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  • 6 hours ago
そ~だったのかンパニー 観光と地域に根ざした島のタクシー会社 - 2026年04月12日

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00:04瀬戸内海に浮かぶ島向島。
00:09この島の暮らしになくてはならない存在があります。
00:14それが島のタクシー会社、太平交通。
00:21優しさと親切をモットーに地域の足として走り続けてきたカンパニー。
00:27しかしその当たり前は静かに崩れ始めていました。
00:372015年突然の火災で主力車両が消失売り上げの2割が一夜で消えました。
00:53業界全体の不況止まらない赤字もう会社を畳むしかない誰もがそう思ったその時立ち上がったのは創業者の孫でした。
01:01自分をもうさらけ出さんともう自分自身変わらんのんじゃないかなって。
01:05決算書をもう全部見てもらって3期分。
01:16会社の懐事情をすべてさらけ出し、恥を捨てて助けを求めるという決断。
01:23さらに打ち出したのはタクシー会社の常識を覆す、まさかの戦略でした。
01:29島のタクシー会社はいかにしてよみがえったのか、そのそうだったのかに迫ります。
01:54広島県が世界に誇る観光都市、尾道市。
02:03その尾道水道を渡った先、瀬戸内海に浮かぶ向島に今回のカンパニーがあります。
02:20島の暮らしとともに走り続けてきたタクシー会社1959年社会の役に立ちたいという思いを胸にカンパニーは産声を上げました。
02:44現在経営のハンドルを握りながら現場にも立つのが創業者の孫で社長のこれはですね釈迦になるんですけど作詞のところに宍戸千鳥っていうように書いてあって私のおばあさんで創業者の奥さんになります。
02:56実は学校の先生やってまして小学校の学校の仕組みをどんどん会社に入れ込んでそういった形で釈迦が出来上がりました。
03:09カンパニーは島のタクシー会社としての役割にとどまらず貸切バスやスクールバスなど地域の足を幅広く担ってきました。
03:20向かい島で暮らす人島へ働きに来る人その一人一人の生活に寄り添いながら今日も走り続けています。
03:29タクシー2台から私の外から創業をしてやり始めました。
03:41優しさ親切をモットーにしておりまして人が心がすべてっていうところも思っておりましてハートをつけております。
03:49優しさ親切をモットーにいつも利用者の立場に立ったサービスを提供。
03:57日本屈指の観光地尾道の魅力を知り尽くした案内もお手のものです。
04:05その誠実な営業スタイルが高く評価され中国運輸局長表彰を受賞しました。
04:14地域に愛され当たり前の存在として走り続けてきたカンパニー。
04:21しかしそんな日常はある日突然音を立てて崩れ始めます。
04:38車庫が火事になりまして大型バス中型バスそしてジャンボタクシーとかタクシーものもの5台が燃えてしまってですね。
04:48出荷の原因は不明。突如襲いかかった炎がカンパニーの未来を焼き尽くそうとしていました。
04:57車両を失ったことで経営は厳しくなりその後も状況は良くなる気配がありませんでした。
05:18もう規模を縮小するしかない誰もがそう思ったその時追い詰められたカンパニーはある気さくに打って出ます果たして島の小さなタクシー会社はこの危機をどう乗り越えたのでしょうか?
05:28何となくねタクシー業界っていうのも自体が厳しいみたいなイメージの中でね。
05:38あんな火災があったりとか本当に大変なことが終わりになったんだなぁと思ってその危機をどうやって乗り越えていかれるのかというのはねすごい気になるところでありますが。
05:44というわけでスタジオには太平交通の獅子戸社長にお越しいただきました。よろしくお願い致します。
05:47よろしくお願い致します。
06:02本当になんか別に都会でもなんかタクシーが余ってたり結構なんかね新しい業態のものもたくさん入ってきてタクシー業界そのものがちょっと難しいしんどいというのはよく聞きますけれども小野道エリアということだけを考えるとどんな状況なんですか?
06:21そうですね小野道でいうとですね僕が入社した10年前は12、3社ぐらい会社があったんですけどそういった会社がこの10年ぐらいでどんどんなくなっていって今は9社8社ぐらいになってしまっているようなそんな状況で。
06:24カンパジー自体は向島にあるということですよね。
06:31本土側の尾道にも営業エリアはずっとあるということですね。
06:39でもその尾道のエリアと向島のエリアというのはそのお客さんのタクシーの使い方の違いみたいなものがあるんですか?
06:56基本的にはですね使い方というのはそこまで変わらなくてシニアの方がですね日常的に病院に行ったりだとかあとは買い物に行ったりそういった形でご利用いただいたり。
06:57本当に足ですね日常の。
06:59本当に日常の足ですね。
07:00観光客の方用のやつもあるんですよね。
07:11尾道と向島では大きく違うところがそこの観光客の方がやっぱり尾道本土の方は多いんですね。
07:12そこが大きな違いになりますかね。
07:24そんな観光地にあるタクシー会社ということですけれどもいろんな危機が襲ってきたんだなというのはVTRでも感じましたけれどもそれがじゃあどういうふうに乗り越えていくのか見ていただきましょう。
07:31若き後継者が挑んだ驚きの経営改革その内容とは?
07:592015年カンパニーの車庫の一つで火災が発生しましたバスやタクシーなど5台の車両が焼失し全て廃車にそれは現社長の獅子戸さんが入社を決意した日の出来事でしたすごいスタートだな。
08:15父親の社長にですね、いや明日英語通やるけよろしくねっていうふうに言ってそしたらまたいきなり父親からですね一本電話がかかってきて電話出たらですね。
08:33いや車庫が火災になったんよ。弊社の売り上げをですね20%ぐらいになっていた大型バス中型バスそしてジャンボタクシーとかタクシーもろもろ5台が燃えてしまってですね。
08:48稼ぎ頭だったバスやタクシーは保険金などで補填しきれず全てが廃車に。試練はそれだけでは終わりませんでした。
09:032002年から全国で進められたタクシー事業の規制緩和。新規参入が相次ぎ、街にはタクシーがあふれ、安全性の低下や収入の減少が社会問題となっていきます。
09:30その大きなうねりは島のタクシー会社にも容赦なく押し寄せてきたのです。業績悪化により火災の翌年には尾道営業所を閉鎖。当時従業員の一人として現場に立っていた獅子戸さんは、会社を建て直すには自分が先頭に立つしかない。そう自らを追い込んでいきました。
10:00まあ現場でタクシーも乗るしバスも乗るし中の仕事ですねはいあのまあ観光のプランを考えたりだとかもう休みなく仕事してましてますます悪化していく経営おじいさんが作った会社を潰すわけにはいかないその思いを胸に抱き
10:25日々仕事をしていたある日信号待ちをしてた時に夜勤をやってて夜中の確か2時、3時ぐらいでしたかねちょっとなんかもう仕事しすぎて何やれんかなって感じになってもう涙が自然に出てきた時もありましたね。
10:38そんな負の連鎖を断ち切り新たな風を吹き込むために父である先代の社長が一つの大きな決断を下します。
11:012022年、ししどさんが社長に就任。カンパニーの舵は新たな世代へと引き継がれました。就任したばかりのししど社長はカンパニーが背負ってきた長い歴史の重さを前にその先へどう鍵を切ればいいのか分からず立ち尽くしていました。
11:23そんなある日地元企業の懇親会に参加先輩経営者たちを前に胸の奥にため込んでいた弱音や不満が思わずこぼれ落ちたその瞬間。
11:48当時の社長が悪かったとか社員が良くないとかねあのまあこの尾道の市場が良くないとかもうめちゃくちゃ愚痴を言ってたらですねお前の全部多責にしとるんよ自責で考えろやめちゃくちゃ怒ってきてですね。
12:01積み上げてきた歴史も目の前に突きつけられた厳しい経営状況も全ては自分の責任。
12:11真正面から向き合ったその一言が社長自身そしてカンパニーの命運を分ける大きなターニングポイントとなりました。
12:34シシド社長は経営を根本から見直す経営革新戦略に踏み出します打ち出したのは会社の懐事情を全てさらけ出し必要とあらば恥を捨てて社外の人間にも相談するという前代未聞の決断だったのです。
12:44自分をもうさらけ出さんともう自分自身変わらんのじゃないかなって思ってですね。
12:54決算書をもう全部見てもらって3期分。なりふり構っていられない経営状況。
13:05シシド社長は決算書3期分を手に会社のすべてをさらけ出し社外の先輩経営者たちへ真剣に相談しました。
13:18その相談相手の一人が懇親会の席であえて厳しい言葉を投げかけた尾道市内で古美術品を扱う花本さんです。
13:26当時、シシド社長はどんな状況だったのか改めて振り返ってもらうと。
13:36僕も若かったのでもう多分いろんなことを彼にきつい言い方でひどい言い方で多分言ったと思うんですよね。
14:01ただそのあと店を出て彼からもう一軒どうですかっていう声をかけてもらってそのあと2人で2軒目に行ったみたいな形でした一番言いたくないところじゃないですか悪いところそれをパッと言えるとかっていうできる自分の行動力が彼のすごいところだなと熱意と。
14:25決算書を開示したまま地元企業の経営者が集う勉強会でも次々と相談島のタクシー会社としてどうすれば赤字を回復できるのか諸先輩たちから返ってきた答えは利益率の高い事業を見極めそこを徹底的に強化することでした
14:44売り上げはあの数量×単価×リピートで成り立っとるんだっていうのを聞いて貸し切りバスっていうのが利益率が高い部門だったんでそこをまず伸ばしていこう。
14:57お客さんを観光地へと案内する観光事業タクシーが道路を走りながらお客さんを探す流し運転に比べ利益率が高く効率もいい
15:07島並海道の玄関口向島に本社を構えるカンパニーだからこそ導き出せた打開作でした。
15:26この向島はですねあの高見山っていうめちゃくちゃ景色の良い展望台があってですねこう島々がですね約20ぐらい見えてそのね多頭日がもうめちゃくちゃ綺麗なんですよ
15:52観光タクシー学科ではねよくご案内をさせていただく場所でなんかこのね行く観光客の方がいや世界観変わるとかそこまで言ってくれたりするので有名な観光地や絶景スポットを巡るプランに加え島並海道をサイクリングもしながらタクシーにも乗るという非常にユニークなプランも誕生しました
16:20絶景が続く道は自転車で走り急な坂道や距離のある区間はタクシーに自転車を積んでいくと体力にも時間にも優しい効率的な旅の形ですこうした体験型プランを次々と生み出していきました利用者から寄せられたのは驚きと感動そして感謝の声
16:33その一つ一つがカンパニー全体のモチベーションを大きく押し上げていきますそしてその積み重ねが経営状況を確実に好転させていったのです
16:51僕が入社をした当時に比べると今期で見ると3倍ぐらいに売り上げなんかも上がってきていてざくっと言うと1億が3億ぐらいになりましたかね
17:18こうして経営は少しずつ軌道に乗り始めましたしかしシシド社長はここで立ち止まりませんカンパニーはさらなる奇策に打って出ます次なるビジネスのために協力を仰いだ相手はかつて自分を厳しく叱ってくれたあの先輩経営者そして現れたのはまさかの鎧かぶと?
17:25タクシー会社とブグはいどんな価格反応が起きるのでしょうか
17:37相談相手で厳しいことをおっしゃったという花本さん集まりで花本さんとお会いしたのはもう何回目かなんですかその厳しく言われた日っていうのは
17:47何回かお会いしたんですけど本当片手で数えるぐらいあんまりそんなにガッツリコミュニケーションをしてたわけじゃない
18:01関係性は薄かったけど出会って間もない当時まだ30代前半ぐらいの人間にそこまで怒ってくれる人っていないんだろうなっていうふうに思って
18:09花本さん自身もやっぱり赤字経営だったところをご自身が立て直して
18:11そうですか 本当に
18:18じゃあもう静岡さんにしてみればもうすごい心に響くしだってだって実践成功のケースってことですもんね
18:19それは聞きたいなって気持ちはよくわかりますけれど
18:34でもそうやってまあご相談とか勉強会とかでいろんなことをね学びそして気づきがあって打開策を行ったということはわかりますけれど何かその戦略的に何か具体的に何かされたことってあるんですか?
18:51コロナの時ってやっぱりタクシー会社どこも大変なんですよねそんな中ですね地元のタクシー会社さんがあの年末に会社を買ってくれないかっていうようなことを言ってきたんですね
19:18その勉強会でいやどうしようかっていうふうに言った時にいやコロナはずっと続くわけでもないし未来を見据えたシェアの拡大とあとはエリア拡大をこの時にせんかったらお前いつするんやみたいな感じで言われてああそれはそうじゃなというふうに思って決断をした。
19:43結構その間を耐えしのがなきゃいけないから結構それは大変だったんじゃないですか?今その時にコロナも多席にしとるやんだから地席で考えされていうふうにいろんなことを背負わされるな花本さんにはちょっと僕も心痛いなそれは若き後継者のさらなるアイデアがカンパニーの未来を救う
20:08タクシーを活用した独自の観光プランを打ち出し見事赤字からの脱却を果たしたカンパニー獅子戸社長はここで歩みを止めることなくさらなる可能性を求めてビジネスの幅を広げる決断をします
20:23そのパートナーとして選んだのはかつて自分を叱り背中を押してくれた恩人ともいえる存在2人はともに全く新しいビジネスの構想を描き始めたのです
20:44物消費からこと消費になってきてるのでいろんな体験型の観光をいろいろ用意をしていきたいなっていうふうには思っていて花本さんの会社ってブグとか甲冑なんかをですね販売をしている会社なんですけど
20:57はい外国の方に本物のブグとか甲冑なんかを着てもらってですね尾道の先行寺に行ってお茶の体験をしてもらったり
21:26インバウンド需要を呼び込み尾道での宿泊滞在を増やすため獅子戸社長は小美術品を扱う花本さんとタッグを組み新たな体験型観光プランを打ち出しました島並海道のサイクリングだけに頼らず歴史文化物語といった尾道エリアならではの観光資源を掘り起こし
21:44その魅力を国内外へと発信し始めたのですその視線は会社の再生を超え地域の未来へと向かっていきます獅子戸社長はここでさらに大きな目標を掲げます
22:04大平交通はですねかつての村上海賊船の水崎案内役で船頭をしてあげて安全に航路をつないであげたりだとかあとは貿易なんかもね結構盛んにやってたので
22:20陸の水崎案内役陸の村上海賊のような活躍の仕方地域でそういったリーダーになれたらいいなというふうに思ってます
22:35会社を救うための決断はやがて地域を動かす力へ島のタクシー会社が描く新しい未来は今確かに走り始めています
23:00確かにそうですね体験型っていうのはどんどんどんどん広がっているしインバウンドのこともあって一方ですねああいう地域だから町の方の日常の足という部分があるじゃないですかそのバランスっていうかそれはこの先何か展開として考えてらっしゃることあるんですか
23:28地域の課題として空白交通地帯公共交通がもう全然ないよとかああいったところってやはりこの小野口向島も多分に漏れず出てきているしなのでそういったところを台平でできることはないかっていうのを本気で考えていきたいなというふうにそうですねそれが課題としてあってそれをまた乗り越えていく手段が新たに生まれて
23:42うまくいけばまた新たなチャレンジもできていくしっていうその循環に入っていくと面白そうですねさあそれでは八嶋さん最後に今日の学びをお願いしますそうですね今日はこれしかないんでしょうと思いますよ
23:57今回は多席にするな自責にしろコロナですら多席にするなと言われたら僕だったら心が折れるような気がするんですけれど
24:22そのぐらいの気持ちを持っておくとなんか心が折れずに最初の志を貫くことができるっていうなんかそういうのが突き刺さって僕が勉強になったという意味ではいやいやこれからのさらなる展開を楽しみにしておりますどうも今日はありがとうございましたありがとうございました
24:24ありがとうございましたありがとうございましたありがとうございました
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