00:00最近、ふと考える。とても小さなこと。
00:07何か大きな不満があるわけではないし、
00:11これまでの人生の中での自分の選択は正しいと思っている。
00:18だけど、それって本当に自分が選んだことなのだろうか。
00:25人生のシナリオはあらかじめ決まっていて、
00:30すべてその通り動いているだけじゃないのか。
00:37もし、自分が違う選択をすれば、
00:42運命はその場で変わるものなのだろうか。
00:51最近、ガスコンロの火のつきが悪い。
00:55でも、こうすれば。
01:00買い替え時かもしれないけど、壊れているわけじゃないし。
01:09もしかして、
01:09このガスコンロを買い替えると、私が決断するのも、運命として、すでに決定していることなのだろうか。
01:19もしそうなら、こうして考えることは無意味?
01:27いや、考えるのも決まっていることなの。
01:31決断するときには、実は脳がすでに決めているという、リベットの実験。
01:43あの話には驚いた。
01:46終わったぞー。
01:52お疲れ様ー。
01:54終わったぞー。
01:56彼は私の夫。
01:57やっぱりリモート会議苦手だわ。
01:59藤田芳生。
02:00ああ、聞いてるふりして、ネット見せても分からないし、もうね、全然熱がないもん。
02:06出ないですよ、あれでは、何もいいアイデアが。
02:10さあ、僕、入れる?
02:11うん。
02:12漬物メーカーで働いている。
02:14今は、甲信越地区の管理部門の責任者。
02:19ずっと長野の支店に単身赴任してたけど、リモートでの仕事が増えたので、拠点を東京に移した。
02:30長野には時々行く。
03:07長野が生産します。
03:13長野には中国人も低い。
03:18さらに全て彼は変身があるので、同じ場所も立ていませんでした。
03:21御市の管理部門の責任者が増えました。
03:26これは、大学園的中心になりました。
03:32最近移動して来たさ 林くんなんだけどね
04:00ハルマゲドン七の月生まれの そうそうそうそうそう 彼さ理解してなくても分かりましたって言うんだよ
04:10いやまあ自尊心ってのは分かるけど ありがとう
04:17なんか取引先ともうまくコミュニケーション取れてないみたいだし 大変だね管理職
04:25大学職員はそういうのないでしょないかな うちは数字とかノルマとか無縁で平和だからでしょうね
04:37あっ今日夕飯何食べる? 今日もう終わりだから僕買い物行こうか
04:45単身不妊中 吉尾は飲み友達に感化され 料理に目覚めた
04:57作ってくれるのは嬉しいけど 滅多に使わない香辛料や調味料を躊躇なく買うので困る
05:05あるしね
05:10高い材料でレストランのような料理を作って 吉尾はたまにドヤ顔をする
05:17お金をかけなくても 美味しいものは作れると思う
05:33ついばさこんなのもらった何何これマリー・アントワネットのレシピうん専用紙の教授がねくれたあああれでしょマリー・アントワネットってベルバルでしょそう食いつくと思ったその教授面白い人でさうん歴史上の人物が何を食べたのか文献をひもといてんだってあん
05:51マジで昔ベルバル読んだって話をしたら当時のレシピを教えてくれたへえマグロ食べてたのマリー・アントワネットへえへえねえ今日これ作ってみないいいよ
06:21いいけどこれ材料そろうの?そろわないものもあるけどそこは代用してうん2人で食べるんだしなんちゃってレシピってことでああまあそうねうんよしじゃあ行こっか行こうよし
06:49世界史受験で選択しなかったなあ私も日本史だったああそうあんなカタカナ多くて覚えられないでしょテストでさ小文字を大きく書いちゃってバツにされてそれで嫌いになった
07:08でも社会に出るとさ今のニュースが歴史とつながってるって実感するよ
07:20世界史って全体の流れつかむと一つのストーリーみたいになるでしょだから今のこの出来事が必然なのか偶然なのか考えるよもっと勉強すればよかったよねうんうんうんビルバラあんなに夢中になってるんだいやあの漫画偉大だったよ
07:44吉尾と出会ったのは吉祥寺
07:48私が大学職員として就職して間もない頃のこと
07:54いやだって動いてないといやあれ鳥じゃないでしょ
08:00私は井の頭公園の動物園にいたゾウの花子さんをよく見に行っていたそこでよく見かける大学生それが吉尾だったその後西荻窪でばったり会い少しずつ話すようになったお互い短冠映画や昔のマニアックの漫画が好きで
08:28趣味があった
08:32ハハハハ
08:36花子さんを見に行っていた理由が同じ漫画を好きだったからと知ったときは驚いた
08:44こいつは信用できるそう思った
08:50吉祥寺駅から徒歩20分のこの辺りは畑も多く野菜の直営販売所なんかもある
09:04結婚しても吉祥寺に住みたかったけど2人の稼ぎでは難しいと思っていた
09:13そんなとき
09:17吉祥の親戚がイギリスに引っ越すことになった
09:21戻るときはすぐに明け渡すという条件で持ち家を安く借り受けることができた
09:31何だかんだでずっと住んでいる
09:39駅からはちょっと遠いけどとても気に入っている
09:43見てくださいよ姉さん
09:49去年とまったく同じ時期に同じ場所に咲いている
09:54うーん
09:56こういうのを覚えておくとさ
10:00そのときの気持ちとか思い出がよみがえってくるんだよね
10:10こういうところは昔から変わらない早く行こうはいねえ見てあそこんち多分今夜チキンカレー牛乳クリームシチューの可能性もあるおお確かにその線もあるな
10:37ねえねえねえねえねえあのおじさん
10:43ここにはホイコーローと見た
10:45はいはいはい
10:53こちら見られた
10:55この番組はご覧のスポンサーの提供でお送りします
11:05レーモン
11:07レーモン
11:08ちなみにさマリーアントアネットって詳しい?
11:11えー
11:13ブルボン町だっけ?
11:15うん
11:16うん
11:17まあベルバラの知識くらいかな? うん
11:19それもだいぶ忘れましたけど私も
11:22えーマリーアントアネットはフランスブルボン町の王妃
11:27うん
11:28フランス革命で処刑された
11:31うん
11:32もともとは運輸生まれフランスとオーストリアの同盟のため15歳でルイ16世と結婚した
11:39はいでしょその後ベルサイユ宮殿での華やかな暮らしから一転
11:44うん
11:45民衆の前でギロチンにかけられる
11:47うん
11:48波乱の障害
11:50あっ
11:52パンがなければお菓子を食べればいいじゃない?
11:55うん知ってる知ってるマリーアントアネットの有名なセリフ
11:58そうそうそうそう
11:59実はゴシップ誌のデマである
12:02そうなの?
12:03うん
12:04言われているほど散財はしていないとの話もあるって
12:07えー
12:09何からやる?
12:11えー?
12:16いや煮込みでしょ
12:17そうだね時間がかわりそうだから
12:19これ牛とキャベツのトマト煮込みからやりましょう
12:23はい はい
12:24はい
12:25えー
12:26フォンド棒は一から作るのは大変だから
12:29ブイヨンで代用できる
12:31うんなるほど
12:32はい ブイヨン
12:33えー
12:34えー
12:35タイムとローリエは
12:36ヨシオがずーっと前に買ったやつが余ってるはず
12:41うんある
12:43よし
12:47そっか
12:48やっぱり役だって
12:49何やっぱりって
12:52牛肉は一口大に
12:55よし
12:56えー
12:58えー
12:59えー
13:00エルサイユ宮殿では毎日のように晩餐会が行われていた
13:05ほう
13:06記録に残っているマリー・アントワネットの夕食会のメニューは50品目以上
13:13え?1回の晩餐会で?
13:15え?
13:16マジ?
13:17とにかく王族たちは美味しい料理を食べまくっていた
13:20えー
13:21はーい
13:22いやそらでもさすがに飽きちゃうんだよ
13:25えー
13:26料理人たちは王様を飽きさせないように
13:29どんどん新しい味付けや料理を生み出し
13:33味付け革命が起きた
13:35ほう
13:36香辛料が使われ始め
13:38複雑で奥行きのある味が発明されたのである
13:42なるほどねー
13:44次、玉ねぎとキャベツ
13:48なんかさー
13:49うん
13:51このキャベツさー
13:53うん
13:55なんか昔はこんな色とか形じゃなかったんじゃない?
13:59確かに
14:00でしょ?
14:01うん
14:02なんかもっとさー
14:04絶対もっとワイルドな感じだったよね
14:06確かに色とかもさー
14:07うん
14:08違いそうだよね
14:09色とか違うよーなんか
14:11こんな白くなさそう
14:13うん
14:14うん
14:15うん
14:16うん
14:17うん
14:18うん
14:19うん
14:20うん
14:21うん
14:22玉ねぎ入れて
14:23はい
14:24うん
14:25玉ねぎ入れて
14:27うん
14:29うん
14:30センキュー
14:31はーい
14:32ドマトパン入れるよ
14:33トマトについて16世紀に観葉植物としてフランスに入ってきた
14:46それで18世紀後半に南フランスの一部とベルサイユ宮殿で食べられるようになった
14:55へー観葉植物なのね
14:59しばらく煮て水気を飛ばして出来上がり
15:04その間にヒラメの元祖ホワイトソースがけ
15:10はい
15:12じゃあ蓋します
15:13お願いします
15:14ヒュメドポワソンという魚の出汁はヒラメの端っこと野菜の余りで作る
15:29onwardsoor India 緑茶
15:30緑茶
15:32コヨセオ
15:34ホワイトソース
15:37Word
15:40B
15:59この時代にソースも大きく変化した
16:21マヨネーズソースやホワイトソース
16:24デミグラスソースなどが作られた
16:26今普通に使っているソースばっかり
16:30知らないうちにフランス王宮の味を食べてたんだね
16:34さらにフォンという日本でいうところの出汁が使われるようになって
16:41繊細な味わいの料理文化が形成されて
16:44高級フランス料理の骨格が出来上がった
16:48なるほど
16:56パセリ散らして
17:04いやーうまいだろ絶対これは
17:08おい
17:10あ、そうだ
17:13朝のバゲットあったよね
17:18いい、一緒に食べよ
17:20絶対あげる
17:22あ、いい感じ
17:25あともうちょっとかな
17:27もうちょっと
17:29そして、あ、そうだそうだ
17:31もう一個あってね
17:33マグロのマリネ
17:37うん
17:38いいね、いいね
17:40いいね、いいね
17:41うん、じゃあ早く食べよ
17:43うん
17:44当時のフランスは金曜と土曜は断食日で
18:01日中は食べちゃいけなかったんだって
18:03へー、キリスト教でも断食ってあったんだ
18:05ね、夜も肉類は禁止だったので
18:08魚がよく食べられたマグロのマリネもそのうちの一つだそうです
18:13へー、なんかマグロを生で食べてたってだけで身近に感じるよね
18:19ほんとだね
18:20ほい
18:26なんか当時の生活が見えるね
18:28うん
18:31これで少し寝かせると
18:36おー、いい感じだよ
18:38おっ
18:43フランス産のワインをご用意いたしました
18:58うん
19:01私たちのルール
19:03夕食に合うワインは交互に選ぶ
19:06聞き合わない色
19:07予算は原則1500円ぐらい
19:11乾杯
19:13乾杯
19:14乾杯
19:23どう?
19:24うん
19:26よし、じゃあ
19:28いただきます
19:29うん
19:30うん
19:31うん
19:32いや、全然うまいじゃん
19:48うん
19:50いや、もう普通に
19:54うん
19:55現代の味ですよ
19:56うん
19:57ていうか、現代が
19:59うん
20:00昔からの味ってことだよ
20:01うん
20:02うん
20:03これ習ってね
20:04うん
20:05マリアントワネットも
20:07食べてた
20:08食べてたんだよね
20:11うん
20:15なんか、素材の味がする
20:17うん
20:18ねっ
20:19あ、セロリ合う
20:20合う
20:21うん
20:22うん
20:23うん
20:24セロリの食感がいいね
20:25ね
20:26柔らかいお魚と
20:27うん
20:28いや、この香りもいい
20:29セロリの
20:31いや、でもね
20:32庶民はきっとこんな料理食べられてないよ
20:34うん
20:35もう
20:36硬いパンと
20:37野菜のスープとか
20:39そんな感じでしょ
20:40うん
20:41そっか
20:42うん
20:43まあ、でも時を経て
20:45僕たち庶民も
20:47気軽に
20:48フランス王宮の味を楽しめるようになったってわけだ
20:51うん
20:56うん
20:57うん
20:58ルイ16世の祖父にあたるルイ14世はフォークを使うのをめんどくさがって手づかみで食べていたと言われているだって
21:08本当?
21:09あと
21:10ルイ16世は欠勤対策でジャガイモをひれめようとしてマリーアントワネットの髪飾りをジャガイモの花にしただって
21:22マリーアントワネットがジャガイモの広告棟だったってこと?すごいね
21:28フフッなんかこういう身近な食材の背景を知れるの面白いね
21:34ね、ジャガイモ見るたび思い出してるよ
21:37マリーアントワネット
21:38いや、今日私が選んだワインはマグロのマリーにぴったりだね
21:46自分で言ってら
21:48だって言ってくれないんだもん
21:50食べましょう
21:54幸せを感じると、長く続かないのではと、ひそかに湧き上がるこの感じ
22:02いる?
22:03うん
22:05自己懲罰意識
22:09いやいや、そんな大げさなことではない
22:14そういえば吉尾はいつも上機嫌に振る舞っている
22:22ああ、ごめん
22:32私たちのルール
22:34食事中はスマホを見ない
22:37いや、林君にさ
22:39メールちょうだいって言ったのに全然来ないからさ
22:43メール見ましたってだけでもいいのにさ
22:47何、そういうところが
22:50今時の若いもんは
22:52うん
22:53人はそれぞれ違うんだからさ
22:56あんまり自分のルールを押し付けなほうがいいよ
23:00まずはその子のいいところを認めてあげないと
23:10何?
23:11いや、押しあるとおりでございます
23:13失礼しました
23:16私のほうが料理の知識は豊富だけど
23:28吉尾の片づけと段取りのスムーズさは認めている
23:32才能だと思う
23:37長く一緒にいても2人は他人
23:40得意分野も考え方も違う
23:44完全に分かり合うことなんてできない
23:49相手を認める
23:51相手を許す
23:53相手に感謝する
23:56無理に変えようとしない
23:59私たちはそうやってやってきた
24:03はい、終了
24:05うん
24:06コーヒー飲む?
24:07うん
24:08よし
24:09お疲れ
24:15いわ
24:17あれ
24:18お疲れ
24:20お疲れ
24:21え?
24:22うん
24:30リスペクト
24:32そこ?
24:52リスペクト
25:17この番組はご覧のスポンサーの提供でお送りしました
25:40ご視聴ありがとうございました
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