- 2 か月前
- #13
3年B組金八先生(第5シリーズ) #13
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ショートトランスクリプション
00:01三年ビグビー!
00:03ビグバックセンター!
00:26あ、おはようございます。
00:27どうもおはようございます。
00:28あら、お嬢さんですか?
00:30ええ、あの、看護婦さん志望なもんですからね。
00:32将来の職場を見せんと交換と思いまして。
00:34あ、そう。
00:35あなたみたいな人がうちの病棟に来てくれたら、
00:37患者さんみんな元気になっちゃうよね。
00:39え、えへへへへ。
00:41反対かな?
00:42若い男性なら、なかなか退院したがらないと思うもの。
00:45あはは、そうね。
00:49何お前、若い男性、目や手で看護婦さんになりたい。
00:52お父ちゃん!
00:53いやいや、そういうことじゃ。
00:54また仕事は決まらないよ。
00:56出して、そんなにモテないから大丈夫。
00:58どうだか。
01:00なにぐつぐつしてんの。
01:01うん。
01:03いいらっしゃい。
01:04僕たちに。
01:05小さなおさまございます。
01:06おはようございます。
01:07おはよう。
01:08おはよう。
01:09おはようございます。
01:10おはようございます。
01:11おはようございます。
01:12おはようございます。
01:13おはようございます。
01:14すごいなでな。
01:15この本、漢字に金が付いてるから。
01:17あ、本人先生、これ。
01:19あ、いつもありがとう。
01:20いえいえ。
01:21なんて本?
01:22風船の墓。
01:24お、さざまさしさんが書いてるんだ。
01:27ああ、あのフォークシンガーね、小石ちゃん、でもあれね、生活がね不安定で大変らしいよ。だからもう結婚なんかする。
01:33父ちゃん。
01:34え?
01:35ごめんなさい。近頃こういう話になるととっても武器になるって。
01:38なんとありがいい。
01:39まあね、乙女ちゃんがどんどんきれいになってくから、お父さん気が気じゃないんですよ。
01:43だから、明日は私立水戦。
01:46デラ君は?
01:47ああ。
01:48この子はあの、都立の単位制を狙わせようと思ってます。
01:51なんか聞かれたらね、この本の話をしなさい。
01:55うん。
01:57小さなストップみたいな形をしたスプーンを使って、おじさんは機械の穴に。
02:02号泣いね、おわよぐなよ、そろそろほうよ。
02:24ケンちゃん。
02:32いよいよ明日から私立の推薦入試が始まります
02:45超緊張
02:47俺なんて変な夢ばっか見てるよ
02:49俺も近頃髪の毛が抜けてくるんだ
02:51僕白髪が出てきた
02:53本当に?
02:53おい
02:54違うよ俺
02:56光に当たってただ白く見えてるだけで
02:58白髪なんか一本もない一本もない
03:00な
03:00近頃の高校入試では面接に重点を置くという高校が増えております
03:06そういう高校では面接会場での言葉遣いとか態度がしっかり見られてるわけですからね
03:12超緊張なんていう言葉ってのはちょっと私ねまずいと思うんですよ
03:15私なら大丈夫だってば
03:17あなたのこと一番心配してるんですよ先生は
03:19はいはい我が国においてですね少子化というのはこれはまあ有意識問題ではありますがですね
03:25有意識って何ですか?
03:27有意識って何ですか?
03:29子供の数が減ってくるというのは重大な深刻な問題ですが
03:34しかし20年前の3Bの先輩に比べると各高校の競争率というのは確かに低くなっております
03:40その点君たちは幸せですよ
03:42それでも落ちるやつは落ちるんだよね
03:44楽しいそう
03:46ほらほら寺の跡継ぎが死にそうだなんて言葉使わない
03:49はいその通り
03:51はい推薦にしてもそうです
03:54昔は推薦でねこの合格しますと
03:57必ずその高校に行かなければならなかったけれども
03:59最近ではねその縛りもだいぶ緩んできました
04:02都度のつまりはね入れる高校よりも入りたい高校に浮かしてやりたいというね
04:08そういう制度の改革が行われております
04:10はい予診場私立の推薦に漏れたにしてもその後は私立の一般入試があります
04:17でその後は都立の推薦1時2時とあるわけですから
04:20チャンスはいくらでもあります戦いは長いね
04:23ただのつまりは最新の注意を払って入試に臨もうとこういうわけですよ
04:28はいこれはあくまでも一つの参考資料ですが
04:32注目してください
04:33メモ取るものを取ってくださいね
04:35面接に10点を置く高校ではですね
04:381受験生に対して15分間以上という高校もあります
04:4115分間一体何聞かれるんですか
04:44はいはいはいそこでチェックね
04:46まず面接に関して絶対聞かれると思われるもの
04:50これは間違いないからしっかり説明してね
04:51まずは志望の動機将来の希望
04:55簡潔に答えられるように
04:57閉眼光について聞いてきたりします
04:59その時も慌てない
05:01将来の希望のことを話しつつこの高校を選びましたと
05:05そんな風に話してください
05:07入試直前のこれからは儀式です
05:10彼も人なり我も人なり
05:13はいどうぞ
05:14彼も人なり我も人なり
05:17よし
05:18健次郎はいどういう意味でしょうか
05:23はい
05:24みんな同じ人間である
05:27彼の弱点と同じようなものを僕も持ってるし
05:31僕の長所と思うところが彼にもある
05:34要は緊張しすぎて萎縮するなってことです
05:39はいその通りです
05:40皆さんはスタートライン立っております
05:42横のライバルを見る必要はない
05:44これからは自分の走り出すそのコースとその向こう側にあるゴールのみをしっかりと睨んでください
05:50彼も人なり我も人なりどうぞ
05:53彼も人なり我も人なり
05:55少し落ち着いてきたかな
05:57少しだけ
05:59よしはいそれでいいですね
06:00さあそれでは今日お家に帰ってやることを言います
06:05よろしいですか
06:05まずは制服のチェックです
06:07ボタンが取れていないか取れかかっていないかどうかしっかりチェックしてください
06:12今学生服の下に色物のシャツを着ているもの
06:15必ず白のYシャツを用意すること
06:17風邪をひいているもの以外
06:20全員お風呂に入りなさい
06:21制服の方にふけなど載っておりますと
06:24このもし印象を与えません
06:26はい次に用意するものいきますよ
06:28まずは生徒手帳
06:30受験票
06:33ノート
06:35筆記用具
06:38決して消すことも忘れないように
06:41入試科目に作文があるものはですね
06:44審査官が必ずその作文を読むということを忘れないでください
06:48できるだけ読みやすい丁寧な字で書いてください
06:50そして一番大事なことは
06:52必ず受験番号と自分の氏名書き忘れないこと
06:56今は何だと思っているかもしれませんが
06:58受験番号自分の氏名を書き忘れたという先輩が何人もおります
07:04そう
07:04試験会場に入るとカーッと頭に血が上ってしまいがちです
07:08はいそこで自分がカーッと頭に血が上ったなと思ったら
07:12はいおまじないを唱えましょう
07:14彼も人なり我も人なり
07:16はいどうぞ
07:17前も人なり前も人なり
07:20はいそれではいよいよ
07:22私立願書提出組の者名前を呼びます
07:27はい前に出てきてください
07:28はい西文高校
07:30はい西木蘭子
07:31はい
07:31山岡修造
07:34はい
07:34はい山田国平
07:36はい
07:36はいそしていよいよ
07:43はい海英高校
07:46森山義高
07:48はい
07:49はい
07:50はい市村敦史
07:51はい
07:52はい
07:54はい金瀬健次郎
07:56はい
07:59健ちゃん頑張って
08:04頑張れよ
08:08はい
08:10というわけでこれからいよいよ大変精神的にましょう
08:14はい
08:16はい
08:20どうもどうも
08:21皆さんお揃えでどんなのあったんですか
08:24あの
08:24ちょっと
08:25お守りね
08:27えお守り
08:28明日入試の子がいるでしょ
08:30それでセンターの皆さんが
08:32あなたたちのために手作りで作ってくれたのよ
08:34やったー
08:35これだったらセンター手帳に挟んで持ってくるよね
08:38あんなよ俺たちにはくんないの
08:39そう
08:39はい
08:40はいはい
08:41はい静かにか
08:42はいじゃあいただこう
08:42はいまいりました
08:43順番守んないぞ
08:46あげないぞ
08:47また意味じゃん
08:48こっちいの
08:49キングキング
08:50はいよく滑る頭だ
08:52滑るそれはキングだキング
08:53また貸してくんないか
08:561万円足んないんだわ
08:59確かにお守りだけど
09:01お待った時の壁頼みってのは
09:05ダメだよ
09:06これはね
09:07みんなの後ろには
09:09私たちも一緒にいるからね
09:12おまじないだ
09:13精一杯やっといね
09:16はい
09:16大丈夫
09:18私たちがついてんだから
09:20大西さんも一緒だからね
09:23はい
09:24はい
09:25はい
09:26はいじゃあリキヤみんなに気合い入れよ
09:27おい
09:28頼むよ
09:29押すせーの
09:30A.F.O.A.O.A.O.A.O.A.O.A.O.A.O.A.O.
09:38ただいま
09:45お迎えなさい
09:46ああ乙女
09:48うん
09:48工作どうしてる
09:50やっぱり心配
09:51ああそうだよ
09:53我が子は人生最初の関門に想像するわけだからさ
09:56そうやってあんまり気合いを入れないでよ
09:58あれだあの子
09:59気合い入りやすいんだから
10:00いやいや気合いはねいくら入れても構わないの
10:03その気合いをいかに集中力に変換するかこれが問題なんだよ
10:06よし
10:07あっもう頭あらったか
10:08あらったよ
10:09よしよし
10:10受験の頃になるとガキの時から毎年毎年耳にタコができるぐらい聞かされてたもん
10:15よーし
10:16受験票生徒手帳引用具上場
10:19全部揃えてある
10:20突然教育パパみたいなことを口走らないで
10:23はいはい
10:24シャツにアイロンがかかってるし
10:25やっぱうちの姉ちゃん最高
10:27お前さなんかさ
10:29口元がだらしてにギュッと結んでちゃダラッとしてんだよ
10:32しょうがないでしょ
10:33明日は千春ちゃんと同じ高校受けるんだもんね
10:35ちょっとやめてよ
10:37照れちゃう
10:38いや何二人とも陽光高校に行くつもりなの
10:40いや千春ちゃんは都立を晴海総合学科にしてるし
10:44俺は生卵のつもりだからさ
10:46何がつもりだからってまだまだ決めてないのか
10:49なんだよ自分の進路だからギリギリまで悩みなさいって言ったくせに
10:53そりゃまあそうだけどさ
10:54担任の北先生のことも少しは考えろよ
10:56あらお父ちゃんは教師の味方だったの
10:58うわきつい言い方するなよお姉ちゃんは
11:02へえやっぱそんなことしやった
11:03ボーイフレンドもできやしないよ
11:05いえいえご心配なく
11:06何?
11:10いるわけ?
11:11え?
11:11いるわけ?
11:12え?
11:13いるわけ?
11:13いやいや
11:14うそら頑張ってんすよ
11:15ねえボーイフレンドできたらちゃんとお父ちゃんに紹介するっていう
11:18そういう約束じゃなかったの?
11:19そうだったかしら
11:20そうだよ約束守られちゃんと
11:21首をかけてね
11:22真面目に答え出たよ真面目に
11:24あっ
11:24ああもう
11:26お前は本当に
11:27そういうのにしようでしょ
11:28早くお布団に入る
11:29いやいるの
11:29パスズルに障害
11:30持っていってあげるから
11:31もうあれ
11:31もうで
11:32本当にいるわけ?
11:33いって
11:34イヤリングしてるようなやつだと
11:35絶対許さないからね
11:36ケンちゃん
11:46おはよう
11:47待って
11:52いいんだよ
11:54はい
11:56頑張ってね
12:00ランス提出
12:06ランス提出
12:14どうする?
12:15顔まっかになってる
12:18色が悪い
12:20本当
12:23やばい
12:25やばい
12:27よっ
12:29傷んだなや
12:31蹴っ張れよ
12:33ぬれりゃあそんな
12:35何言ってんだよ 子供に及んで情けねえな 寺の子坊主
12:38真面目に取り組めよ お前
12:40真面目に
12:41あ、それからな ケンカバするんだよ
12:43うちらがしなきゃな
12:44絶対絶対
12:45いやいやいや そこ昔な 寂しいで 他の学校の生徒と
12:48とっくみ合いなケンカバした 豪の者がいたんだよ
12:51いやー 僕もやりましたね
12:53大立ち回りを
12:54そう ガンつけた奴らと 試験の帰りに決闘です
12:57ところがね パトカーまで来ちゃったもんだから
13:00成績の良し悪しに関わらず その高校を受けた仲間全員が
13:04これ不合格でね だいたいね 遠藤先生の出身地は
13:06九州男児とかなんとか バンカラなんですよ バンカラ
13:10そりゃ偏見でしょ アンバ
13:11いやいやいや あの 私 彼と同居なんですよ
13:13あっ 失礼しました
13:14いえいえ 坂本先生もお若い時は
13:17荒谷日中のワロを相手に これで武勇伝の持ち主ですよ
13:20いや もう昔のことですから
13:22まあ 覇気があるのかないのか お互いクラスメントの健闘を祈って
13:25たほやけお守りなんていう 珍妙なものを作り合った学年もありましたが
13:29まあ 今度の子供たちは
13:30センターのお年寄りにお守りを 作っていただいて大喜びなんだが
13:33間違ってもパトカーが出るような お立ち回りはしないでしょ
13:35まあ これから本命高校の入試を 控えてるやつもいますからね
13:38その辺の計算は 確かなんじゃないですか
13:40情けない
13:41遠藤先生
13:42いやいや 覇気が欲しいとは こういうわけですよ
13:44先生方 ねっ 試験が終わったらば その足で無事にここに帰ってくること
13:47祈りましょう
13:48いや 今度は進んでくるんだろう
13:53ご視聴ありがとうございました
13:55じゃあね
13:56どうも考えれよ
13:57少し 来い来い来い
13:59ヒルマ入れちゃう
14:00ヒルマ入れちゃう
14:01ん ああそう
14:01おーね
14:02食べにしさんなんじゃない
14:03みんなね
14:04みんな乗った?
14:05おーいいよ
14:09おーい、頑張ってこいなー!
14:19アトリン、いっかり学校で会おうなー!
14:21バスが来た!
14:22行った!行った!行った!
14:26あ!カザエがいない!
14:39出るな!出るな!
14:43別に私の本命ってわけじゃないんだけど、やっぱ緊張するね!
14:46私もガチガチ!
14:48お前何想像してんだよ!
14:50え?だってさ、お前気小せんだな!
14:54チアルちゃん、カバ持ってあげようか!
14:58うん、大丈夫!
14:59遠慮するなって!
15:01今日はB組もC組もないんだから!
15:03それよりお願いがあるの!
15:05え?何々?
15:07チアルちゃんの頼みだったら、どんなことだってええんやろ!
15:11とのそうなんですね!
15:13え?
15:14ケンちゃんのことなんだけど!
15:16え?
15:17お願い、あの子の力になってほしいの!
15:20ちょっと待ってよ!
15:21何で俺が奴の力にならなきゃなんねーの?
15:24みんな坂本先生に注意されたのに、やっぱりケンちゃん省かれてる!
15:28奴がやったこと考えたら、そんなの当たり前だろ!
15:31そういうのやだ!
15:33チアルちゃん!
15:34私たち3人、小学校からずっと仲押しだったじゃない!
15:38だったというのは過去形!
15:40奴とは高校が別々になるんで、せいせいしてら!
15:43ひどい!
15:44だってさ!
15:45高校がそんな冷たい子だって思わなかった!
15:49みんなは飛ぶかっ!
15:51高校だけは!
15:56いいよ、分かったよ!
15:58高校?
16:00どうせ俺は冷たい子で、チャルちゃんの頼みも聞けないような男だよ!
16:04どうしたのチャル?
16:06康作!
16:07何もないよ!
16:08あんたチャル、何言ったのよ!
16:09別に!
16:10それか、私たち受験すんだよ!
16:12中瀬なんて死になんな!
16:14いいの、私が悪かったんだから!
16:16ケンカは中瀬さんのほうが悪いの!
16:17ケンカじゃねえ!
16:18何なの!
16:19何やってんの!
16:20電車来るぞ!
16:22うわぁ…
16:24楽しいだろ?
16:26お母さん!
16:29分かったよ、分かった!
16:32どうせ俺が悪いんだろ!
16:34お母さんはそう言うと、いとこの妹のほうの手に、風船がちゃんと巻き付けたよりか、確かめてあげた。
16:52へぇー、マッチ子はアンネ・フランク読んでるんだ。
16:55この本、地図が入ってるから、清掃中の屋根裏の様子がよく分かるんです。
16:58ああ、本当だね。
17:00地図を見ながら日記を読んだほうが、状況がよく分かるし、アンネの気持ちがよく分かるって、花子先生が教えてくれたんです。
17:07花子先生が?
17:08それはいいこと教えてもらったな。
17:10アンネ・フランクはね、15歳と9か月でナツシに捕まって殺されてしまう。
17:15でもね、アンネは日記にこんなこと書いてるんだよ。
17:18私は死んだあとも生き続けたいってね。
17:21死んだあとも?
17:22不思議な言葉だよね。
17:24でもほら、マッチ子はこの本を読むことによって、アンネは生き返るわけだから、
17:28アンネの願いっていうのは、不思議な願いだけでもちゃんと実現されたわけだ。
17:32うん。
17:33マーバラ何読んでんの?
17:35銀河鉄道の夜。
17:36ああ、宮沢賢治か。
17:38先生、好きだな。
17:39ジョパンには、あっと深く影響しました。
17:43カンパネルラ、僕はもう、あのサソリのように、本当のみんなの幸いのためならば、僕の体なんか、100遍焼いてもかまわない。けれども、本当の幸いは、一体なんだろう。
17:56うん。そうだよね、幸い、幸せと言われれば分かるけども、本当の幸い、本当の幸せって言われると難しいよな。
18:06宮沢賢治はねほかにもたくさん作品があるからね大人になっても読むといいよ読むたんびに新しい発見がありますなめとこ山の熊のことなら面白いなめとこ山は大きな山だ知ってるかこの話?
18:26あっでもなんか面白そうどんな話なの?なめとこ山に漁師の小十郎という男が住んでいたこの男はね熊内の名人なんだところが名人すぎてもう熊の言葉が分かるようになってしまうである冬のことばったりと年老いた熊に出会う小十郎はその熊を討とうとするところがその年老いた熊が小十郎に話しかけてくるんだ小十郎お前は何が欲しくて私を殺すんだ?
18:55小十郎は正直に年老いた熊に話すお前の毛皮と紐を打って金に返るんだそれで俺は生きていけるんだところが殺さないでくれって年老いた熊が頼むもんだから小十郎はその熊を見逃してやるところが2年後のある冬小十郎の家の前にその年老いた熊が口から血を流して死んでたんだ約束通りに死んでくれたんだ小十郎はねその辺りから熊を殺して死んでたんだ
19:25小十郎を打つということがだんだんだんだん苦手になってしまうでまた別の冬なめと小山の森の中で若い熊と会うあわてて小十郎はその若い熊を打とうとするそしてその熊はた出会い頭だったから小十郎の頭をガーッと腕で殴って小十郎は死んでいくんだが死ぬ直前に悲しい声を聞くんだ
19:55床山中の熊が集まって死んでしまった小十郎を何重にも何重にも取り囲みまるで熊たちは仏像でも拝むように深く深く神戸を垂れて泣いておりましたおしまい何か織り方が人気だね夢がないね
20:15うちのお姉ちゃんはこんなこと言ってたよところがねそれから4年ばっか経ってお姉ちゃんが小学校6年ぐらいになった時にバーガーショック行ってハンバーガー試しただから壁のポスター見てさうちのお姉ちゃんポロポロポロポロ泣いてんだよ何で泣いちゃったの?
20:29そのポスターにはねかわいい牛の親子の絵が描いてあってきれいな野菜の絵が描いてあってまあ宣伝文句だなうちのバーガーに使う肉は特別に育てられた牛とそしてきれいに育てた野菜で作っております
20:43お姉ちゃんそれ涙いっぱい食べてバーガー食べながらさ私なめとこ山の小十郎みたいって泣いてんだよ他の生き物の命をいただいて私たちは命をつないでるわけだから
20:57それは健全たる事実だからお姉ちゃんそのことに気が付いたんだな時には賢治の童話のようにお肉と野菜のようなそんな童話も読む必要がありますねそういうものも読まないと文章の本当の味というものが分かりませんあれ秋彦何読んでんの聖徳太子君はこの時代に興味があったんですか昔さこのおじさんが一万円札だったんでしょだよああほら歴史漫画か漫画じゃダメなの
21:26俺も漫画の方がよくわかるんだけど俺も漫画の方がわかる
21:29ああでもなそこが問題なんだそこってそこってどこ
21:32先生もねほら子供の時は目が夢中で漫画の本読んだんだよねえ鉄腕後も鉄印28号
21:39でもほら漫画って家でも読めるでしょ学校でも読める
21:43でも学校では読まないなぜなら漫画ってほらすぐに分かってしまうから
21:48いいことじゃんか
21:49いやいやそうじゃなくてねすぐに分かってしまうと想像力ね頭を鍛えるいい訓練にならないんですよ文章の場合だったらほら自分でこう想像しないとダメだからさ
22:00秋彦さ鉄腕後も知ってるかじゃあ黒板に鉄腕後も書いてごらん
22:05俺もカード
22:06俺もカード
22:07アトム
22:09アトム
22:10バーバラ
22:12銀河鉄道のさカンパネルラ書いてごらん
22:15マッコ
22:16アンネの日記のアンネ書いてごらん
22:26秋彦
22:28それはほら手塚治虫さんのアトムでしょお前のアトム書いてごらん
22:32アトムってこれがアトムじゃないの
22:34そういうことなんだよな鉄腕アトムは手塚治虫さんの想像力が生んだものなんだ
22:41だから鉄腕アトムを書くときに秋彦が想像力を使ってしまうとアトムじゃなくなってしまうんだな
22:46ところがほら隣見てごらん
22:49アンネフランク銀河鉄道のカンパネルラ文章から出てきた人物だから2人は自由に想像力が使えるんだ
22:57ところが秋彦は鉄腕アトムを書くときに想像力は使えない
23:02ない
23:04ということはだつまり鉄腕アトムを楽しみたかったらば手塚さんの漫画の方を読めばいい
23:11でもね手塚さんのような想像力のある漫画家になりたかったらば漫画ばっかり読んでちゃダメなんですよ
23:19そうだドリンクや漫画ばっかり読んでダメだぞ
23:21えええええええ
23:23どうも
23:25ちょっと
23:26はい
23:27塩田高校から落合が来てないし連絡もないけどどうなってるんだって電話が入りましたけど
23:32金枝が?
23:33本校の受験生でないものは教室に入れることはできないの
23:38じゃあここで待ってます
23:40君ね
23:41私の友達が来てるんです
23:43だからなるべくそばにいてあげたいの
23:46いい子なんだけど気が弱いから
23:48お願い
24:02ケンちゃんの誓いになってほしいの
24:08私たち三人小学校からずっとの監視だったでしょ
24:11私工作がそんな冷たい子だと思わなかった
24:14ひどい工作ひどい
24:17何やってんの君?
24:32どうですか願書を提出したら改めて自分は海鋭に入るんだと気持ちが引き締まったんじゃありませんか?
24:39はい僕は余計に対抗心が湧いてきましたライバルなんかに負けてたまるかうんその意気ですはいまあ少子化で定員割れのところもあるけれどやはり海鋭は今年も倍率が高いですよはいはい本番まであと3週間しっかりと追い込みに全力を尽くしましょうはいそれでは一刻一秒争いますのでこれにて失礼いたします失礼しますご苦労ですよ
25:02はい失礼しますご苦労さまでした
25:39先輩かけてすいませんじゃあ失礼します
25:46ああ鹿野子最近元気ないのよね
25:53ああ終わった終わった発見してくれって感じだよな
25:57面接って言うからせっかく緊張しちゃうんでろくなこと聞かないんだもんな
26:01なあなあ
26:02あ、俺この間
26:04どうしたの?あんた後輪高校行かなかったの?
26:07私もこっち受けさしてって言ったのにさ
26:10受けさしてって言っても元祖さん家の見に決まってんだろ
26:12だからいいんだ
26:13バーカ!滑り止めなくしてどうすんの?
26:15別に
26:16え?
26:17さ、行か行か行か行か行か行か行か行か行か
26:19出な!
26:20わりわり
26:22なに女とイチャイチャしてんだよ
26:24ごめん、すっげえめっちゃ
26:26ちょっとあんたなんてこと言ってんの?
26:28やめろよ、バカが映るだろ
26:31バカでありかったな
26:32俺の頭に入るのはこうしかねえんだよ
26:35ってことはねえら、もうバカって
26:37どうもやら、連絶ってんのか?
26:39やめないってば!
26:40やめないってば!
26:41やめないってば!
26:44雑作で弱いから
26:47どんのやろ!
26:53なんだよ
26:54おもこに手出すんじゃねえよ
26:58おら!何やってんだ?
26:59何やってんだ!
27:00やったー!
27:05何やってんだ!
27:07何やってんだ!
27:08何やってんだ!
27:09何やってんだ!
27:10何やってんだ!
27:11何やってんだ!
27:20冗談じゃありませんよ
27:21そんなことひでかして
27:22青葉組が全滅したらどうすんだよ
27:24だからさ、寄り合えば絶対負けなかった
27:26昨日、逃げてきたんじゃ
27:27なあ?
27:28何やってんだ!
27:29それより、カナエは
27:30何で後ろで放り出したんだよ
27:32コータについててやりたかったから
27:34え?
27:35バカ野郎をかけてこっちは
27:36お前がいないせいで
27:37これまた大騒ぎだったんだぞ
27:39私、コータと手握って走ったんだから
27:41何考えてんの?
27:43ああ、やっちゃったよ!
27:45やってれなくてもいいよ、コータ
27:47私がついてるから
27:48うわ、いっちゃったよ!
27:50うるさい!
27:52君たちはそれでも受験生か!
27:55落合君、席につきたまえ!
27:57はいはい、静かにな
27:59ねえ、先生、先生!
28:00はい、としえ
28:01あのね、朝の読書ほんと正解だよ
28:03え、なんで?
28:04面接でね、趣味は読書です
28:06最近では、夏目漱石の心という本を読んで
28:09とても感動しましたって言ったのね
28:11そしたら相手が
28:12うん
28:13どこは良かったのかねって言われたから
28:14うん
28:15はい、善と悪に苦しむ人間の趣味について
28:18深く共感しましたって言ったら
28:20うん
28:21ほーって交わしたからね
28:23まじこれ良かったよ、ほんとに絶対合格できる
28:25え、先生、愛してるほんとに
28:27おいおいおい
28:29としえ、お前まさかそんな笑い方したんじゃないだろうな
28:31違うよ、してないよ、ちゃんと
28:33さーって
28:34先生
28:36はい、しゅうぞ
28:37あの、僕は悪魔の兵器、地雷と言ったら
28:39そういうのに興味あるのかって言われました
28:41偏ってましたか?
28:43いや、そんなことはないと思うよ
28:45あの、最近の意識調査でもね、小中学生ってのが
28:48相当、その世界の紛争とか天才に関して
28:51興味を持ってるっていうアンケート調査が出てますから
28:53大丈夫だと思うよ
28:54よかった
28:55先生!
28:56よしたか?
28:57会員の面接でもそういう傾向に話を持っていった方が
29:00よろしいでしょうか?
29:01いや、それは君の自由ですよ、ね
29:03ただしまあ、作詞作詞に溺れるっていうこともあるから
29:06自分の信じてることを語ればいいんじゃないかな
29:08はい!
29:09はいはい
29:10あの、淳も健次郎もいいな
29:12はい
29:13はい
29:14はい
29:15はい
29:16はい
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