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00:00雪合戦楽しんでますね実はここ高知県なんですまもなくやってくる本格的な雪の季節昨シーズン雪に慣れていない地域にもまとまって降ることが多くありました
00:28こっちまでちょっとこんなに雪が降りてくるって思わなかったのでさらに北海道でもこれまで経験したことのない大雪が除雪を3時半からしたんですけどもう除雪がもう全然間に合わなくて
00:54帯広市では12時間に降る雪の量の国内記録を塗り替えたんです
01:31雪ないからいけるなトゥルーンみたいな感じで横断歩道この冬あなたの街にも降るかもしれない大雪への備えをお伝えします
01:46防災への羅針盤明日を守るナビ
01:58こんにちは寺門愛子です明日を守るナビ今回のテーマはこちらですこの冬の大雪ここに注意今雪国だけではなく全国各地で大雪が降ることが増えています大雪が降るとどんなことが起きるのか
02:28よろしくお願いいたします
02:58変化はもう突然の大雪そして年によって全然降り方が違ったりとかあとはやっぱり雪の質も変わってきてるなっていう印象はありますねその辺なぜそうしたことが起きてるのかということも今日ちょっと一緒に見ていきたいと思いますさあ一方で磯山さんは雪との関わりっていうことで言うとどうでしょう?
03:23私茨城の東のエリアの出身なんですけどほとんど雪が降らないので雪で苦労しましたっていうことがないですがどこにいても雪が降るということなので今日はちょっと対策を聞きたいなと思います
03:39まさに全国どこでも大雪が降る可能性が今あるということで対策の目も一緒に見ていきたいと思いますさあでは今日のナビゲーターをご紹介します防災科学技術研究所雪氷防災研究センターの中村和樹センター長ですよろしくお願いします
03:58さあでは早速こちらの日本地図をご覧くださいこの赤く塗られているところはいこれですね昨シーズンの冬にですね大雪警報が発表された都道府県になりますへぇこんなに?
04:14全部で30都道府県にまたがってますね大雪警報が発表される基準というのはそれぞれの地域によってさまざまなんですけれども一つ言えるのはですね重大な災害が予想される時に発表されますのでそういった雪が全国的に降っているような状況になっていますじゃあその昨シーズンの雪はどうだったのか振り返ってみましょう
04:44北東でみかんなど柑橘類の産地として知られる愛媛県八幡浜市 今年2月大雪に見舞われました
04:56これ雪のハウスです
05:00柑橘を栽培する農業用ハウスが雪で押しつぶされました
05:07市内で100カ所近くのハウスが被害に
05:14まもなく収穫というタイミングでのことでした
05:19あーもうもうショップですね
05:24今まで努力してなぁ
05:27実作ってきて生活しよったんですが
05:31何よくは寂しいです
05:35山口県山陽尾野田市では車の立ち往生が発生
05:40断続的に雪が降り
05:44多いところでおよそ20センチ積もっていたとみられています
05:51瀬戸内海に面した雪には慣れていない街
05:55要徹しての作業を続けましたが
05:58立ち往生の解消には発生から8時間かかりました
06:04北国でも想定外の大雪が
06:11北海道帯広市
06:15夜9時から朝9時までの12時間で
06:19120センチも降りました
06:23それまでの全国の記録をおよそ30センチ上回ったのです
06:30ここまでは想像してなかったかなって
06:3443年間ぐらい生きてきて初めてだったんで
06:38びっくりしました
06:39除雪車も動けなくなるほどの経験したことがない大雪
06:45物流が止まり臨時休業に追い込まれたコンビニエンスストアも
06:53市内のバス路線は全て運休になり全線再開まで2週間以上かかりました小中学校も臨時休校になるなど市民の生活に大きな影響を及ぼしました
07:14ああね清水さんのね故郷の帯広市ことし2月ね大変な雪が降りましたねいやもうほんと災害レベルといってもおかしくない積雪量だったんですけどもやっぱ帯広っていうのはもともとそんなに降雪量が多い地域じゃないんですよまあ冬場で言えばスケートリンクがあって冬雪降らないのでスケートがしやすいへえその中でこれだけ雪を降るとやっぱり街が対応できないああもうほんとね
07:43本当に生活にね大きな影響が出ますよねそれから愛媛県や山口県の例もありました中村さんこれまで雪が降らなかった場所でも降るようになってきたということなんですねはいそうなんです日本列島全体がですね雪が降りやすい状況になってきているというふうに言えるんですそれがこちらです日本列島露天風呂化問題えっ?
08:13露天風呂ねありがたいですけどそういうことではないんですよね今回は大変な方ということですね大雪になる集中誤説になる一つの要因なんですけども露天風呂を想像すると特にお湯があったかいとすごい湯気が上がって真っ白になりますよねイメージとしてはああいったことが起きてるんです海面水溶が非常に今高くて水蒸気が蒸発する量も多くて
08:43それが陸の方に流れ込んできて大雪になるとその海面水温と大雪がどう関係しているのかというのを中村さんの防災科学技術研究所で調べたということなんですよね私たちの研究所とそれからいくつかの大学ですね
09:13この海面水温を表した図ですねはいこれに赤いより赤いところの方がですね平年に比べて海面の水温がですね高い状態のことを表しているんですね
09:43いや非常に珍しい現象ですここまで高いのは珍しい現象ですね海洋熱波っていう言い方をしてるんですけども非常に異常に高いと言ってもいいんですけども海水温が数日以上続くような状況のことをこういった言い方になります
10:02平年よりも4度から5度高いそこが露天風呂化してるっていうことですよねやっぱこの海面水温が高くなってるっていうのは温暖化とかとも関係してるんですかはい海面水温が高いっていうことはですね例えば夏の気温なんかも関係してまして高温の夏が続いてますよねそういった気温が海面を温めてるっていう側面もあるので
10:32でもね何となく地球温暖化とか暖冬っていうふうにね最近もよく聞きますけどそうすると雪も少なくなるようなイメージがあるんですか確かに暖かいからそうですね全体的な雪の量は減少傾向なんですけども先ほど清水さんがおっしゃられたように集中的に降るこういった降り方っていうのが最近非常に目立っています
10:58さてその冬の露天風呂に入っている状態の日本列島それによってもたらされる雪は特徴があるんです雪の多い地域として知られる青森県の津軽地方です今年1月雪かきをする市民が口にしていたのは
11:28今年の雪なんか重いような感じがしますよね
11:33雪が重い
11:37そうした雪による被害が続出 国の重要文化財にも
11:47観光名所として知られる弘前公園 雪の重みで松が倒れ
11:53およそ400年前に建てられた矢倉を直撃 日差しが大きく壊れました
12:01重い雪の影響は特産のリンゴにも
12:08弘前市のリンゴ園では枝が折れたり幹が割れたりする被害が
12:15どんな眺めるしかない
12:19雪を落ちて自然に落ちてくれれば一番いいんだけど
12:25昨シーズン雪による青森県の農業被害額はおよそ215億円
12:33統計が残る1980年以降最も大きくなりました
12:39いやぁその雪が降る量だけではなく雪の質も関わってきてるっていうのにびっくりしました正直僕も感じていて除雪の器具っていうんですかねスコップとかやっぱり軽くするためにプラスチック製でできたりとかするんですけどそういうものが折れたりするっていうのが現象で起きていてあの今までですと例えば北海道まあ東北にも
13:09そうですけども割とサラサラした雪が降ることが多かったと思うんですところが今あの気温がですね少しずつ上昇してきて湿った雪しかも重たい雪こういった雪が降ることがですね増えているそのサラサラのね軽い雪と湿った重い雪どれくらい違うのかこちら2つの雪の塊の模型をご用意しました
13:38向かって右側がサラサラの新雪そして左側がザラメというふうにもねいわれますけれども水分を含んだ湿った雪をイメージして作ったものです持ってみて頂けますかはいじゃあ新雪から落ちますあはい軽い軽めこんな感じはいじゃあ今度は重い湿った雪の方ですねはいはいあ!
14:07あっ重い!
14:11私結構リアクション大きいって言われがちなんですけどこれはパンパってこれぐらいだから同じ大きさなんですがどうですか全然違います雪じゃないみたいもうカチカチに固められた雪だるまを持つ感じというか
14:41下側が約10キロぐらいあるんです5倍ぐらい違うんですよ5倍そんなに違うんですか同じ体積なんですけどもだんだん雪変化をしますねここで2つのことが考えることができるんですけども1つは積もってから縮んできますそして気温が上がったりして1回溶けたりしてさらにこう密度が増すと言いますかね
15:11実はこれの中間ぐらいの雪も最近降るようになってまして我々の研究所では統計的にもですねそういった雪の降る割合が少しずつ増えている。
15:21屋根の雪下ろしをした際の転落ですとか落雪屋根から落ちてきた雪に巻き込まれて亡くなったケースなど屋根に関連した事故というのが圧倒的に多いことが分かりますよね。
15:51中村さんその屋根に積もった雪というのは特徴があるんですよねはいあの先ほど体験していただいたような重い雪に変化していくわけなんですけども屋根の上で太陽が当たって雪が溶けて密度が高くなったり気温が上がることもそうですし建物からの熱も雪が溶けてさらに密度が高くなる硬い雪になるということですね。
16:17そうした重い雪が屋根から落ちてくるとどれくらいの衝撃なのかこちらをご覧ください。
17:55落石と同じ威力というかびっくりしてます。
18:01雪に慣れてないようなふだん雪が降らないような地域でも大雪になるケースがあるのでそういった地域では特に注意が必要です例えば東北だとか北陸だとここにあるような雪止めといってこう雪がすぐに落ちてこないようにするような仕掛けがですねされてるんですけどもそんなに雪が降らないところだと東北や北陸ほどこういった雪止めがついてなかったりそういう場面がありますので特に注意が必要かなというふうに思います。
18:30より注意を払っていただきたいと思います雪の事故で最も多い屋根からの転落これ被害に遭う方は特徴があるんですよねはい特に65歳以上の高齢者の方の割合が非常に多くて非常に問題になっていますね。
18:49でもそうした事故を防ぐために雪下ろし安全10か条はいこちらを国土交通省がまとめていますこれちょっと具体的に見ていくとこのようになってるんですねこれ清水さんはご覧になってはいやっぱりご存じのものばかりですか?
19:19多いのかなっていう印象はあるんですけどどうしてもね一人でやってしまったりなかなか声掛けしづらくてそういうケースあるんですけども一人でやってしまうと例えば仮にそこで何か起こったとしても発見までが非常に遅れるので助かる命も助かんなくなるケースもあるわけです。
19:49あと相談して家族でも住民の町内会の方だとかそれから業者の方でねそういったサービスをしているあとは行政自治体なんかにもご相談するといいかなというふうに思うんですあの屋根の雪下ろしを例えば業者頼むときに一定の補助を出してくれるだとか
20:08こういったサービスもあるのでぜひあの自治体の方に問い合わせて利用していただきたいなというふうに思います
20:14でこの屋根の雪下ろしに関して防災科学技術研究所で中村さん発表している情報があるんですよね
20:24はい雪下ろしになるという情報ですこれ雪の深さではなくて重さそのものの分布をですね色で示しています
20:34例えば黄色だともうすぐ雪下ろしの基準に達してますよだとか赤だとそれ以上紫だと倒壊の危険性がありますよだとか
20:43そういった情報になっていますこの情報なんですけども実はですねなるべく屋根に上がってほしくないからこの情報を出しているんですよね
20:52黙っていると綺麗にどうしても綺麗にしようと思いますよね除雪ってだから頻繁に屋根に上がってしまうケースってあるんですよ
21:01まだ大丈夫なんだとなるべく適切なタイミングで屋根の雪下ろしをしてほしいこういった思いからですねこういった情報を作っているんです
21:09こんなものもありますこちらは積雪荷重計算というものなんですが先ほどの雪下ろしシグナルは雪下ろしを全くまだその審査を行っていない状態でいない場合どのくらいというのが分かるものだったんですが
21:28中村さんこちらはその場所で一回雪下ろしをしてしまったらもうリセットされちゃいますよねゼロになっちゃいますよね
21:36ですので場所を選んで雪下ろしをした日を入力して今を入力すると雪下ろしした日から今までの雪の重さを計算できるわけなんです
21:48これでじゃあそろそろ雪下ろしが必要なタイミングですよというのが分かったらその時はやっぱり専門の業者に依頼するだとか雪下ろしをすると
21:58周りの方にぜひご相談していただきたいです
22:01さあ続いては大雪による車の注意点も見ていきます雪が降り積もった際に発生するのが車の立往生ですこの際に一番注意が必要なことは何でしょうか一酸化炭素中毒なんですはい先ほどたくさん雪がもう集中的に降ってあっという間に積もっちゃうということを言いましたけれどもそうなるとマフラーが埋まってしまって
22:31最悪の場合はそうすると死亡事故に至る場合があるんですね
22:37そうした事故が毎年のように起きていますこの一酸化炭素中毒どんな仕組みで起きるんでしょうか?
22:46車が雪に埋まった状態でエンジンをかけるとどうなるのでしょうか?
22:53色のついた煙を一酸化炭素を含む排気ガスに見立ててその流れを検証しますエンジンをかけると行き場を失った煙は車の下で一気に広がりました
23:13数秒後には車の下にたまった煙がエアコンの吹き出し口や車体の隙間から車内へその勢いは止まりません
23:33およそ1分後一酸化炭素の濃度の上昇を知らせるアラームが鳴り始めました実験開始からおよそ10分車内の一酸化炭素の濃度は激しい頭痛やめまいなど体に異常を感じるレベルに達しました
23:58車が雪に埋まった状態では決してエンジンをかけないでくださいいやあのやっぱり寒さに負けてしまってエンジンをかけてしまうっていうのがいくらこう車の中にいてもエンジンを止めてしまうと一気に冷えるんですよね
24:20いやその車の中に広まるのがすごく1分後10分後には体に異常を来すっていうレベルまで行ってるっていうのあっという間すぎてちょっと恐ろしいですね
24:31今のVTRだと色がついてましたよねでも実際あれ色ないんですよなので知らないうちにもう危険な状態になってるってことはねあるんですね
24:431つはエンジンを切るっていうのはもちろん一番効果があるんですけども清水さんが言われたように寒いんですよ本当にだから防寒着用意しておくっていうのはもちろんですそれとどうしてもエンジンをかけて暖を取らなくちゃいけない場合はマフラーのところをしっかりこう開けてですね
25:05伊坂田層が逆流しないようにしてこういう注意しながらエンジンをかけるということになるかというふうに思います
25:13さあ大雪への注意点見てきましたがじゃあこの冬のね天気傾向どうなるのか教えてくれるのはこの番組ではおなじみ気象予報士の斎田紀美春さんです
25:26斎田さんお願いします
25:27よろしくお願いします
25:29よろしくお願いします
25:30今日は高い海面水温と大雪の関係というのを私たち見てきましたけれども実は斎田さん大学は水産学部で卒業論文も海水温とホタテについて書いたということで
25:44気象予報士の中でも人一倍海水温には敏感だということでしょうか
25:50最近サーフィンもしてますのでそれで焼けてるんですか海が好きですね海水温も含めて海の情報は今もよくチェックしています
26:01さあではね今シーズンの海面水温と雪はどうなんでしょうか
26:07じゃあこちらまずご覧いただきたいんですがこちら今月の日本列島周辺の海面水温になりますどうですかねこれ結構赤い太平洋側が赤いところ多いんです多いです確かに平年より高いんですね今年夏かなり暑かったですけれども夏に海面水温が温められてその状態がまだ続いているという状況なんですね
26:32もう着々と露天風呂下で準備は雪の準備されてるっていうそういう状況なんですよね
26:39で今シーズンの冬どうなりそうなのか気象庁の予報をまとめたのがこちらになります
26:45最近暖冬が多いんですけども今シーズンは冬らしい冬になりそうだということ
26:51そうなんですよね冬型の気圧配置が強まる時期があって日本海側で雪の量が平年よりも多くなる可能性があります
27:01特に冬の前半ですよね大陸から寒気が流れ込みやすくてこのように先ほど見たように海面水温高いですから一度に降る雪の量が多くなる可能性があると思っておいた方がいいという状況です
27:15日本海側はちょっと注意ということで太平洋側はどうですか太平洋側をね雪を降らせるのは南岸低気圧と呼ばれるものですけれども南岸というだけあって本州の南側南岸付近を通る低気圧です気温が低い時ですねそういう時にこの南岸低気圧が通ると大雪になることがあるということです
27:37南岸低気圧が近づいてくるとどうなるのか東京の例を振り返ってみましょう今年3月南岸低気圧の影響で東京は雪に鉄道は遅れや運休が発生高速道路も通行止めになりました
28:013年前の1月には東京都心で10センチの積雪を記録
28:09あちこちでスリップし動けなくなる車が続出しました
28:15雪が降り始めたからの24時間で交通事故に関する通報は都内で1000件以上に
28:26都市機能が麻痺するケースが相次いでいます
28:30いやこんなに降ってたかなっていう驚きとだから本当に忘れちゃうんですよねだからこそ危ないというか毎回またドカッて雪が降った時に交通機関がストップして苦労したり滑ったりとかいろいろしてしまうんだなって今反省してます
28:54南岸低気圧が来ると東京では大雪が降るということがあるんですが
29:00じゃあこれ他の地域どのくらいの範囲に影響が及ぶというふうに考えたらいいんですか
29:07要は低気圧が南を通ると北から冷たい空気を吹き込んで雪になりやすいんですから関東だけに限らず九州など西日本でも雪が降ることがありますし
29:19例えば津軽海峡付近に低気圧が進むと北海道の太平洋側で大雪になるということもあるんですよね
29:25これ天気予報で南岸低気圧きますよっていうのを見たらもう必ず雪が降るんだって思ってた方がいいんですか
29:34そうとも限らないんですよね雪で降るのか雨で降るのかその予測が非常に難しいんですね
29:41それによって影響も大きく変わってきます
29:44たった10ミリの雨でも雪として降ると10センチくらいの雪になりますので
29:49その影響の違いというのはねよく分かるかと思います
29:53東京韓国気象台の方でこういったものも公表してるんですけども
29:57これどういう時に関東で雪が降るかというものなんですよね
30:03いっぱいありますねなんて工程がどういうことですか
30:07単純に気温が高いか低いかだけじゃないんですよね
30:11内陸の方にどれぐらい強い寒気がたまっているかとか
30:15低気圧がどれぐらい発達するかとか
30:17それによって風向けがどうなるかとか
30:19いろんな条件を加味して予想してるんですよね
30:23斉田さんが今回の南岸低気圧は雪にはなりません
30:28大丈夫ですと言ったとしてもその後また状況が変わるということも
30:31大丈夫です言わないです
30:33結構ですね雨が降る可能性が高くても
30:37少しでも雪の降る可能性があって
30:40量が多くなって影響が大きくなってしまうような時は
30:43雨の方が可能性高いんですけれども
30:45雪になって交通に影響が出る恐れもありますので
30:48時間に余裕を持って行動してくださいとか
30:50ちょっとねこの幅を持ってお伝えするようにしてます
30:54だからそのね思いやりをちゃんと受け取らないといけないですね
30:58はいですからニュースウォッチ9ぜひ見ていただいて
31:01はい 詳しく解説しております
31:04最後に入れてきましたね
31:06はい 斉田さんここまでありがとうございました
31:10ありがとうございました
31:11いざという時に役に立つ防災の知恵
31:17今回は水を節約できる湯煎のすき焼き
31:23調理には熱に強い高密度ポリエチレン性と表示があるものを使います
31:31食材と調味料をポリ袋に入れて
31:35なじむようにもみ込んでいきます
31:37ねじりながら袋の空気を抜くと
31:43味がより染み込みます
31:45袋が直接鍋底に触れないよう耐熱皿を入れて袋が浸るぐらいまで水を注ぎ強火で15分すき焼きの出来上がり節水に役立つ湯煎料理複数の品を一度に作れて便利です
32:10さあ続いては大雪への備えをクイズ形式で学んでいきましょうまずはお二人東京で街歩きの番組の撮影をすることになりましたところがこの日の天気南岸低気圧の影響で雪の予報だというんですで実際に雪が積もり始めた街を歩いていると
32:40滑って転びそうになってしまいました三沢山さん実際こういう経験ってありますありますあります慣れてないんでいや僕も氷とか雪の上慣れてるはずなのに僕も転びますねえ慣れてるとこかねスケートの金メダリストでもでも転びます
32:59ではですねどんな場所が特に滑りやすいのかというのをお二人に考えていただきますはいはいこちらに街の様子を示したイラストをご用意しましたこの中で特にその大雪の時に足元に注意してほしい場所にそれぞれ印をつけてくださいお願いしますえっでもまあ階段階段ね階段ね階段ね階段ね階段ね階段ね階段ね階段ね階段ね階段ね階段ね階段ね階段ね階段ね階段ね階段ね階段ね階段ね階段ね階段ね
33:29特に気をつけてほしい場所歩くのにでも先ほど学びました屋根の下あっ!とか木の下この辺あと私ここ油断すると思うんですあっ行ける雪ないから行けるなトゥルーンみたいな感じで横断歩道はいぐらい分からないでは清水さんはどうでしょうかいや僕正直全部滑るんじゃないかと思うぐらいなんですけど特に言うとまあ本当伊勢山さんの中でもこの階段のこの階段ね階段ね
33:59人が歩いてる圧縮されてる部分とこの降りたところ降りたところはいはいはいあとはこのバス停の乗り場乗り降りする停留所この交差点のここみんな踏みつけて圧縮されている部分めちゃめちゃプレゼン大会みたいな感じでしょあとはこう地熱がないんでここの橋の上まあここもそうですよねあとは玄関ここの出入り口温かいとこ冷たいとこでここ溶けて出入り口が非常に滑るすごいこれ中村さんもう解説の必要ありますかありませんね
34:29もうねこれ全部に丸をつけたいですねもう一箇所に丸です全て当てはまるんじゃないかすごい横断歩道も特にこの白線のところこれが非常に滑りやすい白線の上ってなかなか溶けた水が下に浸透しづらいので水が残っちゃってそこを凍ると非常に滑りやすくなっていますあとさすが磯山さんさっき学びましたね学びましたはいあの足元だけじゃなくて頭上の雪も注意ということで
34:59さて東京で雪が降ると一日に何百人もの方が転倒して救急搬送されるということが珍しくありません大きなけがを防ぐためにどうしたらいいんでしょうか
35:20よろしくお願いします北海道医療大学の鈴木秀樹教授です雪道で転んだ人延べ400人ほどにアンケート調査を実施けがをした時の状況などをまとめてきました
35:37手に荷物を持っていたっていう風な方がですね全体の約4割以上いらっしゃいました 平均であるようなところをこう例えば歩こうとする時に手でバランスを取りますよね
35:51っていうことはやはり手が空いているのと手が塞がっているのとではバランスの取り具合が違うということになりますので
36:00荷物を持っていると滑った時にバランスを取りにくくなります
36:04転んだ際も手をつくことができず体で着地
36:09大きなけがにつながりやすいんです
36:12増えているのがスマートフォンを見ている時の転倒
36:18手が塞がる上に道路状況に気づかず転んでしまうのです
36:27荷物はリュックサックなどに両手を分け滑った時すぐに手をつけるようにしましょう
36:33また調査では転んだ際頭を怪我したと答えた人が4割以上に達しました
36:41大きなけがから頭を守るにはまず帽子をかぶること
36:49最近はさらに効果的なグッズもあります
36:53帽子の中に入れる干渉剤
36:58衝撃を7割ほど抑えられるといいます
37:01中には初めから干渉剤が入った帽子も
37:06介護用品店などで取り扱っています
37:10さらに鈴木さんはスノーボード用のインナーを使って
37:17胴体も守っています
37:19肩や肘、お尻など転んだ際の衝撃を和らげてくれるんです
37:29対策をすることで雪道を歩く時の意識が高まり
37:33怪我の防止につながると鈴木さんは指摘します
37:37滑るかもしれないねというふうな
37:39そういう意識を持って歩いてくれる
37:42転ぶことは完全に予防できないかもしれませんけど
37:45その後のおけがの程度を軽くする
37:48あるいはけがをしないようにするというふうなことには
37:50役立つんじゃないかなというふうに思います
37:52気をつけないとなって思いました
37:56私が雪国に行くってないと観光で
38:01おそらく行くことが多いと思いますけど
38:03歩きスマホってダメですけど
38:05何か地図を思わず見たりとかして
38:08調べるのにね
38:09それで歩き出しちゃったら
38:10デンってなりそうだし
38:12私もかつて札幌局に勤務していて
38:162回転んで頭打ちました
38:19本当に頭を打つってね
38:22あるので
38:23これも皆さんに本当に気をつけていただきたいなと思います
38:27今回鈴木さんからこの雪の上で転びにくい滅ばないための歩き方を教えていただきましたまずはお二人その雪の上でどうやって歩いたらいいのかちょっと実演をしていただきたいと思いますはいじゃあまず磯山さんはい私は何か聞いたのはこうやって細かく歩くって聞きました小幅をね小さく小さくこうじゃなくてこうやって細かくはいはいゆっくり歩いてねって言われましたよなのにねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえ
38:57細かくゆっくり歩くありがとうございますはいはい清水さんははいいやこれ本当なんですけどマジでこうやって滑りながらこうやって歩いてねえかっこいいですよねえ本当にこれネタでもなんでもなくて氷見えた人がこう走ってバーって滑っていったりとかめっちゃ清水さんじゃないですかこれは絶対一般の方はやってはいけませんそうですね清水さんだからなし得る技ですよはい
39:23僕がもうほんとこう磯山さんのようにちょこちょこっていうかペンギン歩きのような感じでほんとこうペンギン足はあんまりこう上げすぎず平行に平行にっていうかちゃんと地面に足裏をくっつけた状態でっていうのをやってますねありがとうございます清水さん鈴木さんが教えてくれた滑って転びにくい歩き方ポイントはこちらになりますはいね今ね清水さんもねおっしゃったように
39:53全体で着地をするとすり足さっきね清水さんが見せてくださったような滑って前に進むというのはあれはもう金メダル取った人以外はダメです歩幅を小さく小さく前に進むとでその際にこうコップを持って水がね結構いっぱいに入ったコップを持ってそれをこぼさないように歩くイメージ
40:23これも一つちょっと基準として覚えておいていただきたいと思いますではクイズの2問目です撮影を終えた2人はマネージャーの運転する車で帰ることになりました雪はやんで一見すると道路には雪がない様子ですでこの時注意したいのがこちらなんとかアイスバーン
40:51アイスバーンの他にあるんですねはいカチッとアイスバーンカチッとアイスバーンどういうアイスバーンなんですかもうカッチカチなんですだからもうアイスバーンだけどもそれもよりカチカチツルツルのカチカチこれ清水さんははいこれも日々聞いているのでブラックアイスバーンという初めて聞きましたはい答えはブラックアイスバーンです
41:18このブラックアイスバーンの道路はどんな状態なんでしょうか冬の道路は思わぬ事故につながります中でも怖いのはブラックアイスバーン表面に薄い氷が張った状態で濡れただけの場合と見分けるのが難しい道路です
41:40この2つの道路どちらがブラックアイスバーンか分かりますか正解は画面上の道路です
41:54ブラックアイスバーンはブレーキの効きも悪くなります
42:00時速40キロで正道距離を測ってみると
42:06雪が積もった道路はおよそ20メートル
42:13一方ブラックアイスバーンは
42:183倍以上のおよそ70メートルでした
42:32橋の上やトンネルの出入り口交差点付近は特に路面が凍結しやすい場所です
42:43しっかりと車間距離を取り急ハンドル急ブレーキをしない運転を心がけましょう
42:51あれだけブレーキは効かないってなると街なかで走ってる時にもしもブラックアイスバーンになった時事故が起こってしまいやすいんだなっていう恐ろしさが分かりましたこれ中村さんブラックアイスバーンっていうのはどういう状況の時に発生しやすいものなんでしょうか?
43:16例えば日中気温が上がって少し溶けてですね夜間になって気温が下がってきた時にまた冷えて凍ってしまって見分けがつきづらくなったりあるいは雨のあとで路面がぬれてる時に気温が下がってってこともありますね
43:34さてこちらの qr コードをご覧ください こちらの qr コードをこのようにスマホやタブレットのカメラで読み取っていただくと
43:47きょうここまでにご紹介した危険な路面凍結ブラックアイスバーンの深掘り記事がゆっくりと何度でもご覧いただけます NHK 1ニュース防災ではこのほかにも雨雲レーダーなどの気象情報や身近な防災に関するさまざまな記事がご覧いただけます
44:07皆様の大事な人たちの命と暮らしを守るためにぜひご利用ください さあ今日は大雪への対策さまざま見てきましたがこの雪の事故を防ぐために最も大切なことは何でしょうか
44:25その大雪の時まあまあまあ2、3日ですね基本的にはそれをあの不要不急の外出はしないでなるべく外に出ないで家の中で待機して過ぎ去ってから活動するというのがあの雪の災害のあの被害を減らす一番の効果的な方法です
44:44どうしてもやっぱりねそれでもね外に出なくてはいけないという時は歩く際も車で出かける際もやっぱり今日お伝えしたようなことをしっかり実践していただきたいというふうに思いますね
44:54今日は皆さんどうもありがとうございました
44:57ありがとうございました
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