- 2天前
类别
🦄
创意文字稿
00:00我名字是野原宏 サラリーマン
00:04我昨天在新大久保上午前的商談
00:08就像了
00:10昼飯是韓国料理的
00:13在新大久保上日本有数的コリアンタウン
00:18駅周辺には韓国料理店やコスメショップ
00:21K-POPアイドルのグッズショップ等が立ち並んでいる
00:25休日は歩道を歩けないくらいの賑わいだが
00:29平日の今日はそこまででもないようだな
00:33お、いい感じの店発見
00:36よし、ここにするか
00:39わあ、私のグッズいっぱい買えて大満足
00:43新大久保ってほんと独特な街だよね
00:46ねえ、いつもとは違う日に
00:49うちの会社も最近ちょっと停滞気味だよな
00:52ああ、若い風がもっと吹いてほしいところなんだが
00:56あ、今の人たち遠回しに私たちのこと
01:00スカウトしてたよね
01:02え?
01:03でも何の会社なのかもわからないのに
01:06そう言われても判断できないし
01:08私、やっぱり詳しい話聞いてくる
01:11ああ、ストップ
01:13私、おなかすいちゃったな
01:15そろそろお昼にしない?
01:17おお、うん、そうだね
01:20じゃあ、あのお店にする?
01:23おなかがすいたら
01:27ご飯を食べに行こう
01:31たっためぐりの僕らは
01:47相応しない日々に酔ったりしちゃう
01:53ないものね、だりやめてほら
01:57ちょっとひと息
02:01おなかがすいたら
02:15ご飯を食べに行こう
02:19じっと待たずに顔あげて
02:23おなかがすいたら
02:27ご飯を食べに行こう
02:29ご飯を食べると元気になれるよ
02:33どんな手伝いも
02:37腹を上げるんだよ
02:39そんなもんさ、気楽に行こうね
02:43生活のお寂しさを
02:48彩るご飯を食べに行こう
03:05さて、何にするかな?
03:08定番のビビンパやスンドゥブは
03:10食べたことがあるから
03:12何か新しい料理に挑戦してみたいところだな
03:16温蔵の素汁もかっこいいよね
03:18イケメンだよね
03:20スタイルもいいし
03:22随分賑やかな子たちが隣に来たな
03:25見たところ、K-POPファンか?
03:27いらっしゃいませ
03:29注文いいですか?
03:30私はビビンパを
03:32私はスンドゥブで
03:33じゃあ、私は…
03:35えっと、どうしよう
03:37ラッポッキは?
03:38前に遥か食べたいって言ってたもんね
03:41いいね
03:43じゃあ、ラッポッキください
03:45確かまりました
03:46ラッポッキか、初めて聞いたな
03:49トッポッキが餅の料理ってのは知ってるが
03:52よし、俺もそれにしてみるか
03:55すいません
03:56はい
03:57僕もラッポッキをお願いします
03:59僕も?
04:00私に合わせて注文したってこと?
04:03えぇー!あの人!
04:06私がどこでバイトしてても
04:08見つけ出して会いに来るお客様!
04:10ついにバイト先だけじゃなく
04:13プライベートにまで現れるなんて
04:15えぇー!
04:17なんで私の居場所が分かったの!
04:19可惡
04:20遥かどうしたの
04:22え、うーん、何でもない
04:24あ、そうだ
04:28すみません
04:29はい
04:30この辺に柄の長いスプーンを売ってる店ってあります?
04:34柄の長いスプーンですか?
04:36妻と韓国ドラマを見てたら出てきて
04:39便利そうだから欲しいって言ってたのを思い出して
04:42ああ、すっからのことですね
04:44駅に向かって3軒先のスーパーに売ってますよ
04:48そうですか、ありがとうございます
04:50素敵ですね、そんな風に思い出して奥様にプレゼントだなんて
04:55いや、そんな
04:57すごく楽しそうに喋ってる
04:59なんだ、私と会ったのは偶然で
05:02あの店員さん目当てで来てたってこと?
05:05いや、親じゃないわよ、遥
05:08そこはホッとするところでしょ、バカバカ
05:11遥
05:12よし、あとは料理が来るのを待つだけだな
05:18お待たせしました、ラッポッキです
05:20うーん、これがラッポッキか
05:25持ち入りのラーメンのようなものを想像していたが
05:28意外とスープがないんだな
05:30持ちをはじめ、いろんな具材がぎっしりと入っていてボリューム満点だ
05:36そして何と言っても、このマグバのようなインパクトのある色合い
05:41果たしてこれは辛いのか、意外と甘かったりするのか
05:45どちらにせよ、食欲をそそるぜ
05:48しかしこれ、どうやって食べるのが正解なんだ
05:54普通に箸でいいのかな、隣の子は
05:58あ、だめだ、この角度じゃよく見えない
06:01さすがに立ち上がって覗いたら変に思われるだろうしな
06:06そうだ、向かいに置いたスーツから手帳を取り出して戻り際に覗く作戦
06:13え、立ち上がった?まさか話しかけてくる気?
06:18なんだ、手帳を出しただけか、気にせず食べよっと
06:24やっぱり箸でいいんだな
06:31今、私のこと、ガンミしてたよね
06:35何か書き込んでる
06:38何、私の観察日記
06:42手帳を出したおかげで思い出したよ
06:45部長に報告しなきゃいけない案件をメモしてっと
06:48そういえばさ、知ってる?何が?
06:52新大久保で次世代のアイドルをスカウトしてるって噂
06:56うちらもスカウトされたりして
06:59まさか
07:00あ、もしかしてこの人が?
07:02いや、でもさすがにそれはないか
07:06私がアイドルだなんて
07:08よし、オッケー
07:10ではいただくとするか
07:12まずは麺から
07:14ドロッとしたタレがよく絡むぜ
07:17ん?このタレ甘くて美味しい
07:20麺はインスタントの乾麺のようだな
07:23いいね、このB級感
07:26ん?
07:27ん?
07:28かっ
07:29辛い!
07:31辛さが遅れてやってきた
07:33相当辛いな、これは
07:35そうだ、ミサイに写真を送ってやろう
07:41ん?
07:42え、ちょっと、私を撮ってる?
07:45よし、オッケー
07:47麺の次は餅だ
07:50ん?
07:51ん?
07:52ん?
07:53歯もたえがあってもっちりしてるぞ
07:55そしてほんのり甘い
07:57甘い!
07:58この柔らかくて薄い具材は一体なんだ
08:02ん?ん?ん?
08:03おー、かまぼこみたいだな
08:05魚肉の練り物か?
08:07いいアクセントだな
08:09確か、ゆで卵も入ってたよな
08:12一体どこ行った?
08:14さすがに、さっきのは見過ごせないわ
08:17私の写真消してくださいって言いに行こう
08:20え、ちょっと、遥?
08:22おっ、あったあった
08:24やっと見つけたよ、卵
08:26た、卵!?
08:28私、アイドルの金の卵ってこと!?
08:31うっ、やっぱりこの人、スカートマンだったんだ
08:35気持ちは嬉しいけど、やっぱり私にアイドルなんて無理
08:39ちゃんと意思表示しないと
08:42はるか?
08:43わ、私さ、将来は絶対安定した仕事に就きたいんだよねー
08:49急に何の話?
08:53熱々なのと辛さで汗が止まらない
08:56けどそれがいい!
08:58癖になって次々と口に入れたくなる
09:02ふぅー!
09:04はぁ、うまかった
09:05隣の彼女、辛すぎて残しちゃったりしてるんじゃ
09:08おいおい、嘘だろ!
09:11汗ひとつかかず完食してるぞ!
09:14うまくいくかどうか分からない世界に
09:17飛び込む勇気はないなー!
09:21よし、ここまではっきり言えば
09:23あの人も諦めて!
09:27なに!?
09:28その表情と滝のように流れる汗は
09:31もったいなさすぎるぞ、はるか!
09:33そう言いたいな!
09:35うん、うん、その衣装!
09:38よく見合ってるぞ!
09:39あの、マネージャー!
09:41ん?
09:42どうして私なんですか?
09:43もっと可愛い子なんていくらでも…
09:45はるか、俺には見えるんだ
09:48お前の中に眠るスターの素質が…
09:51信じてついてきてくれ!
09:53どうしよう、信じたい気持ちが私の中に生まれてきてる…
09:59でも…
10:00はぁ、まだ口の中に辛さが残ってる…
10:04口直しにデザートでも頼もうかなぁ…
10:07これ、うまそうだなぁ…
10:09ちょっとお高いけど、思い切って頼むか?
10:12すいませーん!
10:14はい
10:15この…バラエティのやつを…
10:17バラエティ!?
10:18そうか、私をアイドルとしてバラエティ番組から行っていこうと作戦ね!
10:23お、おい、はるか!本当に止めろか?
10:28はい、私だってマネージャーに頼りっきりじゃいられない…
10:32二人で夢、掴みましょ?
10:34はるか!
10:353…2…1…
10:38バンディー!
10:40この時のガッツが認められ、私はいろんな場所に呼ばれて…
10:44そうしたら私、二度寝しちゃって!
10:47トーク番組!
10:48はぁっはっはっはっはっは!
10:51さぁよ、私がやったのよ!
10:53連続ドラマ…
10:55そして…
10:57満席だ…緊張してきちゃった…
11:00今日までやってきたことを、信じればいい…
11:04はい!
11:05ごままー!
11:08なんてことに…
11:11よし、行くか!
11:13えっ、ちょっと、帰っちゃうの?
11:16私、ようやく決心がついたのに…
11:191800円です!
11:21おーい!
11:22げっ!
11:23100円取りない!
11:25あのー、パッとそこでお金下ろしてきていいですか?
11:29え?
11:30あー、全然怪しいものではないんです…
11:32名刺お渡ししときますから…
11:34わっ!
11:35わたしじゃなくて、あの人に名刺を…
11:38はーい、完成でーす!
11:41うんうん…
11:42なんであの人なの?
11:43なんでわたしじゃないの?
11:45ぎゃー!
11:46はるか?
11:48すみません、お待たせしました…
11:51あんた、どうしちゃったの?
11:53ごちそうさまでした!
11:58お世話になっております!
12:00はい!
12:01この日、俺は朝からいくつもの仕事が重なり、バタバタしていた…
12:06はい!よろしくお願いいたします!
12:08えーっと、こっちの処理はオッケー…
12:11あとは、このメールを返して…
12:13よし、一区切り…
12:15おっ、もうこんな時間かぁ…
12:18さぁ、昼飯だ、昼飯ー!
12:25さぁてと、今日は何を食うとするかなぁ…
12:30和食っぽい気分ではあるのだが…
12:32おっ、釜飯かぁ…
12:35ありかもなぁ…
12:37日替ランチは、あさり釜飯…
12:40うん、いいんじゃないかぁ…
12:42ここにしよう!
12:45いらっしゃいませぇ…
12:47あちらのお席へどうぞ…
12:49ご注文はお決まりでしょうか?
12:51日替ランチ、お願いします…
12:53かしこまりました…
12:54釜飯は生米から炊き上げますので、
12:5720分少々お時間かかりますが、よろしいですか?
13:00えっ…
13:01あぁ…はい…
13:03そっかぁ…
13:04釜飯は時間がかかるんだっけなぁ…
13:07現在、12時10分だから、だいたい12時半頃に完成ってわけか…
13:12ま、スマホでも見て、時間つぶしていれば…
13:16うおぉ…
13:17しまった!
13:18会社に忘れてきたのか?
13:20まぁ…
13:21飯食いに来ただけだから、仕事に支障はないけど…
13:24さて…
13:25どうやって時間をつぶそうかな…
13:27とりあえず…
13:28メニューでも見るか…
13:30おぉ…
13:31おぉ…
13:32いろんな釜飯があるなぁ…
13:34アワビの釜飯…
13:35高いけど、うまそう…
13:37へぇ…
13:38牛カルビの釜飯なんてのもあるのか…
13:41うーん…
13:471分!?
13:48まだ、それだけしか経ってないのかよ…
13:50こうしてみると、20分ってのは長いよなぁ…
13:53なんたって、3回で1時間だ…
13:56それが24回で1日…
13:58それが365回で1年…
14:014年に1回、うるう年なんてのもある…
14:04無駄に心の声を長くしてみたが…
14:07これもせいぜい数十秒しか稼げないよな…
14:10あ、そうだ…
14:12財布の中の整理でもしてみるか…
14:14ポイントカードはこっち…
14:16クーポン券はこっちと…
14:20ん?
14:21あっという間に終わってしまった…
14:24いつの間にか俺、いろんなポイントカード持ってたんだな…
14:28制限カットは髪を切るお店だから、頭パーツだとして…
14:33紳士服店は胴体パーツ…
14:36文房具店は腕パーツ…
14:38シューズショップは足パーツ…
14:40完成!ポイントカードロボ…
14:43なんつって…
14:44お茶のおかわりお持ちしました…
14:46へっ…あ、どうも…
14:49恥ずかしいところを見られてしまった…
14:52ま、俺がポイントカードでロボットを作っていたとはさすがにわかるまい…
14:58こっちのクーポンは4枚か…
15:01この中から最強のクーポンを決めるトーナメントでもやってみるか…
15:06準決勝第一試合は…
15:08居酒屋の10%オフ券対ドラッグストアの600円引き券…
15:13なるほど、なかなかの異種格闘技戦だな…
15:16600円という具体的な数字は魅力的だが…
15:19金額が増えれば増えるほど、その強さを発揮するのがパーセンテージという概念だ…
15:25というわけで、そのポテンシャルに期待して…
15:28勝者は居酒屋の10%オフ券…
15:31準決勝第二試合は…
15:33コンビニの栄養ドリンク無料券対…
15:35ラーメン屋の煮卵無料券…
15:37こちらは無料対決だな…
15:39煮卵はうまいよな…
15:41だがこっちの栄養ドリンクは…
15:45単品で引き換えてもらえるのが何より強い…
15:48というわけで勝者、栄養ドリンク無料券…
15:52さあ、いよいよ決勝戦だ…
15:54居酒屋の10%オフ券対栄養ドリンクの無料券…
15:58こいつは熱い戦いになりす…
16:00って、このクーポン…
16:02有効期限が消えてるじゃねぇか…
16:05ってことは…
16:06こっちが不戦勝で優勝ってことになるか…
16:09最後は飛んだ不完全燃焼だったな…
16:12まぁ、しかし…
16:14これでだいぶ…
16:15時間が経った…
16:16よ、4分!?
16:18ロボを作ってトーナメントまでやって…
16:204分しか過ぎてないだと!?
16:23はぁ…
16:24トイレでも行っとくか…
16:30へぇ…
16:33あ…
16:34いいなぁ…
16:35みんな何かしらやることがあって…
16:37かまめしって時間かかるのね…
16:40え?
16:41そうだね、知らなかったよ…
16:43この声は!?
16:44でも、ヨシリンと一緒なら…
16:4620分なんてあっという間だわ…
16:48ミッチーがいれば…
16:5020分どころか…
16:51丸2日待ったって構わないよ…
16:53やっぱり…
16:54ミッチーとヨシリンじゃねぇか…
16:56どうする?声かけるか?
16:58でも、奢ってくれとか言われそうだしな…
17:01ここはそーっと…
17:03ミッチー、ヨシリン…
17:05ミッチー、ヨシリン…
17:07ミッチー、ヨシリン…
17:08はぁ…
17:10しかし、普段は鬱陶しいあの二人のイチャイチャっぷりさえ…
17:14ちょっと羨ましいと思ってしまう自分がいる…
17:17それだけ俺は今、この時間を持て余している…
17:21何かやることは…
17:24いや、待てよ…
17:27なぜ俺は何かをやらなきゃいけないと思っているんだ…
17:30思い返せば…
17:32俺は、ちょっと時間が空くといつもスマホをいじっていた…
17:37何もしないでいることを時間を無駄にすることだと思っていた…
17:42けど、本当にそうなのか…
17:45スマホがなかった時代の俺は…
17:48ただ、お店の中をぼんやり眺めたりして…
17:52お?
17:53やけにアンティークな感じの掛け時計だな…
17:56竹で編んだでかいザルみたいなやつが飾ってある…
18:01ん?
18:02いろりの上にある魚の飾りも素敵だ…
18:06古民家風のお店というか、結構凝ってるよな…
18:11暖かくて落ち着ける内装だ…
18:15もしスマホを会社に忘れてこなかったら…
18:19こういうことには一つも気づかなかったんだろうな…
18:23むしろ忘れてよかったぜ…
18:26料理が来るまでゆっくり待つとしよう…
18:30そう…何もしない…
18:33ただ、この空間に溶け込み…静かに待つ…
18:39なんか…あの人…
18:42なんて穏やかな目をしているんだ…
18:45あぁ…情報だらけの昨今…
18:49こんなに落ち着く気持ちになったのは久々な気がする…
18:53さっきまで慌てていたのが嘘のようだ…
18:56大変…お待たせいたしました…
19:01おや…もう20分ですか…
19:04は…はぁ…
19:06蒸らすまであと5分お待ちいただきます…
19:09砂時計の砂が全て落ちたら…
19:11お召し上がりください…
19:12なるほど…分かりました…
19:15さらに5分…
19:18いつもならまだ待つのかよ…と思っていたかもしれない…
19:22が…今の俺にはむしろ嬉しい…
19:26極上の昼飯を食べるために…
19:28ただ待つという…贅沢な時間を…
19:355分…あっという間だったな…
19:38さぁ…いよいよ釜飯とご対面だ!
19:42おぉ…うまそう…
19:48この立ち上る湯気が…
19:50待ちに待ったスター登場の演出みたいでたまらないな…
19:54主役のあさりをはじめ…
19:56人参、油揚げ、ごぼうなど…
19:58いろんな具材がぎっしりと入っている…
20:01そしてその隙間から顔を覗かせる…
20:04ふっくらとしたご飯…
20:06味噌汁と漬物…
20:07さらにだしと薬味もついて…
20:09まさに万弱の体勢だ…
20:11まずはしゃもじで混ぜて茶碗によそう…
20:17この自分でやるところも楽しいんだよな…
20:21あさりと一緒に…
20:23ふぅ…ふぅ…
20:25はっ…ふぅ…
20:27あさりに味がしっかり染みてる…
20:30ご飯は上品な薄味だ…
20:32そしてやはり…
20:34この炊きたてのご飯のうまさよ…
20:36米の一粒一粒が立ってるぜ…
20:38おっ…
20:40はい、出ました…おこげ…
20:42これぞ釜飯の醍醐味でしょう…
20:46うぅわぁぁぁ…
20:48香ばしくて、味が染みてる…
20:52ヨシリン 先からあの女性の店員の事ずっと見てるじゃない
20:57誤解だよ ビッチ
20:59もういい 私入る
21:00ああ 待って お金 ここに置いときます
21:04な なんだ あの二人は
21:06せっかく言ったりしてたのに
21:08でも 見て あの人
21:11全然 動じてない
21:14あいつら また揉めてるのか
21:17だが 俺の心はそんな事じゃ乱されない
21:21そう 今はただ目の前の釜飯を楽しむ
21:26さあ 次が最後の一杯だ
21:29いよいよあれをいただくか
21:32薬味を乗せて 出汁をかければ
21:38締めのお茶漬けの完成
21:41これ これ これ
21:44最高だー
21:47ああ うまかった
21:49スマホを忘れたことで 新たな発見があった
21:53たまにはわざと置いていく
21:55これからはそんな日があっても いいのかもしれないな
22:01よーし 午後も仕事頑張るぞ
22:05しっすげえ
22:072歳からなんつーも メッセージが
22:11はあ 戻ってきたな 日常に
22:14ごちそうさまでした
22:181つまた1つとこなしてく
22:30君のために 明日のために
22:35今日のご飯は何だろうな
22:38何を話そうかな
22:40何を話そうかな
22:42この頃 元気がないような
22:48あいつを
22:50明日はランチに誘ってみようかな
22:53地球がくるくる回っていて
23:04もう足元に咲く小さな花
23:09まっすぐ歩いて帰ろう
23:13花唄 歌 歌って
23:19空が綺麗なら
23:23それだけでいい
23:29同じような日々も
23:35笑顔見つけて 毎日を歌おう
23:42カゲジツ
23:55全員揃ってるわね
23:57ええ アルファ様
23:59七影全員ここに
24:01珍しいわね 七影が全員揃っているだなんて
24:06誰かさんが いっつもどっかに行ってていないからなのです
24:09ゼータは重宝部隊だから仕方ないでしょ?そういうことだよワンちゃん。
24:15うん何か言ったか何も?
24:18うん眠いあっデルタは眠くないのです!だからワンちゃんの話は聞いてないよ
24:26あっそろそろ本題に入っていい?で状況は?
24:36はい。先月より稼働を開始したイータ開発による悪魔付き探索装置のおかげでシャドウガーデンのメンバーはついに600人を超えました
24:47600!?一気に増えたわね
24:50我らが主シャドウ様のお知恵をもとにイータが開発してくれたのよ
24:55ブイブイブイそれにしてもすごい数だよさすがだなイータ
25:03でもねえまだまだ足りないですね?ええ
25:10シャドウの考えている世界を実現させるためにはもっともっと仲間を集めなくては
25:18そのためにも今日の作戦は完璧にやってのけないとね
25:23そういうこと
25:27ではただいまより作戦を開始ベータはシャドウに報告を
25:32はい
25:34全員予定の配置につきなさい
25:37はい
25:40うんいや一つ聞きたいことがあるのです何?
25:47600って一体どれくらいの数なのですか?
25:52あっアルファ様?
26:31読み直してみると違うと感じてしまうんです本物の本物のシャドウ様のすごさを表現できる意気に私は届いていないとそうね今のあなたの文章ではまだ届いていないわでもだからといってあの方を追うことをやめるなどできないあそうでしょベータはい
26:48ありがとうございますちょっと気分が軽くなりましたよかったあなたの作品シャドウガーデンの子たちも楽しみにしてるんだから頑張ります
27:00あっそうだシャドウ様のことで一番付き合いの長いアルファ様にお聞きしたいことがあったんです何?
27:11さっきの戦いでシャドウ様が連中に拷問されていた時にああ命乞いね彼がどのような意図でそれをやっているのかは分からないけれど白心の演技だったわどういうものだったのでしょうか?
27:30えっどうか再現して見せていただけないでしょうか私がええちょうどそれを見ていたのはアルファ様なので
27:51うんどうか命だけはお助けをこんな感じだったかしらなるほどこんな感じですか違うもっとこんな感じ
28:11かげじつ
28:18それはチョコレート ただのチョコレートではございません
28:27実は中にはウイスキーが入っているのです ウイスキー
28:33シャドウ様からお教えいただいた穀物を蒸留したものを木の樽の中で長年置くことによって作ることができる黄金のお酒です
28:44長年って作るのに時間がかかってしまうの?
28:48ええでもその懸念はイータが無事解決してくれました
28:55この装置があれば短時間で良質なウイスキーを大量に作ることができるのです
29:03美味しいでもどうしてウイスキーをチョコレートの中に?
29:08マスターウイスキーとチョコ合うと言っていた
29:13あえて一口で食べられるようにした方が美味しいのでは?と考え中にウイスキーを閉じ込めてみたのです
29:21ええいいアイディアね
29:24シャドウ様の描かれているものに至っているかは分かりませんが次の三越紹介の新作チョコレートとして売り出していきたいと思っています
29:34いいと思うわ
29:36でこれの名前は?
29:38あっまだ決めていませんでしたどうしましょう?
29:43これを食べながら考えるとしましょう
29:46そうで食べ
29:48食べ
29:50イータ飲めよこれ結構お酒強いんだから
29:55本当にガンマはお酒に弱いわね
29:58うぅ頭がボワンボワンする
30:04ガンガンでなくてこれの名前決定めいめいめいウイスキーボワンボワウイスキーボワンボワウイスキーボワンボワ少し言いにくくない?
30:28うん
30:34ガンマーチョコよこしそうです
30:36あらデルタ
30:37むしゃくしゃするときは甘いものをどか食いするのが一番なのです
30:42何かあったの?
30:44ボスと一緒にいるあの下僕
30:46ヒョロとジャガネ
30:48あいつらボスのことをうんこ漏らしと噂広めた許さないのです
30:54でもシャドウ様はそれも深く考えられてのことでしょうから
30:58うんこ漏らしと思われていいことがあるです
31:01それは私もわからないけれど
31:05ボスはうんこなんて漏らさないです
31:07さっきからうんこうんことうるさい
31:10いらっしゃいゼータ
31:12ゼータ何しに来たです
31:14ガンマ頼まれてたやつだけど
31:16話を聞けです
31:18これでいい?
31:20まあもう見つけてきてくれたの
31:22相変わらず仕事が早いわね
31:25こんなものを使って何をするの?
31:28これでコーヒーを作るの
31:30コーヒー?
31:32そうシャドウ様に教えていただいたの
31:35猫の種類によってはコーヒー豆を消化できなくて
31:39それを使って入れたコーヒーが絶品だと
31:42主の発想はすごいと思う
31:45普通はうんこでコーヒーを作ろうなんて思わないけど
31:49ゼータもうんこの話をしているのです
31:51私は任務の話をしてるの
31:53うんこの話なのです
31:55これは任務で使ううんこなの
31:57うっくさいです
31:59顔の近くに持ってくるのです
32:01そんなわけない
32:03しっかり洗って乾燥させた
32:05洗っても臭いものは臭いのです
32:07そうかしら
32:08いい匂いだと思うけれど
32:10ガンマには分からないのです
32:12獣人ならこれが臭いと分かるのです
32:15私に喧嘩を売ってるの?
32:17メス猫は鼻がバカなんです
32:19ワンちゃんは頭がおバカ
32:21うっきーなのです
32:23ほらほら二人ともじゃれあってないで
32:27ないで
32:29じゃれあってないです
32:31新作のチョコレート食べない?
32:33食べるです
32:35ぶっけ
32:37いまめに
32:39お前に
32:40お前に
32:41何か
32:43なに
32:46何か
32:49何か
32:50何か
32:51何か
32:53何か
32:55何か
32:57何か
32:59何か
33:01何か
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