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00:00今日のテーマはこちらです。
00:05なぜ今外国人政策が争点として急浮上しているのか。
00:12今回の参院選選挙で何が問われているのか、また何が争点として問われるべきなのかを考えていきたいと思います。
00:21ではゲストのご紹介です。
00:23参院選など様々な選挙のデータ分析を行うJX通信社の米重勝博代表です。
00:31まずはこちら、参院選の終盤の情勢分析を見ていきましょう。
00:37NNNと読売新聞が今月12日から15日に参院選の情勢調査を行い、独自の情勢取材も加えて分析したものです。
00:47横棒のグラフは予想獲得議席数を表しています。
00:53まず自民党ですが苦戦する選挙区が増えていて、比例代表と合わせて30議席代半ばにとどまる見通しです。
01:01公明党も10議席以上獲得できるか、ギリギリの攻防が続いている。
01:08そして今回、与党は非改選議席が75議席ありまして、過半数を維持するためには50議席確保する必要がありますが、これも厳しい情勢となっています。
01:20一方、野党なんですが立憲民主党は勢いを維持していまして、30議席代を伺っています。
01:28同じく勢いが衰えていないのが、国民民主党と賛成党ということになります。
01:34国民民主党は目標とする16議席を上回る可能性があり、賛成党も2桁議席を上回る勢いです。
01:46そして6議席以上の獲得を目指している日本維新の会は伸び悩みが続いています。
01:54また共産党も不信が続いていて、改選7議席を割り込む見込みです。
02:00そして令和新選組は堅実で、改選2議席から議席を上積みする可能性があります。
02:07そして保守党は比例代表で複数議席を獲得する情勢。
02:13社民党は比例代表で議席を獲得する可能性があります。
02:18ただ今回の調査では一定の回答者が投票先を明らかにしておらず、
02:23情勢は投票日に向けて変わる可能性もあります。
02:27はい。現在の情勢分析ではこういうことだということなんですけれども、
02:31ではまず米重さんにちょっとお聞きしたいんですけれどもですね。
02:34なぜ今回のこの選挙で外国人が争点となっているのかというのをお聞きしたいので、
02:40フリップで出していただけますか。
02:42はい。私、詰まるところこれだと思っています。
02:45インフレ、物価高。
02:47これどういうことかと言いますと、
02:49今世論調査で自民党のこの支持層とかを分析していくとですね、
02:53安倍政権の頃と比べて50代以下の支持率がものすごく下がっているんですね。
02:59で、かたやその今外国人の方とかってものすごく円安で、
03:03インバウンドでたくさん来ていらっしゃいますよね。
03:05で、我々が目の当たりにしているのは、
03:07まさにその外国人の方の圧倒的な購買力と、
03:10例えば5,000円のラーメンとか、1泊10万円のホテルとか、
03:13こういったところで本当に難なく手を出されると。
03:16一方で日本人我々は非常にその物価高とか、
03:20あるいは今の生活、将来の不安、
03:22こういったものに対して非常に敏感になっていると。
03:25こういった状況の中で、やはり特に若い世代って非常にこの経済というところに注目をして、
03:30これまで経済政策を理由にして、
03:32例えば安倍政権の頃とか自民党を支持してきましたから、
03:36こういった人たちが離れていって、
03:38その受け皿を探しているような状態。
03:41そういう中で外国人政策を掲げるような政党に対して、
03:45今ちょっと支持が高まっていると。
03:47このような状況があるのかなと思っています。
03:49ぶっかだかによって日本人の生活が苦しい中で、
03:53購買力のある外国人という姿が感情を動かしたということですか。
03:58そうですね。
03:59やはり外国人の購買力の高さと、
04:01我々のぶっかだかにおける生活の苦しさと、
04:05こういったところがある意味コントラストになって、
04:07非常に多くの生活者の方のフラストレーションになっている可能性はあると思うんですね。
04:12SNSとかでもやっぱり、
04:13例えば新幹線で迷惑な外国人に席取られたとか、
04:17こういう取得を爆走している人がいるとか、
04:20いろいろそういうことが簡単にバズりますよね。
04:23そういうSNSのある意味、
04:26ちょっと排外主義的な言説がバズりやすいという側面も同時に、
04:30それをアシストしている部分があるかなと思います。
04:33なるほど。
04:34外国の方って今おっしゃられていますけれども、
04:37今おっしゃられているのは、
04:39海外から日本に遊びに来ている方も含めてということなんですかね。
04:43そうですね。
04:44観光客として来ていらっしゃる方もいるし、
04:46かたや労働力として日本にいらっしゃるという方もいらっしゃるわけですよね。
04:49そうするとそれはそれで特定の地域では、
04:51例えば治安を巡る問題とかを気にされる方がたくさん出てくるとか、
04:55こういう問題も並行して当然注目をされているということですね。
04:59なんか一緒くたりされているような感じがしますよね。
05:02いろんな外国の方の。
05:04そうですね。
05:05まさに私はメディアで発信する側の人間として、
05:08この大きな主語で外国人問題っていうのは実を言うと反対なんですよ。
05:13というのが何が問題かっていうと、
05:15例えば短期で物件を買って転売する。
05:19これって外国人問題じゃなくて短期転売の問題だし、
05:23例えばじゃあビザの取得の仕方、
05:27ビザを取得するための制度の問題であったり、
05:31あとは技能実習生の受け入れの仕組みであったり、
05:35受け入れ体制であったりとか、
05:37相互のコミュニケーションの問題であったりとか、
05:39実はそちらに目を向けて細かく考えていかないといけないんだけれども、
05:44外国人はっていう主語が独り歩きしていて、
05:48まさに今おっしゃったように、
05:50誰の話、何の話をしているのか。
05:52僕一番悲しかったのは、
05:54友人の海外ルーツの方が、
05:58私日本にいて、
06:00良い外国人でいなきゃいけないって思ってしまう自分の心が辛い。
06:05悪い外国人、良い外国人。
06:08その中で分断を見ますよね。
06:11ですよね。
06:12これは政府も動いていまして、
06:14火曜日には外国人政策の司令塔を発足していますけれども、
06:18堀井さん、この点はいかがですか。
06:20政府ちょっと発出の仕方が違うと思いますよ。
06:24秩序を守っていただく、そういうルール作りなんです、ではなくて、
06:28私たちが非常に快適に、皆さんが強制できるような制度をもう一回見直して作り直していきますという。
06:35外じゃなくて、私たちどうしていくのかっていうのを、
06:38日本国こそ責任を持って発信してほしかったですね。
06:43安倍さんはどうご覧になってますか。
06:45まず米信さんがおっしゃってた、
06:47実は結構インバウンドでツーリズムできた人たちっていうのが、
06:49これはもう数千万人いたいですから、
06:51この人たちの印象っていうのが、実は有権者には大きい印象としてあるんじゃないかと、
06:54多分これは事実だと思います。
06:56実際、住んでる人とか働いてる人って数百万人ですって話なんで、
06:59一桁小さいわけですよね。
07:01その問題を混ぜて議論するっていうのは、本当に議論としては正しくないと。
07:05一方で、この外国人政策と言う名前が正しいか分かりませんけど、
07:09この関連テーマってほとんど議論されてこなかったというのも、
07:13これ事実だと思います。
07:14意図的に多分僕が議論してこなかったんじゃないか自民党はと思ってまして、
07:17それは結局、今入管法の下にこういったものとの議論、
07:20特に住む人の話ですね。
07:22住んでいく人たちの話っていうのは入管法の下にあるんですけど、
07:25本当はこれ多分外国人とか移民難民基本法みたいな形を作って、
07:29それに大きな方針とどんな人は受け入れていき、
07:31入った後は何をしてもらって、
07:33じゃあ断る場合はどういうふうに断っていくのかを、
07:35全体方針決めてやっていかなきゃいけないところを議論せずに、
07:38ずーっとやってきたから、
07:40その分当然議論が上がってきた時には反応も大きいですねと。
07:43個人的にはこのトピックとして議論することはいいと思うと。
07:46そのトピックの際に、しかも各政党言ってることはあんま変わらないですよ、実は。
07:50言ってることは大体、来てもらったら仲良くしようねと。
07:53来てもらう人全員は受け入れられないから、
07:55どういう人来てもらうか、ちゃんと議論しようねという話なんで。
07:59大きな方向はあんま変わってなくて、
08:01単純に外から来た人たちと一緒にいい国作ろうねって話なんですけど、
08:05その時に、じゃあなんで差別的な言葉が出ちゃうのかっていうのは、
08:09これはちょっと別の論点なんで、
08:11ヘイトだけはしないようにしようよというのは大事にしたいと思います。
08:14そうですね。
08:15今指摘されたようなことを僕もいろんな選挙区もあって、
08:18いろんな党首、候補者聞いてると、
08:20本当に僕もそういう印象なんです。
08:22だから実際に各党の主張を聞けばですね、
08:26皆さん、どちらかというと急に来られたとか、
08:30あるいは利益目的だけで入ってくる人に対する反感は結構ある。
08:34だけど、ずっと日本に住んで、日本に税金払って、
08:38貢献した人まで出て行けというふうに思えない。
08:40そうすると、米重さん、さっきインフレとかに対する有限者の怒りみたいなお話になりましたけど、
08:46私が見てるとね、だいたいそのルールをね、入れるのはいいけども、
08:53もしくは安倍さんがおっしゃるように、議論を避けてきたかもしれない。
08:56ルールが追いついてないじゃないかと。
08:59作ってこなかったのは政治家じゃないかと。
09:01それ、与党だけじゃなくて野党もでしょうと。
09:03いうような空虚、私は感じるんですが、米重さんは。
09:06おっしゃる通りだと思いますね。
09:07さっき安倍さんもおっしゃったところで、
09:09まさに日本ってルールがちゃんとこう作られてないと。
09:12ヨーロッパとかアメリカだと結構移民っていうのは、
09:16ものすごい政治の中でホットなトピックになってしまっていて、
09:19それによってまさに極右政党が台頭するとか、
09:23政治がものすごい流動的になってるんですね。
09:25ですから、あえて多分そういう様子を見て、
09:28日本の政党や政治家があまりそこを焦点に当てずに、
09:32ぬるっと事実上の移民政策みたいな形で始めていった部分っていうのがあると。
09:37そうすると、それに対してだんだん生活の中でちょっと違和感を感じてきた方々が、
09:41例えば労働力とかどうなってるんだっていうことで、
09:43例えば不満を持たれるとか、
09:45あとは観光客がたくさん増えるっていうのを見て、
09:47またフラストレーションを貯めるとか、
09:48いろいろこう蓄積してきてるような感じはしますね。
09:51そうですね。
09:52普通に考えると、
09:53ヨーロッパとかで失業の問題とセットなんですよ、移民って。
09:56つまり、もともといた人たちが仕事奪われていると、外から来た人に。
10:00でも日本はもうほぼほぼ完全雇用ですから、
10:02全然失業の率の話とは別の問題、
10:04むしろ来てくれないと回らねえって話なんで、
10:07この観点から見ていくと、
10:08そもそも各政党が海外の動きに抗応する形で、
10:12この論点を上げてくるのも余ってきていないと思うんですよ。
10:14いや、本当に。
10:16海外で何が起きているのかっていうことを、
10:19日本国内にいて知る機会が著しく少なかったと思うんですよ。
10:23だから僕は今こそ外国人問題を議論する前に、
10:26海外で起きていることを知ろうっていうことを、
10:29やはり積極的に言っていく、
10:31そういった機会を作っていく必要があるんじゃないか。
10:34それは海外主義も含めて。
10:35そうですね。
10:36だいたいじゃあ移民並みの皆さんが、
10:38どういうその理由で発生して、
10:41で、じゃあ諸外国ではそれを克服するために、
10:44この十何年間どれだけ苦労してきたかっていう、
10:48その仕組みづくりであったりとか。
10:50あとは先ほどのその国際的なコンセンサスでは、
10:53実を言うと、
10:54特定の外国人をターゲットにして、
10:57何かを規制して作るっていうことは、
11:00これはやめましょうと。
11:01それは海外なんですっていうことを、
11:03明確に決めていたりとかするんですよね。
11:05それを放置しておくと、
11:07かえって日本の信頼信用プレゼンスっていうのを、
11:10どんどんどん落としていくことになるので、
11:13私たちこそ今こそ世界に目を向けるべきだと思います。
11:16実際ね、さっきVTRでもありましたけど、
11:18外国人の外国人と言い方しますけれども、
11:21それの犯罪率っていうのは、
11:22実は横ばいであって、
11:24今ね、
11:25上がっているわけではないので、
11:27やっぱりそこらへんが、
11:28フェイクニュースも含めて、
11:30自分たちはどうやって判断していったらいいのかなって、
11:33気になるところでありますけどね。
11:34そうですね。
11:35やはり先ほど、
11:36ユニシゲさんからもSNSという話もありましたけれども、
11:38このSNSと選挙をめぐっては、
11:40誤った情報であったり、
11:42誤解に基づいた情報がある可能性もということで、
11:44見分けるポイントとして、
11:46比べてみること、
11:47また発信源を確認、
11:48情報の鮮度、
11:49一時情報を確かめるといったことが挙げられますけれども、
11:52ユニシゲさんは、
11:53ここを見分けるポイントというのはどう考えるでしょうか。
11:55そうですね。
11:56これ、さらっと書いてあることなんですけど、
11:58結構実践するのは難しいですよね。
12:00特に一時情報を確かめるという、
12:03一時情報って何?
12:04って思われる方もいらっしゃると思うんですよね。
12:06私、これ以上に大事なこととしては、
12:08皆さんがインターネットプラットフォームで
12:10ご覧になっている情報っていうのは、
12:11そもそも偏ってますよっていうことを、
12:13自覚していただくっていうのが重要だと思うんです。
12:15どういう意味ですか?
12:16どういう意味ですか?
12:17例えばYouTubeとかSNSとかって、
12:18全部アルゴリズムっていうもので、
12:20自分に出る情報がご制御されています。
12:22そうか。
12:23もうその時点でフィルターが少しかかっている。
12:24そうなんです。
12:25アルゴリズムって要は、
12:26編集者みたいな働きをするAIですよね。
12:28それが自分の興味関心とか政治思考に合わせて、
12:32情報を出してくるっていう仕組みになっています。
12:34どんどんどんどんどん偏ってきますよね。
12:35見れば見るほど。
12:36そうなんです。
12:37そうすると、自分で探した見つけた情報だと、
12:40あなたは思っているかもしれない。
12:42そうじゃなくて、
12:43実はアルゴリズムが自分のところに勝手に
12:45持ってきた情報なんだと。
12:46だから自分で見つけた情報が
12:48マスコミの情報よりも信用できるって
12:50思いがちなんだけれども、
12:51実はそんなことなくって、
12:53アルゴリズムが自分に合わせて偏った情報を
12:55どんどんどんどんどん、
12:56持ってきている可能性ってことに
12:58少し気に留めていただく。
12:59一歩引いているということなんですよね。
13:02時間がかかりますよね。
13:03でもそうやって情報を分析してって
13:05かなり労力のいることなんです。
13:07そうなんですよ。
13:08だからやっぱりネット活用するんだって
13:09僕はすごく努力がいることだと思ってますし、
13:11ちょっと選挙でもう一つ感じるのはね、
13:13やっぱりね、これ警察がよく言うんです。
13:16感覚治安、体感治安って言うんですよね。
13:19安倍さんが言われたように、
13:20一気に観光客が来ているところで、
13:23お一人の方にドンと押された。
13:26何かトラブルがあった。
13:28そうすると、ほら何々人話にこれなるんですね。
13:32これをですね、やっぱり選挙戦の時に
13:34各党の党首が、
13:36いや人には優しさを思いやりよと言ったって、
13:38あんたやられたことないだろうっていうのもね、
13:41これはなかなか是正するのは難しい。
13:44SNS以上に自分は見た、聞いたってのは難しいと思います。
13:49そうですね。
13:50逆に言うと外国人政策の話って、
13:52我々日本としては非常に受け身なままずっと来てるんですけど、
13:55逆の立場を取ると、
13:57こんなにいろんな優秀なね、
13:59日本を良くしてくれるかもしれないような、
14:01人材として。
14:02今世界でみんな、
14:03排外主義の名元に追い出されてるわけですよ。
14:05めちゃくちゃチャンスなんですよ。
14:07いやいや、ハーバードに行かずに東大をおいでよと。
14:09どことこおいでよって、
14:10日本にその優秀なやつを集めていくチャンスが、
14:12ここに今この人があるんだから、
14:14受け身だけじゃなくて、
14:15じゃあ我々が出て行って、
14:16世界の中で今すごくチャンスがあるところを、
14:18取りに行けるのかどうかっていうのも、
14:19本当は議論してほしいんですよね。
14:21だからその犯罪を犯して、
14:23例えばその人をどう処罰したか。
14:26もう二度と入れないようにしました。
14:27あるいは、
14:28もう日本で何年も刑務所に入ってもらいました。
14:31そこの発信を政府なり当局がして、
14:35メディアもきちっと伝えればですね、
14:37大分不公平感は違うというふうに思うんですが、
14:40その辺の責任が政治に向かってるという気が私はします。
14:44ヘイトを助長するものではなくて、
14:46安全保障であったりとか、
14:48そういったものを守るための正しいルール作りというのが
14:51求められているのかなと思うんですが、
14:53ここでお三方にお聞きしたいと思います。
14:55今回の参院選で一番問うべき争点というのは何か。
14:59お出しください。
15:02今ここにある、こちらが元になっている。
15:05この中から出していただくということですか。
15:07お願いします。
15:08迷われてますか。
15:11これはね、人口減少下における経済成長戦略をしっかり語るべきだと思うんですよ。
15:21実は先ほど西江さんがおっしゃったように、
15:24物価が上がる、貨幣の価値が下がる、不安感が先行する。
15:28これが様々なものの根源なんですよね。
15:31だからこそ、今政治はそうした問題を解決するためにも、
15:36そうですよね、労働人口減ってますよね。
15:38でもこういう方法で私たち成長していきましょうというのをね、
15:42語るべきなんですけど。
15:44今あるものの中で弱い、ここが弱いです。
15:47結局全部経済に、堀さんもセットじゃないですか。
15:511個って決められなくって、
15:53やっぱり経済成長の中に物価高の問題も解決できるし、
15:57少子化の問題も解決できるしっていうのがあるので、
16:00どういうビジョンで日本が今後経済を立て直していくかっていうことを
16:05まず最初に考えていって、それから発球する問題も
16:09複合的に解決していけるのかなと思います。
16:12今お二人からはこの経済という話ありましたけれども、
16:15やはりこの物価高、根強いという話ありましたが、
16:17ヨネシカさん、この物価高というのは
16:19投票行動にはどうつながっているんでしょうか。
16:22そうですね。やはり前年代で世論調査で見ると
16:25物価高って今一番の監視時になってるんですね。
16:28それを分解すると、特に50代以下の働いている若い世代については
16:33経済とか自分の賃金とか、やっぱりこういう話が
16:37すごい関心事になってくる。
16:39一方で高齢の方はこれが社会保障ということで
16:41年金がちゃんともらえるんだろうか、医療費大丈夫だろうかと
16:44こういったところにつながってくるということで
16:46結構世代的なギャップがあるんですよね。
16:49そうすると非常にこの投票行動にも違いが出てきて
16:53あと同時にちょっとこれご覧いただきたいんですけど
16:57年代ごとに見ている媒体が違うと
17:01結構この支持政党も変わってくるっていうような
17:04新しい分断も起きてるんですよね。
17:06例えば参政党であったり保守党である、日本保守党ですと
17:09年々見てるだからですよね。政党と見てるメディア。
17:12そうですね。政党と見てるメディアで。
17:14YouTubeとかそう。
17:15若い世代の方が比較的YouTubeとかXとかご覧になってて
17:19参政党とか国民とか令和とかこういうところ
17:22いっぱい支持層をご覧になってるんだけど
17:24高齢の方っていうのは比較的テレビ新聞使っていて
17:27そういう人たちは自民党とか立憲民主党とかに多いと
17:30こういった形でその投票先とか支持政党というところも
17:34結構その関心事とか世代によってもかなり変わってきてるので
17:38今すごくこうあらゆる階層で日本人外国人とかって国だけじゃなくて
17:42分断は進んでいるということは今回の選挙結構
17:46象徴してるかなって思います。
17:47そんな中ですね。安倍さんはやっぱり年金、社会保障
17:51皆さんが言ったことに対して大賛成ですけど
17:53まずそもそもこれ参議院選ですと。参議院選って6年間あるんですよ。
17:56でその衆議院4年みたいなの違って長い時間かけて
17:59この国のその長期の目線を考えていかなきゃいけないっていう
18:01解散もないし。
18:02そうです。そういう場所なんで
18:04その意味で言うとやっぱりこの年金社会保障っていうのが
18:06とにかく重要であると。で僕ずっと見てねやっぱり長期金利ですね。
18:10日本の国債の長期金利っていうのはじりじりじりじりここ1年すごい上がってるんですよ。
18:15これ何を意味するかというとさらに国債を発行しまくると
18:18その時の利払いがこの後すごいことになるっていうのが
18:21今も出てきていると。
18:22なのでこの年金社会保障みたいな話っていうのは
18:25結局国債を使ってやってるんで
18:27まあこれかなりその国債の発行の数を減らすべきなんです本当ね。
18:31でそれをすると何ができるかっていうと
18:33結局この年金社会保障がしっかり長期的に安定するんであれば
18:37それって多分経済成長みたいなところにすごくつながりやすいですという話があるんで
18:41多分今日本はとにかくこの後高齢者と現役世代が喧嘩をするのが自然といくとそうなりますと。
18:47なぜかっていうと高齢者が年金いっぱいもらってるじゃないかって現役世代思うし
18:51高齢者からしたらでも1人当たりの年金とか生活の苦しさっていうのはより高まってるんで
18:55いやいや私たちすごい辛いのよって話になるんですよね。
18:59でその対立を唯一ゆっくりソフトランディングさせるのは上手なインフレ
19:05上手なインフレをどういう風にしていくのかっていうのが一番大事なんですけど
19:08それには賃上げだったりとか
19:09物価高いの対策みたいなものも必要にはなってきますが
19:12何にしてもそのいいインフレを作ってこの年金社会保障と経済成長戦略
19:17両方を上手にバランス取りながら作っていける人たちを選ばなきゃいけない。
19:20何であるほうが見えてこないからね。
19:22そうね。
19:23だからね結構やっぱ勢いのある政党は街頭で
19:27もう昔からそうなんだけど
19:29僕はねネット時代に入って余計にね
19:31人が集まってるとこと集まってないとこ
19:34すごく人が増えてきてるとこっていうのが露骨ですね。
19:38気になる投票率ですよね。
19:43期日前投票なんですけれども
19:45前回の参院選が過去最多だったということなんですが
19:48今回はそれを上回っています。
19:51さあ3連休の中日が影響しているのかなというのもありますけれども
19:54大沢さん。
19:55僕ね実はまだ忙しくて投票行けてないので
19:58明日行こうと思ってるんですけれども
20:00僕すごく気になるのはやっぱり先ほども話しましたけど
20:04ベッセントさん。
20:05今日赤澤さんとも多分お会いしてお話もされていると思う。
20:08その結果というかね。
20:10どういう形で出るのかなって実は知りたくて
20:13それを加味した上で
20:16明日どこに投票するか
20:19その投票行動を行いたいなとは思っているんですけれども
20:23米重さんは何をもって投票行動を起こすかというのは何かありますか?
20:27私自身はやっぱり政治家のインターネットの発信というところは
20:30かなり見てますね。
20:32もちろん自分の仕事柄もありますけれど
20:34有権者としてというところもあります。
20:36で、ちょっとこちらご覧いただきたいんですけれど
20:38今、政治家の方が今まではこの地盤、看板、鞄という形で
20:44典型的なこういうものが政治家の選挙においては必要だと
20:47いうふうに言われてきたんですけれど
20:49新たにこの特に情報発信においてはこのネット地盤
20:53ネット地盤
20:54かなりやっぱり重要になってきていると
20:56要はソーシャルメディアでの発信力ですよね
20:58こういうところが有権者とコミュニケーションをして
21:01自分が伝えたいことを伝えるための非常に重要なツールになっているし
21:05逆に有権者から見ると
21:07今までわざわざ街頭演説行ったりとか
21:09なんか集会行ったりとかしなきゃわからなかったような
21:11政治家の声を聞くことが簡単にできるというメリットもありますので
21:15これは是非有効活用していただきたいなと思うんです
21:18以前番組でもルーマニアの大統領選挙が
21:23情報戦の介入でやり直しになって混乱した
21:26だからインターネット上で私たちいろいろやり取りしている
21:30もはや本当に戦場の最前線に立ってるんだっていう
21:34それは何か吹き込まれることもあるし
21:38その時に僕は先ほどフェイクニュースの話もあったけど
21:41一番は驚いたり感激したり
21:46そして怒ったりした自分の心が触れたときって
21:49あれなんか注入されたかもなっていうふうに
21:52ふんばってほしいんですよ
21:54めちゃくちゃ大事
21:55なるほどね
21:56これはプロパガンダの上等手段なんですよ
21:59心を揺さぶって間に入るっていう
22:02で大体拡散のモチベーションがねえねえ知ってたんですよ
22:06はいはい
22:07それは大体もう大体何か作られた情報だなと思って踏みとどまってほしい
22:12いかにね一歩こう引いてみるかですよね
22:15いかに冷静に分析して感情じゃなくて本当に論理的に
22:19外国人問題とひとくくりにするんではなくて
22:22何がどうかって分析したようなものを自分でやっぱり受け入れて
22:26噛み砕いて言って難しいことですけれども
22:29でもね僕ね別に堀井さんと対立する気はない
22:32対立する気はないけど
22:33米瀬さん言われたようにこれネットでね皆さんやっぱり見る
22:37お家でゆっくり飲み物でも持ちながら全部見る
22:41街灯で暑いから途中で帰るわけでもない
22:44テレビのように編集されてるわけでもない
22:46でこうやって見た時にやっぱりねその心揺さぶられるっていう言い方がね
22:51僕はやっぱりゼロにしちゃいけないと思うんです
22:54ただ心揺さぶられる理由がですね
22:57さっきのあの各党首の訴えもされるけど
22:59最終日だからどうしてもお願いが多くなる
23:01それはね聞いてないと思うんです
23:03やっぱりねネットでご覧になる方も街頭の方も
23:07何やるか言ってくれ
23:09何やってきたか言ってくれ
23:11何ができてなかったか言ってくれ
23:13だって小澤さんも言ったじゃないですか
23:15あのベッセントさんのこと気になる
23:17交渉事だから言えませんじゃなくて
23:19何ができてますぐらいは言ってくれっていうのは僕は聞きましたよ
23:21確かにそうですね
23:23安倍さんは
23:25あの堀さんにすごい近くてやっぱりエモいものは危ないという話なんで
23:29それは気をつけましょうと
23:31でも人間だからやっぱり心揺さぶられるものを見に行きたくなるじゃないかという
23:33意味で言うと
23:35選挙に行きましょうと
23:37できればエモいものは複数見ましょうと
23:39いろんなエモさがありますよと
23:40その感情を揺さぶるような話を見た時には
23:42これ以外にもあるから
23:43ちゃんとそれを見た後に
23:44投票に行こうというのが大事ですね
23:46はい
23:47米重さんのご出演はここまでとなります
23:49ありがとうございました
23:50ありがとうございました
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