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  • 6 weeks ago
Transcript
00:00僕は魔法の薬で女の子を吸い寄せる
00:10百発百中必ずものにした
00:15だけどダメだよダメダメあの子にだけダメなのさ
00:23ガールハントの神様と呼ばれていた
00:27僕はどこにいたの? Oh, baby, what's your God, baby love?
00:36一目会った途端に恋してしまった初めて
00:41切ない切ない切ない切ない気持ち
00:48生まれて初めて魔法の薬が効かない
00:53ミラクルパワーの恋のマジックポーション
01:00Baby, どうしたらいいの?
01:06Baby, どうしたらいいの?
01:23必要なものは草と水
01:33あとはただ生成と唱えさえすれば
01:36ピカッと光って出来上がり
01:38生成
01:40あれ?
01:44今日は朝から眠って目が覚めたのが夕方ごろ
01:48せっかくだし出かけようかな
01:52お金とペットボトルだけ持っていけばいいか
01:58お水も飲みたいし昨日の井戸に
02:00でもあの井戸って勝手に使ってもよかったのかな
02:04ってすごい並んでるし
02:06あのこの井戸って誰でも使っていいんですか
02:10うん?共同井戸だもん
02:12良いに決まってるさ
02:14そうですか
02:16井戸を自由に使っていいってことは
02:19ここで直接ポーションを作れるってこと
02:22とはいえ
02:26注目されると困るし
02:28人がいなくなった後の方がいいかな
02:34その後日が暮れてから満を持して
02:37ポーションを作ろうとしたらできなくて
02:39今に至る
02:41唱える言葉と材料の草と水
02:47やっぱり合ってるよね
02:50確か草と水を用意してせず
02:54あっ
02:57できてる
03:00あっ
03:01ひょっとしてこの本
03:03そういえば昨日はお尻に敷いてた
03:07水は空になってるけど草は残ってるし
03:11分量費とかあるみたい
03:13もう一度井戸に戻って検証しようと
03:17よっ
03:24結構きついなぁ
03:27確認できたのはやっぱり本に触れていないと
03:30作れないことと材料の量も決まってて
03:33片方だけが多くてもダメなこと
03:36生えたままの草はさすがに無理だったけど
03:38水はオケに汲んだ状態でオーケーだった
03:41すみません買取お願いします
03:44ああまた来たのかいらっしゃい
03:4823個か
03:50184タミルだな
03:52ありがとうございます
03:54あのところでここって
03:59この辺について詳しく知りたいんですけど
04:02この辺?
04:03ここはどこですかなんて聞いたら変に思われちゃうかも
04:07リクフォニア全体か?
04:09リクフォニア?街の名前?
04:12えーとこの街とか街の外のこととか
04:15リクフォニアの外か
04:18ならギルドで人に聞くか
04:20あそこの本を読むのがいいんじゃないか
04:23俺も街の外は詳しくないからな
04:26ギルドってゲームの冒険者ギルドみたいなのかな
04:34石通りのさらにサッキッと
04:37ああそれにしても荷物が軽くなって助かった
04:43ポーションはこれからも大量に作りたいし
04:47できればもっといっぱい入るカバンが欲しいな
04:52あっちょうどいいところにカバンのお店
04:55値段はだいたい数十タミルくらい
04:58これなら気軽に返そう
05:00って一つだけ150タミル?
05:02なんでこのカバンだけこんなに高いの?
05:07やあお嬢ちゃんお目が高い
05:09これはこの店唯一のココルカバンだよ
05:12なんでこれだけ高いのかなって見てただけで
05:16高いって知らないのかい?
05:19こいつはココルカバンっていって魔法で中を広げてるんだ
05:23だから見た目よりずーっと物が入るんだぜ
05:27魔法?み、見てもいいですか?
05:30大友!
05:31えっ?
05:32えっ?
05:33えっ?
05:34えっ?
05:35えっ?
05:36えっ?
05:37えっ?
05:38えっ?
05:39えっ?
05:40えっ?
05:41えっ?
05:42えっ?
05:43すごいです!
05:44だろう?
05:45このカバンすごく欲しいけど…
05:48えっ?
05:49えっ?
05:50えっ?
05:51えっ?
05:52えっ?
05:53柚!
05:54えっ!?
05:55えっ?
05:56甘っちゃん saving!
05:58えっ?
05:59怒ったらいいいいいじゃん!
06:00負け他のボーナーでもわうそのっ…
06:02断たじゃかな?
06:03えっ?
06:04とても…
06:05Let's go!
06:09This is the guild.
06:11I heard the building that is the most popular place in the street.
06:15By the way, Luke has entered into the heart of the heart.
06:18And it's light!
06:20I'm scared to enter the room like this.
06:23But I want you to know the information.
06:25Hey, now!
06:30Wow!
06:32I don't know how much it is.
06:36The book is on the floor?
06:39It looks like the receipt.
06:42I'll tell you if I can tell you.
06:46Hello. I'm going to tell you.
06:49Do you have this book?
06:53It's the title of the temple.
06:56If you are subscribed to the guild,
06:58it's possible to download it.
07:01You can...
07:02...
07:03...
07:04...
07:05...
07:07...
07:08でも、私、戦いとか冒険は…
07:10大丈夫ですよ。
07:12異文書を目的に登録のみされる方もいらっしゃいますし。
07:16それなら、じゃあお願いします。
07:19カエデヤクモ…
07:22年は17で、出身地…
07:25不明でしたらリクフォニアで大丈夫ですよ。
07:28やっぱり町の名前なんだ…
07:31それでは作成してきますので、少々お待ちください。
07:35はい!
07:38お待たせしました。身分証とギルドカードです。
07:46ありがとうございます。
07:48持ち出しは不可ですが、本の閲覧は2階でご自由にどうぞ。
07:53図鑑に物語、実用書、いろいろ気になるけど…
07:59やっぱり最初は現在地の確認!
08:02地図、地図…
08:05あった!
08:06あっ…
08:08あっ…
08:12全く知らない形の大陸…
08:16聞いたことのない国の名前…
08:20知らない世界…
08:22本当は分かってた。
08:24私のいた世界には、日本足で喋るトカゲや、獣の耳が生えた人なんていない。
08:30見た目の何十倍も入るカバンも、草と水から全く別のものを作り出す本も知らない。
08:36言葉は通じても、ここは私の世界とは全く別の場所だって。
08:42だから泣いちゃダメ。
08:44泣いたってどうにもならない。
08:46私は帰るんだから…
08:52この知らない世界で一人でも頑張って。
08:56そしていつかきっと、元の世界に帰ってやるんだから!
09:00あっ…
09:08お帰りなさいませ、お客様。
09:12お疲れですか?
09:14ええ…
09:16まあ、少し…
09:18あの、顔…だけじゃなくて、体を洗える場所ってありますか?
09:24ああ、それでしたら近くに銭湯がありますよ。
09:28せ、銭湯があるんですか!?
09:30ええ、銭湯があるんですか!?
09:40とりあえずお風呂文化のある世界でよかった。
09:44最悪濡らした布で体拭くくらいと思ってたし。
09:52いつか帰れる日が来るのかな。
09:54来たんだから帰るためのパイプも通ってるはず。
09:58問題はそのパイプをもう一度通る方法。
10:02幸いにも自分でお金を稼ぐ方法は見つかった。
10:04ポーションを作って売れば生活はできる。
10:08それも、得体の知れないレシピ本のおかげだけど。
10:12今ある手がかりは、私にあの本を持たせただろう、バローという人だけ。
10:18見つけられるのかな。
10:20見つけられるのかな。
10:26見つけられるかじゃない。
10:28絶対に見つけるんだ。
10:30うーん、悪くないよね。
10:36銭湯に来る途中で買った替えの服と下着とか。
10:42所持金ギリギリまでかかっちゃったけど必要なものだし。
10:46お店でやたらピンク色とか可愛い系のものを勧められたのは。
10:52こういうのを着られるのも今のうちだけだよ。
10:56やっぱり子供に見られてるのかな。
10:59とにかくこれで身も心も。
11:02入浴料サンタ見るね。
11:05ついでに財布の中もさっぱりした。
11:09帰りにまた草むしりしてポーション作りに行こう。
11:14じゃないと宿題すら心もたないし。
11:21よし。
11:22やくもかえで17歳。
11:24元の世界に帰るため、今日もポーションを作ります。
11:30今歩きだそう。
11:32見えない見えない暗闇が襲ったって。
11:36それでもいいを踏み出して。
11:44元の世界に帰るために帰るために帰るために帰るために帰る。
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