- 7周前
类别
🦄
创意文字稿
00:00Aoy!
00:30Ry rY rY rRy rRy rRy RY
00:35今日の今日の画角你を
00:37ぱっと咲かせ
00:45嗚呼 暗い部屋で一人泣いてた
00:50ずっと震えながら居場所を探してた
00:57壞れてしまいそうな幼い記憶に
01:02手を差し伸べてくれた君が今
01:08夢か現かやかしかわやかしか
01:12この世ざるもの 過去ざるもの
01:15北の彼方へ去りしもさらわれ姿隠して
01:19遠くで君の声がする
01:26叶われる隔離業
01:32トラセ トラセ ここはどこの方がめちゃちゃ
01:36境界線は飛び込べ 会いに行くから
01:39トラセ トラセ 夢の花 夢の花
01:42今日の今日とて隔離よ パッと下がった
01:45Lay, Lay, Lay, Lay, Lay, Lay, Lay, Lay
01:48お腹を満たしてくださいね
01:51Lay, Lay, Lay, Lay, Lay, Lay, Lay
01:54心を満たしてくださいね
01:57心を満たしてくださいね
02:00アオイのお嬢さん
02:10千秋さん
02:12お願いしたいことがあってきたっす
02:16わあ 銀なん
02:18これ アオイさんなら上手にいることができるっすか
02:22できるけど
02:24大旦那様たちに差し入れようかと
02:27今裏山で月見酒してるんす
02:29はあ 十五夜だから
02:32じゃあ七輪を持って行って
02:35大旦那様たちのところで入りましょう
02:38お いいっすねそれ
02:40おぉー
02:46いただきます
02:47うーん
02:51これこれ
02:52シャクシャクシャクシャクシャクシャクシャク
02:56ふぅ
02:57ごちそうさまでした
02:59春日もよくアオイさんの美味しい料理を食べると
03:02毎日元気に働けるって言ってるっす
03:06あいつ
03:07ここで働くことが大好きで
03:09あれで最初は嫌がってたんすよ
03:12そうなの
03:15春日ってかなりのお嬢様なんでしょ
03:18どうして天神屋で仲居をしているの
03:21ああ
03:22それは
03:24春日の婚約者となった者のことを
03:27どれくらい知っていますか
03:30この写真の子がそうなんでしょ
03:33春日は幼馴染だって
03:36幼い頃の清様は病気がちで
03:39文文の地のうちの大病院で療養してたんす
03:44その頃春日は勉強嫌いで
03:47学校を抜け出してはあちこちに隠れて
03:50大人を困らせてたっす
03:52春日が逃げ込んだ先の病室で出会ったのが
03:56清様でした
03:58歳が近いのもあって
04:01二人はすぐに仲良くなったっす
04:03清様に感化されて
04:07春日も本を読むようになったし
04:10勉強も少しずつ頑張るようになって
04:14清様は内潮に興味があって
04:17内潮についての本を一緒に読んで楽しんでいたっす
04:22春日は清様に淡い恋心を抱いているようでした
04:28しかし清様は病のこともあって
04:32自分の命はそう長くないと考えていたようで
04:36ある日
04:38二人は勝手に宇津潮へ行ってしまったんす
04:43二人は宇津潮をさまよい
04:45三日後に連れ戻されました
04:49清様は体調を崩してしまい
04:52春日はきつくお叱りを受け
04:55彼に会うことすら許されなくなったんす
05:01そして外の世界の厳しさを知るために
05:04罰として天神屋での奉公をすることになったんす
05:08そうだったの?
05:10お寮さんとの出会いは特別で
05:14何もできなかった春日を熱心に育てたのは
05:17まだ若おかみになる前のお寮さんでした
05:21へぇ?
05:23こういうのが運命って言うんすかね
05:26あの清様が北の地の八王となり
05:30春日がそこに嫁入りする
05:33一度引き離したくせに
05:35今度は無理やり婚姻を押し付けるのだから
05:38大人というのは勝手な生き物だ
05:44葵さんと春日は後に近い立場になるでしょう
05:49八王の嫁、大妖怪の妻に
05:59いつもと違う道ね
06:02今夜のお月見は天神屋幹部の秘密基地でなさっているんす
06:06え?秘密基地?
06:09子供の秘密基地のような雰囲気があるんで
06:12そう呼ばれてるっす
06:17わぁ!すごい!
06:20さあ、あっちす
06:26え?湯気?
06:29月と温泉と酒
06:32これ最高
06:34あまり飲みすぎるな、サラク
06:37まあまあ白夜
06:39今宵の十五夜に乾杯
06:42おぉ…
06:44え?
06:46あ、あっ…
06:47よぞきとカレンチな!
06:48いやいや、突っ込みたいのはこっちだから
06:52あははは…
06:54みんなほっかほかね
06:58葵、もしかしてお前も僕と一緒に風呂に入りたかったのかい?
07:03なんでそうなるのよ、大旦那様!
07:06せっかく銀南を居ろうと思って来たのに
07:10銀南?
07:12千秋さんが取ってきてくれたのよ
07:14春日のことで、お礼とお詫びです
07:18そうか
07:20春日は機敏に働き、時に確信をつく、良い仲位だった
07:24孫娘が一人出て行くみたいで、かなり寂しい
07:42はい、大旦那様
07:44ありがとう、葵
07:49うん、うまいな
07:51唐々と炙ったの、香ばしくてホクホクで
07:56ふりかけたアラジオが効いてるでしょ?
07:59おお、いいね
08:01うん、いけるな
08:04そうだ葵、うまい甘酒を手に入れたんだが、飲むかい?
08:10飲みたい!
08:16わぁ、美味しい!
08:18ホッとする味だわ
08:21僕も飲もうかな
08:23なら、私が継ぐわよ
08:25二人とも、もう本当の夫婦のようだね
08:29え?
08:30春日の嬢ちゃんのついでに、こっちも席を入れてしまえばいいものを
08:35うん、葵くんもそろそろ覚悟を決めたまえ
08:39やめろ、お前たち
08:41僕はもう、葵に無理じいはしたくないんだ
08:44え?
08:45僕は、葵が僕を夫にしてもいいと思えるまで、いつまでも待つよ
08:53あぁ…
08:54お前は、いつまでも待ってるつもりはないって言っていたのに
09:00もしかして、もう私を嫁にしたいという強い気持ちはないとか…
09:06あっ…
09:08分からない…
09:12大旦那様、何考えてるの?
09:17ねえ、葵ちゃん…
09:21みんな私に仕事をさせてくれないんだ?
09:25私が右大臣の娘だから、怪我させたらたまんないとか言って…
09:29今まで散々こき使ってくれてたってのにさ…
09:34お寮様とも喧嘩しちゃった…
09:36お寮と?
09:38北の地に嫁入りするのなんてやめろって、わんわん言うんだ…
09:42無理だよって言うと、すねちゃって…
09:45はぁ…
09:46暇すぎてたまんないよ…
09:49なら、夕顔で働くってのはどう?
09:52いいの?私、ここで働く!
09:56じゃあ、まずは…
09:58はぁ…いい匂い!
10:02天神屋の新しいお土産候補よ!
10:05実質、米粉で作った蒸しパンなんだけど…
10:08葵さん!
10:10おはようございます。お願いしたいことが…
10:15おはようございます。
10:16かすがさん…
10:18銀次さん、今日からかすがはうちの新米従業員なの…
10:23仲井の仕事をさせてもらえなくてさ…
10:26では、今日から夕顔で働く形で、私が話をつけておきましょう…
10:32よぉし!じゃあ、続き!これから試食するんだよ!
10:36よろしければ私も…
10:42はっ…
10:44ふわふわ…ふわふわもちもち!
10:49これは、おいしいですね!
10:52ふわふわもちもちは米粉だからよ!
10:55今のは卵味!
10:57こっちのも食べてみて!
10:59う、うーん!おいしい!
11:03これ、チーズだよね!
11:04北の地から取り寄せたクリームチーズを使ってるの!
11:08北の地…
11:10隔離用ではまだ一般的じゃないけど、チーズのおいしさを知ってもらいたくて…
11:15いいね!
11:16ちなみに生地には、ブランド米おにほのかと、低い鳥の卵を使ってるわ!
11:22どちらも地元、鬼門の地の名産ですね!
11:25えぇ!
11:27けど、茶碗蒸しのお椀じゃ売れないよね!
11:31写し用だと、薄い紙やアルミのカップがあるんだけど…
11:36なら、さらく博士に相談するといいですよ!
11:39大抵のものを作ってもらえますから!
11:42早速行って頼んでみるわ!
11:45ところで、銀次さん、さっきお願いって言ってたわよね?
11:50はい!実は今、秋祭りに合わせて天神屋でカボチャ祭りをしようと計画してるんです!
11:57カボチャ祭り!
11:58ハロウィンみたいな?
12:00そうです!
12:01それに合わせて、カボチャを使ったお料理やお菓子を作ってもらえないでしょうか?
12:07いいわね!
12:08天神屋を辞める前の楽しみができたよ!
12:12ちなみに、大旦那様はカボチャが苦手です!
12:16えっ!?
12:17大旦那様にも苦手があるのね!
12:20カボチャかぁ…
12:23うんうん、すごくいいじゃないか!
12:26天神屋の新しい土産にぴったりだよ!
12:30ただ、ひとつ問題があって、器がなくて茶碗蒸しみたいで…
12:35あー、嫁子ちゃんが欲しいのは、こういうのだね!
12:40そうよ!
12:41うつ塩から取り寄せた土産物のやつを、研究用に取っておいたんだ!
12:46卵味かチーズ味か、一目で分かるように、髪の色を変えるといいね!
12:51うん、あやかし好みの紅白、白と赤が良さそうだ!
12:56えー、第三工房長、第三工房長!
12:58至急サラクのところまで…
13:02はい、でちゅう!
13:04おお!
13:06この設計図のものを作ってくれない?
13:08わかったでちゅう!
13:10あとは賞味期限の話なんだけど…
13:14あ、はい!
13:15この地下に、ゆもりのしずらくんの実験室があるから、地獄虫のことを聞いてごらん!
13:21地獄虫!?
13:23まあ、おいしい!
13:26サラク博士が、地獄虫のことで相談するといいって…
13:31地獄釜ですね!
13:33地獄釜?
13:35これが地獄釜です!
13:38温泉の熱い水晶器で蒸し上げる釜なんです!
13:42ここの温泉には殺菌作用や防腐作用があるので、
13:47私たちが戦術をかければ、きっと20日ぐらいは持つと思います!
13:52えっ、そんなに!?
13:54すごいね、地獄釜!
13:56地獄釜の地獄マンか!
13:59地獄マン!?
14:01なんだか物騒だけど…
14:03でも、いいかもしれない!
14:05鬼門の地のお土産って感じで!
14:08嬉しいです!
14:10葵さんが発案し、
14:12かすがの名付けたお土産に、
14:15私も協力できるなんて…
14:17しずなちゃん…
14:21私、また天神屋に来るよ!
14:24今度はお客として、しずなちゃんの調節した温泉に入るんだもん!
14:29かすが…
14:31身体を大事にしてくださいね!
14:34これをあげます!
14:36うわっ!
14:37血の海南湖スーパーだ!
14:40えぇ、なにそれ!?
14:43天神屋の温泉を研究して作った、塗り薬ですよ!
14:48赤に霊、ひび割れ、何にでも効きます!
14:52はい、葵さんにも…
14:54それは助かる!
14:56ありがとう!
14:58ヨメゴちゃん!
15:01完成したよ!
15:03蒸せ用の容器!
15:04えぇ、早っ!
15:06さっ、今からその地獄窯で作って、白夜のところに持っていくといい!
15:10うん…
15:13いい出来ではないか!
15:15この食感は、隔離世のあやかしは好きだろうな!
15:19はぁ…
15:21地獄窯の利用で職人たちが安定して作れて、手頃で身近。
15:27それでいてさりげない新しさがある。
15:30さっそく発売に向けて動こう。
15:33卵味もチーズ味も、15個入りで一箱洗練にしよう。
15:38北の地で作られたクリームチーズを使用している旨を宣伝するべきかと思う。
15:44春日君、君が嫁ぐ土地の最大の武器が酪農産業だ。
15:50君が名付けたこの地獄マンが、君の嫁ぐ先の名産を広める助けとなるといいな。
15:56はい!
15:58資金に関する書類を書いたから、大旦那様に許可をもらってきたまえ。
16:04春日君は残りたまえ。少し話がある。
16:07あ、あのー、大旦那様?
16:16大旦那様?
16:18いないの?
16:28大旦那様ー!
16:30アーッ!
16:32エアーッ!
16:34あ、い、いて、い、いて、やって、やめて!
16:35え、エアーッ!
16:36え、エアーッ!
16:37エアーッ!
16:38アーッ!
16:39アー!
16:40アーッ!
16:41アーッ!
16:43アーッ!
16:44アーッ!
16:45大丈夫かい?
16:46あのカラスめ。
16:47最近この辺りで悪さばかりして。
16:51大旦那様。
16:53その格好は……
16:55って、ここって屋上の庭園?
16:58在庭園? でも空船からは見えなかったのに
17:03ここは隠された花園で 外からは入れない 実質屋根裏だからね
17:10屋根裏?
17:12かつて天神屋の狼であった 黄金童子様が住んでいた場所だ
17:18黄金童子が?
17:21大旦那様は何をしていたの?
17:24菜園の手入れだよ
17:26菜園?
17:28ほら
17:30僕の菜園
17:34大旦那様って本当に鬼なの?
17:37僕は劣気とした鬼だよ 冷酷で強くてかっこいい
17:43僕の菜園持ちだけどね
17:46あ、そうだ 天神屋の新しいおまんじゅうができたのよ
17:51これが白夜さんの書類
17:53もう白夜も通しているのか 関心だな
17:57こっちへおいで
18:03わー! 貴族の洋館にありそうな噴水ね
18:08実は洋館もある
18:10ん?
18:11見てごらん
18:13オッ
18:15オッ
18:16オッ
18:17あれは黄金童子様の館
18:21天神屋に存在するらしい最大の謎
18:25そう怯えすとも
18:31ほら ここにお座り
18:35じゃあお前の新商品を試食させてもらおうか
18:39え?
18:40え?
18:41おねがいします
18:43あ、うん
18:45おー、驚きの新食感だな
18:51実にあやかし好みだ
18:53はぁ?
18:54僕から一つアドバイスがあるとすれば
18:57なんというか見た目が地味だ
19:01この表面に夜金を入れたらどうだろうか
19:04放送紙や宣伝でも使える地獄マンの印というか
19:09それいいかも
19:12アオイには実感がないのだろうが
19:15天神屋の皆がお前の実力を認めている
19:20その信頼はお前が自分の力で手に入れたものだ
19:25幹部たちは皆お前の成功を祈っている
19:29失敗しても誰もお前を馬鹿にはしないよ
19:34お旦那様
19:36僕はね、そういうアオイが本当に眩しい
19:41君は僕がいなくとも輝けるのだから
19:46違うわ
19:48だって今の私がここにいるのは
19:52いつも表で銀次さんが裏で大旦那様が支えてくれたからよ
19:57そりゃ、大旦那様が私をさらって連れてこなかったら
20:01今頃悠々と大学生活を送っているんでしょうけど
20:05はは、言われたな
20:09僕を恨んでいるかい?
20:12いえ、こんな運命ありえないって嘆いていた時もあったけど
20:18でも、写し世にいたらきっと私、いろんな意味で一人ぼっちだったもの
20:26今は寂しくないかい?
20:29賑やかで忙しくて寂しいなんて思ってる暇はないわね
20:35なんだかんだ天神屋のみんなが大好きになっちゃった
20:39僕にとっても天神屋は大事な居場所だ
20:43ここに居場所がなくなるともう行き場がないからね
20:49大旦那様
20:52なあ、葵
20:55この場所のことを覚えておいで
20:58ここは外部のものには決して見えない
21:02この庭は生きていて、天神屋のものとそうでないものを判断できる
21:09そして、天神屋の歴史そのものだ
21:14僕にとってもゆかり深い場所だ
21:19もし君が、僕を…
21:21僕を…
21:22僕を…
21:27え、まさか…
21:39か、からかったわね
21:42そう警戒しなくとも、僕は君に暗儀に触れたりしない
21:47で、でも前には…
21:50あの時は悪かった
21:53勝手に君に触れて
21:55なぜ謝るの?
21:58葵、僕は鬼だ
22:01本来とても残酷で欲望には忠実な生き物なんだよ
22:07こんな僕だが、嫌いにはならないでくれ
22:12あの…
22:13あの…
22:14よし、僕の菜園で作物を収穫しよう
22:18秋ナスとサツマイモ、あとカブとカボチャ
22:23待って、大旦那様
22:25カボチャ嫌いなんでしょ?なのに育ててるの?
22:30育てる分には好きな野菜だ
22:32育ったらあげるんだ、欲しそうなやつに
22:35なら、私にちょうだい
22:38大旦那様の苦手克服のために、カボチャのお料理を作るから
22:42え?
22:44まさか、自分で作ったカボチャを食べないとか言わないわよね
22:49あ、葵、目がギラついて怖いぞ
22:53まるで鬼のようだ
22:55いいいい、大旦那様
22:58秋祭りの夜、営業が終わったら夕顔に来てね
23:02約束よ
23:04あ、わかった、わかったよ
23:08こんな穏やかな時間を、大旦那様を、嫌いだなんて思わない
23:19空っぽになるまで救っていいかな
23:25君のくれた人さちの光
23:31一滴残らず、さらっていいかな
23:39君のそばで、さらっていいかな
23:51天神屋の秋祭り?お菓子がもらえるでしか?
23:54行くでしよ!
23:55そうしたら、雪女ちゃんたち仲良しに戻りましゅう!
24:01影術
24:07全員揃ってるわね
24:09ええ、アルファ様、七影全員ここに
24:13珍しいわね、七影が全員揃っているだなんて
24:17誰かさんがいっつもどっかに行ってていないからなのです
24:22ゼータは重宝部隊だから仕方ないでしょ?
24:25そういうことだよ、ワンちゃん
24:27うーん、何か言ったか
24:29何も?
24:30おお、眠い
24:32あっ、デルタは眠くないのです
24:35だからワンちゃんの話は聞いてないよ
24:37あっ、そろそろ本題に入っていい?
24:44で、状況は?
24:45はい、先月より稼働を開始したイータ開発による悪魔付き探索装置のおかげで、シャドウガーデンのメンバーはついに600人を超えました、600?一気に増えたわね、我らが主、シャドウ様のお知恵をもとに、イータが開発してくれたのよ、ブイ、ブイ、ブイ、ブイ、それにしてもすごい数だよ、さすがだな、イータ。
25:20そうですね
25:21ええ、シャドウの考えている世界を実現させるためには、もっともっと仲間を集めなくては
25:29そのためにも、今日の作戦は完璧にやってのけないとね
25:34そういうこと
25:36では、ただいまより作戦を開始、ベータはシャドウに報告を
25:43はい
25:44全員、予定の配置につきなさい
25:48はい
25:49どうしたの?
25:52うーん、いや、ひとつ聞きたいことがあるのです
25:56なに?
25:57何?600って一体どれくらいの数なのですか?一杯ということ分かったのです一杯なのですあっアルファ様?
26:25どう?シャドウ様戦記の筆は進んでる?
26:29いいえ、筆は進むんです
26:33あの素晴らしいお姿を見て創作意欲が湧かない者はいませんから
26:38でも…
26:39書いてから少し時間がたって読み直してみると、違うと感じてしまうんです
26:47本物の、本物のシャドウ様の凄さを表現できる意気に私は届いていないと…
26:53そうね、今のあなたの文章ではまだ届いていないわ
27:00でも…
27:01だからといって、あの方を追うことをやめるなどできない…
27:08そうでしょ、ベータ
27:11はい、ありがとうございます、ちょっと気分が軽くなりました
27:17よかった、あなたの作品、シャドウガーデンの子たちも楽しみにしてるんだから
27:23頑張ります
27:25あ、そうだ、シャドウ様のことで一番付き合いの長いアルファ様にお聞きしたいことがあったんです
27:34何?
27:35さっきの戦いで、シャドウ様が連中に拷問されていたときに
27:40ああ、命乞いね
27:42彼がどのような意図でそれをやっているのかは分からないけれど、白心の演技だったわ
27:49どういうものだったのでしょうか
27:52え?
27:53どうか、再現して見せていただけないでしょうか
27:57私が?
27:58ええ、ちょうどそれを見ていたのはアルファ様なので
28:03うわあ、どう、どうか、命だけはお助けを
28:13こんな感じだったかしら
28:15なるほど
28:17こんな感じですか?
28:19違う、もっとこんな感じ
28:22かげじつ
28:27うふふふ、それはチョコレート?
28:34うふふふ、ただのチョコレートではございません
28:39実は中にはウイスキーが入っているのです
28:42ウイスキー?
28:44シャドウ様からお教えいただいた穀物を蒸留したものを
28:49木の樽の中で長年置くことによって作ることができる黄金のお酒です
28:55長年って作るのに時間がかかってしまうの?ええでもその懸念はイータが無事解決してくれましたこの装置があれば短時間で良質なウイスキーを大量に作ることができるのですおいしいでもどうしてウイスキーをチョコレートの中に?マスターウイスキーとチョコ合うと言っていた?
29:14あえて一口で食べられるようにした方が美味しいのでは?と考え中にウイスキーを閉じ込めてみたのです
29:33へえ、いいアイディアね
29:36シャドウ様の描かれているものに至っているかは分かりませんが、次の三越紹介の新作チョコレートとして売り出していきたいと思っています
29:46いいと思うわ。で、これの名前は?
29:50あ、まだ決めていませんでした。どうしましょう
29:55これを食べながら考えるとしましょう
29:58そうで、食べ
30:01め、痛、飲めよ。これ結構お酒強いんだから
30:07本当にガンマはお酒に弱いわね
30:12頭がボワンボワンする
30:16ガンガンでなくて?
30:21これの名前決定
30:23え?
30:25めめ、ウイスキーボワンボワ
30:30ウイスキーボワンボワ
30:32少し言いにくくない?
30:38影術
30:42うん
30:43え、え、え、え、ガンマー!チョコよこしそうです!
30:47あら、デルタ
30:49むしゃくしゃするときは甘いものをどか食いするのが一番なのです!
30:53何かあったの?
30:55ボスと一緒にいるあの下僕
30:57ヒョロとジャガね
30:59あいつらボスのことをうんこ漏らしと噂広めた!
31:03許さないのです!
31:05でもシャドウ様はそれも深く考えられてのことでしょうから
31:09うんこ漏らしと思われていいことがあるです!
31:12それは私もわからないけれど
31:16ボスはうんこなんて漏らさないです!
31:18さっきからうんこうんことうるさい
31:22いらっしゃいゼータ
31:24ゼータ何しに来たです?
31:26ガンマ頼まれてたやつだけど
31:28話を聞けです
31:30これでいい?
31:32もう見つけてきてくれたの?
31:34相変わらず仕事が早いわね
31:36こんなものを使って何をするの?
31:40これでコーヒーを作るの
31:42コーヒー?
31:44そう!シャドウ様に教えていただいたの
31:46猫の種類によってはコーヒー豆を消化できなくて
31:50それを使って入れたコーヒーが絶品だと
31:53主の発想はすごいと思う
31:56普通はうんこでコーヒーを作ろうなんて思わないけど
32:00ゼータもうんこの話をしているのです
32:02私は任務の話をしてるの
32:04うんこの話なのです
32:06これは任務で使ううんこなの
32:08うっくさいです!
32:10顔の近くに持ってくるなです!
32:12そんなわけない!
32:14しっかり洗って乾燥させた
32:16洗っても臭いものは臭いのです!
32:18そうかしら?
32:20いい匂いだと思うけれど
32:22ガンマには分からないのです!
32:24獣人ならこれが臭いと分かるのです!
32:26私に喧嘩を売ってるの?
32:28メス猫は鼻がバカなんです
32:30ワンちゃんは頭がおバカ
32:32キュキーなのです!
32:34ほらほら二人ともじゃれあってないで
32:38じゃれあってないです!
32:40うふふふ
32:42新作のチョコレート食べない?
32:44食べるです!
32:46てっけ
32:48明けたり
32:50もののおかしり
32:52何を見つけたら
32:54そのままに
32:55いらっしゃい
32:56いいえ
32:58何を見つけたら
33:00それにも
33:02早い
33:04何を見つけたら
33:06何を見つけたら
33:08それにも
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