東大阪市の病院で還付金詐取 逮捕前「ありえない」と疑惑否定 2016年9月14日
  • 7 年前
東大阪市の病院で還付金詐取  逮捕前「ありえない」と疑惑否定

2016年9月14日(水)12時36分

東大阪市の市立病院に勤めていた職員の男が診療費の還付金の名目でおよそ90万円をだまし取ったとして逮捕されました。

男は逮捕前、関西テレビの取材に対し疑惑を否定していました。

詐欺の疑いで逮捕されたのは東大阪市環境部の職員・繁田敬治容疑者(58)です。

繁田容疑者はことし7月東大阪市立総合病院の担当者に医療事故があったとうそを言い、患者側に返す還付金を請求し、病院からおよそ90万円をだまし取った
疑いがもたれています。

繁田容疑者は病院に勤務していたことし3月までの3年間に還付金制度などを悪用し着服を繰り返していたものとみられています。

東大阪市は被害額がおよそ1億5000万円にのぼるとみています。

【逮捕前の繁田容疑者】
「1億なんて普通聞いてありえへん。なんでそんな数字出てるのか自分も全く理解できない。どこからそんな金額が出てきてるんやろ?」

東大阪市は繁田容疑者を横領の疑いで刑事告訴する方針です。

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【大阪】東大阪市立病院詐欺 「未払い」偽り着服か

2016/9/14 12:31

東大阪市立病院をめぐる1億円以上の詐欺事件で逮捕された市の職員は、支払い済みの医療費を「未払い」と偽り、着服した疑いもあることがわかりました。

東大阪市職員の繁田敬治容疑者(58)は7月、医療事故があったと偽って市立病院の職員に架空の還付手続きを指示。

病院からおよそ90万円をだまし取った疑いがもたれています。

市によると、繁田容疑者は患者が支払った医療費を「未払い」と偽って着服した疑いもあり、被害総額は1億円以上にのぼるということです。

警察が着服の手口などを調べています。