ヴィクトリア時代がモチーフのTPS「The Order1886」をプレイした感想です。
【動画内使用音声・・・ゆっくりムービーメーカー】
※動画の制作は2023年なので情報はそれ以前のものになっています。
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ゲームトランスクリプション
00:00プレイしたゲームの感想ブログを合成音声で読み上げている動画です。
00:04動画内容にはゲームのネタバレが含まれています。
00:08あくまで個人の趣味思考に偏った感想であり、
00:12ゲームの本質を言い表しているものではありません。
00:181886年代英帝国、ウエストミンスター寺院地下墓地。
00:23主人公ガラハット、グレイソン、は拷問を受けていた。
00:25英帝らの隙を突いたガラハットは地下墓地から抜け出すことに成功するが、
00:32騎士団に追い詰められ、川へと落下してしまう。
00:35ガラハットは騎士団を裏切った罪で拷問されていたのだった。
00:41一月前のこと、ガラハットは騎士団に所属し、反乱軍の鎮圧などに当たっていた。
00:48騎士団、オーダー、は、反銃、に対抗するために遥か昔に結成された組織であった。
00:53今は英国を守るためにあらゆる脅威と戦う組織となっていた。
00:59反乱軍を追いかけるとその陰に反銃の姿がちらつきはじめる。
01:04反乱軍のアジトを調べ上げ、関係者の話を聞いているうちに、
01:09ガラハットは自らが身を置く騎士団に疑惑を持ちはじめる。
01:12次、オーダー1886をプレイしましたので、感想をしたためたいと思います。
01:20ストーリーの詳細はZ指定用ブログに自分が理解した範囲で書いております。
01:25そちらはラストまでのネタバレもこと細かに書いてますので、
01:28未プレイの方はうっかり覗かないようお気を付けください。
01:31ここも全体的な総括みたいな感想なので、そこそこにネタバレしています。
01:36このゲームのジャンルはアクション集権具です。
01:38サードパーソン、三人称視点、で操作キャラの背後から追いかける形で操作します。
01:43探索パートと戦闘パートがあり、戦闘は大まかに分けると銃撃戦と1対1での戦闘です。
01:48あとは捨てるスキルで進むパートもあります。
01:52主人公はガラハットと呼ばれる男性です。
01:54一貫して彼視点でストーリーは進んでいきます。
01:57ゲーム内ではグレイソン、グレイ、という名前でも呼ばれます。
02:00人やシチュエーションによって呼ばれ方が変わるので、最初は戸惑うかもしれません。
02:04主人公だけではなく、他のキャラもそういう感じで呼び名が違うことがあるので、最初の方は誰が誰だか、となってしまうかもしれません。
02:12覚えれば逆に呼び方でその人の関係性や感情を押し量ることもできるかと思います。
02:16主人公が所属している騎士団、オーダー、は円卓の騎士がモチーフになっていると思われます。
02:22なので詳しい人は名前に聞き覚えがあると思います。
02:25主人公のガラハットやパーシバルなどは特に馴染みがあるかもしれないです。
02:29この名前は受け継がれていくもののようで、ゲーム内でそのような描写があります。
02:33聖杯から組み上げられた、ブラックウォーター、を持つのが騎士の証となっています。
02:39現在は大砲艦と呼ばれる人物が騎士団を滑る存在となっていて、この人物は何世紀も生き続けていると考えられます。
02:46騎士団メンバーの中にはそういう人物が何人かおり、それはこの聖杯のカゴでもあるかもしれません。
02:52実際このブラックウォーターは戦闘時に利用して復活できるアイテムです。
02:55しかしこのような便利アイテムを使用しても完全に不死になるわけではないようです。
03:01騎士団は、反獣、と呼ばれる存在と戦うために結成されたと言われます。
03:05現在は、反乱軍、と呼ばれる反政府的な存在とも戦っている、という状態です。
03:11基本的に、大英帝国の治安、平和を守る、というのが騎士団の使命なのではないでしょうか。
03:17ストーリーを進めていくことによって、そのような守護の面だけではない裏側が見えてきます。
03:22主にストーリー内で戦う反獣は、雷冠、です。
03:25狼に近い挙動をする反獣です。
03:27それと、おそらくですが、吸血鬼、も反獣なのかもしれません。
03:32作中変異して生まれた、純血種、という古の種族がいたことが語られます。
03:36この種族が反獣の祖先にあたるようです。
03:39反獣についてはこれ以上詳しく描写されることはありませんが、様々な種がいるのかもしれません。
03:45人間の中に潜んで生活ができるものもいるので、人類とそう遠くない種族だと思われます。
03:50その証拠に、ストーリーではただの倒すべき化け物というだけではなく、かなり重要なポジションにいる存在です。
03:57ここまではざっとした話の内容についてまとめてみました。
04:00あとはその他のことについて、巷での感想も合わせてこのゲームについての個人的な感想を語ります。
04:07Z指定ということで、残酷な描写のあるゲームですが、個人的な感覚ではそこまで過激な描写はないような気がしました。
04:14映像がかなり綺麗なので残酷なシーンがリアルに見えるといえばそうかもしれません。
04:18残酷描写に慣れている今のゲーマー基準で考えると、
04:21ということなので、
04:23苦手な人はプレイを控えた方が良いレベルではあります。
04:26それとも全裸がダメなのかな。
04:27このゲームを調べてみると、ボリューム不足、ストーリーが未完だとありまして、評価としては賛否両論という印象です。
04:35プレイした感想を素直に述べると、ストーリーに関しての表はまあ間違ってないとは思います。
04:40ボリューム不足は良いとしても、良いのか、ストーリーはこれでいいのだろうかといった感じです。
04:46良い食材が揃っているからこそ、もったいないの一言に尽きるのです。
04:50世界観はかなり好きです。
04:52史実の19世紀の大英帝国とは少し違い、近未来的な兵器なども登場するといったオリジナル要素も入っています。
04:59とはいえ、イギリスで有名だというアーサー王伝説がモチーフとなっていたり、
05:03実在の人物の名前もそこかしこに出てくるため、役割はともかく歴史が好きな人はニヤリとする場面はあるんじゃないかなと思います。
05:10そして影で暗躍している、半獣、と呼ばれる人間に紛れる古来から存在するという生き物。
05:16それに対抗するために組織された騎士団。
05:19聖杯の秘密。
05:20なんとも美味しい設定ではないですか。
05:22途中まで良い盛り上がりなんですよ。
05:24ドラマチックな展開でいいのですよ。
05:26それなのに、途中でぶっ釣り終わるのです。
05:29色々と気になるところがあるのに。
05:33プロローグでやっていた騎士団から追われているガラハッドのところに時間軸が戻ってきてからが本番。
05:38というのが定石だと思うんですが。
05:41そこからガス、ごく短いんです。
05:43あとはもうラスボスに行って終わるみたいな。
05:46だからストーリーについて不満を感じるプレイヤーの気持ちはわからなくもないです。
05:50私もそれなりに楽しくプレイしていたので、この流れに少々驚き、もう終わり、となったのは確かです。
05:56声優さんも豪華で上手い方ばかりなので没入感もあっただけに。
06:00いや、マジでもったいない。
06:02ただ、定石じゃなかったというだけ。
06:04と言えばそうなんですよね。
06:05これはこれで俺たちの戦いはまだまだこれからだエンドなわけで。
06:10ありえない終わりではない。
06:11などとおかしな方向で擁護しはじめてますが。
06:14納得できるかできないかだけが良し悪しを決めるものではありませんからね。
06:19スタッフさんたちが全力を尽くしたというならそれで良いのです。
06:22もし言い訳や心残りがあるなら、何とかしてくれませんか。
06:26と思うだけです。
06:27はい。
06:27万が一続きが出るんなら嬉しいです。
06:31などと言っていますが、この泥沼が改善されるんだろうか、これ以上鬱な展開見せられるくらいだったら、もうこのままの方が幸せかもしれないという気持ちもあり、せめぎあっております。
06:40ハピエンチュー。
06:41それでは、ストーリー以外について。
06:45映像は特に良くて2015年のゲームだけどすごく綺麗です。
06:49雰囲気が良くて丁寧な作りなのはすぐ分かりました。
06:5219世紀のイギリスは知らないけど、これは19世紀のイギリスなんだと思う説得力があります。
06:58背景、オブジェクトまでも作り込まれていると感じました。
07:01質感がすごく細かいというか。
07:03あと、主要人物も顔の作りが丁寧で表情が細かいのでグラフィックの向上による感情表現に成功しているゲームだと思います。
07:10しかし、ちょっと気になったのは、画像に力を入れているというのがもしかしてバグに繋がっているのか、
07:16と思うくらい、割とバグに遭遇することが多かったです。
07:20これは私のプレイにも問題があったかもしれないですが、
07:23TPSが得意ではないというのがありまして、無茶苦茶な動きをしてしまうという自覚はあります。
07:28人がオブジェクトを突き抜けたり、ガラハッドの中身が見えてしまったりして動かなくなったりと、
07:33ちょっとヒヤッとするバグもありました。
07:36一応そういうバグだけでデータが吹っ飛ぶとか深刻なバグには出会ってないです。
07:40映像のバグくらいなら許容範囲です。
07:45システムについてはライトにゲームを楽しむ私には専門的なことはわからないんですが、
07:50ゲーム性があるかどうか、
07:51手張りプレイ性はないと言われていて、それも少し納得です。
07:55キャラクターや武器を強化するという要素はなく、
07:57基本的にその場その場でもともと所持したり入手したり、
08:00敵が落としたりする銃火器を臨機応変に使いこなしていくので、
08:04よく言えばリアルよりではないでしょうか。
08:06強化して折れ杖はできないけれど、
08:08ブラックサイトというエンペラータイムみたいなのはあります。
08:11それと深刻なダメージを受けてもすぐにゲームオーバーにはならず、
08:14死弾の証であるブラックウォーターという復活できるアイテムが使えます。
08:18が、普通にポーションみたいに瞬時に回復できるわけではなく、
08:22ボタン連打が必要ですから。
08:24しかも敵に囲まれてたら結局猛攻撃を受けてゲームオーバーします。
08:28基本的には人間相手の銃撃戦が多いですが、
08:31普通の銃撃戦以外の1対1の戦闘ではQTEのような死ね命令というシステムが採用されています。
08:37これはQTEみたいに決まったキー入力だけではなく、
08:41強弱やタイミングを測る攻撃をすると相手やこちらの次のアクションが変化すると、
08:45大雑把に言うとそういう感じかなと解釈しています。
08:49ゲームの紹介記事では半獣、雷冠、との戦闘に採用しているとありました。
08:54このゲームでは接近戦の場合はQTEのようなキー入力での戦いが割と多めです。
08:58ただ、ムービー中いきなりとかではなく、
09:00QTE一掃だなぁというのがなんとなくわかりやすい作りにはなっていますが、
09:05銃撃戦、1対1の対マン、そして他にはスニークキル、ステルスキル、で進める場面があります。
09:10これもボタン表示が出てタイミングよく押せばうまくいきますが、
09:13少しでもミスったら最初からになるのはちょっと辛かったですね。
09:19長期で書いたように、リプレイ性に関しては微妙かもしれませんが、
09:22ゲームとしてはいろいろなシステムが組み込んであって刺激はあります。
09:26あとは鍵を開けるためにいろいろな小道具を使用するんですけど、
09:29それもボタンをタイミングよく押さなければならず、
09:32脳から指への指令が微妙になりつつある年寄りの私は苦労しました。
09:36それもまた楽しいっちゃ楽しいと前向きに考えています。
09:39リハビリでしょう、これ。
09:43と、いうわけで非常にもったいない部分があるゲームですが、
09:47気がついたら楽しくプレイしていました。
09:49登場人物たちの意味深な会話だけではストーリーの把握がしにくい、
09:53物語に入り込みにくいというのもいろいろと言われてしまう要因のような気もします。
09:58これもリアルさを追求してしまうと仕方ない気がします。
10:01変に説明口調になるとリアルな映像な分不自然になりますし、
10:04何を採用し、何を捨てるのかという部分で徹底している硬派な感じは嫌いではないです。
10:10なんといっても映像がリアルで美しい作品が好きという方にはおすすめできます。
10:14男、おっさん、だらけの男の世界状態ではありますが、
10:18いや、女子もいるけど、女子もまあまあ勇ましいので、
10:22色恋や情を感じさせておいてリボルバーで撃ち抜くような、
10:24そんな印象でもう個人的には名作です。
10:27主人公のガラハッド、結構ひどい目にあってて、
10:30私この悲壮感好きかもしれない。
10:32ハピエン中じゃなかったのか。
10:36楽しくプレイさせていただきました。ありがとうございます。