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  • 9 時間前
最近の映像は、902「トゥーチャ」システムの発射筒から派生させた即席の能動防御システム「KAZ antidrones」と呼ばれる対ドローン装置の試験開始を示している。トゥーチャは通常、ロシアの装甲車両で煙幕弾を発射するために使用される装置だ。

今回は、トゥーチャの筒が煙幕を放つのではなく、接近する敵のFPVドローンを無力化することを目的とした衝撃要素(インパクト要素)の束を撃ち出している。

実際には、この新システムは装甲車両に搭載された大型のショットガンのように機能し、各種口径の散弾や小型の多連発射体を発射するよう設計されている。報告によれば、破片(フラグメンテーション)弾を用いた発射が低空飛行ドローンの撃墜により効果的であったという。

工夫は見られるものの、試験結果は現時点では限定的だ。操作者は依然として命中精度や反応速度に関して重大な課題に直面している。

現状では、対策射撃は外部の観測者の指示に基づき「目視」で行われている。

この制約は、FPVドローンが高速かつ予測不能な軌道で移動する実戦環境において、システムの有効性を大きく低下させる。

出典・画像:Telegram @milinfolive | Zvezda
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