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  • 9 年前
一家4人殺害事件で予備実験

昭和41年に今の静岡市清水区で一家4人が殺害された事件で、再審・裁判のやり直しが認められる決め手となったDNA鑑定について、裁判所から検証を依頼された専門家が「予備実験」に着手したことがわかりました。DNA鑑定の検証をめぐる具体的な動きが明らかになるのは初めてです。
昭和41年に今の静岡市清水区で一家4人が殺害された事件で死刑が確定した袴田巌さん(80)について、静岡地方裁判所は、おととし3月、犯人のものとされる衣類の血痕から抽出されたDNA型が袴田さんと一致しないという鑑定結果などを決め手として、再審を認める決定を出しました。
検察が決定を不服として抗告し、鑑定の手法に問題がないか確かめるよう求めたことから、東京高等裁判所は検証実験を行うことを決め、法医学の専門家に依頼しています。
弁護団によりますと、きょう東京高裁で行われた協議で、専門家が実験の手法を確認するための「予備実験」に着手したことが裁判所から明らかにされたということです。
DNA鑑定の検証をめぐる具体的な動きが明らかになるのはこれが初めてです。
検証実験が終わる時期は明らかになっていませんが、結果は裁判所の判断に影響する可能性があり、注目されます。
2016年09月15日 22時41分

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