00:00もうみんな一騎など赤子の手をひねるようなもんじゃ。
00:08その頃、大谷の島を出発した天草の一騎軍は富岡城を包囲して意気盛んでした。
00:19何!キリシタンだと!
00:21はい、一騎を動かしているのは天草士郎とか申すもので、神の御子と言われておるそうです。
00:28馬鹿な!何が神の御子だ!
00:31キリシタンは死を恐れずに戦います。
00:34もし全国の隠れキリシタンが一斉に立ち上がれば大変なことになります。
00:39許せん!一騎に加わった奴らは皆殺しだ!
00:42ジョイナ!一人残らず殺すのだ!
00:45ノブツラ!
00:46その方行って参れ!
00:50幕府最高の実力者である老中松平ノブツラが、自ら島原に向けて出陣しました。
00:58幕府の大軍が来ることを知った島原と天草の一騎軍は合流して、当時使われていなかった原城に立てこもり、戦に備えました。
01:11私たちは百姓として、キリシタンとして、飢え死にするまで念を取られ、拷問を受けてきました。
01:21しかし、ついに神の裁きが下るのです。
01:25たとえ戦って死んでも、神の国でよみがえるのです。
01:30天に増します我らの父よ、我らを救い給え。
01:37天に増します我らの父よ、我らを救い給え。
01:42掛かれ!
01:44原城を包囲していた板倉重政は、江戸から老中松平ノブツナの軍勢が来ると知り、その前に城を攻め落として、自分の手柄にしようと攻撃をかけました。
01:57攻撃は失敗に終わり、板倉重政はあえなく戦死しました。
02:11数日後、松平ノブツナが柴原に着きました。
02:18まともに戦っても被害が多くなるだけだ。城内の食料がなくなるまでゆっくり待とう。
02:26信綱はオランダ戦に命じて、海から攻撃を加えました。
02:31しかし、日本人同士の戦いに外国の力を借りたということで、幕府の内部からも非難を浴びて、すぐに中止されました。
02:46武郎中様!
02:49こやつをひっとらえましたが、城内の様子を一言もしゃべりません。
02:53かまわん。殺して腹を裂いてみよう。
02:56はぁ?
02:57そうすれば、城の中で何を食べておるかわかるであろう。
03:02あぁ! あぁ!
03:04あぁ!
03:11申し上げます。調べましたところ、腹の中は米は一粒もなく、海藻ばかりでした。
03:17そうか。城内にはもう食料はないな。よし、総攻撃だ!
03:22あぁ!
03:24あぁ!
03:25あぁ!
03:27あぁ!
03:293ヶ月の牢場で食料も弾薬も尽きた一騎軍は
03:45もはや12万の幕府軍の敵ではなく
03:48天草城をはじめ3万7千の農民たちは
03:52一人残らず殺されてしまいました
03:54これを島原の乱といいます
03:581638年2月のことでした
04:02松平信須が大義であった
04:05してキリシタンは一人残らず殺したであろうな
04:09それは確かに
04:11キリシタンは国を滅ぼすもとじゃ
04:14今後とも厳しく探し出して値台足にするがよい
04:18そのためには就問改めを行ってはいかがでございましょう
04:23就問改め?
04:25はい 武士農民教人を問わず
04:29浄土神宗とか神言宗とか
04:32自分の信仰する宗派のお寺に登録するのです
04:36そうすれば必ずキリシタンを根絶やしにできましょう
04:40うーん それは良い考えじゃ
04:42すぐに実行せよ
04:44就問改めは1640年から始められました
04:49これは住民登録のようなもので現在役所で扱っている私たちの戸籍の元になったのです
04:57今一つ長崎出島のポルトガル人を追い出して貿易はオランダと民国だけに限ってはいかがでしょう
05:05うーん どんなに厳しく監視してもポルトガルは宣教師を日本へ送り込もうとしております
05:12分かった ポルトガルとは貿易を禁止する
05:16オランダ人も長崎の出島以外で貿易を行ってはならぬ
05:21貿易を許されたオランダ商人も長崎の出島に移されて監視されることになりました
05:29こうして幕府は外国との交流を行っています
댓글