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00:00酒場という聖地へ酒を求め魚を求めさまよう吉田瑠衣の酒場放浪記。
00:20吉田瑠衣です。今日はですね狭山市駅に来てるんですかね。というのはここからね結構通勤券だったりするんですよね。
00:38ただね、古い街ですので結構渋いお店があると思います。今日もそこを目指して頑張って行ってまいります。
00:48では鎌倉街道の入馬川宿として栄えた狭山市駅の周辺。
01:02その中心をなす七夕通り商店街。
01:07毎年行われる七夕祭りは江戸時代中期から続くという記録が残る。
01:14たまり屋さんというね、団子屋さんだね。
01:19おお、創業明治35年。
01:23こんにちは。
01:24なんかあの、明治35年という。
01:28私で4代目です。
01:314代目。
01:32100年。
01:33そうですね、120こちらに書いてあるんです。
01:37これがその当時の。
01:38そうですね、道とか。
01:41みたらし団子がやっぱりメインだったんですか?
01:46もともとこの焼き団子が一番人気で。
01:49だいたい1日どれぐらいの数出るんですか?
01:51焼き団子、平日は300本ぐらいですかね。
01:55土日とかはやっぱりその倍ぐらい出るんで。
01:58そんなに。
02:00え、じゃあもうこれ最後。
02:02そうです、もうこれで今日はちょっと売り切れなんですけどもね。
02:05ちょっといいですか?
02:06はい。
02:07なんかこの花かつおとか焼きのりとか。
02:09トッピングでお好きな方はのり巻いたり。
02:13じゃあかつお1つ。
02:141つかつおにしますか。
02:15はい。
02:16一度に10本単位で買いに来る客も多いという、
02:20100年以上愛され続けるたまる屋さんの焼き団子。
02:30これ甘辛が特徴なんですね。甘辛醤油、醤油だれがね。
02:35かつお節がかかった焼き団子は4代目考案。
02:40よかったらさやま茶どうですか?
02:46うわ、やっぱりこれですよね。
02:48いや、ありがとうございます。
02:51あの、やっぱりさやま茶使った団子もあるんですね。
02:55そうですね。さやまお茶が名産ですので。
02:58はいはい。
02:59すいません、さやま茶団子の方もいいですか。
03:02はい。
03:03商工会で開発したさやま茶ペーストを使ったさやま茶団子。
03:08あっほんのりとでも甘いお茶の感じがしますいやいやこれはもうねすごいですよ123年。ねえ。
03:28散策にちょうどよい焼き団子これからも旅人の疲れを癒やすことだろう。
03:38駅の東口へとあたり飲み屋を探す。
03:44いやーこのあたりはなんかうっかりと入ってしまいそうなとこが圧倒的に多いというか。
03:52すっごい飲み屋さん多いんですよ。
03:55いや、縄乗れんもいいですね。いちご屋さんですね。
03:59ねえ。この辺なんでこんなに多いんでしょうと思うぐらい。
04:04えー今日はあのねこの入り船。
04:08いやこれうなぎのかばやきなんかもあるんですねここでね。
04:12あーなんとなくね、作りが。
04:15ひょっとしたらね結構いい値段するかなというねそんな感じもしますがちょっとお邪魔してまあ多分今ちょっと明るいですからねまだお客さんはいないのかもしれません。
04:30駅東口の飲み屋街の一角に店を構える今年で創業50年目の節目を迎える大衆活泡である。
04:55えっとチラッと見るとなんか生ビール生ビールはい分かりました店は基本的にマスターとお母さん忙しい時にはマスターの奥さんが手伝う家族経営の店はいすいませんではもう乾杯ということで
05:16じゃあお年になりますね今日は映像粒買いにですねつまようじでほしくてはいはいうわ難しいちょっと苦戦してます難しいあ切れちゃったちょっと失敗しちゃいますがうんうんうんうんコリコリとしたうまみがもう良質売ってますねこれね
05:46さて品書きおお門構えでビビるほどの値段じゃなさそうだお値段高いのかなと思ってたら意外と庶民的なそうですねなんか魚が結構メインですね
06:02なんかおすすめありますかそうですね結構人気なのは小肌あとおすすめでしめさばちょっと両方同じような感じですけど大好きなんでお願いします価格は大衆的でも味は活泡レベルというのが先代からのこだわり小肌は大葉とガリを巻いてこの葉作りにして仕上げる
06:26じゃあしめさばと小肌になりますね
06:28あ美しいじゃないですかこれもあの菊の花のようにそうですね
06:34日本酒お願いしたいんですが日本酒ですか日本酒何がありますねえっとねうちね日本酒1名柄しかないんですけど長野ちくまにしきっていうお酒があるんですよ
06:43はいはいはい
06:45ご常連におすすめされてから何十年もこれ一筋というちくまにしき ありがとうございます
06:53丹麗ながら旨味がしっかりしているのがこの酒の特徴だ
07:02さあ小肌中にねこれあの あっ先に言わない方がいいかな
07:08さっきちょっと答えを言ってしまいましたが大葉とガリなら分かりますよね
07:14なんか 梅のあれとか何か入ってるのかいろいろ
07:18中身は大葉とガリが
07:22これぐらいのうまさなんですねそうなんですよ
07:25同じ酢同士で甘い酢と あの相性が合うと思うんで
07:30大好物のしめさば 吉田さんもこれにはちとうるさい
07:38うん 歯応えがあってでしっかり締めてんだけどあっさりしてますね
07:45あっそうですか
07:46見事な締め具合があるんですか
07:47ありがとうございます
07:48その腕というのはこの締め具合の腕なんですよね
07:52俺は相当修行なさったんですか
07:55いや仙台が最初
07:57そうかじゃあもともとはその仙台とお母さんがお二人でやっておられたん
08:02昭和49年の10月1日に書いてんでおやじが今ちょっと病気しちゃって2年ぐらい前にお父さんが脳卒中でちょっと倒れて今車いす生活で今家でリハビリ中であれ金額が書いてないじゃないですかはいはいはいはいあのこれねおやじがね右手が動いた時代に時に書いてたやつなんでそれをちょっとお守り代わりに
08:32これは仙台の文字ですか
08:34そうですそうですそうです
08:35これは貴重じゃないですか
08:38ならば仙台の頃からのメニューが食べたい
08:41うなぎなんかは継ぎ足し継ぎ足しであの
08:45まあ本当は僕肝が好きなんですけど
08:48肝でも大丈夫ですよ
08:49そうしたらこの肝玉煮
08:50これはなんかちょっと貴重
08:53食べてみてください
08:53これはぜひお願いしたいですね
08:55お父さんがねやってたからね
08:57やってたね
08:57はい
08:57ちょっと左のポスターが気になるが
09:01土曜牛の日にはうなぎ屋に行かず
09:04この店にうなぎを食べに来る客も多いとか
09:07一体何匹分の肝が入っているのか
09:11それだけ皮焼きの注文が多いという証
09:14はいお待ちそうさまです
09:17これですね
09:19はい
09:19ちなみにうなぎの仕入れは某高級うなぎ店と同じ
09:25想像だけでめっちゃ鮭に合うなって分かります
09:29これは
09:29うまみいっぱいの肝の食感がこれがいいじゃないですか
09:44気が付けば座席はいっぱいである
09:59これは天ぷら盛り
10:01ああそうなんですか
10:04これで一人前とか
10:06ああうまそう
10:08こちらのテーブルもすごいにぎやか
10:13吉田さんも何か頼みましょう
10:17あっあれどっかで見た顔だと思ったらすごい役者さんかなと思ったんだけどいやもう全然もう同じじゃないですかはいそうでございますはいじゃあ水をいただきます
10:31何をやってんだか水人ソーダで口をさっぱりとさせて次に頼んだのは何かすごいで肉のコーナーがありますねステーキとかなんとステーキ大衆価格とはいえ今日は大盤振る舞い
10:52おうちのお父さんも最初からお寿司屋さんでね修業してそれでお店出したんですよ
11:21じゃあそのお寿司はまだあるんですかお寿司は
11:25お寿司は一応やってますね
11:28刺身にうなぎステーキときて締めに握り寿司
11:34今日は贅沢三昧
11:362代目も修業先は寿司店だったとか
11:39結構飲んで食べてると小腹がすくもんです
11:46これは本当に自分との方がどんどん予約が入るの分かりますね
11:51ありがとうございます
11:52もうもう最高じゃないですかね
11:55大衆割烹のフルコースを味わった吉田さん
12:00しかし何よりも味わえたのは親子で受け継いだこの店の教授なのかもしれない
12:08いい船でした
12:21なんかねここら辺どういうわけか
12:27宇野宮さんものすごく充実してます
12:30もうここまで来たらもうちょっと見学して帰りたいなっていう気持ちになります
12:36ではちょっといろいろね
12:39覗いて帰りたいと思います
12:42では行ってまいります
12:43春風や美光に開く人荘だ
12:51春風に乗って消えゆく
12:57春風やレンジの歓声
12:59に行ってまいります
13:00夏があったり
13:03夏があったり
13:05寺田さんや
13:08夏があったり
13:10夏があったり
13:12夏の歓声
13:16夏の歓声
13:18夏があったり
13:22夏があったり