サリン事件 死刑囚面会を要望
2016年03月17日 20時13分
21年前に起きた地下鉄サリン事件の遺族が法務省を訪れ、事件に関わった死刑囚に面会する機会を設けることや、刑の執行に立ち会うことなどを求める要望書を提出しました。
平成7年3月、地下鉄の車内に猛毒のサリンがまかれ、13人が死亡し、およそ6300人が被害を受けた地下鉄サリン事件では、オウム真理教の麻原彰晃、本名・松本智津夫死刑囚など合わせて10人の死刑が確定しています。
事件で夫を亡くした高橋シズヱさんは、死刑囚の処遇が被害者や遺族に伝えられない現状に疑問があるとして、17日、弁護士とともに法務省を訪れ、要望書を提出しました。
要望書では、地下鉄サリン事件の死刑囚に面会する機会を設けることや、刑の執行に立ち会うこと、さらに立ち会えない場合は執行の直後に法務省から直接通知を受けることなどを求めています。
また、高橋さんは、刑の執行を急がず、テロの再発を防ぐため、化学兵器の専門家などと面会させ、調査に協力させるべきだという考えも伝えたということです。
高橋さんは、「刑が確定してしまうと死刑囚に関する情報が何も寄せられなくなります。裁判を見続けてきたので、この後も見届けたい」と話していました。
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