっていたのです。
25:53西田は病を押して、ハーンのため授業の手伝いや通訳を務め続けます。
26:08その誠実さに感銘を受けたハーンはたびたび見舞いに訪れました。ハーンと摂はその後松江を離れますが西田との交流は続きました。
26:29親愛なるハーン。あなたの新しい本が届きました。あなたの日本人感がより鋭くなっていることは間違いありません。外国の評論家の評価より一人の日本の有事の勝算の方がいっそううれしいです。
26:58西田が亡くなるまでの6年半2人の間で交わされた手紙は150通にも及びます。
27:07すごいね。
27:12ハーンの代表作の一つ古き良き日本への思いをつづった東の国からその冒頭でハーンはこう記しています西田千太郎に捧ぐ出雲での懐かしい思い出とともに
27:42最初は通訳として関わっていた西田がだんだん親友になっていくってどんな心の動きがあったと思いますか?
27:51そうですね。最初的に日本語はハーンさんは日本語を全くわからないから英語で西田さんと話すことなんてなんかありがたいに違いはありません。
28:04結局兄弟のような関係に育まれました。僕と同じで言語交換だけではなく文化交換からこそすごく深く関係が育まれる。
28:18西田は非常に誠実な人でハーンは私の悪いことを全て言ってくれますというふうに言ってるのでお互いですね相手の中にもう一人の自分を見てたんじゃないかなと思うんですねそれがすごい心の結びつきになったのかなと思うんですね。
28:37そうやって考えると西田は文豪小泉八雲の誕生に本当に欠かせない存在だったということが分かりますよねそうなんですよねはい所長そんな八雲ですけれども説とどのようにコミュニケーションを取っていたのか手がかりとなるものをご用意しましたこちらですはいこれ2人の手紙で実物でございます実物でございます貴重です皆さん触ってはいけませんはいいいですか?
29:05これはですね八雲が切に送った手紙でございます
29:09これあれ全部カタカナですかはいそうなんです2人はカタカナでやり取りをしていたんですねでもきれいな字だしなんかこう繊細なうん高橋さんご覧になってどうですかえ実物本当にこの紙に書かれてるっていうことですもんねええすてきですでは実際ちょっと手紙の中身見ていきましょうか冒頭の1行目見てみてくださいねえ?
29:33ママ様今日朝海に泳ぎましたのくいでしたと面白いと書いてあります何となく分かるよ何となく分かるんだけど正確に訳しますと今日の朝海で泳ぎました暑かったそして面白かったですと書かれていますねえ?
30:00そして面白かったですと書かれていますなんてことでしょうーんいいなあはい日常ですね
30:07日常なんだこれはですね八雲が息子を連れて海水浴に行った時のことを説に伝えている手紙なんですね
30:15その中にねのくいっていう言葉があってこれはですねあすいっていう出雲弁なんですよぬくいに近いねはいそうですそうですであの摂さんの出雲なまりがですねこの2人の手紙の中に出てくるわけではいはいいいなあ内容はライク言葉よりフィーリングですね感動しましたちょっとあの不思議な日本語になってるような感じがいいなあなあなあなあなあなあなあなあなあなあなあなあなあなあなあな
31:15いわゆる通常の日本語の読み書きという意味ではそこまで得意ではなかったかもしれないんだけどそこで気になるのは我々が読んだ小泉八雲の作品っていうのはどうやって書かれたんですか?
31:27所長ではその作品作りを図に表したものがこちらですまずはですね説が日本語で訳語に語り聞かせますはいそしてその物語を理解した訳語が今度は英語で本を執筆するんですね
31:47私たちが読んでいるのはこの英語のものを日本語訳にしたものなんです
31:54そうかでもあれですね何よりこれですよ左半分ですよ説が日本語ね八雲に話を聞かせていたっていうねもうまたこれ2人の親密な時間がね想像されますね
32:11小泉八雲の代表作の一つでもある耳なし法一もこのような過程で作られましたまさに2人の共同作業だったわけなんですね
32:21草木も眠る牛蜜土器法一は一人で縁側で身を固くしていました
32:37するとバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタ
32:47大一
32:50大一はおらぬか
32:56大一
32:58どこにおるのち
33:02大一
33:05ここに耳が2つだけ浮かんでおるの
33:14いや怖いなおい
33:18耳だけじゃ返事ができない
33:22よしこの耳だけでも持ち帰ることにするか
33:32侍が法一の耳をギュッと掴みます
33:37ええ
33:38屈辱の唐良にちょっとおなかみにの首の部屋に入れようよこれによっちゃわぬふ Kristen
33:41パシッバシッバシッバシッバシッバシッバシッバシッバシッバシッ!
33:45耳にだけお経を書き忘れていたのでした
33:57八雲の最高傑作とされる怪談
34:03その関東を飾るのが
34:06耳なし宝一の話です
34:08平家の亡霊に惑わされた美和宝師宝一が
34:15耳を引きちぎられるという物語
34:17八雲と説がどうやってこの作品を作り上げたのか
34:28その手がかりを探るため調査に訪れたのは富山大学
34:37失礼します
34:38こんにちは
34:39歴史探偵の塩崎です
34:41中島です
34:42今日はよろしくお願いいたします
34:44案内してもらったのは
34:49わあ
34:54すごい
34:57部屋にぎっしりと並んでいるのは
35:03およそ2400冊もの
35:06八雲の蔵書です
35:07その中には
35:12300冊を超える古文や漢文の書物
35:16江戸時代に出版された怪談の本が数多くあります
35:22説が八雲に語り聞かせるため買い集めていたのです
35:31蔵書の一つには
35:38外遊記談というのがあるんですけれども
35:42みなせ法一はこれに書かれている物語から取られているんです
35:47ここから八雲の耳なし法一がどう生まれたのか調査します
36:04まずは
36:08まずは亡霊が法一を館に連れて行き
36:12平家物語を語らせるシーンです
36:15大一
36:20大一はおらんか
36:24はい
36:27あの私
36:29目が見えないものでございますが
36:31どなた様にございましょうか
36:35わしはな
36:37この近くに宿を取る侍じゃ
36:42侍は殿様の仰せで
36:47法一を迎えに来たというので
36:50連れられてしばらく歩いておりますと
36:53ピタリと立ち止まり
36:56開門
37:00中島さんはこの場面の開門という言葉に注目しました
37:14元の本では一つの門を過ぎて電柱に至り
37:21とあっさり書かれています
37:24八雲はそこに開門という亡霊のセリフを加えました
37:31しかも英語ではなく
37:34日本語の開門という言葉をそのまま使っています
37:39オープンザドアとか言ってないんですよね
37:44そうか
37:45開門って音のインパクトがありますね
37:49耳で聞いた時印象に残る表現
37:55これは節が何度も八雲に物語を語るうちに
38:00二人で生み出したものでした
38:02門を開けと武士が呼ぶところでも
38:09門を開けでは強みがないというので
38:13いろいろ考えて開門といたしました
38:18八雲は節が物語を話す時あることを頼んでいました
38:26それはただ本を朗読するのではなく
38:30自分の言葉で物語ること
38:34その声はどんなでしょう
38:38吐き物の音は何度あなたに響きますか
38:43その夜はどんなでしたろう
38:46こうした節との語らいから生まれた
38:52臨場感あふれる表現があります
38:55和尚が耳をちぎられて血を流す法一に気づく場面
39:04元の本では血流れて板を染むと
39:13短い表現ですが八雲はこれを
39:17何かぬらぬらとしたものに足を滑らせた
39:24明かりに照らし出された
39:27ぬらぬらとしたものの正体は
39:30血であった
39:32なんか本当に言葉一つ一つ
39:38生々しくて情景がすごい浮かびますね
39:41そうなんです
39:42このぬらぬらっていう血の感じの表現ですね
39:45触覚に訴えているって言えますし
39:48それからそれがよく見ると血だっていう
39:50色に訴えてますよね
39:52視覚に訴えているし
39:55だから感覚をやっぱり言葉で伝えているんですけれども
39:58想像させますよね
40:00感覚に訴える豊かな表現で読者を物語の世界へいざなった八雲の耳なし法一
40:14小泉盆さんは説の語りを通して八雲が物語を作り上げたことこそが作品の力になっているといいます
40:29やっぱり生身の人間である妻の説が語った話
40:34そこにはやっぱり言葉の力
40:37言霊みたいなものもあったと思うし
40:39一回説の体内を通ってきたっていう
40:43説のだから価値観とか考えが入っていると思うんです
40:47それがまず大きな力になっていると思います
40:51お話を語る説
40:56それを作品にする八雲
40:59二人が紡いだ物語は50以上に上ります
41:05後に東京へ移り住んだ二人
41:11ある日八雲は説を本棚の前に連れてきてこう言いました
41:20これ誰のおかげで生まれましたの本ですか
41:23良きママさんのおかげで生まれましたの本です
41:28世界で一番良きママさんです
41:32あのあれだね
41:38二人共通点の話好き物語好きっていうのが
41:41こうやって名作をね
41:44二人の二人三脚で生んだって
41:46ちょっと考えられないぐらい
41:492人で紡いだからこそ目に浮かぶようなストーリーなんですね
41:57バケバケの第1回の冒頭でも耳なし放置を語るシーンでしたよね
42:04やっぱり言語の違う人にどうやって伝えていけばいいんだろうとか
42:09きっと節さんは何度も何度も話して
42:13身振りだったりとか
42:15言葉の圧買い物の圧だったりとか
42:19いろんなことを繰り返し工夫しながら読むこと
42:24その時間が全て2人の大切な宝になったんだろうなと思います
42:30そのとおりです
42:32改めて所長今回は小泉役元説見てきましたけれどもいかがでした
42:40まああの作家の作業っていうのはね
42:44えってしてその孤独なものってよく言うじゃないですか
42:46で自分の中にあるものをね
42:48絞り出していくような側面もあると思うんですけども
42:51本当にこのお二人は夫婦で物語を紡いでいったんだなっていうのがね
42:56すごい本当にグッときました
43:00高石さんとトミーさんいかがでしたか
43:04でも今日実物だったりとか
43:07より深く改めて再認識する部分もたくさんあって
43:13撮影半年ぐらいやっていますけど
43:15もう演じるのがそういう楽しみです
43:21最後では英語答えさせていただきますか
43:25よかった
43:26本当にでもトミーさんとヤクモの共通点っていうのにもね
43:55結構しびれるし
43:57そうですね
43:58撮影する前
43:59あのハーンのオーディション受け後
44:01墓場に行きました
44:03ハーンさんを演じさせたい欲しいと頼みました
44:07カンに刺せました
44:11カンに刺された
44:12刺された
44:13数日後
44:15僕さんの本を読んだ
44:16ああ私は亡くなる時はカンになりたい
44:20墓に訪ねる友達を刺さりたいと思う
44:23本物です
44:25本当の話
44:26すごいなこれ
44:28それは多分彼の結局
44:31生まれ変わり
44:34生まれ変わり
44:35返事でください
44:37えぇー
44:38この話が今一番すごかったじゃないか
44:43えぇーそうですか
44:45次回は明智光秀の幻の城
44:52大仙古墳の奇跡の出土品など
44:55歴史上の大発見が続々
44:58えらいものが見つかったな
45:00最新の歴史
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