- 3 か月前
- #17
3年B組金八先生(第5シリーズ) #17
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ショートトランスクリプション
00:003年ビーグビー!
00:06ビーファーステーク!
00:30だからね、お願い!
00:32うん、でも、今俺がケンジロウの様子見に行くのは、まずいんじゃないのかな?
00:38だって、私が電話しても、すぐ切っちゃうんだもん。
00:41千春ちゃんは、知ってたの?
00:44あいつの家、みんなで兄貴のことを隠してたの?
00:47パパがおばちゃまの相談相手みたいだったから、薄々はなんとなく。
00:52うん。
00:54だから私、ケンちゃんのことずっと心配してたの。
00:57そうか。
00:58でも、お兄ちゃまがずっと家にいたと思って。
01:02やあ。
01:03おはよう。
01:04うん。
01:08って、兄貴はあのまま入院してるんだ。
01:11おばちゃまは連れて帰りたいらしいんだけど。
01:13けど、いつかはバレるぜ。あんな放送続くわけないんだしさ。
01:17そしたら、あいつはどうすんの?
01:20そうなの。
01:22私もそれが心配なの。
01:28ここが終わったら自分の部屋片づけなさいよ。
01:35はい。
01:37今日中に整理しとかなきゃ。
01:39はい。
01:41はい。
01:4310分間読書おしまい。
01:44はい。
01:45はい。
01:46はい。
01:47今日はですね。
01:48良いお知らせニュースが2つとですね。
01:53それから皆さんにお願い事が1つあります。
01:54まず1つ目の良いニュース。
01:55国兵の手術がうまくいきました。
01:56やったー。
01:57もう一つは何ですか。
01:59もう一つはね。
02:00もう一つはね。
02:01今日の午後、大西先生のギブスが取れます。
02:04おー。
02:05はい。
02:06はい。
02:07はい。
02:08はい。
02:09はい。
02:1010分間読書おしまい。
02:11はい。
02:12今日はですね。
02:13良いお知らせニュースが2つとですね。
02:15それから皆さんにお願い事が1つあります。
02:18まず1つ目の良いニュース。
02:20国兵の手術がうまくいきました。
02:22やったー。
02:23もう一つは何ですか。
02:25もう一つはね。
02:26今日の午後、大西先生のギブスが取れます。
02:29おー。
02:30おー。
02:31はい。
02:32はい。
02:33はい。
02:34はい。
02:35えー。
02:36そこでですね。
02:37洋蔵さんがセンターを代表して今日お見舞いに行かれるそうなんですが。
02:41えー。
02:42付き添いの希望者がいたらお願いしたいということです。
02:44あ、俺行け。
02:45俺も行くよ。
02:46俺も行くよ。
02:47俺も行くよ。
02:48俺も行くよ。
02:49俺も行くよ。
02:50介護士志望なんだから。
02:51私もクラスを代表してお見舞いに伺えます。
02:53ダメだったな。
02:55じっちゃん係は俺なの。
02:56お前はいつ係になったんだよ。
02:58僕は最初からそのつもりだけど。
03:00これ何だろう。
03:01目だよ。
03:04ほら、ほら、静かにしなさい。ほら。
03:06ほら、こんな風にして賛美はいつも騒ぎを起こすでしょ。
03:09病院は騒ぐとこじゃないんだからね。
03:11そんなの偏見です。
03:12賛美だからといって騒ぐとは決まってません。
03:15そんなの差別です。
03:16そうです。
03:17分かりましたね。
03:18差別と偏見はダメ。
03:21そういうことですね。
03:23はい、そこでお知らせが一つあります。
03:25前ね。
03:26面接の心得という時に家族構成を聞かれますよと私は言いましたが、あれは誤りです。
03:32訂正したいと思います。
03:34はい、そのお知らせです。
03:35受験というものは本人の能力と適性を問うものでありますから、家族の状況を聞かれたり、お父さんの仕事を聞かれたりすることは変なことですよね。
03:46そう。
03:47例えば、私には奥さんがおりません。
03:50工作が面接の時に、もしお母さんはと聞かれれば工作は不愉快でしょうし、私は悲しい。
03:56で、そのことで合格不合格に影響があるんだったらば、これは重大な人権問題になってしまいます。
04:03ですから、面接では適性、能力のほか聞かれることはありません。私が間違えて言ってしまいました。
04:10はい、ここに深くお詫びして訂正したいと思います。
04:13はい。
04:14ちょっと覚えておいてくれよ。
04:15はい。
04:16分かった。ごめんしてあげるから、やっぱりお見舞いに行きたいよ。
04:21そうだよ。
04:22そうだよ。私たちだって場所柄ぐらい心得てます。
04:25ついでに国兵の顔も見てきたいし。
04:28国兵に関してはね、今日は集中治療室に入っていますから、今日は面会できませんよ。
04:33それ、テレビに見たことある。なんかビニールでテントみたいになってるやつだよ。
04:37じゃあ、みんなでビニールかぶってお見舞い行こうよ。
04:40ビニール!
04:41じゃあ、私、コータと二人でビニールかぶる。
04:43はぁ。
04:45み考えてんだよ。
04:46お前はデラとかぶってる。
04:48んだよ!
04:49そうやってもんがあんだよ。
04:51だいたい、なんでこんなにスパワーとビニールかぶってなんてなんでんだよ。
04:53バカって言ったな、バカって。
04:55俺だってな、お前みたいなバカとかぶりたくねー。
04:58俺はランコとかぶりたいんだ。
04:59お前はもんがあんだよ。
05:01何や!
05:02何や!
05:03何や!
05:04何や!
05:05何や!
05:06何や!
05:07何や!
05:08はい!
05:09はい!
05:10はい!
05:11はい!
05:12何や!
05:13何や!
05:14何や!
05:15何や!
05:16何や!
05:17何や!
05:18死ぬんだから!
05:19死ぬんだから!
05:20死ぬんだから!
05:21死ぬんだから!
05:22あ、あ、少々お待ちください。
05:23坂本先生後お見えになりましたので。
05:24はいっすか。
05:25あ、はいはい。
05:26はい、もしもし。
05:27さくら中学坂本でございます。
05:28よしたかくんお元気ですか。
05:29はい?
05:30暴れてる?
05:31立てこもった?
05:32うなってる?
05:33あ、はいはい。
05:34はい。
05:35わかりました。
05:36わかりました。
05:37すぐに参りますんで。
05:38はい。
05:40どうぞ落ち着いてください。
05:41お母様どうぞ落ち着いてください。
05:43はい。
05:44お母様どうぞ落ち着いてください
05:45来いって言ってるんですか
05:49ほらあいつもほら気のちっちゃいやつだから
05:52当たるとしたら母親しかいないんだよ
05:55あれだけ調査票にイチャモンつけといて
05:57親も親ですよ勝手だ
05:59それを言っちゃおしまいですよ
06:01親で拉致が開かないから来てほしいと言ってるんでしょ
06:04教師が頼りにされてる証拠じゃありませんか
06:07はい
06:08ああいう手合いはいずれどこかで人生の壁にぶち当たるんです
06:11しかもそれを全部誰かのせいにして
06:13もう迷惑極まりない
06:15確かにそうかもしれんけどね
06:17しかし壁にもぶつからず成長しない教師よりはいいでしょう
06:21じゃあ行ってまいります
06:23ご苦労様
06:24何だよ
06:28吉坂先生がいらっしゃってくださったのよ
06:36どうぞ
06:37失礼します
06:41お母さんは入らないでください
06:43でも
06:44入らん
06:46あんたね受験はね親子は一体とならないし成功なんかしない
06:51入らん
06:52どうぞごゆっくり
06:57どうぞ
06:59大剣か
07:04吉坂のことだからみっちり勉強したらまず合格間違いないな
07:09当然です
07:10一人でもやっていけるし僕に関してもう何も言わないでください
07:14いいよ
07:15でも質問を一つしていいかな
07:18いいですよ
07:19けどそれは何の役に立つんですか
07:21吉坂どうして君はさその役に立つ立たないで物事決めてしまうんだろうな
07:25無駄なことは無駄だから
07:26うーん
07:28でもさその無駄の中に役に立たないものの中に案外深く考えるヒントっていうのがいっぱいあるんじゃないかな
07:35僕にとっては今しかありません
07:37今ってどんな今だい
07:39ん
07:41先生はさ君のその負けず嫌いな点は大いに評価してるよ
07:47でもさ会営に落ちたことを恨み続けるってことはさつまらないことだと思うよ
07:53詰まっても詰まらなくてもそれは僕の問題です
07:56うん
07:57まあ君のことだからね
07:591年ぐらいでおそらくは大学受験の資格を取ってしまうかもしんない
08:05でそれからどうするもちろん大学受けます
08:08ああでその後は
08:10その後
08:12うん
08:13ねえ座ってごらんよ
08:15うん座ってごらん
08:17君はさ
08:19全ては実力次第だって言ったよね
08:23いや君は大学まで行ってさ
08:25どんな実力を身につけるんだよ
08:27そ、それは
08:28私はねその体験に挑もうとする
08:32その君の考え方に関しては反対じゃない
08:34でもさもう少しこうゆったり物事考えたらどうかな
08:38そんな気分にはなれません
08:40あれあれあれ
08:40自分の将来を気分で決めていいのかな
08:43でもゆっくりなんて余裕動くにはありません
08:45わかるわかる
08:46でもね
08:46確か三者面談の時の将来の進路っていう作文に君はこう書いてたよね
08:53自分は日本のベンチャー企業に大いに興味がある
08:57はい
08:57今世界史上で戦ってる日本の大企業の大半は初めはちっちゃなベンチャー企業だったんだよ
09:04役に立たないとか無駄だとか言われながら
09:07彼らはトランジスターラジオ
09:10小型自動車そしてお蕎麦屋さんのためのバイクそんなものを懸命作りながら世界に通用する技術に磨き上げていったんだ
09:19入るなって言ったじゃないですか
09:23バカ
09:24先生にお茶を運んできたんだよ
09:27僕は電気屋になるつもりはありません
09:33将来のことは大学に入ってからちゃんと考えます
09:36誰にも相談するつもりはないのか
09:39はい
09:40そうか
09:41いや実はね
09:43牧子が君のことすごく心配してるんだよ
09:47牧子が?
09:48牧子って女ですか?
09:49いやいや
09:49あそこの子とどういう関係なの?
09:50出てくるよ
09:51出てくるよ
09:52出てくるよ
09:53出てくるよ
09:54出てくるよ
09:55あんた女が来たのちょっと
09:56うるさい
09:57牧子がなんて
09:59え?
10:01うんなんかね
10:02すごく心配してるんだよ
10:03うんだからあの友達になってあげればいいなと思ってさ
10:06うん
10:07あの吉武のことさ
10:08好きなんじゃないかな
10:10今それよくわかんないけど
10:11それはよくわかんないけどもだ
10:13うん
10:13でもさほら大剣一筋
10:16どうぞ
10:17はい
10:17脇目も振らずってのもさ
10:20めっちゃ寂しかないか
10:21いや僕なら大丈夫です
10:23トン牧子にお伝えください
10:25うんうん
10:26さまあちょっと伝えとくよね
10:28うん
10:28まああのぐつぐつ言っても
10:30君もうるさいだけだろうから
10:32ズバリ言うね
10:33実はね先生は
10:35要はこの学校を君に進めに来たんだ
10:41なんで僕が定時制に行かなければならないんですか
10:46聞くな
10:47怒るかい
10:49当たり前だ
10:50すみません
10:52いやいやいいよ
10:52でもさ君さ定時制つったらさ
10:57昼間働いて夜勉強する学校だと思ってんじゃないか
11:00だってそうじゃないんですか
11:01いやいやそれは情報不足だな
11:03これ立派な都立なんだよ
11:05で今までの二部生と違ってね
11:07朝昼夜があるんだ
11:09好きな時間行って自分で勉強できるんだよ
11:12たくさんの人がねこの学校に来てるんだ
11:14いろんな人がいて
11:16いろんな考え方があるってことを
11:18先生ぜひ勉強してほしいなと思ってね
11:21すんごく評判いいんだってこの高校
11:23うん
11:24これにさ
11:32これに
11:35諦めるっていう字書いてほら
11:38試験に出ますか
11:39いや試験には出ないと思うけど
11:40ごんべんに
11:41そう味方って書くんだ
11:45王様って意味だよね
11:47諦めるっていうのは
11:49王様しかできない決断だって
11:52まあ今は諦めるだけども
11:55昔はね物事を明らかにするって意味もあったんだって
12:00海鋭をすっぱり諦めろ
12:04そしたら君の将来はすっきりと明らかになる
12:10暇な時でいいな
12:13このパンフリー
12:15明答してもらうよ
12:17願書提出にはまだまだ時間があるから
12:21先生
12:34ケンジローは何で海鋭を辞退したんですか
12:37ケンジローが海鋭を辞退した
12:39行く気がなかったら初めから受けなければよかったんだ
12:42そしたら僕らと補欠に繰り上げられたかもしれないように
12:45しきちょー
12:47しきちょー
12:49きょー
12:56きょー
12:58きょー
13:17ご視聴ありがとうございました
13:47ご視聴ありがとうございました
14:17ご視聴ありがとうございました
14:47ご視聴ありがとうございました
15:17ご視聴ありがとうございました
15:47ご視聴ありがとうございました
16:17私はケンジロウの方がかわいそうだよ
16:21ケンジロウの方がかわいそうでかわいそうで
16:24止まないよ私は
16:26ご視聴ありがとうございました
16:35ご視聴ありがとうございました
16:44君が私の生徒になってくれたからだよ
16:46理由はそれだけだよ
16:49とにかく
16:56いやお家のことを知ったらね
16:583Bの仲間だってきっと君のこと分かってくれるよ
17:01それはできません
17:03ママは
17:33そうか
18:03お母さん
18:04お母さんかな
18:10はい
18:11お母さんかな
18:12はい
18:13お母さんかい
18:14お母さんかい
18:16よ
18:17あきひこ
18:20こんばんは
18:22こんばんは
18:23こんばんは
18:24どうした
18:25いや
18:26別に
18:27ただ
18:28今日もケンジロウ学校休んだから
18:29心配になって休み
18:30ああ
18:31そうか
18:33ありがとな
18:34よかったな
18:35ケンジロウな
18:36ほらみんなこんな風にしてほら
18:38君のこと心配してないから
18:39風邪治ったら
18:40学校出てこいよ
18:42ね
18:43じゃあきひこ一緒に帰ろうか
18:44うん
18:45はい
18:46じゃあおやすみなさい
18:47うん
19:00あきひこ
19:02ケンジロウはかわいそうなやつなんだよ
19:05お前がいてよかった
19:07なんかあったらさ
19:09ケンジロウの味方してやってくるな
19:11いいな
19:13うん
19:14ん
19:20あただいま
19:21おかえりなさい
19:22はい
19:23はぁ
19:24くさえられた
19:25遅かったね
19:26ごめんご飯先食べちゃった
19:27いいよいいよ
19:29悪いけどね
19:30お父ちゃんも腹ペコなんだ
19:31ちょっと急いでご飯寄せおってくれるか
19:34どうせまたやつのところ行ってきたんだろ
19:36いい加減振り回されるのやめろよ
19:38どれが振り回されてんだよ
19:39俺たちみんなさ
19:41えーその中で君一人だけがぶーたれてるわけですか
19:43そうがないだろ
19:44受験勉強追い込みなのに手使うなよ
19:47下のせいにするなよ
19:48じゃあ誰のせいにしたらいいんですか
19:50自分のせいにすればいいじゃないですか
19:51なんで俺のせいになるの
19:52うん?
19:53お前千春ちゃんのことは気になって仕方がないんだろ
19:58だから健次郎のことも気になって仕方がないんだよ
20:00だって
20:01え?千春ちゃんの頼みに嫌と言えなかったそうなんだろ?
20:06いいじゃないかよお前好きな女の子のためなんだもん
20:08しっかり男を通せよ
20:09な
20:10いつかお前な
20:11いい思い出になるから
20:12思い出なんかより今が大事なの
20:15ヨシタカと同じこと言うな
20:16なにそれ
20:17よし
20:18じゃあお父ちゃんが一つ聞くよ
20:20いいか?
20:21うん
20:22うん
20:23お前さそれじゃあさ
20:24千春と結婚する気あんのか?
20:27キャスク千春って呼ぶなよ
20:29いやいや結婚したら娘になっちゃうわけだから
20:31え?
20:32なに?そうすると2階が新婚家庭になるわけ?
20:36え?ダブルベッド置ける?
20:38ここ
20:39あ、お姉ちゃんそうすると
20:41お姉ちゃんの部屋はこっちの下の部屋ってことになるな
20:44そうしてもらえると嬉しいな
20:46ちょっと待ってよ私やだよ
20:47結婚するんだったら出ててよ
20:48え?そうするとさ
20:50お風呂とかもちょっと大きくした方がいいんじゃない?
20:52新婚さんのためにはちょっと狭いかもしんない
20:54ちょ、なに言ってんの?
20:55エア2人で入るの?
20:57いやらしい
20:58あ、いいの?千春ちゃんに言いつけるよ
21:00ちょっと
21:01おいおいおいおいおい
21:02一つだけ言っとくけどな
21:04お前たち2人ともな
21:05子供としてはね
21:07わりと幸せな方だよ
21:08え、またやな
21:09なに言ってんの?
21:10この世のどこか幸せなのよ
21:11ねえちゃん出てってくれいいんだよ
21:12なんで私が出てかないといけないのよ
21:14あのねいいけどね千春ちゃん
21:16ママならいい加減に帰ってこいと言いなさい
21:25はい金瀬です
21:31俺
21:32秋彦
21:34やっぱ金貸してくれよ
21:36お前
21:372万でいい
21:38明日学校休みなら借り行くからよ
21:41来るな
21:42お前の顔なんて見たくもない
21:49どうした?
21:51いえ、別に
21:55けんじろう
21:57お前はどっちと暮らす?
21:59え?
22:01パパとここで暮らすか
22:03ママと一緒に暮らすかだ
22:05パパたち離婚するんですか?
22:10いや
22:12しかし別居ということにはなるかもしれない
22:15そんなのやです
22:16私だとそんなこと望んじゃいない
22:20けど
22:23ママはここを出ていく気なんだろ?
22:26そんなこと僕に聞かれたって分かんないよ
22:31引っ越しはみんなにするもんだと思ってたから
22:35そうだよな
22:38大地、なんで引っ越さなきゃいけないのかが僕には分かりません
22:42パパたちはお兄ちゃんをどうするつもりなんですか?
22:45お前はどうしたらいいと考えている?
22:48離婚も別居も反対です
22:50そんなことしたらお兄ちゃんが可哀想すぎる
22:52お前は雄一郎を憎んでいたんじゃないのか?
22:56憎いというよりたまんないんです
23:00でもお兄ちゃんが引きこもるようになったのは
23:03お兄ちゃん一人のせいじゃない
23:05僕たちみんなのせいでしょ?
23:08だったらみんなでお兄ちゃんを助けてあげなきゃいけないんでしょ?
23:12その通りだ
23:14けど
23:16パパもいい加減疲れた
23:22お兄ちゃんのせいでほしい
23:30お兄ちゃんは何もあなたにしてくれるんですか?
23:32先生
23:34あらら、まだいたの?
23:37先生
23:42あだあだ
23:43まだいたの
23:46面会時間は9時までだよ
23:50いつ退院できるんですか
23:51だからもうしばらく預かると言ったでしょ
23:54ですからしばらくっていうのは
23:56結一郎君のことは私に任せたんでしょ
23:58だったら今度こそとことん任せてもらわないと
24:01それこそ取り返しのつかないことになる
24:04そんな風におっしゃらないで
24:06いや今家に帰ったらまた過食症でしょ
24:09糖尿病ってのは怖いんだよ
24:12でも
24:13今の食事宣言は結一郎君にとってもつらいあさ
24:17でも彼はね懸命に頑張ってる
24:20だから君も頑張ってもらわないと
24:22それこそ命取りになる
24:25さあもう大丈夫だから
24:30家内に車で送らせよ
24:34さあ大丈夫だから
24:35あげーかー
24:42あげーかー
24:58これケンズローがお前に渡してくれって
25:09サンキュー
25:10それだけかよ
25:12何がだよ
25:13何がってお前らダチだったんだろ
25:16今日も休みかとか気になんねえのかよ
25:19気になるけど仕方ねえじゃんかよ
25:20それラブレターとか言ってたけど金か
25:24そんなんじゃねえよ
25:25だったら開けて読めばいいだろ
25:27後で読めばいいだろ
25:28後で読めよ
25:29それで金瀬さんの事情は聞かれたんですか
25:34はい
25:35親が入学手続きを忘れたそうです
25:38へえ
25:40カイエの方はなんとかならないんですか
25:42せっかく受かったのに
25:43あー事務手続きを忘れたという
25:45ボンミスですからね
25:46なんともなりませんねえ
25:47何だったんだろうな両親は
25:49それ
25:51失礼します
25:53おい
25:54何かな
25:55ちょっとお話が
25:57はい
25:59はいはい
26:00何かな
26:01お時間がついたときでいいから
26:03お話したいことがあるのでとは父が
26:07健次郎の兄ちゃんのことか
26:09はい
26:11じゃあねお父さんに夜にでも伺いますってそう伝えておいてください
26:16はい
26:17失礼します
26:18春はもうすぐそこまで来てるというのに
26:23はい
26:24いよいよ都立一般も来週です
26:28どの子の桜も散らさないように先生方頑張りましょう
26:32はいもうひときです
26:34それが終わると桜中学恒例の教師が生徒に送る心の授業ですよね
26:39あー楽しみです
26:41教頭先生はその前のことをおっしゃってるんですよ
26:44このところ出席欠席はバラバラだし志望校を決めた子は浮かれてるし
26:47その志望校が決まったのに手続きミスをする子はいるし
26:51そんな子いるんですか
26:52誰なんですか
26:53金瀬健次郎です
26:54金瀬健次郎です
26:55開営失格になりました
26:56へぇ
26:57どうしてですか何があったんですか
27:00辛いのは健次郎ですから
27:02あ
27:14ほんとだ
27:15だろう
27:16どうしたい
27:17失礼します
27:18失礼します
27:19失礼します
27:20クニヘが一緒だから
27:21どうせ同じ桜中学の子が見舞いに来るんだからって
27:27かんごくさんが気を利かせてくれたんだよ
27:29よかったねクニヘ
27:312人なら寂しくないしな
27:33はいこれみんなから
27:35おぉ
27:371000バズルか
27:38うん
27:39500バズル
27:40えっ何それ
27:41クニヘが手術したから半分ずつなの
27:44でも2人が退院できるまでみんなでまた1000バズル作って半分ずつにするから
27:48そういう楽しみ方もできるね
27:50だろ
27:51クニヘ卒業式には出られるよね
27:54うん出る
27:55絶対だよ
27:56うん
27:57待ってるから
27:58なにそれ
28:02どういうこと
28:03ちっちゃもう
28:04クニヘ照れないじゃん
28:05僕の卒業式ちゃんと出てよね
28:07ああ
28:08じゃあちゃんと食べなきゃ
28:10うん
28:11残したりしたらダメだよ
28:12退院できないよ
28:14約束
28:15俺も
28:16早く元気になってね
28:20ありがとう
28:24だから
28:25デラもコータも
28:27高校入試頑張るんだよ
28:31うん
28:32指切り玄魔
28:34嘘ついた
28:36ハミセンも
28:37ノーマス
28:40先生
28:41ああ
28:42悪い悪い遅くなっちゃったな
28:44あっ
28:45これお父さんは?
28:46部屋で待っています
28:47先生
28:48お忙しいところ本当にすいません
28:50何を言ってんだよ
28:52じゃあこちらです
28:53はい
28:54実は金末雄一郎君のことでご意見を伺い相談に乗っていただきたいと思いまして
29:02はい
29:03本来医者っていうのは患者のプライバシーを漏らしてはならないのですが
29:08私どもの娘も先生のクラスにおりますし
29:11健次郎君とも同級生です
29:13まあですから
29:14一人の父親という立場で聞いていただきたいんですが
29:18はい
29:19承知しました
29:21いいよ、ありがとう
29:22はい
29:23はい
29:26実は
29:28ゆう一郎君たちのお母さんとは昔から知り合いでしてね
29:32彼女の兄さんと私高校の同級生なんですよ
29:36まあそれでなんとか
29:37お兄ちゃま
29:38子どもたち3人の健康相談には預かってまいりました
29:42それと
29:43もう一人ひろみさんという娘さんがいるんですが
29:46聞いております
29:47はい、どうぞ
29:49失礼します
29:52ああ
29:53先生
29:55金末雄一郎君です
30:00座りなさい
30:02昨夜話し合ったことね
30:04坂本先生に全部お話しするけど
30:07いいな
30:11結論から申しますと
30:13彼は治療のためにもうしばらく入院が必要です
30:16しかし母親はそれを待てません
30:20と言いますと
30:21彼はアメリカに留学しているということになっているんですが
30:24いずれそうでないということが世間に知れます
30:26そのとき何と言われるかと親たちは不安に固まっておりましてね
30:30しかしそんな嘘いつかバレてしまうでしょう
30:33嘘に嘘を重ねて傷口を深くするよりはこれを機に
30:36はっきりさせたほうがいいと思うんですが
30:38その通りです
30:42また何で
30:44アメリカに留学していることにしたんだよ
30:47引きこもりがあまり長くなったからでしょうね
30:53近頃上の墓地あまり見かけませんねと近所の人に言われて
30:56とっさにアメリカだと言ってしまったと母親が話していました
31:00しかし信じられませんね
31:02そんな嘘ついたら表には一歩も出られなくなるわけでしょう
31:06それでそのストレスがたまってものにあたって
31:13いつの間にか母親とか健次郎に暴力を振るようになったというわけか
31:17家庭内暴力です
31:22そんなことじゃないかと思いました
31:25ある日突然暴れられて家族のショックも大きかったと思います
31:30それまでの雄一郎君というのはどちらかというと気が小さくていい子でした
31:35いやいい子すぎたんでしょう
31:38おまけに成績も良かったとなると親たちは当然期待していただでしょうに
31:42そうすると君は親の期待に押しつぶされたとそう思っているわけか
31:47あのね、私の教え後にもね、いい子すぎてその子って非常に苦しんだ教えがいましたよ
31:55でもその子の場合は正直に
31:58受診器心身症の専門の病院に入院して
32:01まあ時間はかかりましたけど
32:03今は立派な社会人ですよ
32:05もちろん親の勧める一流大学には行かなかったけれども
32:09現場で汗を流してね、普通に働いてますよ
32:11普通に働けるっていうのは素晴らしいことなんだよ
32:14君は今、いったいどうしたいんだい?
32:18答えておらんよ
32:20とりあえずアメリカから帰国したということにしてやりたいんですよ
32:23いやいやそれじゃ何にも解決しないだけでしょ
32:26自業自得とまでは言いませんが
32:28何もかも世間体を気にした作り話だとするには
32:31あの母親にはきつすぎます
32:33今度は彼女が崩れてしまいます
32:36じゃああの母親が病人なんですか
32:38少なくとも一歩手前なんです
32:39そこでお願いがあります
32:42アメリカからは
32:45病気で帰国したということで
32:47ケンジローを支えていただきたいんです
32:50ケンジローは母親と
32:52この兄貴のために十分苦しんできました
32:56はっきり解決していられないと
32:58彼だっていつ爆発するか分かりません
33:00ユイチロー君には叱るべき専門医を紹介します
33:03夜のジョギングもこのままでは自分がダメになるという自覚があったからだそうで
33:06思い切って環境を変えればいい結果が出るんです
33:09それがケンジローのためならば
33:11いかがでしょうか
33:13一つ嘘は残すことにはなるんですが
33:15全てぶちまけてしまうと全てが壊れるとおっしゃるんだったら仕方ありません
33:20私はケンジローを支えます
33:22ケンジローのためにも
33:24なあ、なんとかその、よろしくお願いします
33:29というわけなんだ、まあこれも何かの声が出てくるんですが
33:33全てぶちまけてしまうと全てが壊れるとおっしゃるんだったら仕方ありません
33:37私はケンジローを支えます
33:39ケンジローのためにも
33:41なあ、なんとかその、よろしくお願いします
33:43というわけなんだ、まあこれも何かのご縁だと思って一つご協力のほどよろしくお願いいたします
33:56そりゃ金髪さん頼まれたら協力はするけどさ、でもあきれたね
34:00いやまあ本館としてはさ、あの怪物が犯罪に関与しなかったんでまあ一安心だ
34:05けど聞いてっとさ、あの兄貴、何でもかんでも親のせいにしてるってのは気に入らないね
34:09いやそっち違うよ、親がそうしむけねば子どもはそうなるまえ、あの怪物もかわいそうんだよな
34:16いやまあケンジローもかわいそうだよね、ずっと隠したんでしょ
34:20ちょっと驚いたんだけどね、そのケンジローの味方にあきひこがこっそりなってくれてんだよ
34:25あのすし止めな、あのぶやつのかけ、いや、意外とね、男気があるんだな、あいつは
34:30いいとかあんな、いいとかあんな、いいとかあんな、いいとかあんな
34:33父ちゃん、違うよ、何が違うんだよ
34:36何が違うんだよ、勘なんだけどさ、あいつ、ケンジローから金薄ってるんじゃないかって思う
34:43何?おい、ちょっと待ちなさい、どういうことなんだよ
34:46俺、ケンジローからあきひこに渡してくれって、封筒を預かったんだ
34:51なんぼ入ってた?いや、仲を見ちゃいない
34:53あら、兄貴のことにこれ、薄ったのかな
34:55いや、そうかもしれない、みんなそりゃあ
34:57そりゃあわかんないけど、あきひこのやつ、俺が預かったってことで、変にドギマギしてた
35:02でもさ、でもさ、その証拠があるわけじゃないんだろ、だって手紙の中身、封筒だってさ、中見たら普通の手紙かもしれない
35:11だから、黙ってたんだけどさ、ケンジローの家の話聞いて、俺から渡してくれっていうのは、ゆすられてるんだっていうサインなのかなって
35:20ゆすられてるサイン、金髪が、ほら、何百万もゆすらいで、自殺した生徒もいるんだよ
35:27本当?
35:28分かってます、分かってます、分かってますよ
35:30ケイタやミキロたちは、あの大罰事件以来、はっきり分かれたけど、あきひこだけは、なんとなくケンジローにくっついたまんまだったじゃん
35:38よし、分かった、私が、いや、お父ちゃんが調べるから、しかし何考えてるか分かんないけど、あきひこってそんなに悪いやつじゃないと思うんだけどな
35:49そうやってすぐにコロッと騙されるんだから
35:51いやいや、騙すより騙された方がいいんだよ、しかしまあ、卒業式も間近だっつーのに、いろいろあるなあ
35:58大変だね、先生、なっぱりきっと行ってんけ
36:02はい、なきゃ
36:22ああ、終わり終わり
36:25待たせたなあ
36:27ちょっとあきひこに聞きたいことがあってさ、あの、ケンジローからね、電話もらったんだ
36:36あ、すまんなさいよ、ね、本田先生、いいですか、ちょっと、申し訳ない
36:46ズバリ聞くけどさ、どうしてお金必要なんだ
36:52何のために使うお金かっていうのを話してくれたら、先生、用立ててあげてもいいなあ、ただし、本田先生がいらっしゃるから、貸したものはちゃんと返してもらわないと困るけどなあ、それとも、先生の金じゃ遊ぶ気にならんか、うん。
37:01ちょっと、聞き方が悪かったかなあ
37:10きちんと聞こう
37:12どうしてお金が必要なんだ、何のためにお金が必要なんだろうなあ、きひこ
37:16ちょっと、聞き方が悪かったかなあ、きちんと聞こう
37:23どうしてお金が必要なんだ、何のためにお金が必要なんだろうなあ、きひこ
37:28何のためにお金が必要なんだろうなあ、きひこ
37:58これは?
38:01はじめ一万、後から二万、けんじろうから借りた
38:05うん
38:08あいつ、あのことから立ちいなくなって、俺も特別話すことなかったから、金貸してくれって言ったら
38:16貸してくれたんだ
38:18ちょっと嫌な顔したけど、簡単に貸してくれて
38:23だから、また行ったら、また貸してくれて
38:32工作から受け取った封筒の中身は、これだったわけだ
38:39実は、工作はね、封筒の中身、知らなかったんだよ
38:43ただ、ほら、けんじろうが省かれてるだろ
38:45それから、そういうことじゃなきゃいいなあ、つって俺に相談したんだ
38:53かまかけて悪かったなあ
38:56でもなあ、きひこ
38:58中学生にとって、三万円って大金でしょ
39:03あきひこ、これを何に使うつもりだったんだ
39:08簡単に貸してくれたって、まるでけんじろうが悪いみたいに言うけどさ
39:14君は、けんじろうの弱みでも握ってるのかい?
39:19知らないよ
39:21ただ、貸してくれって強く言ったら、すぐ貸してくれた
39:26でもさ、三便の連中からけんじろうが省かれてるわけだろ
39:30ああ、金貸してくれって言ったら、やっぱりその弱みにつけ込まれたと思うんじゃないかなあ
39:35君がけんじろうの立場にとってもどく考えてくれんよ
39:39だったら、はっきり言いやって言えばよかったの
39:42黙ってるから、俺だって
39:45俺だっていつもあいつの込みにされてたから
39:49そうだな、金で借りを返そうとしたけんじろうも悪いな
39:54うん、嫌なら嫌ってはっきり言うのが、本当の友達だもんね
40:03いや、これはこのままけんじろうに返すよ
40:08でもよかった、先生、ほら、新聞なんかじゃ、巻き上げたお金、カラオケとか、ゲームセンターでみんな使っちゃうって書いてあるけど、君の場合手つかずで、あるんだもの
40:18そうだよな、すぐに遊ぶために金借りたわけじゃないからな
40:24金、欲しかった
40:28うん?
40:30できるだけ小遣い使わないようにしたけど、金なかなかたまんなくて
40:34じゃあさ、君は、金を貯めて、それで、何を買うつもりだったんだよ
40:51うん?
40:53どっか行きたい
40:56どっか行きたい?
40:58どっかって?
40:59どこでもいいんだけど、どっか行きたくて
41:04どっか行きたくて、それで金欲しかった
41:08ああ、そうか
41:12うん?
41:14先生もな、時々、どっか遠くへ行きたくなることがあるな
41:21面倒なことが何にもなくって、そう、考え事なんかしなくてよくって、新しいところで、初めっからやり直せる、そんなとこな
41:37私もあるよ
41:38でもな、実はそんなところはないんだよ
41:47そっか
41:49えきしこ、お前、おうちで何かあったのか?
41:58一人になりたい
42:00一人に?
42:02母ちゃんは毎日高校のことで神々言うし、父ちゃんはお店のことでクズクズ言うし、俺何していいか?
42:11うん?そっか
42:13よし、じゃあな、先生がうちの人に相談してあげるから、あきひくを一人旅に出てみるか
42:23うん、いいよ
42:26ああ、先生のね、教え子にそういうやついたんだよ
42:29自転車の後ろっかわりな、リックサックくっくりつけてな、一人旅に出たやつ
42:34何日かしてな、帰ってきたんだ
42:36スーツが言ってたよ、一人になりたくて旅に出たけども、道に迷って軽トラックに乗っけてもらったり、親切な人のおうちに泊めてもらったり、やっぱり一人にはなれなかったって、そう言ってた
42:52ああ、そうだよな、男の子だもんな、一人旅、出たいよな
42:59青年は、荒野を目指す
43:03うん?あきひこ、一人旅、出てみろよ
43:07坂本先生
43:11そのくらい、出るときは、必ず先生に相談するんだぞ、な?
43:17そのときはさ、一日分の晩米時代ぐらい、先生、かんぱしてるから、なおきひか
43:24うん
43:26うん
43:28中学生って、どうしようもなく寂しいんですかね
43:37そういう年頃なんですね
43:40でも、本当に一人旅に出た方がいたんですか?
43:44あら、私です
43:46高田から長崎まで十分のときに、自転車で一人旅しました
43:51旅で出会った人とか、旅で見上げた夕空とか、いまだに忘れません
43:56きっと、自分で初めて見つけた風景だからでしょうね
44:01一人ぼっちで見つけたものってのは、みんな宝物なんですね
44:06近頃の親の困ったところは、いつまでも子供を奪車の中で育てたがるところです
44:13おんぶでいいんですよ
44:15お互いのぬくもりを感じながら、親と子は違うものを見つける
44:20お互いのぬくものを…
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