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  • 9 年前
シッター殺人事件で無罪を主張

おととし、インターネットの仲介サイトを通じて預かっていた横浜市の当時2歳の男の子を窒息死させたとして、殺人などの罪に問われている埼玉県のベビーシッターの28歳の男の初公判が10日横浜地方裁判所で開かれ、男は殺人の罪について「殺害していません」などと述べ、無罪を主張しました。
埼玉県富士見市のベビーシッター、物袋勇治被告(28)は、おととし3月、自宅のマンションで、インターネットの仲介サイトを通じて、横浜市の当時2歳と生後9か月の兄弟を預かり、このうち兄の口と鼻をふさいで窒息死させた殺人の罪や、弟を放置して低血糖症にさせた罪などに問われています。
また、兄弟を含む預かっていたおよそ20人の子どもの、わいせつな写真を撮影した罪に問われています。
10日横浜地方裁判所で初公判が開かれ、殺人の罪について物袋被告は「殺害はしていません」と述べたうえで、裁判官から「口や鼻をふさぐ行為はしましたか」と尋ねられると「死んだあとにありました」と説明し、無罪を主張しました。
また、弟を放置した罪についても、弁護側は「被告みずからが必要だと考える措置はとっていた」と述べ、無罪を主張しました。
初公判のあと、亡くなった男の子の母親は、「ようやく裁判が始まって、ようやく被告の顔を見ることができました。そして、法廷で長男の遺体の写真を見て、こんなに痛い思いをしたのかとまたあらためて思い知らされました。長男の最期に何が起こったのかを知るために、しっかりこの裁判を見届けたいと思います」というコメントを出しました。
2016年06月10日 19時12分

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