00:00軽く吹っ飛んだな聖女様と違って何の力もない異世界人ってのはこうも弱っちいのか偉そうにしやがって聖女様に化粧する下道がおっとこれを清一郎に渡し忘れていた彼は優秀だいっそ独立した権限を与えるのもありだな
00:29ん?
00:30ん?
00:31ん?
00:32ん?
00:33ん?
00:34ん?
00:35ん?
00:36ん?
00:37聖一郎!
00:39まるで魔法のような毎日に僕は出会ってしまったんだよ
00:52たまりにたまった生活はどっか遠くへ消えてしまったガラクタクタクタな夜を越えて朝日は僕を睨んだ忘れてしまった大切はいつの間にか消えてしまった
01:19さよならまたどこか出会いましょうそんな日々も日々もなくなってしまうほど君のいる世界は新しい君のいる世界は美しい
01:36まるで魔法のような毎日に僕は出会ってしまったんだよ忘れてただろう想いが今君と目を覚ましていく
01:58どれだけ離れようともそばにいる二人の鼓動
02:10なあアレシューその気になる相手っていうのはどんな人なんだ?
02:17どんな人?
02:19魔法の体勢がないのに疲れた体を酷使して働きたがる食事も好き嫌いが多いし目を離すと栄養剤に手を伸ばそうとする思い返せば手間がかかってイライラしてばかり
02:33しかし放っておけない
02:41そうか放っておけないか初めての感情に戸惑っているこれはもう初恋と呼ぶにふさわしいのでは?
02:51インドラーク騎士団長
03:05ですからコンドゥの治療に関してはある人に一任されていましてですね私では治せないのですよ
03:13奇伝は医務局長この国一番の医者であり治療師だろうなぜ治せない?
03:20技術的な意味で治せないんじゃない直しちゃいけないんだ
03:24いやその今適任者をですね呼びに行かせてますので
03:30コンドゥの得意性はアレシとの関係性につながる
03:34おいそれと口にして首と胴体を分離されるのはごめんだ
03:39一部で聖女ではない異世界人の彼を厭う者がいると聞いていたが
03:45えっそっちに取っちゃう治療しないとこの国の実権を握る政務最高峰の最小に怒られ治療したら今度は軍部最高峰の男を怒らせることになる今できることといったら時間稼ぎしかどうしても彼を治療したくないというのならば私が治療師を用意しようそれは困る絶対にダメだあっ
04:12アレシュ
04:17インドラーグ騎士団長
04:19治療をする出て行ってくれ
04:26申し訳ございません最小コンドゥの治療に関してはアレシュに一任しておりますので
04:33だからといってなぜ出て行く必要が
04:36時間がかかりますので最初はお忙しいでしょうから待つ必要はアレシュ
04:43半徳でいいかい一刻だ分かった
04:50アレシュ
05:00アレシュが来てくれて助かった
05:02アレだけの傷の治療魔法を施すとなると魔力に耐性のないコンドゥはすぐさま魔力余裕を起こすだろう
05:11下手すれば死に至る
05:14彼の体質を知らない治療師が対応したなと思うとゾッとする
05:19魔力を馴染ませる行為
05:22やはりコンドゥのことは体質を熟視しているアレシュに任せて俺はこの空間を耐えしのぐことだけ考えよう
05:31そうですか終わるまでいますか
05:36痛いというよりも苦しい
05:42軽く吹っ飛んだな偉そうにしやがって聖女様に化粧する下道がこの声そうかあいつらかなら殺す気はないはずだ時間が過ぎるのを待てばこれに懲りたら部をわきまえろやばい動けないこのまま放置されたら死ぬかも
06:11暖かい覚えのある感触がする
06:26インドラーク騎士団長
06:30気分は?
06:33だいぶいいです
06:35怪我がまだひどい
06:38だから治療が魔力酔いで途切れぬよう並行して馴染ませる
06:44少し時間がかかるぞ
06:46はい
06:47いつもすみません
06:49すみません
07:01どこが痛むか?
07:03いえ、大丈夫です
07:05そうか
07:06声がかすれてる
07:08助かりました
07:10ああ
07:11ここは医務局
07:15おそらく誰かに運んでもらえたんだ
07:18運が良かった
07:20その人にもお礼をせねば
07:22壊れてる
07:24知ってます
07:26でもないよりマシなんで
07:28福
07:29魔法できれいにしてやろうか
07:31いえ、これでいいんです
07:34そう
07:35このままでいい
07:36傍観どもに殴られた後から治療後まで記憶が飛んでいるけど
07:40あの声は忘れない
07:43経費について散々クレームをつけてきた第三騎士団の男たちと
07:48食堂で絡んできた第二騎士団
07:51あのアリッシュそろそろ時間なんだけどもういいかなコンドゥああようやく終わったのか長くかかったなシーロさんにカルバダ最少なぜここに最少が傷ついたコンドゥをここまで運んできてくださったんだそれは大変ご迷惑をいやいい無事で何よりだうん?
08:20ん?
08:21待てよ
08:22第一発見者である最少治療をしてくれた第三騎士団団長
08:28これはとんでもなく幸運で都合のいい状況なんじゃ
08:34コンドゥ何があった?
08:37詳しく話せ
08:43アービー、マッシュ、団長から呼び出しだ、行くぞ
08:48はっ
08:50この二人、よくケイヒのことでケイリカに殴り込んでいたな
08:57向こうからアレシュに苦情でも行ったか
09:00以前のアレシュならそういった事柄もスルーしただろうけど
09:05アレシュ、連れてきたぞ
09:08入ってくれ
09:09入ってくれ
09:11えぇっ
09:16どうしたんだ、アレシュ
09:20アレシュ
09:21ハービー・モラレス、マッシュ・ニエベス
09:25昨日の水の刻、どこにいた?
09:28はっ!
09:29午後の鍛錬の前に遠征備品確認のため、二人で倉庫整理を行っておりました
09:34それは、東の塔の二階の倉庫か?
09:38はい
09:39そうか、では、この布はお前たちのどちらかのもので間違いないな
09:45あ、そ、そうです
09:48点検中に、どこかで引っ掛けてしまったものだと思います
09:52そうか
09:53ところで昨日、役職付きの文館が複数人から殴るケルの暴行を受けた
10:00え?
10:02文館は意識不明の状態で、東と二階の倉庫で保護された
10:07打撲痕多数、肋骨と腕を骨折
10:12もしかして、その役職付きの文館というのは聖女のおまけですか?
10:17そうだ、何か知っているのか?
10:20いえ、私たちが倉庫を出た後、廊下ですれ違ったので
10:25そうですか、あの後に…
10:28聖女のおまけ
10:30経理課副管理官の聖一郎コンデュー
10:34聖女召喚に勝手についてきて、何の能力も持たないばかりか
10:39マソに耐性がなく、飲食もままならない
10:43そのくせ、王宮内の経理に口出ししだしたと
10:46予算を減らされた部署の面々は語っている
10:49他人にほとんど興味を持たないアレシュが
10:53そのコンデューと昼食を共にし、食事を管理しているとの噂も…
10:58被害者は暴行を受けた際に、落ちていた首で犯人の服の裾を破り取ったと言っている
11:05やっぱりか…
11:08何だってそんな馬鹿なことを…
11:12アレシュの目、マジで怒っている時の目だ…
11:16冤罪です!
11:17まさかどこの馬の骨とも分からない奴ということを信じるのですか、団長!
11:22そうです!そいつは意識を失っていたんでしょ!
11:26第一発見者が第三騎士だに罪を着せた可能性を疑うべきでは!
11:31失礼するよさ最少閣下コンデューを発見し医務局へ運んだのはカルバダ最少だハハハ扉の外まで声が漏れていたよそれで第一発見者が何だって君は二度目だね以前経理課の前であったの覚えているかな?
12:00聖一郎はひどい有様だったよ…
12:05あのまま放置していたら死んでいたかもな…
12:08そんな…そこまででは…
12:11おや?知らなかったのか?
12:13彼は魔祖耐性がないから通常の薬や神聖魔法では治療できないのだよ…
12:19だから特殊な治療が必要となる…それを行ったのが君たちの上官さん…
12:27お前たちがたびたび契機のことでコンデューに詰め寄っていたことも周囲の証拠を得ている…
12:34何だってそんな真似を…
12:37違う…違うんです副団長!俺たちそそのかされて…
12:41何?
12:42失礼する…
12:44マコフスカー第二騎士団長…
12:47連れてきたぞ…
12:49聖女の護衛?
12:51そいつです!
12:53そいつから聖女のおまけに自分の立場を分からせてやろうって誘われたんです!
12:57お前ら仲間割れなんかどうでもいいお前たちに罰を与えるあああああああ1週間の謹慎被害者への接触禁止令1年の減給と賠償金この程度の罰でよかったのか?はい!
13:24騎士の資格を剥奪すべきだったのでは?
13:27いえ、騎士は希少職です
13:30要人敬語の第二騎士と魔祖体制の高い第三騎士の数が魔の森の探索前に減るのは困ります
13:38それにしたって禁止も短すぎる?
13:41長いくらいです
13:42禁止なんて問題を起こしたことを周知させる価値しかない
13:47それよりもっと働いてもらいたいです
13:50高級取りの騎士の減給は国庫が節約できていい
13:55そして損害賠償だ
13:57飼料費と合わせて3人で40万ルラ
14:01きっちりいただきますから
14:03しかしなぜ金で?
14:07もっと本人の誇りだとか尊厳を削ぐ罰の方が?
14:11彼らに対して価値を見出せるのがお金くらいしかなかったんです
14:16そんなことより今回の件で国から正式に私が保護対象者であると声明も出され
14:24第二第三騎士団に貸しができました
14:27魔の森への聖女遠征が早まったことで経費もかなり削れます
14:32ご覧くださいカルバダ最小
14:35遠征費用の算出を昨日のうちに済ませておきました
14:39おお、見せてくれ聖一郎
14:42待てコンドゥ、お前は昨日大けが多い、治療で体力も使った
14:47ゆっくり休めとあれだけ言い聞かせたはずだが
14:51あ、やべえ
14:53お前はなんだ、言い付けを何一つ守らず夜通し書類を作成していたのか
14:59いい夜通しじゃないです、一応寝ました
15:02一応だと?
15:03あ、あ、いえ、しっかり寝てます
15:06嘘をつくな
15:07こんなに喋るあれし、めったに見ないぞ
15:10うちの部下が迷惑をかけて悪かった
15:16いえ、その件につきましてはもう肩がつきましたし
15:21何よりもインドラーク騎士団長に治療していただいたのですから
15:25ともかく、顔を上げてください
15:28いや、俺の監督ふゆき届きだ
15:31まあ、そうなんだけど
15:35そもそも、部下の管理についてはインドラーク騎士団長には期待しておりませんでしたし
15:41経理に関してのルールを遵守することをお約束いただけたので、結果、良かったこと
15:48それよりも、お詫びと言うならば、私からインドラーク騎士団長へ
15:53お前から俺に?
15:55私の治療に関してです
15:58以前は断られましたが、せめて魔法治療に関してだけでもお代を支払わせてください
16:04いや、だが、今回のは部下の不始末で
16:09団長が私の命を救ったのは事実です
16:13しかも二度も
16:15それに加え、さらに結界も施してくださると提案していただきました
16:20魔法の相場に関しては大体しか存じませんが
16:24ひとまず、今回私が受け取る損害賠償金だけでも受け取ってくださらないと
16:29彼らからもぎ取った意味がありません
16:33もぎ?お前、そのために…
16:37確かに、本来ならば治療魔法は高額
16:41それこそ昆虫のように、命に関わる怪我や病気ならなおさら
16:46今まで行ってきた治療は、半分以上自主的にしたことだと思ってる
16:52が、それでこいつの気が済むなら…
16:58分かった、受け取ろう
17:00ああ…
17:01今話に出た結界、予定通りこの後宿屋に移動して実行するが問題ないか?
17:08はい、お願いします
17:10前にも話したが、結界には魔力や魔装から体を守る防護服のような効果がある
17:19さらに効果を付加すれば、肉体的接触
17:23つまり、暴力も弾く
17:26ものすごく便利ですね
17:28しかし、その分難しく、治療魔法と並んで使えるものは少ない
17:34それに、問題は魔力量だ
17:37多大な魔力をお前に使うということは、その分の魔力酔いを起こす
17:43なので、一気に欠けるのではなく
17:45少しずつ、膜を張るように重ね掛けしていこうと思う
17:49理屈はさっぱりだけど、薄く結界を張ってはその分の魔力を馴染ませ
17:55それを繰り返すってことか…
17:57ん?
17:58ベストを脱いで、ここに座れ
18:03え?膝上にですか?
18:05そうだ
18:06失礼します
18:08相変わらず軽いな
18:11治療後、カルバダ最少にも言われました
18:15いやー、本当に驚いたよ。まさか最少がコングを抱えてくるなんて
18:21ん?どうした?
18:25ずっと考えていたんです
18:28過去2度にわたり、インドラーク騎士団長には大掛かりな治療と魔力酔いの緩和を施術していただきました
18:37治療していただく身でありながら、一方的に負担をかけるのはいかがなものかと…
18:43ずっと思っていました
18:45今回の結界魔法だってそう
18:48多大な魔力を少しずつ馴染ませるとなれば、彼に時間と手間をかけさせすぎる
18:54全ての負担を彼に背負わせるというのもおかしな話
18:58要は肌に触れ、魔力を馴染ませればいいんだ
19:03私がもっと協力的になれば…
19:07インドラーク騎士団長…
19:10テニテニファイファメンニ
19:15テニテニベニチエンフ
19:19コンドゥ、お前のファーストネームはセイイチローだったな
19:26はい
19:28俺の名前を知っているか?
19:31アレシュ様
19:33あっ
19:35うん
19:38はい、これ
19:43聖女の遠征6日後に決まったよ
19:46ありがとうございます
19:48ようやくか
19:50早速、将棋被害額の算段と遠征費用を見直さねば
19:55ああ、それから3日後、遠征出発を特例するため
20:00大家主催の晩餐会が開かれるから
20:04はい?
20:05へへへ、君の付き添いで私まで参加する羽目になったよ
20:10それってつまり、セイさんの晴れ舞台?
20:13こうしちゃいられないっす!
20:15いろいろ準備しないと!
20:17なんでお前がそんなに張り切るんだ!仕事しろ!
20:20ええ!
20:21ええじゃない!
20:23まだ何もしてないうちから晩餐会って
20:26遠征を王家主体でやらせてるっていうただのアピールじゃないか
20:31プレッシャーをかけたり貴族たちが一切に目をつけるのが目的だろう
20:36規模によってはかなりの国家予算が使われることになるな
20:41じゃあセイさん、3日後に俺部屋に行くんで
20:44絶対逃げないでくださいね!
20:46だからなんでそんなにテンション高いんだよ!
20:49うちの母お抱えのメイドたちを連れてきました!
20:53セイさん、せめてその目の下のクマどうにかしましょう!
20:57どうぞマカネオ!
20:59マリーさんのオイルでマッサージのあとはカルベールの化粧水
21:04お肌にハリが出ますよ
21:06あ、あ、すみません。私マソに耐性がないので
21:10はい!伺っております!
21:12体質に配慮した特別な化粧水を坊ちゃん自ら手配されておりました!
21:18あんな張り切った坊ちゃんを見たのは久しぶりです!
21:22礼服!持ってきたっす!
21:24絶対これセイさんに似合うはず!
21:26ありがとう、ノル…
21:28そういえば、ノルの家はお金持ちだったな
21:32さて、秘蔵のリキッドで目元をケアしますね
21:36血色改善マッサージも始めます
21:40うわあああああ
21:41あっぱあっぱあっぱgl…
21:43さっは…
21:45う… Exercise…
21:47ごきげんよう
21:47いつだったおむつかしいけど…
21:49いわあ…
21:51これがhl That's the tv
21:58Oh, oh, oh, oh.
22:28Oh, oh, oh, oh.
22:58Oh, oh, oh.
23:28Oh, oh, oh, oh.
23:32Oh, oh, oh.
23:33Oh, oh, oh.
23:35Oh, oh, oh, oh.
23:39Oh, oh, oh.
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