プレイヤーにスキップメインコンテンツにスキップ
  • 16 年前
民主党・小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる事件で、東京地検は4日、事件への積極的な関与が裏付けられなかったとして、小沢氏を嫌疑不十分で不起訴処分にした。これにより、小沢氏の続投が決定的となった。民主党執行部や小沢氏に近い議員は、ここで辞任論を沈静化させたい考え。

 しかし、民主党内には、政治資金規正法違反の罪で元秘書の衆議院議員・石川知裕被告ら側近3人が起訴され、小沢氏の道義的責任は避けられないとの見方が根強くある。ある若手議員は「辞めるのが当然だ。小沢さんの動きを見極めて行動を決める」と話している。小沢氏は4日夜、記者団のインタビューに答える方向で調整している。

 一方で、石川被告について、自民党など野党3党は4日夕方、議員辞職勧告決議案を提出した。民主党幹部は「石川被告の処分は小沢幹事長と直結していて、非常に難しい」と頭を悩ませている。
最初にコメントしましょう
コメントを追加

お勧め