- 5 週間前
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ショートトランスクリプション
00:00てつやおかえりなさいねえてつや もう夕飯のスタッカリできてるのよ見てちょうだ
00:07これがてつやのお茶わんとお飯とお箸でしょ これが私の分でしょ
00:12おかずだってちゃんと用意してあるのよ お花も綺麗に飾ってあるしナプキンもちゃんと揃えてあるんだもん
00:21うーんてつやが帰ってきたらなんて言って迎えようかな
00:26おかえりなさい ちょっとヘモね
00:29てつやおかえりなさい
00:33てつやおかえりなさい
00:35あはははよぽい
00:38はい
00:39おかえりなさい
00:45待ってたのよ
00:47てつ
00:49こんにちは こちら北進学園にお勤めの高木徹也さんのお宅でしょうか
00:55ええそうですけど
00:57ああやっぱり
00:59よかったわわざわざ東京まで出てきてお会いできなかったらどうしようかと思ってたの
01:04はあ
01:06あなた高木さんの妹さんね
01:09ええまあそんなもんですやっぱりそうなのよく似てらっしゃるからそうじゃないかなって 思ったのよ似てる
01:16私とてあの兄さんが似てますか
01:18ええそっくり
01:20あなたは
01:22私
01:23早川あゆ子
01:24草津から来たって言っていただければすぐにわかるわ
01:27草津?
01:28そう
01:29お医者様でも草津のお湯でもどっこいしょってあの草津なのよ
01:35はあ
01:36あのお兄さんいらっしゃる?
01:38いやまだ帰ってませんけど
01:39そう
01:40じゃあ上がって待たせていただくわ
01:42ちょっと
01:43どうぞどうぞ
01:44まあ結構なお住まいね
01:47ここお兄様と二人っきりで
01:49ええええそうです
01:50あら
01:51ご飯の支度がしてあるけど奥様いらっしゃるの?
01:54え
01:55あのあのあたしが作ったんです
01:57そう
01:58じゃあ高木さんまだお一人なのね
02:01ええまあだいたい
02:03よかったわ
02:05やっぱりあたしとの約束守っててくださったのね
02:08約束?
02:09ここ座っていい?
02:11ええどうぞ
02:13高木さんにあなたのようなかわいい妹さんがいるとは知らなかったわ
02:17兄弟だってわかってもちょっぴり焼けるわね
02:20あの早川さん
02:21何?
02:22今あの約束っておっしゃったけれども
02:24あのって
02:26いいえあの
02:27兄さんとどういうお知り合いでしょうか
02:30私たち婚約してるのよ
02:32ええ?
02:33婚約?
02:34まさかん
02:36あら
02:37お兄さんから聞かなかった?
02:38そんな話聞くわけない
02:41あれは粉雪の舞う寒い寒い夜だったわ
02:45私たちは山小屋の中で暖かい暖炉の前で抱き合って
02:51将来結婚しようねって誓いあったのよ
02:54暖かい暖炉の前で?
02:57うれしいな
03:03あゆちゃん
03:04僕たち結婚しようね
03:05嬉しいわたちやさん
03:07そんなこと嘘でしょ?ね?ね?嘘でしょ?
03:10本当よお兄さんが帰ってくれば分かるわ
03:14あ、でもまさか今でも
03:16うちの兄と結婚しようなって思ってまんや
03:19もちろんよ
03:20だって約束したんですもの
03:22うーん
03:24うーん
03:25あっ totira
03:26やばちゃん
03:28ねっ
03:29ゆめこさんだ
03:30ひたたみー
03:31やばちゃん
03:36ゆめこさん
03:37夜の中闇だわ
03:38目の前が真っ暗
03:40あ!!
03:41それじゃおめめちゃん
03:44そうじゃな
03:45ちょちょちょちょちょちょちょ
03:47ちょちょちょちょちょ 何の面かくと持っていてあげたもん
03:49それ残りじゃないのよ
03:51ええええええ 絶対に婚約者があらわれた
03:56ねっ ちょっと結婚の約束をしてるんです
03:59そんなバカな人たちじゃないなそうじゃねー
04:04ていらっしゃいます 牧師学園は高木哲学人をたった人にしかない
04:09それじゃ人違いでなさそうねー
04:12この話をとだと思う
04:16ありえない話じゃないわねだって男なんてそんなもんよ 奥さんがいるくせにいないなんて他の女は騙しのよ
04:23てっちゃんが切ってそんなことわかんないわよ 男の本能みたいなもんなのよ男の本能
04:30なぁてさぁてつやさん持ってるでしょ
04:33てつやにそんな人がおう 悔しい悔しいはなんだかとっても悔しいわ
04:38悔しいの私の方だわ あすかー
04:42あすか ゆめ子さんただいまお帰りなさい
04:46お何ですか 今目ですね
04:51おおおいしいほんっ アスカどうしたのひよこちゃんカンカンのぷんぷんよ
04:57カンカンのぷんぷん そうよ
05:00てつやだって他の男の人と同じだったんだわ 何言ってるんだよ
05:04よーく胸に手当てて考えておらんなさい 胸に手は当ててというとこうですか
05:10そうよ ね思い出したでしょ
05:14いや別にさっぱり粉雪の舞うさぼう イパンにさ
05:192人で弾道の前で抱き合って 徹夜結婚の約束したでしょ
05:24結婚の約束 さあや早川あゆこさんとよ
05:28早川あゆこ 知ってるでしょ徹夜
05:33誰だっけなぁ
05:37お会いしたかったわ 懐かしいわ
05:41えっ どもうおかわりにならないわ
05:45あのー どなたでしたっけ
05:48あら 覚えてらっしゃらないの
05:51すいません
05:52あなたが足をくじいた時に解放してあげた えっ
05:56ほら草津のスケー場で
05:58くっ って隠す
06:02草津の人兵衛さんのところの娘さん そうよあゆこです
06:06あゆちゃんか
06:07思い出してくれた あゆちゃんなら忘れないよ
06:10まあ そうか
06:13すっかり大きくなって綺麗になって お父さん元気かい
06:17あの頃に比べるとだいぶ白髪が増えたけど 懐かしいなぁ
06:21たかにさあ あゆちゃん
06:24ああああああああああ ああああああああああ
06:28やっぱり本当だったらね いや
06:31何が違うのよ 出ちゃうっても知らないわ
06:34行きながらもどこでも行きゃいけないでしょ
06:36ねえ ちょっと明日かねえアースカー
06:39あ 変な人ねえ
06:42妹さんのくせには気持ち役なんて 妹
06:45そうなんでしょ えっ ええ まあ
06:51あ もう知らない知らない知らない もうダメ
06:55もう何もかもうしまいだわ
06:57ひよこちゃん ひよこちゃん
07:00開けなさいよ ひよこちゃん
07:03奥じゃない ああああああああ
07:05ここはてつやさんとひよこちゃんのベッドルームなの
07:08ゆめこさんだめよ ここ入ってきちゃう
07:10いいじゃないの 私はあなたたちアフークだってことを知ってるんだから
07:14でもダメよ あすか
07:18あら 哲也さんだわ
07:20もうてつやの顔なんか見たくもないわ 何やってるのひよこちゃん
07:23ひよこちゃん 気を落ち着けて話だけでも聞きなさんよ ほら
07:26ほら ほら
07:28パパや パパや
07:31あれは5、6年前だったかな
07:33確か僕が大学の2、3年の時 友達一致で草津にスキーに行ったんだよ
07:38その時僕は足をくじいてね この人もお父さんのやってる山村でいろいろお世話だった
07:44あの頃私はまだ中学生だったわ
07:46えぇ 中学生?
07:48そう 髪をお下げにしてほっぺたの真っ赤な可愛い子だったな
07:52グループのみんながあゆちゃんあゆちゃんって マスコットのように顔がってたんだ
07:55それじゃあ
07:57婚約をしたっていうのはその時に?
08:00婚約って?
08:01その時あゆちゃんまだ中学生だったんだよ
08:03あら 高木さん
08:05確かにおっしゃったわ 大きくなったらお嫁さんにしてあげるって
08:09え?
08:11僕はそんなことを?
08:13ほら
08:14確か東京へお帰りになる前の晩に
08:17山よ 可愛いよ
08:20バレラが宿り
08:23俺たっちゃ待てには
08:26集めないからに
08:29ほら
08:30高木さん ほら豚汁よ 飲んだら温まるわよ
08:34ああ どうもありがとう
08:35高木さんも明日みんなと帰っちゃうの?
08:37ああ 長い間すっかり迷惑かけてしまって
08:40お父さんが言ってたわ そんな足じゃ山を降りるのは無理だから
08:44高木さんだけ残ってればいいのにって
08:46寂しくなっちゃうな せっかく仲良くなれたのにさ
08:50僕もだよ あゆちゃんと別れるのはとっても寂しいけど
08:52本当?
08:53ああ 本当だよ
08:54高木さん 私が好き?
08:56ああ 大好きだよ
08:58じゃあ大きくなったら私を嫁さんにしてくれる?
09:01いいよ 指切り
09:02ああ
09:04指切り現場嘘ついたらハリセンバンノーマス
09:08あははははは
09:09そういえばそんなことがあったような気もするな
09:13ひどいは忘れちゃうなんて
09:15この指がちゃんと覚えてるわ
09:17わははは まるで雪ぐにね
09:20雪ぐに?
09:21あのね 雪ぐにの中にそういう場面があるのよ
09:24この指が覚えてるわ っていうくだりが
09:26そんな今小説の話してる場合じゃないでしょ?
09:30それで愛子さん まさか今でもそのつもりで
09:33だって指切りまでしたんですもの
09:35そりゃ指切りはしたかもしれないけど
09:38あれから6年が経ってるんだからね
09:41その間いろいろ事情も変わってるし
09:43何年経とうとどんなに事情が変わろうと
09:46山の娘は一旦約束したことは忘れないわ
09:50それとも高木さんはあの時の気持ちは
09:53あれは嘘だったっておっしゃるの?
09:54いや 嘘だなんて言いませんよ
09:57でもあの時君は中学生だったじゃないですか
10:02中学生といえばもう一人前です
10:04そうよ 一人前だわ
10:05え?
10:06だいたいね そんなに大事な約束を
10:08今日まで忘れてるなんてとんでもないことだわ
10:11明日か
10:12一体どうするつもり?
10:13どうするつもりってどうしようもないじゃないか
10:15ちょっと!
10:16立津屋さんに引き起こって
10:17ちょっと こちらして こちらして
10:19あの ちょっと待ってらしてね
10:22ええ
10:23早く こちらしてるよ
10:24何?
10:25何?
10:26何ですか ゆめ子さん
10:27こんなそれしようもないからさ
10:28二人が結婚してるってことを正直にあの子に話すのよ
10:30そんな今更
10:32そうですよ
10:33そんなことしたら絶対
10:34結婚先で訴えないじゃんわ
10:35結婚さんに?
10:36何?
10:37何?
10:38何?
10:39そうじゃないの
10:40あの人と結婚を約束したわけながら
10:41私と結婚して
10:42私だって大体ぐらいだわ
10:43相手が子供だからな
10:45そんなこと言いますよ
10:46軽々しく婚約なんかするからいけないのよ
10:49婚約ってそんなんじゃないんだって
10:51ケンセルさん
10:52みよがちゃんも今更ケンセルしたらしょうがないでしょ
10:54なんとかした
10:56どうなってたの皆さん
10:58何でもない何でもないの
11:00私の泊まるところでしたら心配してくださらなくても
11:03妹さんとご一緒でもどこでも構いませんから
11:06泊まるところ?
11:08あ、そうじゃないんですか
11:10そうなら
11:12あゆかさんこういう私のところに泊まらない?
11:15ゆめ子さんのお宅に
11:16ええ、他のうちは用意が悪くてね
11:18お客様が泊まれないんですって
11:20それは私のところは一人だし
11:22まあ行ってみればこのうちの離れみたいなものでしょ
11:25それはそれでも構わないんですけど
11:27ね、ね、ね、そうしましょう、そうしましょう
11:29ね、さあ行きましょうよ
11:30あん、ゆめ子さん
11:31うん、大丈夫、私に任せといて
11:33ね、さあ行きましょう、行きましょう
11:35ね、行きましょう
11:37大丈夫かな、ゆめ子さんに任せて
11:42あすか
11:43あん、触らないで
11:44てつやなんて大っ嫌い
11:48まだ怒ってるのかあすか
11:50当たり前でしょ
11:51まさか今頃になって東京に出てくるとは思わなかったんだよ
11:54重心な乙女心を二人も傷つけててつやそれでいいと思ってるの
11:58とり?
11:59そうよ、私とあゆくさんよ
12:01先生
12:03おかあき先生
12:04おはよう、おはよう、おはよう、おはよう
12:06おはよう、おはよう、おはよう
12:08今日はすがすがしくていいお天気だね
12:10あいお天気だね
12:12ああ、もううし
12:13何がすがすがしいのよ
12:14今にマーメが降りそうだ
12:16何だよね
12:18どうしたのかしだすか
12:19分かった
12:20また先生との間に何かあったのね
12:22いや、そうじゃありませんよ
12:23悔しいわ
12:24あすかと二人で何話してたんですか
12:26いや、バスの中で偶然にお会いしてた
12:30いや、あってたな
12:31お、お、お、お天気の話したんだよ
12:33じゃあ、あたしにもお天気の話をして
12:35あたしはあいの話
12:36じゃあ、あたしは結婚のお話
12:38結婚の話?
12:39結婚の話?
12:40結婚の話だってもうこれもいいだよ
12:42いや、な、な、なんでもない
12:44なんでもない
12:45あちゃあちゃあ
12:46おはよう
12:47ね、ね、ね、ね
12:48おはよう
12:49今度は日曜日山登りしな?
12:50住み切った空気
12:51心地よい風
12:52きっと素敵だぜ
12:53山には純真な山乙女もいるしね
12:56山乙女?
12:57そうよ
12:58山乙女をたぶらかすつもりでしょ
13:00男はみんなそうなったから
13:02そんなんじゃないよ
13:03僕たちはね
13:04僕たちはただ純粋にだね
13:05うるさい!
13:07あっちゃあ
13:08あっちゃあ
13:09パパやパパや
13:12うーん、さすがプロね
13:14東京へ出てきたあの有名な漫画家の
13:17花咲くゆめ子さんと知り合えるなんて
13:19本当に夢みたい
13:21さあどうかしら
13:23ほら、かけたわよ
13:28まるで高木さんとあたしみたい
13:30そうよ
13:32ゆうべあなたたちのお話を聞いてね
13:33新しいコースが来たのよ
13:35あははは
13:36なんだか傑作はかけそうな気がするわ
13:38あら、じゃあ雑誌か何かに発表なさるの?
13:40もちろんよ
13:41そう
13:43そうね
13:44タイトルは
13:45粉雪の恋
13:46なあ、ロマンチックね
13:49一人の都会の若者が山へ来て足をくじいてほんでもって純情な山の娘に介護してもらうのよ
13:58粉雪の舞うよ
14:00二人は結婚を誓い合って指切りをするの
14:04まるでそっくり
14:05ところがそのだけはちょっぴり違うのよ
14:07どう違うの?
14:08何年かたって山の娘は都会の若者に会うために都会に出てくるの
14:14ところが若者にはどういうわけかもう奥さんがいるのよ
14:18まあ奥さんが
14:19うん、ところがね、事情があってね
14:21その若者は奥さんがいることを世間に隠してなければならないの
14:25かわいそうね
14:27えっ、誰が?
14:28山の娘も、それからその奥さんも
14:32若者にはお似合いのそりゃそりゃ可愛い可愛い奥さんなのよ
14:36鎌倉時代には激しく変動する時代を生き抜いてきた福祉の気風を反映して
14:42えー、現実の真の姿や
14:45男性的でたくましいものに美術、美を見出すようになった
14:49にもかかわらず、この当時の美術は
14:52飛鳥時代の可愛い奥に似ている
15:00と思ったが、そんなことはなく
15:02この時代は絵巻物が多く作られるようになった
15:09高木康が!
15:11大群!
15:14パパやパパや
15:18それで?山の娘はどうなるんですか?
15:21全てをさあした山の娘は何も言わずに
15:25二人だけの幸せを願いながら
15:27一人寂しく山へ帰って行くの
15:30でもそれじゃ
15:32それじゃあんまり山の娘が可哀想だわ
15:35そう?
15:36じゃあ、こういうのはどうかしら?
15:38山の娘は1日だけ恋した若者と二人きりのデートを楽しむの
15:44ほんでもって心置きなく山へ帰っていくの
15:48そうねそれぐらいのことなくちゃ
15:50そうじゃあそうするわ
15:53ゆめこさん
15:55どうしたのあゆこさん
16:00今の話作り話じゃないでしょ
16:03ゆめこさんはそれとなく私に本当のこと話してくださったんでしょ
16:07違うわよこれはみんな私のフィクションよ
16:10いや教えて高木さんには本当は奥さんがいらっしゃるんじゃ
16:13いいえ私のフィクションよ
16:15もし高木さんに決まった人がいないんだったらもっと私を歓迎してくださってるはずだわ
16:20まあ本当にあゆこさんあなたって勘がいいわね
16:24そしてその奥さんというのは
16:26その奥さんっていうのは
16:28ゆめこさんあなたでしょ
16:30ゆめこの家泊まりに来いっておっしゃった時から私そうじゃないかなと思ってたの
16:35あなたは有名な漫画家だから世間に結婚してることを知られたくない
16:40それでわざわざ向かいの家に住んでらっしゃるんだわ
16:42そんな違うわよ
16:44うん
16:45隠したってわかるわ私勘がいいんだもん
16:48なんでよアスカー
16:50なんで逃げるんだよ
17:07ゆめからプンプンカンカン人が見たらおかしいじゃねえか
17:10いいのよどうせと人たちがふだったらおかしいんだから
17:12新たにさん
17:14おかえりなさいおかえり
17:16いやただいま
17:17ただいま
17:18とうとうバレちゃったわよ徹夜さん
17:21バレた
17:22何もかも知られちゃったの
17:24だってねあゆこさんとってもかんがいいんですもの
17:27知られちゃった
17:28じゃあ私と徹夜のこと
17:30何言ってんのよ
17:31私と徹夜さんの方にあんも
17:33あ
17:34ゆめこさんと徹夜の
17:35そうよ
17:36私たちが夫婦だってことよ
17:39何もかも奥様から聞いちゃったわ
17:43それならそっと最初からそうしちゃってくださればいいのに
17:45いやそれはですね
17:47いい奥様ね
17:48売れっ子だしおきれいだし
17:50ははははは
17:51おきれいなはんって
17:53あった
17:54ゆめこさんとよ
17:55うるさいはね
17:56小牛とアツベコの薬物を焼かないの
17:57小牛とですって
17:59どうでしょ
18:00小牛とでしょ
18:02いいえ違います
18:03あたしは
18:04うるさいまんね
18:05小牛とね
18:06明日学校へ行って
18:07分かりました
18:09小牛とでした
18:10素直でいい子ね
18:12あったん
18:13あったん
18:20あったん
18:21お砂糖いくつ?
18:22二つ三つ
18:23あの二つでいいです
18:25じゃあ二つにしましょうね
18:27どうもすいません
18:28いいのよ
18:29夫婦なんですもの
18:30いちいちおれなんか言わなくたって
18:36それじゃあね
18:37並んで仲よくなみなみしましょうね
18:40ああしかしあの明日川はいいのよ
18:43こういうとのことなんか気にしなくたって
18:46なんとかとっても幸せよ
18:48ほう
18:50おなみんなって
18:53ん ああああああありがとうお前
18:58はい本当に仲の良さそうなご夫婦ねー 高木さん幸せさ
19:03ありが幸せはこっちゃちっとも良くなるな えっ
19:09ほんとねー 奥さんのお尻に敷かれちゃって
19:15私なんだかがっかりしちゃった 昔の面影まるでないんです
19:22昔の面影
19:25はい
19:28山で知り合った頃の高木さんはたくましくて 男らしくってあんな野草男じゃなかった
19:34野草男 あれでも結構頼もしいんですよ
19:39ごめんなさいあなたのお兄さんだったわね そうです失礼ですよ
19:43だけどあなたには悪いけどね あれだったら二郎さんの方がよっぽど素敵だわ
19:49ジローさん誰ジローさん 私のボーイフレンド結婚申し込まれてる
19:55そんな人がいたの ええだけど高木さんと約束してたの思い出してね
20:00もし今でも高木さんがそのつもりでいらしたら悪いから 一度会ってみようと思って来てみたの
20:05そんなつもりで来てよかったわ だってさ高木さんに会って二郎さんの素敵なことがよくわかったんですもん
20:13よこっちゃん
20:15よこっちゃん
20:16はーい
20:19今てつやと話し合ってたんだけれど あゆこさんせっかく東京いらっしゃったんだから田舎へ帰る前に2人きりで東京案内してあげたらって言ってたんだけれど
20:27あなたどう思う まあ2人きりだ
20:31あつかは反対だろ
20:35賛成よ 賛成昔お世話になったんだからそのぐらいのことはしてあげなくちゃ
20:43パイヤ
20:46さあたかいねー ああ小山さん
20:49今お帰りですか ええまあ もしよろしかったらお茶でも
20:54そうですね そういたしましょうか
20:57だめよ
21:00今日はそういたしませんの あすか
21:03うん あすかさ
21:08高木先生 今日は大事なご用事があるっておっしゃってたでしょ
21:12幼児 ええ今日はあの人とおデートでしょ あの人
21:18あっ小山さんには関係ございませんの
21:23いいわね月夜東京案内が終わったら 愛子さんをちゃんと上の受けを送り続けるのよ
21:292人でいるときはで県下げに頼もしく男らしくね
21:32ええ どういう風の吹き回しな
21:35くうちに
21:36ただどうせそうなるんだったら気持ちよく送り出してあげたほうがいいんじゃないかなと思って
21:40それにさん それに
21:42ゆめ子さんには逆らえないの
21:45すまんなあすか
21:47仕方がないわよ 徹夜みたいにモテる旦那様を持った奥さんの宿命だもんのね
21:52先生
21:54あら 何あなたたち 今日はどういうんでしょ
21:57ねえ先生 今日おひまん
21:59おひまんじゃないわよ 先生は今日は大事なご用事があるんですって
22:03ねえ 高木先生
22:04えっ ああ まあ
22:07何をそんなこと言って 一人だけのケーキしよったってそうはいかないわよ
22:10あら ほんとよ
22:12私だって今デートを申し込んだら断られたところなんだもん
22:15それじゃあ先生 行ってらっしゃい
22:17ああ
22:18じゃあ アユコさんによろしくね
22:20アユコさん
22:21えっ
22:22うん ああ 何でもない 何でもない
22:23何でもない 何でもない
22:25いい奥さんもねえ
22:28ああ 妹もあるでなかなかいい妹なんだ
22:31そうね
22:33娘さん よくきーけよ
22:35はは この歌をよく山ヶ谷で歌ったねえ
22:37娘さん よくきーけよ
22:42山女さん よくきーけよ
22:45classify
23:06どこにゃほーれーるなよ
23:11山でふっかっ
23:13あら、どなしたの? 高木さん
23:16いやぁ
23:18今自分妻が家で何をしてるかと思ってね
23:22娘さんよく聞けよ
23:27山男にゃほーれーるなよ
23:36変なのに掘り捨てぽんどが
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