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  • 19 minutes ago
Transcript
00:00朝からいろいろと頼んじゃってごめんなさいね。でも本当に助かったわ。ありがとう。
00:13そんな、このくらい大したことじゃありません。必要なときはいつでもおっしゃってくださいね。それじゃ、失礼しまーす。
00:21ふぅ、朝からいろいろ頼まれ事の多い日だったわね。さっさとトレーニングの準備に行かないと。
00:32はぁ!ト、トレーナー!びっくりさせないでよ!
00:37ったく、わざわざ呼びに来たわけ?余計なお世話だっての。今から行くとこだったんだから。
00:46それと、別に疲れた顔なんてしてないから。
00:51あんたの気のせいよ。気のせい。
00:54頼まれ事なんて日常茶飯事なんだから。どうってことないわ。
01:00わかってるわよ。けどね、あたしは優等生なの。
01:05誰よりも頼りになって、誰の期待も裏切らない。
01:09生活態度も勉強も走りも、誰にも負けない一番の馬娘。
01:16それが大和スカーレットなの。
01:18このくらいのこと、自分でどうにかするわ。
01:22私生活のことまで気にしてないで、あんたはトレーニングだけに集中して。
01:27そ、それはスカウトの時の話で。
01:32そりゃ、一番を取るためとは言ってたけど。
01:36だからって、こんなことまであんたが気にする必要は。
01:40ライワスカーレットさん、ちょっといい?
01:44な、なに?どうかしたの?
01:47明日の調理実習の準備で、器具を用意しておかなきゃいけないの。
01:52悪いんだけど、手伝ってもらえないかな。
01:55えへ、構わないわよ。すぐに行くから先に行っててくれる?
02:00わー、ありがとう。やっぱり頼りにしてよかった。それじゃあ、待ってるね。
02:06トレーナー、悪いけど先に行ってて。
02:10いい、あたしがやる。
02:14別にあんたがどうこうじゃなくて。
02:17頼まれたことを他人任せにしたくないの。
02:20それよりもほら、あんたは先にトレーニングの準備をしておいて。
02:25すぐに行くから。いいわね。
02:34はぁ、思ってたより時間がかかっちゃったわね。
02:39さぁ、始めましょ。
02:41って、何よ。
02:43じーっと見つめて…
02:46もしかして怒ってるの?
02:48まぁ、待たせたのは悪かったけど。
02:52べ、別にしてないわよ。
02:54このくらいこなせなきゃ、一番ではいられないんだから。
02:58トレーニングだって、遅れた分は必ず取り戻して。
03:03なによ、あたしが意地張ってるみたいな言い方しないで!
03:10それに、あんたのことは…トレーナーとしてなら…
03:15そ、それなりに…
03:18わぁ、もう!なんか腹立つ!
03:21いいからもうトレーニング始めるわよ!
03:23なんだよぉ!
03:25YEN
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