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00:00タンカン上映から全国300巻以上に広がる大ヒットを記録したサムライタイムスリッパー江戸時代からタイムスリップしたサムライが現代の時代劇の世界でキラレ役として生きていく物語で
00:26今年3月日本アカデミー賞で最優秀作品賞を受賞
00:36世界中の主要アワードをもきなみ制覇
00:42戦国時代を壮大に描き早くもシーズン2の撮影が決まった将軍など今世界が日本のサムライに注目
00:52今すごいですよねえそんな侍を愛してやまない方がノルウェー南部大自然が広がる街リングダルにご自宅へ向かうとおぉ!
01:14すごい!
01:16極めてるうんいいですね
01:20これが私の清掃なんです
01:24いきなりはかま姿で現れた日本のサムライを愛するダニエルさん本当は取材に来てくれてすごくうれしいんですがサムライのように平常心でありたいので喜びを必死で抑えています
01:50なりたいんだねさらにぜひ見てもらいたいとびきりの写真があるんですその写真がこちらサムライの世界を写真で表現しSNSに投稿こういうイメージなんですね
02:20これを通じて世界中の人に日本のサムライを知ってほしいんです
02:27着物などは貯金のほぼ全額をつぎ込みインターネットで日本から本物を購入
02:36私は本物の日本のサムライになりたいんですちょんまげにしたくて髪も伸ばしています
02:49ないよね本物っていうかないのよそう本物が
02:54三船敏郎です彼の映画がきっかけで侍を知りましたそう侍に憧れるきっかけを作ってくれたのが世界の映画祭で数々の賞を受賞した三船敏郎14歳で時代劇に夢中になると
03:24買い集めたポスターは200枚以上フィギュアは100体以上も揃えるほど侍のとりこに
03:31更に本気で侍を目指し剣道も始め目指すとかないのよその腕前は2段 国内の大会で優勝するほど
03:48遊びに来ていたダニエルさんの父フランクさんはダニエルのサムライへの情熱はすさまじいです日本に行ったら帰ってこなくなるのが心配です
04:08日本に行ってもっと深くサムライを知りたいですそんなダニエルさんを日本にご招待ウェルカムトゥジャパン
04:33早速ご招待を伝えるためご自宅へ本人はまだ日本に行けることを知りません
04:47ダニエル
04:48ようこそどうぞ入ってください
04:55これは
04:58あなたを日本にご招待します
05:01インビテール大チールヤパン
05:03ありがとうございます
05:05侍たるものを感情を出してはいけないのですが思わずにやけてしまいます
05:14お父さんにも報告
05:21でもすごいねじわじわ来てるねそして
05:40そして飛行機でもう何度見たか分からないラストサムライを見てきました
06:01この後
06:08超有名時代劇のお宝が続々と
06:14さらに
06:16この時間でした
06:17ミートミートミートミート
06:19バストサムライに協力した道場へ
06:251週間猛稽古をし本格的な撮影に挑戦
06:31むちゃくちゃよくない?まず向かったのは京都京都行くかやっぱりずっとここに来たかったんです映画村ですやっぱそうですよね映画村ですかやっぱりね今年で50周年を迎える東映渦政映画村
07:00ゼニガタ平時水戸高門暴れん坊将軍など数多くの名作が生まれた場所
07:11実はノルウェーで
07:15人生で一度でいいから渦政映画村に行ってみたいんです
07:212000本近くの映画が撮影された時代劇の聖地なので
07:281926年
07:31時代劇スターバンドーツマサブローが撮影所として開設し
07:39ここで作られた作品総数は映画2000本
07:442000本
07:45ドラマ9000話以上
07:48ダニエルさんの熱意を伝えたところ今回特別に映画村の裏側を案内してもらえることにするとお写真撮られますか?
08:06音楽
08:08イナバウアより反ってましたよ
08:16Oh
08:27Oh
08:29Inavawa you're so pretty much
08:31Oh
08:34I don't have a problem
08:37I helped
08:39I helped
08:40I helped
08:41My life is so cool
08:43サプライズの切り合いが始まったこの場所実はサムライタイムスリッパーでも使われた場所主人公がキラル役を演じるシーンのほとんどはこの映画村で撮影
09:13ちなみに劇中で主人公が参加する検診会は東映剣会がモデルとなっています
09:21東映剣会
09:24負けた人にもやはり使命がある
09:29人生なり生きてきた理由その相手を殺そうとする理由があるのでそれを背負ってお互いに立ち回りをするっていう感じですね
09:38私もここで働いてみたいです
09:41ぜひ東映剣会に入っていただいて
09:45着替えたんやろな今
09:48続いて
09:51特別に2階から見てみましょうか
09:56江戸時代の人が歩いているのが目に浮かぶようです
10:09100年経ったみたいな雰囲気の江戸の街を作った感じですね
10:15確かにこれすごいわ
10:17今年で50周年を迎える東映渦政映画村
10:23現在リニューアル中で
10:26こちらの街が作られたのはおよそ1年前
10:31それにもかかわらず建築されてから何十年も経過したような
10:37古びた景観が随所に見られます
10:42本当にすごいですね
10:45時代劇のセット作りはものすごく興味があります
10:50この古びた街をどう作っているのでしょう
10:55ここにスペシャリストの青沼さんがいらっしゃるんで
10:59はい
10:59おやすみに
11:02おやすみに
11:03時代劇のセットを作って40年のレジェンド
11:08青沼隆二さん
11:1040年
11:12映画村のセットをはじめ
11:15数多くの有名時代劇を手掛けています
11:19えー
11:20うわー
11:21名作ばっかり
11:23中でも大掛かりだった作品が
11:27そうですね
11:2813人の資格って三木組の仕事なんですけど
11:32山形県で要はその30件は建てたんちゃうかな
11:3630件建てた
11:40山形県の何もないさらちに
11:45一軒一軒古びた家を建て
11:5430軒もの集落に
11:57これを半年で完成させました
12:05どういうこと?
12:0713人の資格は大好きですが
12:12実在する街だと思っていました
12:15すると
12:20そんな大したもんじゃないんですけど
12:22技術をちょっとお見せしようかと
12:25ぜひお願いします
12:27はい
12:28何からいきましょう
12:33木根から
12:33この一本の木材を歴史ある柱に加工していきます
12:41使うのはペンキを中心とした100種類以上の塗料
12:56最初は生の木にベースとなる色を塗り重厚感を持たせ
13:04そこに
13:07ちょっと古くするのに
13:09例えばこう柱
13:10家の柱がこうあるとしますね
13:12やっぱりここら辺って
13:14吸ったりとか触ったり
13:16風化してこう
13:17ちょっと傷をつけるのと
13:18さらに茶系の塗料を重ねると
13:31何年も使ったかのような古い木の柱に
13:38味が
13:40次下を風化させていきますね
13:42木がしらけて腐ったように
13:44要はあの
13:46艶消し剤なんですよ
13:48へー
13:50グレーのペンキに鉄製品などに使われる
13:54艶消し剤を混ぜて塗り
13:57乾燥させると
14:00おー
14:04すごい
14:05これは面白いですね
14:08すごー
14:1030秒ほどで
14:13あっという間ですね
14:15要は水を吸って
14:18腐ってくるというのが
14:21つや消し剤が熱に反応することで
14:26腐敗したような白色に
14:28ほんまにヤナなんねや
14:30面白いですね
14:32面白いね
14:3210種類以上の塗料を駆使し
14:35きれいな木材が
14:37鎖掛けの柱に変化
14:40うわーすごい
14:41古びた木だけではなく
14:46雨に汚れた外壁を表現したり
14:49今ほんとぱって見てる
14:50ほんとに汚れてるのが
14:51サムライタイムスリッパーでも登場した石や石碑などは
14:58塗装の技術で発泡スチロールで作ったりとすごいなこれ発泡スチロール?時代劇の世界を職人の技術によって作り上げているのです今まで何の感謝もなくセットを見ていたので反省です
15:26流れて舞うよね
15:28続いて向かったのは
15:33こんにちはこんにちわー
15:35タンスやら水やとかが置いてます
15:42すごい
15:44うわーすごいな
15:45これ全部タンスですか?
15:47こんな風に保管されてるんですね
15:49700以上もの本物のタンスが
15:54こちらは
16:01創業107年小道具の会社工図商会の3000坪の巨大倉庫
16:09中には2万点以上の小道具が
16:14するとこれ見たことあります江戸時代後期から関東で親しまれた江戸長火鉢
16:21当時大流行した気せるが吸いやすいように火を炊く炉の部分が広く作られています一方関西で使われたのは経営化は
16:42This is the end of the day of the day of the day of the day of the day.
17:12火鉢だけでも400以上が視聴者の方ね見ておられる方もやっぱりその時代を感じてもらうのにその時にあったものを提供するっていう ことですかねなるほど
17:27時代劇のためにこんな数を保管していたのは驚きです
17:34さらに誰もが知るあのお宝が a 何 こっちのほう
17:41水戸黄門のインゾーですね
17:48えっ本物 すごい
17:53門所が目に入らぬカート
17:57水戸黄門のインドウこちらは3代目黄門薬佐野麻雄が実際に使用したもの
18:11聞いてるのは役者さん自身が自分専用のものが欲しいっていう時には一から作るとは聞いてますせっかくやったら欲しいわこんなふうに蓋が開いて中に陰楼っていうぐらいですからあの陰管を入れてたんですけれども時代が変わって薬を入れたりだとか使い方をするんですけどへぇ陰楼って見せるだけじゃないんですね見せるものだと思ってたんですけどね
18:41こんな構造だったのは初めて知りましたさらにこれ本物ですかこちらは座頭市で勝慎太郎が実際に使用したものこれはお宝やで座頭市はドラマ100話と映画26作全て見ています
19:11盲目の主人公座頭の市が諸国を旅する物語座頭市
19:21剣の達人であることを隠しつつもひとたび仕込み杖を抜けば敵なし
19:31まさか本物が見られるなんて
19:37とここでダニエルさんに会わせたい人がいると
19:43初めましてダニエルです
19:45桜井です
19:47桜井さん
19:49そこに飾ったやつも全部そんなに
19:51ああいうもんやってましたね
19:53座頭市仕込杖の作者
19:57こちらの桜井生太郎さんは座頭市をはじめ渦政で撮影される時代劇のほとんどの刀を作成するこの道60年のレジェンド
20:15すごすぎて恐れ多いです
20:22時代劇で使う刀その最大の特徴が
20:27すごく軽いです
20:33でも見た目は本物の真剣で混乱してしまいます竹で作られた刀本物の日本刀が重さおよそ1.5kgに対し竹蜜の重さはおよそ500gと3分の1
21:02その軽さでスピード感ある演技を可能にし長時間の撮影でも疲労が蓄積しないそう現在は主に菓子の木が使われています
21:28そこに
21:34スズハクはアルミなどの他の素材と比べ真剣に近い重厚感のある色合いを出せるのだと
21:56そして
22:02スズハクを貼り付けるのに使うのは卵の白身
22:08スズハクを貼り付けるのに使うのは卵の白身
22:20接着剤ではダメなんですか
22:26卵白を使うと簡単に剥がせるので傷ついたスズハクをすぐに貼り替えられるのです
22:36結構取り替えるんや
22:42当てるとそっからの傷が行くのでいったらもうアップが取れへんの
22:54指先でぴったりと貼り付けていく
23:08スズハクはわずかに伸びるので竹光の曲線に合わせてシワにならず接着できるそう
23:18わーきれい
23:20チョコレート感染
23:22わーすごい
23:24美しい
23:26時代劇を支える桜井さんの竹光
23:32真剣さながらの美しい輝きが
23:38本物に見えますよね
23:40言われなかったらわからないです
23:43これで切りかけられたら本当に怖いでしょうね
23:47ウズマサの皆さん本当にありがとうございました
23:55笑顔