00:00お過ごしください
00:30東京・赤坂で女性が刺された事件、逮捕された現役自衛官とみられる男は事件当日、不可解な行動をしていたことが分かりました。
00:51捜査員に連れられ、警察署に入る男。フラッシュに気づくと顔を隠すそぶりをする場面も。逮捕されたのは陸上自衛隊朝霞駐屯地所属の自衛官大津陽一郎容疑者43歳。
01:12今月16日、港区赤坂で40代の女性の腹などを刃物で刺し、殺害しようとした疑いが持たれています。
01:23被害者とはおよそ9年前にSNSで知り合い、交際していた。
01:30警察の調べに対し、女性と過去に交際していたと話す一方、容疑については否認している大津容疑者。
01:39全然普通の方ですよ。お子さんもたくさんいたので、すごくいい家庭なんじゃないかなと思って僕は見てたんですけど。
01:482人の間に一体何があったのでしょうか。
01:54大津容疑者とみられる男は事件の2時間半ほど前にこちらの現場のビルに複数回出入りをし、その後、ちょうどこちら隣との建物の間に隙間があるんですが、ここに身を寄せて、さらにその後、またこちらのビルの出入り口の様子を伺っていたということなんです。
02:19音楽ライブに出演予定だった40代の女性を待ち伏せし、ビルの隙間で気をうかがっていたとみられている大津容疑者。
02:31防犯カメラに映っていたのは、被害女性が乗ったポスターにスプレーで×印を書いている男の姿。
02:41その後、女性が現れると腹や手などを刺し、重傷を負わせたとみられています。
02:50犯行後に大津容疑者とみられる男は100メートルほど離れたこの辺りに止まっていた自転車に乗り、そしてこちらの左の方に逃走していきました。その後、複数回曲がって大通りに出て、最終的に青山方面に向かったということです。
03:06事件現場付近の防犯カメラに映る黒っぽい服に白い靴を履き、自転車で走り去る男、大津容疑者とみられています。その後、新宿区や練馬区などを自転車で逃走。
03:24向かったのが。
03:27自転車で逃走していた大津容疑者は、その後どこにも寄らずにおよそ1時間半かけて、こちら20キロほど離れた朝霞駐屯地に入る姿が防犯カメラに映っていたということです。
03:42さらに、警察によれば男は、事件当日の朝、駐屯地を出発してから、犯行後に駐屯地に戻るまで、4回は服を着替えているといいます。
03:56女性とは、9年ほど前にSNSで知り合ったと供述している大津容疑者。
04:04昨日、大津容疑者の自宅から、被害者とみられる女性と2人で写る写真が押収されたことが分かりました。
04:15誕生日を祝うような写真で、数年前に飲食店で撮影されたとみられています。
04:24調べに対し、大津容疑者は、
04:29自分に家族がいることは防い、女性と交際していたが、今年6月ごろに別れを切り出され、円満に別れた。
04:38トラブルは一切ありません。
04:42と供述。
04:45陸上自衛隊によると、勤務態度は至って真面目だったといいます。
04:52サンシャインが大津容疑者を知る人物を取材すると。
05:28どっちがいいかな。
05:30お祝いだからイエローもいいね。
05:32いいですね。
05:34さすが。
06:06リクルートエージェント。
06:09目覚ましテレビで出題された、今日のサンシャインクイズ。
06:15スペード、ハート、ダイヤが集まってする話は何?
06:20スペード、ハート、ダイヤといえばトランプ。
06:24しかし、クローバーがいません。
06:27つまり、クローバーなし、クローバーなし。
06:32ということで正解は、クローバーなしでした。
06:36皆さん、脳が目覚めましたね。
06:42昨日送検された大津容疑者。
06:47被害者の女性を待ち伏せし、犯行に及んだとみられていますが、
06:52どのような人物なのでしょうか。
06:55近所の人は。
07:07サンシャインが大津容疑者の中学生時代を知る人を取材すると。
07:17また、別の知人は。
07:40至って真面目で、おとなしいような性格。
07:44ただ、教育熱心な家庭で、親が厳しかった。
07:51大津容疑者は、犯行に関して。
07:55私はやっていない。
07:57と、容疑を否認。
08:01警視庁は、朝霞駐屯地の家宅捜索を行い、パソコンのほか、衣服や手袋などを押収。
08:10動機など、犯行の詳しい経緯を調べています。
08:15これも20キロ前後の距離を自分で自転車で一人で行ったというのも驚きですけれども、今のところ上がっている情報というのは、男性が被告側の容疑者の方の供述だけで、被害者の方の供述、もしくは一人というのは全然行われていないんですよね。
08:33当初、話はできたそうなんですけど、ちょっと容態がということで、それ以降はちょっと話はまだ被害者に関しては聞けていないという中ではありますけれども、今谷原さんからありましたけど、本人はあくまで現時点では否認はしているという状況の中で、防犯カメラの映像で本人自体は浮上してきたわけなんですよね。
08:50実際にこの犯行後の足取りというところで見ると、自転車で1時間半ほどかけて、本人が所属しているこの朝霞駐屯地の方に、これが防犯カメラに映っていたと。
09:02さらに詳しく調べると、朝ここから同じ時間距離ぐらいをかけて現場の方に行っている姿というのも防犯カメラ上は映っていまして、さらに現場の方を見るとですね、ちょっと不可解な行動などもね、そういったカメラには映っていたということで、2時間半前ですよ、事件の。
09:19もう現場のビルに複数回出入りして、ちょうどこの間のところにですね、隙間があるんですけど、ここから出入り口の様子を伺っていた。
09:28その一方で、事件の50分ほど前にはですね、これ被害女性、ライブ出演予定だったんですけど、写真がこう載ったポスターに黒いスプレーのようなもので大きくバツをつけて、私現場行きましたけど、とにかく目立つんですよ。
09:41これ一番目立つようなことをしている。その一方で被害女性が現場のビルに到着すると、靴をポリ袋のようなものを覆ったり、手袋をしたりという準備などをしているということで、
09:52この辺の行動に関してちょっと専門家の方に伺いましたけれども、元神奈川県警捜査一課長の成見達役さん。
09:58やはりこの計画性と強い殺意があったと見られるということなんですが、
10:01早くから現場にいたことに関しては、被害者を早く見つけるために事前に現場周辺をうろついていたのではないか。
10:09靴の裏に血が付着して足跡が残ることを避けるために袋のようなものを覆ったか。
10:15ただ一方、この黒い印をつけて痕跡を残したことに関しては、もう耐えられないような怒りがあったのではないかという、ちょっと一貫性がない部分もありますという分析ですね。
10:26これなんか用意周到な行動のようにも見えて、でも結局やっぱり公共交通機関を使わなかったのは、録画等を恐れていたから。
10:38普通に考えれば自転車、最初の被害が事件現場から逃走したと考えるルートだと大回りしたりして、
10:47多分カメラにイスラなそうなルートを選んでいるんですが、その後大通り走っちゃうとやっぱり見つかると思うので、
10:53もし自転車でずっと逃げるんだったら、もっと困りに行くとこずっと走った方が、理にはかなっている気がしますね。
10:58行きで自転車で行ったんだったら、帰りは同じ自転車を使わない方が良くない?
11:03計画性って考えるとそうなんですけど、でも計画性が高そうだけど、そうじゃなさそうな部分もあるというのは。
11:07そうなの、その矛盾している感じをすぐ受けるんですよね。
11:10そもそもだって現場が赤坂っていう、人目が多いところに行動がちぐはぐしてますよね。
11:15用意周到なところと無防備に思えるところと。
11:19あとは関係性ってどうなっているんですか?
11:21今、あくまでも本人の供述というところで見ていきますと、大津容疑者ですけれども、
11:26これまでの供述に関して見ていきますと、
11:29本当に本人当日仕事は休みだった。朝から昼頃まで職場にいたんですよ。
11:35休みだったけど。
11:35休みだったと言っている本人は。
11:37ただ、この被害女性と交際していたが、
11:40今年の6月頃には別れを切り出されて円満に別れてトラブルはないんですよという本人のこれまでの警察の調べ。
11:48今後の捜査のポイントというところで見ていきますと、
11:51なるみさんによると、動機の解明と狂気に関する、この辺りの供述をどこまで引っ張ることができるかと。
11:58ここでまた一つ矛盾しているのが、なるみさんの見解だとポスター、
12:04こうやってスプレーで罰を書くというのは強い怒りの感情を感じる。
12:07でも、交際していた女性とは今年6月後に別れを切り出されて円満に別れた。
12:13なぜそういう怒りの感情があったのかよく分からないですよね。
12:15だから、SNSで9年前に付き合ったというふうな報道になっていますけど、
12:25それがどういうような付き合いなのか、詳しくは分かりませんけども、
12:30とにかく朝霞中東地から自転車で往復したという体力はすごいですよね。
12:39そういう強い執着みたいなものを感じますよね。
12:42同時に谷本さん、今のところ容疑者からの証言聞き取りでは、
12:489年前に知り合って付き合って6月に別れたと。
12:51これ、別れる以前付き合っていない可能性もあるじゃないですか。
12:54可能性もありますよね。
12:55でも、もしもちろん面識があったのならば、
12:59何らかトラブル化をその前にしているはずなような気がするんですよね。
13:03その時に何らかの対処がもしかするとできたかもしれないと。
13:06女性側も、もしかするとストーカー化している、トラブル化している時に、
13:11もう少し手立てみたいなものがあったらばとは思いましたね。
13:14もしかしたら、そもそも一方的にずっと思い募らせていた可能性もありますし、
13:19今の女性の容態どうなんですか。
13:21一時、本当に危ない状態と言っていたんですけれども、
13:24そこからは回復したということなので、
13:27これから当然本人から話はという形になっていくと思います。
13:29まずは女性側の聞き取りを進めることかもしれませんね。
13:36おととい、EUが主催したウクライナ和平に関する関係国首脳会合で、
13:47EUの委員長やドイツのメルツ首相などに満面の笑みを見せる高市総理。
13:53さらに、
14:03駆け寄ったのはイタリアのメローニ首相。
14:08女性で初めて国のトップに立った2人が、笑顔でハグを交わしました。
14:14初対面の各国首脳とも、窮地の中のような距離の近さで、
14:20積極的な外交を展開する高市総理ですが、
14:27台湾有事をめぐる自身の答弁をきっかけに、
14:31中国政府が日本への渡航を控えるよう呼びかけるなどの影響が出ている日中関係。
14:38日本時間のおととい、南アフリカで開幕したG20サミットで、
14:46中国のナンバー2、李強首相との接触はあったのでしょうか。
14:53会場に入ると、隣のインドネシアの副大統領と握手を交わした高市総理。
15:01中国の李強首相とは、3人の首脳を挟んだ距離でしたが、
15:13お互い、視線を合わすことはなく、
15:16高市総理のスピーチに、