- 今日
カテゴリ
🐳
動物トランスクリプション
00:00さて福田さん世の中で落ちるといえば思いつく限りちょっと言ってみてください
00:06思いつく限り恋に落ちる
00:09恋に落ちるいいですね
00:10あと成績とか地位が落ちる
00:14はいはいはいありますねありますね他にも
00:16お笑い的に下りが落ちる
00:18落ちありますねいいですね
00:20落ちがつく
00:21はい実はですね月も落ちてるんです
00:25月
00:25はいムーンですあの月も落ちています
00:29落ちている
00:29はい落ちていません
00:32なぜリンゴは落ちるのに月は落ちてこないのか
00:40疑問を持ったのは物理学者のニュートンでした
00:44そして全てのものは引き合うという
00:49万有引力の法則を発見します
00:55これはアインシュタインの登場まで
00:58一世を風静する理論になりました
01:00果たして月は落ちているのか
01:05福田さんが体感
01:08なんか格闘キャラみたいになってますね
01:10本当ですね武器みたいになってますね
01:11いいですね
01:12導いてくれるのは物理学界のエンターテイナー
01:17小林新平さん
01:20人類が到達した最高点の教養を本当に知らなくていいんですか?
01:283か月でマスターするアイシュタイン月もリンゴも落ちている?
01:38そのですね月も落ちてるって話は後ほど詳しくねちょっとやっていこうと思うんですけども
01:44今日はですね落ちるとか重力っていうことをちょっとテーマにしたいんですよ
01:48はいはい
01:49物が地面に落ちる時に働く力
01:53重力
01:54地球にいる私たちは日々重力の影響を受けています
01:59今までいろいろやってきたんですけども
02:04アインシュタインが作った理論っていうのは
02:06今から大体100年くらい前に誕生してるんですね
02:09そこに至るまでもちろん物理学ってものすごく長い歴史があって
02:14いろんなことが分かっててその上にアインシュタインが理論を作ってます
02:17なので今日はですねその重力を中心にですね
02:21ちょっと物理学の歴なんかも少したどりながら
02:23後にまたそれがアインシュタインの理論にどう影響を与えていくのか
02:27ちょっとそんな話をねちょっとやってみたいと思います
02:29分かりました
02:30福田さん重いものと軽いもの
02:34これをですねもし同時に落としたら
02:36どっちが先に落ちると思います?
02:38重いものの方が先に落ちそうです
02:40重いものの方が
02:41重いものの方が先に落ちる
02:44皆さんはどう思いますか?
02:48実際に落下実験をやって確かめてみましょう
02:51用意したのは4kgの鉄球と400gの木の玉
02:58大きさはどちらも同じです
03:01今からじゃあですねこの2つを同時に同じ高さから落として
03:07果たしてどっちの方が先につくかこれちょっと見てみたいと思うので
03:11分かりました
03:11じゃあ福田さんこの少し前の方に出てきてですね
03:13はい
03:14様子をよく見ててください
03:15はいそこで見ていいですか?
03:16もちろんですもちろんです
03:17はい大体同じくらいですねいきますね
03:21いきますよはいじゃあ3、2、1
03:24どうですか?
03:26うわー
03:27これ一緒かもしんないですね
03:31そんな感じしますか
03:33いいですねいいですねはい
03:34もう一度見てみましょうほぼ同時ですよね重いものが先に落ちるというのは思い込みだったのでしょうか小林さんによると
03:54人類が本当に大体2000年くらいの間とかですかねずっと重たいものの方が早く落ちるだろうって信じてたんですけどだいぶ時間が経ってからいややっぱりそれはそうじゃないんじゃないかと実は重さに関係なく全部同じタイミングで同じペースで落ちていくんじゃないかってことを言った人がいるんですね
04:14それがこちらの方です
04:17あれ?
04:18これどこかで見覚えありますか?
04:21ガリレオ?
04:21そうですガリレオです
04:22ガリレオガリレイ
04:23それでも地球は動いているでおなじみイタリアのガリレオガリレイ
04:31彼は2000年間多くの人に信じられていたことを実験で確かめてみたのです
04:39この人がですね重たいものほど早く落ちるわけじゃなくてみんな同じペースで落ちるんじゃないかっていうことでやった実験というのがここでやったと言われてるんですけども
04:53ピサの斜頭じゃないですか
04:54はいピサの斜頭ですね
04:56よく言われるのはこのピサの斜頭で鉄の玉と木の玉とかそういう重さの違う玉をパッと落として同時に落ちるっていうことを実験したというふうに言われてるんですけれども
05:10これ実はですね実際にはここではやってなかったらしくて
05:14そうなんですか
05:15はいというのはですね実はそのエピソードが出てくるのはガリレオが死んでからだいぶ時間が経ってからですねガリレオの弟子が書いたガリレオの伝記に出てくるんですよ
05:25ガリレオが生きてた頃にはその話って一切出てこないんですね
05:28多分弟子がちょっと自分の師匠をかっこよくしちゃったというか
05:33デフォルムしたんですね
05:35多分そうなんだと思います
05:36実際ガリレオが自分の本に書いてる実験はですね斜面があってそこで球を2つ転がすんですね
05:42でその転がっていくペースを見てこれは重さに関係なく等しいっていうことを示してると
05:47で元々ガリレオは何でそういうふうに重さが違ってても同じタイミングで落ちるはずだと考えたかっていうと
05:56またこれもですね試行実験があるんですよ
05:58はい考えたのは重さ10キロの小包みと10キロと1キロの小包みがひもでつながったもの
06:08これ10キロこれ1キロの方が軽いわけですよね
06:13でもしですよ重たいものの方が早く落ちて軽いものはゆっくり落ちるんだとしたら
06:20こっちとこっちってどっちが早く落ちると思います?
06:24皆さんはどう思いますか一緒にお考えください重たいものの方がもし早く落ちる場合ってことですよね
06:41こっちってことになりますよねこれそんな感じします?でもちょっと待ってください
06:45ここに1キログラムってやつありますよこいつとこいつはこっちとこっちってどっちが早く落ちるんでしたっけ?
06:52もし重たいものの方が早く落ちるなら10キロです
06:54ですね10キロが早く落ちますねそうするとこの1キログラムって
06:581キロに引っ張られてる可能性ありますねありますよね10キロが
07:02ですねってなるとこれの落ちるに比べるなんかこっちな感じがしますよねこっちの方が早そうですね
07:07ですねじゃあそれちょっと覚えておいてくださいね
07:10じゃあ次です今度この小包みをですねくっつけて縛り付けます
07:16ここ紐でこう湯ばえちゃうかなんかして1キログラムとそれから10キログラムをセットでくっつけた箱を作りました
07:24ひもでつないだものとくっつけたものの場合どちらが早く落ちると思いますかその場合はこっちでしょってなりますね
07:4111キロの箱に等しいからでもですよトータルの重さは最初に福田さん感じたみたいにトータル結局これ11キロなんですよね
07:5011キロこっち11キロなんですよねでもトータル同じだったらなんで同じ速さで落ちないんでしょう
07:56なんか不思議じゃないですかおかしいな話ですねですねなんかこういう一体化してるものなのに
08:02バラケ刺すとゆっくり落ちてくっつけると早く落ちるそんなこと本当にあるんですかね
08:08確かに違和感あるですよねだからガリレオはこの試行実験をして多分これなんかどっかに矛盾があるおかしいんじゃないか
08:17それよりも一番素直に考えられるのはどの重さであっても全部同じペースで落ちるのであればこれは納得じゃないですか
08:27なのでガリレオはおそらくその重たいものほど早く落ちるっていう説は間違ってるだろうと
08:33だからじゃあ実際試してみようって言ってここの話になっていくんです
08:37なるほど頭いいですねガリレオは
08:40そうですねこういうだから誰かの説の矛盾ついていくっていう試行実験って思いつくのが本当に大変なんですけども
08:46ちょっとひねくれ者だったんですかね
08:48だったろうとは思いますね
08:49ちょっとなんかだと思いますよ
08:52人の反対いきたいみたいな
08:54僕らからしたら大先輩なので本当に尊敬する人ですけど
08:58多分トウシ君と私からしたらちょっと軽くうざめなところもあったのでやらと感動しますよね
09:03ありえますね
09:03議論ふっかけてきちゃうみたいな
09:05はいそんな感じはします
09:06紀元前から人々が信じてきた重いものほど早く落ちるという説は
09:14ガリレオによって覆されたのです
09:17でも本当にどんな重さのものも同じように落ちるんでしょうか
09:26この実験ですねもっと分かりやすくするために
09:31例えば鉄の玉と鳥の羽とか鉄の玉とか紙吹雪とか
09:36そのくらい違うものでやったらどうなると思います
09:39鳥の羽とか紙吹雪はめっちゃゆっくり落ちてるイメージですけどね
09:44まあそういう感じしますよね
09:45でもあれって空気抵抗が原因なんですよ
09:48ということはじゃあ空気抵抗を本当になくしたらどうなるのか
09:52これ月面でですね
09:53非常に空気の薄いところで真空に近いところでやった実験のVTRがありますので
09:58それをちょっと見てみましょう
10:00はい
10:001971年にアポロ15号が月面で行った落下実験の貴重な映像です
10:10ハンマーと鷹の羽
10:23一緒だった?
10:32同じくらい同じですねこれね
10:34一緒や
10:34一緒ですね
10:35面白
10:42いやそうなんですよ
10:43へー
10:44ということでですね
10:45実は空気抵抗さえなければ
10:47物は重さに関係なく同じ速度で落ちていくんですね
10:50びっくりしました
10:51あの鷹の羽が普通にストーンと落ちていくの
10:54ですよね
10:54ここでちょっと一息
10:58アインシュタインの豆知識を紹介するアイン豆のコーナー
11:04ご視聴ありがとうございました
12:04これね
12:05佃煮なんですねまさかの
12:07今度の佃煮でしたね
12:08いただきます
12:09うん
12:11これが
12:12おいしい
12:13アインシュタインの愛した
12:14うーん
12:15うん
12:16昆布が
12:17出汁がすごい
12:18そうですね
12:19なんか
12:19頭良くなった気持ちになりますね
12:22うん
12:23福田さんお弁当で欠かせない一品とかってあります?
12:27うーん
12:29なんでしょう
12:29お弁当
12:30ポテトサラダとかですかね
12:32ポテサラいいですね僕も大好きです
12:35先生は?
12:36僕実は昆布のつくだりです
12:38本当です本当です本当です
12:39合わせにいってるやん
12:41違うんですよ僕本当におにぎりの具も一番好きなの昆布なんですよ
12:45バッコつけてるやん
12:46違いますって
12:47ちらちらしいですけどね
12:48いやいやいやいや
12:50古代ギリシャの時代から世界は天と地に分けられ
13:01天にあるものは回る地にあるものは落ちると考えられてきましたしかし17世紀後半一人の科学者による偉大な発見がそれまでの常識を一変させますそして後のアインシュタインにも大きな影響を与えることになります
13:25さて突然ですが福田さんちょっとこの写真を見ていただきたいんですけども
13:32はいこれ何の写真か分かりますかこれ
13:36えーなんか庭なんですけど何か棒が立ってますね
13:43ちょっとこの棒目立っちゃってますけどね
13:44注目してほしいのはどっちかというとこっちなんですけど
13:47こっちなんですか
13:47何かしらの低めの木ですね
13:51低めの木ですね
13:52ちなみにこれこの間僕が行って撮ってきた写真なんですけど
13:56えそうなんですか
13:57そうなんですイギリスのケンブリッジで撮ってきた写真なんですけど
14:00これ実はリンゴの木なんですよ
14:02え
14:02リンゴの木で今回のテーマに関係してそうといえば
14:05ニュートン
14:06そうなんです
14:07これかの有名なニュートンの木なんですけども
14:11正直観光客めちゃくちゃその時たくさんいたんですけど
14:14誰も気づいてなかったです
14:15えーもったいない
14:17そうなんですよ
14:18こっちとしてはなんとなくね
14:19あここからこう物理学がみたいな
14:21そうなんです
14:22実はこんな感じでニュートンがリンゴの木からリンゴが落ちるのを見て
14:27閃いたって言われてる
14:29それがニュートンの万有威力の法則って言われる話があるんですけれども
14:33引力とは全ての物体同士が引き合う力のこと
14:39実は重力も引力の一部なのです
14:44重力や引力をひも解く物理学の原点ともいえる万有引力の法則
14:51その成り立ちをじっくり解説していただきましょう
14:56これ非常に僕ら物理学の中ではもちろん重要な法則なんですけど
15:02これそもそもニュートンがここに至るまでに
15:05結構かっこいいドラマがあるんですよ
15:07話はもう本当に天動説のところまで遡るんですけども
15:11天動説って地球が中心でその周りを太陽とか
15:15全ての物が回っているっていう考え方じゃないですか
15:18これでですねコペルニクスという人が現れて
15:21地球が中心になって考えるのではなくて
15:25むしろ地動説という
15:26地球の方が太陽の周りを変わっていると考えた方が
15:31自然にいろんなことが説明できると
15:33地動説コペルニクスによって現れて
15:37私たちがそれに対して合ってない合ってないみたいなことを言っていくわけなんですけども
15:41この中でですねこの人が現れます
15:44この人はですねティコ・ブラーエっていう人です
15:49誰だ?
15:50そうですよね
15:51聞いたことなかったです
15:53本当ですか?
15:54ブラーエ
15:54この人は天文学者でものすごく観測に長けていてですね
15:58星の動き、惑星の動きを観測してですね
16:02膨大なデータを残してたんですね
16:03ブラーエは貴族の生まれの人で
16:07それもあっていろいろと設備とかも優遇されてたところもあるので
16:11大きな天文台を作ってもらって
16:14それで観測をどんどん繰り返してデータをためていくんです
16:16そこにですねもう一人面白い人が現れるんですけども
16:21この人はヨハネス・ケプラーという人です
16:26聞いたことある?
16:26聞いたことありますか?
16:27ケプラー
16:28この人がですねブラーエのところに
16:31ケプラーが言うには共同研究者として呼ばれていったと
16:35ブラーエはどちらかというと助手のつもりで呼んだって話もあったりとかして
16:38ちょっとその辺の行き違いは少し
16:40気まずいですね
16:40それはちょっとあったみたいなんですけども
16:43ケプラーとブラーエの一応共同研究が始まります
16:46ケプラーはですね彼と共同研究を始めて
16:50実はもうたった1年半でブラーエが病気で死んでしまうんです
16:53ブラーエはもう膨大な観測データを持っています
16:56だからそのブラーエの観測データを活かせる人って
16:59もうその当時ほとんどいなくって
17:01ほとんど残ってた唯一がもうケプラーだったんです
17:03ケプラーはこの観測データを引き継いで何をしたかというと
17:07現代的に言うならデータ解析です
17:10解析
17:10集められたデータをもとに
17:13惑星の運航にはどういうような特徴があるのかということを考えていきます
17:18でケプラーが見つけたのが
17:20それまではですね太陽があったら
17:23地動説の世界でも太陽の周りを惑星は円軌道で回っていると思ってたんです
17:28綺麗な円を描いて
17:29ところがですねケプラーはもうブラーエの観測データが
17:32ものすごく膨大で精密だったので
17:34それを詳細に分析したら
17:37これはもう円だという風に結論づけちゃうと
17:39データと合わないと
17:40で発想の飛躍をして楕円なんだと
17:44楕円
17:44楕円で軌道がちょっと歪んでるんだと考えると
17:48彼のデータとどんぴしゃ合うんですよ
17:50ただもうケプラーはケプラーで
17:52やっぱりこっちの方がなんか綺麗じゃないですか
17:55なんとなくその天の世界は綺麗であってほしいって思いが
17:59やっぱり彼もあったんですね
18:00ともかく惑星は太陽の周りを円ではなく
18:06楕円軌道で回っているという結論にたどり着いたケプラー
18:11ケプラーはこれで惑星の性質を大体言い当てたんですね
18:16でここにさらにもう一人現れるのが
18:19この関係者
18:21つまりこの人です
18:23ニュートンですか
18:25そうですこの人がニュートンです
18:27そんなイケメンやったんやニュートン
18:28いやそうですねニュートンです
18:29ニュートンです
18:31彼はブラエが観測したデータをまずケプラーがデータ解析して
18:35理論を数式で今度は表していくんです
18:38すごいやんこの3人
18:39そうなんです
18:40しかもこれが本当に見事な連携プレーみたいな形になっていて
18:43ニュートンは数式で見ていくんですけども
18:46その数式がこの地球と太陽の間で
18:50引力が働いているんだと
18:52お互いに実は引っ張り合っているんだと
18:54引力が働いているから
18:56くるくるくるくるこいつは回り続けることができる
18:58それがこの話
19:01万有引力の法則っていう
19:03そこに結びついていくんです
19:04じゃあこれはリンゴの前の話
19:06ここまでがリンゴの前の話で
19:08リンゴの段階で思いついたのが
19:11この部分です
19:12というのは何でかというと
19:13これは太陽と地球の絵で描きましたけども
19:16地球の周りには月が回ってますね
19:19この月についてニュートンは
19:21月は何で落ちてこないのだろうってことを考えたんですね
19:25さあここからが今回の本題
19:30月は落ちているのでしょうか
19:33その当時宇宙の世界に働いている物理の法則と
19:38地上の世界に働いている法則が違うんだって考えてたんですよ
19:41なので地上の物は落とせば物は落ちる
19:45けれども天の物は別に落ちてこないと
19:47そこら辺はふわふわ浮いているという風に
19:49考えている説があったんです
19:50ところがニュートンはひょっとするとそうじゃなくて
19:53地上の世界に働いている法則も
19:55天上の世界に働いている法則も
19:57同じなんじゃないのかと
19:58つまり言い換えるならば
20:00リンゴがここで落ちるように
20:02月も落ちてるんじゃないかと考えます
20:04そしたらでも月落ちてないように見えるじゃないですか
20:07それ不思議ですよね
20:08それ何でかっていうと
20:10地球がこうあった時に
20:12地球がこうあってその周りは月がくるくる回っています
20:15これ例えば本当に地上に働いている引力と
20:20地上の世界で働く力と
20:21それから天上に働いている力
20:23これ一緒なんだとしたら
20:24リンゴもこう落ちますけれども
20:26月も当然落ちてくるはずです
20:28この力があるからこそ
20:31くるくる回っていられるんですよ
20:32じゃあちょっとせっかくですね
20:35ここに本当に実物があるので
20:37これちょっと回してみたいと思うんですけど
20:39すいませんじゃあ福田さんこれ持ってみて回してみてください
20:41ちょっとこっちでもいいですか
20:42この中で回してみてください
20:43はい回してください
20:44ちょっとなんか格闘キャラみたいになってます
20:47本当ですね武器みたいになってますね
20:49いいですねいいですね
20:50実はこれ福田さんに万有引力をちょっぴり体感してもらっているんです
20:59今福田さんのところの手にちょっとこうなんか力加わってませんか
21:05はいなんか引っ張られてる
21:07そうですよねだから福田さんが引っ張ってないと
21:09ちゃんと抑えてないとこの月に見立てたボールはどっかに飛んでっちゃいますよね
21:13確かに
21:14はい今まさに福田さんが月を中心に引く引力を発生させています
21:19はい
21:19福田さんが今万有引力の源みたいな
21:21うわ私が引力や
21:23そうです
21:23万有引力
21:24福田さんが地球です
21:25私が地球
21:26はいで周りは月が回っているというそういうシチュエーションです
21:29ほうほうほう
21:29へー
21:30なので実はずっとそれが働き続けているんです
21:33地球と月の間には紐はないですけども
21:35はい
21:36万有引力があるから飛んでいこうとするのを引力で止めて
21:40ずっとくるくるくるくる回ってるとだから落ちてこないって言うけれどもある意味万有引力でずっと落ち続けてるんですよ
21:48はいはいはいはい
21:50めっちゃおもろい
21:51嬉しいありがとうございます
21:52月もリンゴも落ちている
21:56それがニュートンの万有引力の法則というわけなんです
22:013ヶ月でマスターするアインシュタイン
22:06じゃあ福田さん
22:08次はですね
22:10ちょっと地球からの万有力を感じてもらうために
22:13ちょっとボールを投げてみてほしいんですけど
22:15最初ですね水平方向に向かって
22:17優しくですね
22:19弱くちょっとボール投げてください
22:20はいいきまーす
22:21お願いします
22:21はい
22:23そういう感じでボールって下に落ちますよね
22:27もうちょっとだけ強く投げてもらっていいですか
22:29いきますよ
22:29はい
22:29おっ
22:30はい
22:31さっきより飛距離が伸びましたよね
22:33伸びましたね
22:34はい
22:34さらにもうちょっと強く出してみてください
22:36おっ
22:36いいですねそうすると今は落ちませんでしたよね
22:40落ちませんでした
22:41はい
22:41福田さんはもしもっとすごい速さで飛ばせたとしたら
22:44はい
22:44どうなりますか今度ボールは
22:45もっと遠くまで落ちずに飛びます
22:48いきますね
22:48そのはずですね
22:49はい
22:49さらにもっともっと速く飛ばしたらボールってどうなると思います
22:52もう落ちない
22:54落ちない
22:55はい
22:56そうですね
22:56そうですねまさに地面に落ちないでどんな感じになりそうですか
22:59ちょっと下がりながら
23:01下がりながら行きますね
23:02下がりながら行くんですけど
23:04その時ものすごい距離を飛んでたら
23:07はい
23:07地球の地面も同じように曲がってませんか
23:10確かに地球も丸いから
23:13ですね
23:13ということは福田さんの投げたボールは落ちていく
23:16はい
23:17地球の地面も同じように曲がっている
23:20これずーっと繰り返していくとどうなります
23:23平行にずっと回って
23:25そうですそうですそうです
23:27同心円みたいな感じですね
23:28はいはい
23:29ちょうどこのなんかバーム空編の輪っかみたいな感じで
23:31はいはい
23:32同じ距離を保ちながらずーっと回り続けられることになりますよね
23:36そう
23:36そうなんです
23:37実際これはどのくらいの速度で投げたらそうなるかということは
23:41ちゃんと計算されていて
23:43それを第一宇宙速度って言います
23:45かっこいい
23:46めっちゃかっこいいんですよ
23:47第一宇宙速度
23:48だいたいですね秒速で7.9キロメートルくらい
23:53わーお
23:541秒間でだいたい8キロくらいなので
23:56実はめちゃくちゃ速いんですね
23:58おお
23:59だからもう人間が投げるボールでは絶対無理なんですけども
24:02無理ですね
24:02はい
24:02何らかの方法でバーンと打ち出すことができたら
24:05落ちずにぐるぐるぐるぐるぐる
24:07落ちずにというか地面に当たらずにぐるぐるぐるぐるぐると
24:10それは一生
24:10ずっとですね
24:11空気抵抗さえなければ
24:13なければ
24:13ちょうどそういう風に回っている時は
24:15実は引力に引かれてるんだけれども
24:18つまり落ち続けてるんだけれども
24:20地面にはぶつからない
24:22これが第一宇宙速度の状況です
24:24はい
24:24ちなみに人工衛星が地球に落ちてこないのも
24:30この第一宇宙速度を維持しているからなのです
24:373か月でマスターするアリンシュタイン
24:43ニュートンのすごいところは万有引力の法則を数式で表したことでした
24:51だからその万有引力の法則なんですけれども
24:562つの物体があったとします
24:59このMとMって書いたのは
25:02これはそれぞれの質量と呼ばれるもので
25:04質量っていうのは物体そのものの量を表している
25:07そういう尺度だと思ってください
25:08その2つの物体がですね
25:11距離R離れて存在しているとします
25:14今例えば福田さんと僕が
25:16例えばそれぞれ距離R離れて存在していると
25:19そうすると実はその間にお互いに
25:22引っ張り合う力が存在していると
25:25これが全ての物に備わっている引力
25:29引力の力って英語でフォースって言うんですね
25:33なので力ってのはよく頭文字でFって書くんですけども
25:39この力Fはお互い引っ張り合う力で
25:43これお互い同じ大きさです
25:44このFの値がいくらになるかというと
25:48こういう数式で書かれると
25:52分からへん!
25:54はいじゃあちょっと説明します
25:55このGというのはこれはちょっと今一回置いといて
25:59Fが一体何になるかという式なんですけども
26:02これ見ると分かるように
26:03MとMの掛け算になってます
26:05はいはいはい
26:06この数式は質量が大きくなれば引力も大きくなること
26:14距離が離れるほど引力が小さくなることを表しています
26:21はあそっかそっかイメージ的にもそうですねですね要は離れれば離れるほど弱まるちなみに我々の間にも万円力って働いてますからえ?
26:35いやいやそれは働いてないですよ
26:38それはなんか新ての口説き文句
26:41そう聞こえちゃうかもしれないですけどこの数式はそれを言ってますから
26:47はいお願いします福田さんにニュートンが発見した万有引力の法則を改めて感じていただきました
26:56はいOKですどうですか楽しいです楽しいです
27:00やがってそう言ってもらえて質量がありさえすればお互いの間に必ず引力が働くって言っていて
27:07これで万有引力の法則ということが一つ分かって明らかになって数式でも書けた
27:12しかもこれで地上に落ちてくるリンゴの話も説明できるし月の動きも全部説明できる
27:18もう宇宙空間全部説明できるじゃないかって当然思うわけですよ
27:22あのニュートンが作った数式でこれが分かった
27:26分かったんです実際太陽系の惑星の動きとかも本当に正確に分かるようになって
27:32予言通りにやっぱりほとんどなってたんです
27:34ところがやっぱり微妙なズレがあるんですよ
27:38あちゃー一筋縄ではいかないですね
27:41いかなかったんですそこで万有力の法則だけではダメで
27:44実はあれは本質を言い切れてないと
27:46もっと本当は重力の正体はこういう形ですごいんだってことを見抜いた人間が現れます
27:52それ誰でしょうか
27:55アインシュタイン
27:56その通りです
27:57めっちゃおもろい
27:59というわけでアインシュタインが今度はニュートンの理論をさらに拡張して
28:04重力とは何ぞやってことを明らかにしていきます
28:07すごいこっから先に進めたんですねアインシュタインは
28:10そこからさらにブラックホールとかビッグバンとかでっかい話にさらにさらに広がってこういうわけなんです楽しみ
28:18それでは福田さん最後に今日のまとめレポートの発表お願いします
28:25はい私が間違っていました
28:30大変失礼いたしました
28:33月は落ちていました
28:36これ転載禁止でお願いします
28:39なんか私がなんかやらかした時とか
28:42転載しないでください
28:44悪用されちゃうとはいけないですね
28:46悪用禁止で
28:47はい
28:47はやかしなさですか
28:49はい
28:49ご視聴ありがとうございました
28:51ご視聴ありがとうございました
お勧め
28:59
23:57
44:27
23:57
25:00
23:57
23:47
24:02
24:02
24:02
23:57
24:02
24:02
24:02
31:00
24:02
24:02
24:02
24:02
24:17
43:07