- 14小时前
类别
🦄
创意文字稿
00:00:00优优独播剧场——YoYo Television Series Exclusive
00:00:30最悪……
00:00:49めっちゃいい匂い……早く食べたいなあ
00:00:53あ、ちょっと危ないって
00:00:55だって早く食べたいんだもん
00:00:57美味しいカレーはそんなすぐにはできないから
00:01:01あと何分?
00:01:02うーん、1時間くらい?
00:01:04え?そんなに?
00:01:06我慢しなさい
00:01:08はーい
00:01:12かわいい
00:01:14え?
00:01:15え?
00:01:22じゃあ、入れちゃえ
00:01:24え?
00:01:25あ、入れちゃった!
00:01:26何やってんの?
00:01:28だって早く食べたいんだもん
00:01:30信じらんない
00:01:32え?
00:01:33玉ねぎ炒める前に入れるとか信じらんない
00:01:36ごめん
00:01:37いや、ごめんじゃないし
00:01:39カレーってさ、玉ねぎ炒めるのが命なんだよ
00:01:42こんなタイミングで人参入れちゃったら、人参グシャグシャになっちゃうよ
00:01:46あ、そんな怒んなくても
00:01:48怒るし
00:01:51ごめん
00:01:59ごめんって
00:02:01あ、じゃあ、僕、じゃがいもの皮
00:02:16え?
00:02:20え、りさちゃん?
00:02:21ごめん、そんな泣くほど
00:02:24いや、違うよ、玉ねぎ、しみるか?
00:02:29やばい、涙止まんない
00:02:38ちょっと、一回変わって
00:02:41やばい、止まんない
00:02:46あ!
00:02:47え?
00:02:49また閉めてない
00:02:52ごめん
00:02:54カラッカラになってるし、全然ウエットティシじゃないよ、これ
00:02:57ごめん、ごめん、もうしない
00:02:59そう言って、いつも忘れるもんね
00:03:02この間だって、台所の着地、ちゃんと閉まってなくて、私が帰ってきたとき、ちょろちょろ出てたし
00:03:08ごめん
00:03:09ごめん
00:03:11ごめん
00:03:12お、カラッカラだいん
00:03:16ごめん
00:03:17没有
00:03:20木材
00:03:24雞肉
00:03:26面条
00:03:28饼
00:03:29铃饼
00:03:31铃饼
00:03:33铃饼
00:03:36铃饼
00:03:40铃铃饼
00:03:41是嗎?
00:03:54勇氣先輩?
00:03:56什麼勇氣先輩?
00:03:58而且…
00:04:00我對不起你
00:04:02這個前是甚麼?
00:04:04糟了…
00:04:05我太興奮了…
00:04:08ちょっと…
00:04:10嘩…
00:04:14うわ焦げてる…
00:04:16呆…
00:04:18ごめん…
00:04:19もういいよ…
00:04:21私がやるから…
00:04:24玉ねぎも炒めらんないの?
00:04:29あさぁ…
00:04:30うん?
00:04:35何?
00:04:37何でもない…
00:04:40那些
00:04:51匠在那些地方
00:04:55像子供似乎
00:04:58那些人
00:05:00那些人
00:05:02那些人
00:05:03那些人
00:05:04那些人
00:05:05那些人
00:05:06那些人
00:05:08匠是我一直想要他自己的心思
00:05:13所以我一直想要你自己的心思
00:05:15我都想要我自己的心思
00:05:18そんなことない
00:05:19疲了
00:05:23我平日工作了
00:05:26家でも工作的電話通過
00:05:28我自己的心思
00:05:30家でも匠に心思
00:05:32我自己的心思
00:05:34我也是
00:05:37梨沙ちゃんに気使ってるよ
00:05:39自分だって何も言わないじゃん
00:05:43俺が大丈夫って聞いても
00:05:45大丈夫って言うじゃん
00:05:47何も話してくれないじゃん
00:05:49それは…
00:05:50俺が子供だから
00:05:52違うよ
00:05:53結城先輩だったら話すんだ
00:05:55え?
00:05:57焼肉言って
00:05:59焼肉?
00:06:01どうせ俺は子供だよ
00:06:03でも…
00:06:04俺だって焼肉ぐらい溺れるよ
00:06:07何言ってんの?
00:06:09もういいよ
00:06:10だったらそいつと付き合えばいいじゃん
00:06:13結城と
00:06:26ウケる
00:06:28何それ
00:06:30もういいよ
00:06:32あのさ
00:06:34たくみって
00:06:36やっぱ可愛いね
00:06:39え?
00:06:41可愛い
00:06:48だから
00:06:49可愛いって言うなよ
00:06:52年下扱いするなよ
00:06:56もういいよ
00:06:58え?
00:06:59え?
00:07:00たくみ?
00:07:02あ…ちょっと待って
00:07:03ちょっと待って
00:07:17めったに怒らない僕が
00:07:19彼女の前で初めて怒った
00:07:21うわ…
00:07:22最悪…
00:07:23携帯…
00:07:24別に携帯なくても生きていけるし…
00:07:28でも…
00:07:29もしかしたらリサちゃんから着信があるかも…
00:07:31あ…
00:07:32あ…
00:07:33あ…
00:07:34あ…
00:07:35あ…
00:07:36あ…
00:07:37あ…
00:07:38あ…
00:07:39別に携帯なくても生きていけるし…
00:07:44でも…
00:07:45もしかしたらリサちゃんから着信があるかも…
00:07:48あ…
00:07:49あ…
00:07:50あ…いや
00:07:51今戻ったらまたからかわれるだけだ
00:07:53もう…
00:07:54可愛いとか言われたくない…
00:08:01結局戻ってきちゃったし…
00:08:03めちゃくちゃカッコ悪いじゃん俺…
00:08:05また可愛いってからかわれるんだろうな…
00:08:10よし!
00:08:11携帯と財布だけ取って…
00:08:13すぐに出てくればいいんだ…
00:08:14何だ…
00:08:31何だ…
00:08:32普通に料理してるし…
00:08:35あ…
00:08:37あ…
00:08:38あ…
00:08:39あ…
00:08:40あ…
00:08:41あ…
00:08:42あ…
00:08:43あ…
00:08:52あ…
00:08:53泣いてる…
00:09:02あ…
00:09:03トクミ…
00:09:10ごめんなさい…
00:09:12もう…
00:09:20帰ってこないかと思った
00:09:23我
00:09:37我是男的
00:09:52嗯
00:09:58嗯
00:09:59嗯
00:10:00嗯
00:10:01嗯
00:10:02嗯
00:10:04嗯
00:10:06嗯
00:10:08嗯
00:10:10嗯
00:10:12嗯
00:10:14嗯
00:10:16嗯
00:10:18對
00:10:23嗯
00:10:24かっこいい
00:10:31焼肉行くの
00:10:35嗯
00:10:38行くんだ
00:10:43結城佳奈imdi子先輩とね
00:10:46是嗎
00:10:48我之前在飲食店裡碰壞了
00:10:51我家裡送給你
00:10:53啊…女人
00:10:56啊…
00:10:59我看匠是可愛的
00:11:02可愛不太
00:11:04來莉莎,我做了
00:11:06叫我…
00:11:07叫我…
00:11:09初めて彼女に怒った日
00:11:13我只是大多大
00:11:17剛才的巧克力
00:11:20很酷
00:11:22真的嗎
00:11:24真的嗎
00:11:26我一直在一起
00:11:41だって好きだもん
00:12:11お疲れさまーす
00:12:17我が放送部の部長みゆき先輩俺は彼女にひそかな恋心を抱いてるがしかし
00:12:31洋平くんなんか元気ないいや別に
00:12:39何悩みがあるならお姉さんにそうなんしなさいよ
00:12:43お姉さんって
00:12:44あれねみゆき駅前の方へ行かない
00:12:47いいね気になってる漫画ってさ
00:12:51高校生の俺にとって一年先輩の壁はあまりに高く
00:12:55恋愛どころか普通に話すことさえ夢のまた夢だった
00:13:01駅前に新しいカフェできたの知ってる?知らない!
00:13:05ゆきちゃんなんてなぁ一度でいいから先輩後輩の関係を抜きにして喋ってみたいそんなことを思っていたある日のことだった
00:13:19ラジオドラマ?
00:13:20うん
00:13:21オリジナルの新作をホームページにアップしたいなって思ってて
00:13:25で誰か脚本やってみたいって人いないかな?
00:13:29いやいやサオリちゃんやんなよ
00:13:33あの俺やりたいです
00:13:35え?
00:13:36自分を主役に書いちゃおうかななんて
00:13:39いいじゃんいいじゃんそしたら洋平くんに決定で
00:13:44そしたら来週までに脚本書いてきてもらえるかな?
00:13:54わかりました頑張ります!
00:13:57物語はゾンビが大量発生した学校から同級生の男女が逃げるラブ&ホラー
00:14:04ヒロインはもちろんミユキ先輩だ
00:14:10せーのでこの部屋から逃げるぞ
00:14:15私足くじいちゃったあなたは一人で逃げて
00:14:18バカ!そんなことできるわけないだろ
00:14:20今の私じゃ足でも通りになるだけよ
00:14:24俺お前のことが好きなんだ
00:14:28え?
00:14:29ずっと好きだっただから二人で絶対に生き残ろう
00:14:34ふん
00:14:36完璧だ
00:14:38これなら合法的にタメ口で喋ることができて
00:14:41おまけに告白まで
00:14:43あー読み合わせの日が待ちきれない
00:14:50せーのでこの部屋から逃げるぞ
00:14:56私足くじいちゃったあなたは一人で逃げて
00:15:00バカ!
00:15:02そんなことできるわけない
00:15:05ちょ、一回止めようか
00:15:07はい
00:15:08陽平くんって演技下手すぎない?
00:15:13すいません
00:15:15じゃあちょっと試しにさいつも私と喋ってる時みたいな感じでセリフ言ってみてもらえる?
00:15:22分かりました
00:15:25せーのでこの部屋から逃げましょう
00:15:28え、うまいじゃん
00:15:29え、え、もしかしてタメ口がダメってこと?
00:15:35みたいですね
00:15:37じゃあ一人設定変えてみる?
00:15:39え?
00:15:40だって先輩後輩っていう関係にすれば今みたいにできるわけでしょ
00:15:43それはダメです
00:15:45同級生じゃなきゃ絶対ダメなんです
00:15:48あ、そう
00:15:50だったら逆転の発想でいくしかないかな
00:15:54逆転の発想?
00:15:56今日から私たち同級生になりましょう
00:16:01え、それって俺が先輩にタメ口で喋るってことですか?
00:16:06はい
00:16:07部長として特別に許可します
00:16:09いやいやいや
00:16:10こうして俺とみゆき先輩の秘密の特訓が始まった
00:16:14じゃあまた明日ね
00:16:17気をつけて帰るよ
00:16:20惜しい
00:16:22気をつけて帰れよ
00:16:24どう?掃除ちゃんとやってる?
00:16:28当たり前だろ
00:16:33当たり前だ
00:16:38そしてあっという間に収録の前日となり
00:16:43だいぶ同級生の雰囲気出てきたじゃん
00:16:46だといいんだけどな
00:16:48もっと自分に自信持ちなよ
00:16:50だってみゆき先輩は
00:16:52その先輩ってのもいらないから
00:16:54いやさすがにそれはちょっと勘弁してよ
00:16:58私
00:17:00陽平くんのこと
00:17:02実はすごく頼りにしてるんだよ
00:17:04え?
00:17:06今もさ
00:17:07枯れかのみたいで楽しくない?
00:17:10それってどういう?
00:17:13じゃあここで明日の収録頑張ろうね
00:17:16うん
00:17:17バイバイ
00:17:18バイバイ
00:17:19え?
00:17:23なんかすっごいい感じの流れじゃないか
00:17:26もしかして
00:17:27本当にこのまま付き合うことになっちゃったりして
00:17:30え?
00:17:31え?
00:17:32え?
00:17:33え?
00:17:34陽平くん?
00:17:36あ
00:17:37ため口計画は順調?
00:17:39まあおかげさまで
00:17:41でもみゆきも偉いよね
00:17:43こんな時でもしっかりしてて
00:17:45こんな時?
00:17:47なんか今さ家族と喧嘩してるんだって
00:17:50でもそんなこと俺には一言も
00:17:52そりゃ後輩に余計な心配かけたくないんでしょ
00:17:55みゆき陽平くんのこと弟みたいに可愛がってるからさ
00:18:02じゃあね
00:18:03バイバイ
00:18:04やっぱ先輩
00:18:05俺に気を使ってくれてただけなんだな
00:18:08結局俺は何もできない後輩で
00:18:25そんな言い方しなくていいじゃない
00:18:28母さんいっつも自分の意見ばっかり
00:18:31私の気持ちも少しは考えてよ
00:18:35もういい
00:18:36話したくない
00:18:39じゃあね
00:18:50陽平くん
00:18:52いたんだ
00:18:54ああ
00:18:55うん
00:18:57嫌なとこ見られちゃった
00:19:00いやその
00:19:01ごめん
00:19:02ごめん全部忘れて
00:19:04あ、そうだ
00:19:05収録前にもう一回読み合わせしとく
00:19:07ねっ
00:19:12こんな時でも
00:19:13みゆき先輩はみゆき先輩だ
00:19:16いつでも自分のことは後回しで
00:19:19何?悩みがあるならお姉さんに損乱しなさいよ
00:19:22それなのに俺は自分のことばかり考えてた
00:19:26今日から私たち同級生になりましょう
00:19:29陽平くんのこと実はすごく頼りにしてるんだよ
00:19:31すごく頼りにしてるんだよ
00:19:41みゆき先輩
00:19:42みゆき先輩
00:19:43なに?
00:19:44じゃなくて
00:19:45み…
00:19:48みゆきちゃん
00:19:51俺には話せない
00:19:53え?
00:19:54俺じゃ何の役にも立たないかもしれないけどさ
00:19:57でも俺みゆきちゃんが悩んでるのすごい辛いんだ
00:20:00だからそうやって一人で何でも抱え込まないでよ
00:20:03少しは俺のことも頼ってよ
00:20:06だって今は俺みゆきちゃんの同級生でしょ?
00:20:14ありがとう
00:20:16そうだよね
00:20:21うん
00:20:24実は…
00:20:27私…
00:20:30歯医者に行きたくなくて…
00:20:34え?
00:20:36歯医者?
00:20:38本当はね少し削らなきゃいけないんだけどさ
00:20:40え?ちょっと待ってね
00:20:42えっと…それでお母さんと喧嘩してたってこと?
00:20:45いや…数日前からイケイケうるさくて
00:20:48なんで行きたくないの?
00:20:50だって…怖いじゃん
00:20:53あ…そっかそっか…歯医者ってめちゃめちゃ怖いよねっておい
00:20:56え?なに?
00:20:57いやいやお母さんが言ってることが全面的に正しいだろ
00:21:00いやそんな強く言わなくていいじゃない
00:21:02てかため口めっちゃ自然になってるし
00:21:04だってそんな子供っぽいこと言うから
00:21:06子供っぽいって言わないでよ
00:21:07言わないでよ
00:21:09とにかくちゃんと歯医者に行こう
00:21:12俺もついてくからさ
00:21:14誰にも言わないでよ
00:21:16言わない、絶対言わない
00:21:25あ、お疲れさま
00:21:27お疲れさまです
00:21:28あれ?もう行ける感じ?
00:21:30全然、いつでもOK
00:21:38頑張ろうね、ゆうきちゃん
00:21:40当たり前でしょ
00:21:46花の宮ポーポーラジオドラマ始まります
00:21:55好き…です…
00:22:00ダメ?
00:22:01希望ね、世界さえも
00:22:07騙し続けて
00:22:11また明日へ、明日へ、明日へ、明日へと
00:22:16切り開いてく
00:22:19まだ見ぬ歌方の
00:22:23夢の舞台へ
00:22:25また一人、一人
00:22:28重ね、離れる
00:22:30空の頃
00:22:35夢を、夢を、夢を、夢を、夢を、夢を追いかけた
00:22:41夢を、夢を、夢を、夢を、夢を追いかけた
00:22:50夢を、夢を、夢を、夢を、夢を追いかけた
00:22:57夢を、夢を、夢を、夢を、夢を追いかけた
00:23:03优优独播剧场——YoYo Television Series Exclusive
00:23:33优优独播剧场——YoYo Television Series Exclusive
00:24:03优优独播剧场——YoYo Television Series Exclusive
00:24:33优优独播剧场——YoYo Television Series Exclusive
00:25:03优优独播剧场——YoYo Television Series Exclusive
00:25:33优优独播剧场——YoYo Television Series Exclusive
00:26:03优优独播剧场——YoYo Television Series Exclusive
00:26:33优优独播剧场——YoYo Television Series Exclusive
00:27:03优优独播剧场——YoYo Television Series Exclusive
00:27:33あの
00:27:45それ
00:27:48え
00:27:49ああ
00:28:031年生
00:28:12はい
00:28:15あ
00:28:16年下だ
00:28:172年生ですか
00:28:22うん
00:28:33あ
00:28:40あ
00:28:41ああ
00:28:43顔
00:28:46pr
00:28:49pr
00:28:51pr
00:28:53pr
00:28:55pr
00:28:58pr
00:28:59pr
00:29:00謝謝
00:29:09謝謝
00:29:14來吧
00:29:17來吧
00:29:22你叫什麼名字
00:29:27羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊�
00:29:57如果我一直在看
00:29:59你要出去嗎?
00:30:02要去嗎?
00:30:03嗯
00:30:04看看有我想物或者住想物
00:30:09嗯
00:30:12在宇宙嗎?
00:30:15在宇宙嗎?
00:30:17就是月啊
00:30:18還沒這麼
00:30:19不妙
00:30:21不妙
00:30:22但幾年來
00:30:22那頭就出了
00:30:24まあ
00:30:25行きたいところがあるって
00:30:29なんかいいじゃん
00:30:32そうですかね
00:30:33私
00:30:36もうすぐこの町出るんだ
00:30:39え?出るって
00:30:41一年間交換留学に行くの
00:30:45イギリスに
00:30:46交換留学?
00:30:49そう
00:30:49すごいですね
00:30:52すごくないよ
00:30:54親が決めたことだし
00:30:56そんなに行きたいとも思ってないんだよね
00:31:00私は
00:31:01そうなんですか
00:31:03でもうちの親厳しいから
00:31:07へえ
00:31:09ダサいでしょ
00:31:12え?
00:31:14なんか
00:31:15全部親の言いなりって感じで
00:31:20そうかな
00:31:20え?
00:31:22行けるところがあるって
00:31:26なんかいいじゃん
00:31:29行けるところか
00:31:32俺なんてこの町から出たことないし
00:31:36毎日同じ時間に起きて
00:31:40自転車漕いで
00:31:41同じ景色見て
00:31:42ねえ
00:31:47登ったことある?
00:31:51え?
00:31:53え?
00:32:00この町には何もない
00:32:02いつも変わり映えのしない景色で
00:32:05特別なことなど
00:32:07何も起こらないと思ってた
00:32:08うわ
00:32:09でも
00:32:11でもそれは
00:32:15俺が特別な景色を
00:32:18見ようとしてなかっただけだったのかもしれない
00:32:20交換留学ってことはさ
00:32:24ん?
00:32:27戻ってきたら
00:32:28戻ってきたら
00:32:32俺たち同級生だよね
00:32:34でも私の方が年上だから
00:32:38いや
00:32:38でも同級生だから
00:32:40まあ
00:32:41そうだね
00:32:42ドラマみたいな特別なことなんて
00:32:47滅多に起こらない
00:32:48でも今日は俺にとって
00:32:51特別な一日だったことは
00:32:54間違いなかった
00:32:56そして一年がたった今
00:33:07やっぱりいつもの
00:33:09当たり前の景色の中にいる
00:33:11おやすみなさい
00:33:41但当たり前の景色が
00:33:56特別な景色に変わることがあるかもしれないことを
00:34:01彼女が教えてくれた
00:34:11好きだよ。
00:34:18最後になりますが、私自身も今後、ミクロ経済的に物事のメリットとデメリットをより深く考え、 リスクのない人生を歩んでいきたいと思います。
00:34:40はい。 非常によくまとまった発表だったと思います。サイク君に拍手を。
00:34:55決めた。俺、サイクさんに告白する。
00:34:58ああ、そう。
00:35:00あの凛とした美しさに抜群のつせ。まさに憧れの先輩って感じだよな。
00:35:07ああ、でもお前知らないの?
00:35:10これまでサイクさんに告白して激鎮した男たちの話。
00:35:14えっ、なんだよそれ。
00:35:17ああ、サイクさん今までの告白全部振ってきたらしいんだけどさ、問題はその振り方で。
00:35:23もう一切容赦がないって噂。
00:35:26振られた男たちはそれ以降、恋愛恐怖症になったとかなってないと。
00:35:32食ったらね、そんなの所詮噂だろ。
00:35:37まあそうだけどさ。
00:35:39とにかく、愛はパッションだ。
00:35:42俺はまっすぐぶつかるだけだから。
00:35:44佐伯さん、あなたのことがずっと好きでした。
00:35:54ありがとう。
00:35:59はい。
00:36:00でも私が年下の男性と付き合うメリットって何かあるのかな?
00:36:05えっ、いや、メリットって言われると。
00:36:08もし私が、皆川君と丸一日デートしたとします。
00:36:12水族館2000円、ランチ1000円、遊園地のフリーパスで5000円、夜景の見えるレストランとかで4000円。
00:36:19あとは交通費とかも合わせて。まあ、15000円くらいはかかるのかな。
00:36:25ああ、そのくらいだったら俺、おごりますよ。
00:36:28毎回必ず、そんな収入今あるの。
00:36:32いや、そ、それは。
00:36:33それに、お金の話だけじゃなくて、その1日があれば、本を読んだり、美術館に行ったりできるでしょ。
00:36:40年下のあなたから、それだけのものを得られるとは思えないんだよ。
00:36:44ちょ、ちょっと待ってください。その、人生息抜きの時間も必要だと思いません。
00:36:49私はそういう時、オペラを見に行く。
00:36:52オペラ?
00:36:53そう。皆川君と過ごす時間は、オペラよりも上質なのかな。
00:36:58じゃあ、また。
00:37:02ああ、振られたね。
00:37:09うわっ、座越先生。
00:37:11いやいや、盗み聞きするつもりじゃなかったんだけど、急に始まっちゃうもんだから。
00:37:16ええ、めちゃくちゃ恥ずかしいんですけど。
00:37:19男なら、誰しも通る道だよ。
00:37:22と、とにかく、今のことはどうか忘れてください。
00:37:25じゃあ、待ちたまえ。
00:37:28皆川君、このままでいいのかね。
00:37:31はい。
00:37:32君の愛は、そんなものなのかね。
00:37:36断るにしたって、あんな言い方はないと思うんですよね。
00:37:42だって、恋愛ってメリットとかじゃないじゃないですか。
00:37:45ふん。
00:37:47葵な。
00:37:48あ、葵ですか。
00:37:50氷は、あらゆる道徳問題に対する究極の決意基準であるミルの自由論の一節だ。
00:37:59はあ。
00:38:00明確なメリットを相手に求めて何が悪い。
00:38:04斉木君は自分の考えを論理的に言っただけだろ。
00:38:07でも、年下だから駄目って言われたら、もうどうしようもないですよね。
00:38:12だから、今度は君が論理的に説明するんだよ。
00:38:16年下の男と恋愛するメリットをえっうっここれはすっげえ何かスパイ映画みたいですねいいか私が言ったとおりにしゃべるんだぞ
00:38:41あっさ、佐伯さん。こんにちは。何その眼鏡。イメチェンですよ、イメチェン。さあ、こちらへ。今日は年下の男性がどれだけ人生を豊かにするか佐伯さんにご説明したいと思います。
00:39:04今の私は確かに佐伯さんより未熟かもしれません。今の私は確かに佐伯さんより未熟かもしれません。ですがそれだけで判断するのは少し短絡的ではないでしょうか。どういうこと?
00:39:26佐伯さんは男女の平均寿命の違いをご存知ですか。 女性の方が約6.2歳上でしょ。さすがです。そう、女性の方が長生きなんです。
00:39:36ということはですよ。女性は年上よりも年下の男性を選んだ方が寿命のバランス的に末永く一緒に過ごせる確率が高まるということです。
00:39:48末永く一緒に過ごすことがどうして幸せなの?
00:39:50だってそれは愛し合う2人が違う! 若い分体力が持続するわけですから、老後の佐伯さんの介護だってできます。
00:40:02極端な話その時そこに、愛なんてなくてもいいわけです。
00:40:08いや、それはマスクないですか。
00:40:10いいんだよそれくらい極論で。佐伯さんの顔を見てみろ。
00:40:14あ、あ、なんかちょっと納得してる。
00:40:22でもさ、じゃあこの間のお金の話は?
00:40:26え?
00:40:27平均的な話をするなら、一般的に年上の男性の方が稼いでるお金の額は多いわよね。
00:40:33ま、まあ、ええ。
00:40:35お金が全てだとは言わないけど、幸せのバロメーターの一つであることは間違いないと思うの。
00:40:41ふっ、物事は点ではなく線で見るべきです。
00:40:46ふっふっふっ、物事は点ではなく線で見るべきです。
00:40:52どういうこと?
00:40:53それは結局、いつ稼ぐかの違いじゃないですか。
00:40:57年上の男性は稼ぎ始めも早い。
00:41:00ですが、その分、定年退職だって早い。
00:41:04障害年収で考えれば、条件は一緒ですよ。
00:41:09ちょっと待って。さっきから皆川君は不確定な未来のことばかり言ってる気がする。
00:41:14今の時点で約束されているメリットはないの?
00:41:17ありますよ。例えば、家事。
00:41:20家事?
00:41:21家事や育児への参加率は若い男性ほど高いんです。
00:41:26それは皆川君の主観ではなくて?
00:41:28いえ、総務省統計局の調査によれば、今の20代と40代を比べると、15%違うとも言われています。
00:41:37いつも冷静な佐伯さんと情熱的な私は、まさに理想の組み合わせだと思いますよ。
00:41:44ちょっと待って。
00:41:46え?
00:41:47私は別に、いつも自分が冷静だとは思わない。
00:41:52はい?
00:41:53男性と女性とでは体の仕組みも違うし、女性の精神が不安定になりやすいことは性別学的にも証明されている。
00:42:03なるほど。
00:42:05もし私が、将来妊娠したら、ホルモンバランスが崩れて、感情の浮き沈みが激しくなると思う。
00:42:18その時、皆川君は年下の男性としてどうやってケアしてくれるの?
00:42:28は?
00:42:29一般的に男性が年下の夫婦の方が離婚率が高いと言われているけど
00:42:57そういうところも関係しているんじゃないかな
00:42:59やっぱり年上の男性に比べて包容力に欠けるっていうか
00:43:04それに男性は生殖本能的に自分が年をとっても若い女性を好む生き物でしょ
00:43:10今年上の女性に惹かれている男性だって
00:43:15将来的に年下の女性と浮気したいと思う時が来るはず
00:43:19だったら皆川君も最初から年下の女性を選んだ方が
00:43:25お互いのトラブルに
00:43:26そんなのどうだっていいんですよ
00:43:30あなたのことが好きなんですよ
00:43:34年上とか年下とか関係なく
00:43:36初めて会った時からずっと
00:43:38ずっとずっと大好きなんだよ
00:43:40それじゃダメですか
00:43:56分かった
00:44:01え?
00:44:06一回デートしてみようか
00:44:10いいんですか?
00:44:16連絡するね
00:44:17はい
00:44:18座越先生
00:44:27見事なV字回復
00:44:30まさにケルトの虎だな
00:44:32見てたんですか?
00:44:34もちろん
00:44:35おめでとう
00:44:35はい
00:44:37いやでもひどいですよ
00:44:40急にいなくなるから
00:44:41計算通りだ
00:44:43計算
00:44:44人から借りた言葉じゃ結局人の心は動かせないからね
00:44:49え?
00:44:50わざとトイレ行ったんですか?
00:44:51最後まで諦めない君の心の強さが
00:44:54恋愛相手に求めるメリットとして
00:44:57彼女に認められたんだ
00:45:00あっ
00:45:03佐伯さんから
00:45:08あなたへの評価は初デートで決めます
00:45:13しっかり自分のことプレゼンしてね
00:45:16先生どうしましょう
00:45:19あいたた
00:45:21え?
00:45:22あいたた
00:45:23もうちょっと
00:45:24先生
00:45:25先生
00:45:26なんでくださいよ
00:45:27ずっと
00:45:29好きでした
00:45:31ご視聴ありがとうございました
00:45:34希望で世界さえも騙し続けて
00:45:39また明日へ 明日へ 明日へ 明日へと
00:45:45切り開いていく
00:45:47まだ見ぬ歌方の夢の舞台へ
00:45:55またひとりひとり重ね離れる空の頃
00:46:02Oh yeah
00:46:04夢を 夢を 夢を 夢を 夢を 夢を追いかけた
00:46:11夢を 夢を 夢を 夢を 夢を 夢を追いかけた
00:46:18夢を 夢を 夢を 夢を 夢を 夢を 追いかけた
00:46:25夢を 夢を 夢を 夢を 夢を 夢を 追いかけた
00:46:36さくらさんとデート?
00:46:38ひばりさんも一口
00:46:39さくらさん 僕と結婚してもらえませんか?
00:46:43天使と出会ってしまった
00:46:46先生は幸せなものだなぁ
00:46:48こんな発言きたぁ
00:46:50高いですね
00:46:51この番組はご覧のスポンサーの提供でお送りしました
00:46:55本当に偉いね
00:46:56これはもう病もいい?
00:46:58希望で世界さえも騙し続けて
00:47:06またひとりひとり重ね離れる
00:47:11恋
00:47:16それは
00:47:18甘く切ない
00:47:20人生の1ページ
00:47:26ひばりゆうや
00:47:2715歳で
00:47:28犯人は俺だで文芸界に先列デビュー
00:47:3118歳で発表した
00:47:33魔術師対完全犯罪は人気シリーズになり
00:47:36累計発行部数1000万部を突破
00:47:40今最も新作が期待されている
00:47:44奇影の天才小説家
00:47:47なのに私が担当編集になってから全く欠けてないじゃないですか
00:47:59ちょっと
00:48:00聞いてます?
00:48:01え?先生!
00:48:04かけてないんじゃない
00:48:05構想中なんです
00:48:08寝てるじゃないですか
00:48:11さくらさん知ってますか?
00:48:13睡眠をとると人間の思考はより整理されるんです
00:48:17そう
00:48:19僕はデビュー以来の未曾有の危機
00:48:21スランプに陥っていた
00:48:24担当のさくらさんに依頼された小説は
00:48:27恋愛小説
00:48:29初めて挑戦するジャンルで
00:48:31とても胸が躍った
00:48:33けど
00:48:35青春時代のすべてを原稿に注いでいた僕には
00:48:38恋愛の経験値がないに等しい
00:48:40リアリティのある描写が全く描けずに今に至る
00:48:46ひばり先生
00:48:48明暗が浮かびましたよ
00:48:51え?
00:48:53リアルな描写が描けないのなら
00:48:54実際に経験するしかありません
00:48:56実地取材が必要です
00:48:59つまり?
00:49:01実際にデートを経験してみましょう
00:49:05さくらさんとデート?
00:49:07デート?
00:49:13なんで好きでもない人とデートを
00:49:16いやでも想像だけじゃ描けないのなら
00:49:20取材は当然必要だ
00:49:21ひばり先生早いですね
00:49:33私の顔何かついてますか?
00:49:39ああ
00:49:40いつもと印象違うなって
00:49:44ああ
00:49:45デートですからね
00:49:46より作品が良くなるよう気合を入れました
00:49:49あ、そうだ
00:49:50名前も先生呼びじゃない方がいいですよね
00:49:52えっ
00:49:54あ、そうですね
00:49:58名前を呼び捨てにするのはちょっと恥ずかしいので
00:50:01デートの回数がまだ少ない設定で
00:50:04分かりました
00:50:05では、今日1日デートしてる間は
00:50:08ひばりさんと呼びます
00:50:16行きましょう、ひばりさん
00:50:17えっ
00:50:23デートといえば、彼女の好きなスイーツを食べに行くのが鉄則です
00:50:29ひばりさんも一口
00:50:30これを前に投げればいいんですか?
00:50:48やってみましょう
00:50:50何事も挑戦です
00:51:00さっきから食べたばっかですみません
00:51:03さっきから食べたばっかですみません
00:51:14観覧車
00:51:16久しぶりに乗りました
00:51:18高いですね
00:51:20結構
00:51:22あっ
00:51:23お待たせしました
00:51:33これをさくらさんが全て?
00:51:38そうですよ、後ろで見てたじゃないですか
00:51:41おうちデートといえば、手料理ですよ
00:51:45何から何までありがとうございます
00:51:49あっ、いいんです
00:51:50私が料理好きなんで
00:51:52さっ、食べましょう
00:51:54はい
00:51:56いただきます
00:51:57食べましょう
00:51:59はい
00:52:01いただきます
00:52:14美味しいです
00:52:17よかったです
00:52:20作家さんって食事に気を配らない方が多いので
00:52:24気合を入れた甲斐があります
00:52:27あ聞き忘れちゃったんですけどひばりさんって嫌いなものとかなかったですかいいえ特にはどうしよう会話がどうしてだか続かない2人きりなのは今に始まったことじゃないのにどうかしよう
00:52:57あぶない先生未成年でした
00:53:11先生って言っちゃいましたね
00:53:15あくそ気が緩んでしまった
00:53:22やっぱり仕事相手じゃデートにならないですね
00:53:30デートごっこはこれでおしまいということで
00:53:34先生の作品を最初に読んだ時は驚きました
00:53:43新しくもあって古き良き小説の匂いも持ち合わせているというか
00:53:50これからのような作家性を感じたんです
00:53:53あごめんなさいグラスそのままでしたね
00:53:56あすいませんごめんなさい
00:54:00今日はもう帰ってください
00:54:05あでも
00:54:06帰ってください
00:54:07もしもしどうしました編集長
00:54:27この度は誠に申し訳ありませんでした
00:54:53さくらさんが謝ることは何もありません
00:54:58だったら
00:55:04なぜ私はひばり先生の担当を外されたんですか
00:55:08え
00:55:09クビですか
00:55:11急に編集長から
00:55:13ひばり先生の意向だからと言われて
00:55:15どうしてだかわからなくて
00:55:17ここまで書き上げました
00:55:28読んでください
00:55:32一晩でここまで
00:55:41拝読させていただきます
00:55:47これ昨日のデートのことだ
00:56:03ご視聴ありがとうございました
00:56:33さくらさん
00:56:37僕と結婚してもらえませんか
00:56:42え
00:56:44さくらさん言ってたじゃないですか
00:56:46仕事相手じゃデートにならないって
00:56:49だから
00:56:50え
00:56:51えまさか
00:56:53それで
00:56:55私は担当
00:56:57えっと
00:57:09あの
00:57:10びっくりした
00:57:13いや
00:57:15結婚は急ぎすぎですよ
00:57:20そうですよね
00:57:25いきなりすみません
00:57:27さくらさんの気持ちも考えずに
00:57:31勝手に盛り上がってしまって
00:57:33まずはこの小説を完成させましょう
00:57:46過剰なシーンがあるので
00:57:50そこを削れば
00:57:52思って読みやすくなります
00:57:54え
00:57:55完成させて
00:57:57すべての仕事が終わって
00:57:59から
00:58:00もう一度
00:58:09デートをするのは
00:58:12どうでしょう
00:58:14はい
00:58:18恋
00:58:23それは
00:58:25甘い人生の1ページ
00:58:28一遍
00:58:36付き合ってみる
00:58:38この番組は
00:58:41ご覧のスポンサーの提供でお送りします
00:58:44コミ発言
00:58:45来た
00:58:46よっしゃ
00:58:54ナイス
00:58:55ナイス
00:58:56じゃあ次は山行くわ
00:58:57ちょっと君たち
00:59:01喋るのは掃除を終わらせてからにしたまえ
00:59:04まあまあいいんちょ
00:59:05掃除しなくても十分きれいだって
00:59:07それは昨日の掃除当番の人が頑張った結果だろ
00:59:10今日僕たちがサボったら
00:59:12明日の人に迷惑かかるじゃないか
00:59:13ほら
00:59:15真面目にやればすぐに終わるから
00:59:18はいはい
00:59:19分かりましたよ
00:59:20頑張りまーす
00:59:21自分で言うのもなんだが僕は優等生だ
00:59:28清く正しくルールにのっとって生きてきた
00:59:32そんな僕はある日
00:59:34ある日
00:59:35きょ
00:59:36きょ
00:59:37きょうとう先生
00:59:38そ、その方は
00:59:41きょうから君のクラスの臨時担任になる桜場先生だ
00:59:45はじめまして桜場です
00:59:47天使と出会ってしまった
00:59:54彼が学級委員長の白鳥君です
01:00:01は、はじめまして
01:00:04彼は非常に真面目な生徒でね
01:00:07先生も彼のクラスの担任なら何の心配もいらないですよ
01:00:12そうなんですか
01:00:14いろいろ助けてもらうことも多いと思いますけどよろしくお願いしますね
01:00:19も、も、も?
01:00:22も?
01:00:23もちろんですよ
01:00:24先生は大船に乗った気持ちででーんと構えていってください
01:00:28お、頼もしいね
01:00:33委員長歴10年
01:00:35そのすべてはきょう
01:00:37この日の出会いのためにあるのである
01:00:41全員分の日誌持ってきました
01:00:44ごめん、私が取りに行かないといけないのに
01:00:46いえ、これからは僕が持ってきますので
01:00:50ありがとう
01:00:51白鳥君って本当に偉いね
01:00:54本当に偉いね
01:00:56いただきました
01:00:58それでは各係からの報告をお願いします
01:01:02白鳥君、議長は私が
01:01:04いえ、僕に任せてください
01:01:07先生は休んでいただいても
01:01:09じゃあお願いしちゃおうかな
01:01:12ええ
01:01:13白鳥君みたいな立派な委員長がいて
01:01:17先生は幸せ者だな
01:01:19え、神発言きたー!
01:01:23これはもう、りょうもいい?
01:01:29また二人揃って宿題忘れたの?
01:01:32だから、ごめんって
01:01:33やったんだけど、持ってくるの忘れちゃってさ
01:01:36ええ、怪しいな
01:01:38本当なんだって
01:01:40よーし、罰として
01:01:42グラウンドでも走ってきてもらおうかしら
01:01:45いや、俺は絶対嫌だ、お前けど
01:01:47バンテだよ、嫌だよ、絶対嫌だよ
01:01:49なんか、先生
01:01:51僕と話してる時より、楽しそうだな
01:01:56明日は絶対持ってきてよね
01:01:58はい、いいっす
01:01:59うん
01:02:05あ、白鳥君
01:02:08もっと、ちゃんと怒ったほうがいいんじゃないですか
01:02:11え?
01:02:13あいつら、昔からああなんです
01:02:16いつもだらしなくて、遊ぶことばかり考えていて
01:02:20そんなこと言うもんじゃないわ
01:02:22え?
01:02:24二人とも、とっても素直で優しい子だと思う
01:02:27あんまり人のことを悪く言うもんじゃないわ
01:02:35な、なんで先生、あっちの味方につくんだよ
01:02:39僕より、あいつらのほうが、男として魅力的ってことなのか?
01:02:49女性は得てして、ちょっと悪いくらいの男性に惹かれてしまうものです
01:02:55な、なんだって?
01:02:58いいは悪い、悪いはいい
01:03:02そんなパラドックスが、このように存在していいのか?
01:03:06いや、でも、だったら
01:03:10なってやるよ
01:03:14悪い男に
01:03:17お、おい、委員長
01:03:20お、おい、委員長
01:03:36委員長ってば
01:03:38あ?
01:03:39掃除終わったぜ
01:03:41なんだよ、そんなもん
01:03:42適当でいいんだよ
01:03:44え、キャラチン?
01:03:45キャラチンじゃねえし
01:03:47ずっと牙を隠していただけだし
01:03:50柱鳥悩みがあるなら、俺たちに行ってみって
01:03:54何でも聞くぜ
01:03:55うるせえな
01:03:56俺はもともと濃いやつなんだよ
01:03:59俺は悪い男なんだよ
01:04:01いったいどうしちゃったのよ
01:04:06喋り方も服装も、おまけに掃除までサボって
01:04:10俺は、ダメなのかよ
01:04:13え?
01:04:15あいつらはよくって、俺はこういう感じ、ダメなのかよ
01:04:20白鳥くんには、白鳥くんのいいところがあるじゃない
01:04:25じゃあ、先生さ、俺のこと、男として見てる?
01:04:31え?
01:04:33俺は、先生のこと、女として見てるよ
01:04:41ほら、やっぱり、何が優等生だよ、何が委員長だよ
01:04:46先生だって、悪いやつの方が好きなんじゃねえかよ
01:04:50あ、ちょ、白鳥くん?
01:04:52くそー
01:04:58ちくしょう、誰よりも悪くなってやるぞ
01:05:03さーて、まずは
01:05:04ふん、落ちてる缶を、華麗にスルーしてやったぜ
01:05:18あ
01:05:24看板が倒れてたって、全然平気さ
01:05:28白鳥くん?
01:05:33白鳥くん?
01:05:35行け!
01:05:40白鳥くん?
01:05:46白鳥くん?
01:05:48え、ちょ、え、もう
01:05:51先生!
01:05:53先生!
01:05:54あっ、白鳥くん!
01:05:59これ
01:06:07危なかったー
01:06:09拾ってくれてありがとう
01:06:14安心したよ、白鳥くんが変わってなくて
01:06:18僕って、かっこ悪いですよね
01:06:21全然?
01:06:23そんなことないよ
01:06:25あの、先生
01:06:27さっきの話、なんですけど
01:06:30あー
01:06:34先生さ、結婚してるんだ
01:06:38へー、って、えぇ?
01:06:40高校の時から付き合ってる人なんだけど
01:06:44なんだよそれ
01:06:46ごめん、言ってなかったっけ
01:06:47あー、あれですか
01:06:50当時はちょっと、悪かった男に惹かれて、みたいな
01:06:54うーん、うちの旦那、白鳥くんにそっくりなんだよね
01:06:59え?
01:07:01高校生の時、初デートの日曜日にね
01:07:05クラスから一人、ボランティアを出さなきゃいけないことになって
01:07:08誰もやりたがらないときに、旦那が、俺やりますって言っちゃったわけ
01:07:15初デートの約束、してたのにですか?
01:07:18そう、もう私信じられなくって、なんでそんなことするのよって問い詰めたの
01:07:24向こうはもう、ひたすら謝るばっかりで
01:07:26そうですよね
01:07:29でも、私は、あの人のそういうところを好きになったんだなって
01:07:37白鳥くんもきっと、同じ状況だったら、旦那と同じことするんじゃないかな
01:07:40白鳥くんもきっと、同じ状況だったら、旦那と同じことするんじゃないかな
01:07:50白鳥くんはかっこいいよ、模範的とか、そういうことじゃなくてさ
01:07:59本当ですか?
01:08:01先生、男を見る目は確かなんだから
01:08:05明日は、服装も髪も、直してきます
01:08:10うん
01:08:12そして僕は、このままの僕で、いつか絶対、最愛の恋人を作ってみせます
01:08:19うん?
01:08:23白鳥くん、ちょっと、いいかい?
01:08:27あ、はい
01:08:28ははは、紹介するよ
01:08:39明日から、教育実習で来られる山本先生だ
01:08:43はじめまして、山本です
01:08:47天使と、出会ってしまった
01:08:55僕のこと、好き?
01:08:57僕は、めっちゃ好き
01:09:03希望で、世界さえも、試し続けて
01:09:09また明日へ、明日へ、明日へ、明日へ、明日へと、切り開いてく
01:09:19まだ見ぬ、歌方の、夢の舞台へ
01:09:24ええ、また一人、一人、一人、重ね、離れる、空の声
01:09:33夢を、夢を、夢を、夢を、夢を追いかけた
01:09:48夢を、夢を、夢を、夢を、夢を追いかけた
01:09:55夢を、夢を、夢を、夢を、夢を追いかけた
01:10:07先輩?
01:10:08ん?
01:10:09握っちゃいました
01:10:10誰にも言わないでよ
01:10:11先輩?
01:10:13パンパン!青森です!
01:10:15なあ、俺じゃ、あかん?
01:10:19めちゃめちゃ幸せにしてみせる
01:10:22この番組は、ご覧のスポンサーの提供でお送りしました
01:10:26お店が、うつぞ!
01:10:27それ何ですか?
01:10:28使いたかっただけや
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