20220701「『食品追跡』が価値を生む 誰が、いつ、どこで、どのように?」ガイアの夜明け
  • 2 年前
2022年07月01日
誰が、いつ、どこで、どのように? ~「食品追跡」が価値を生む~
ガイアの夜明け
日本で開発栽培された貴重な食品が、中国、韓国に流出し、2国は大儲けしている・

生産から消費までを追跡し"見える化"する「トレーサビリティ」。それを今、偽装防止や安心安全の担保など、食品の価値を高めるために活用する動きが進んでいる。威力を発揮しているのが、データ履歴の改ざんが不可能なブロックチェーンの技術。それにより消費者は、商品に貼付されたQRコードから「誰が・いつ・どこで生産して、どのように店まで届けられたのか」を正確に知ることができるようになる。今、積極的にトレーサビリティの導入に取り組むのは熊本県。今年2月、「熊本県産」として販売されていたアサリに中国産が混入していた「産地偽装」が発覚。今回、ITを使った流通の追跡で目指すのは、もちろん信頼の回復だ。プロジェクトチームの舞台裏に、ガイアのカメラが密着した。さらに、トレーサビリティの最先端として注目されるのが、AIを使ったスマート漁業を支援するオーシャンソリューションテクノロジー(長崎・佐世保市)。今回は「IT×漁業」の技術を応用し、漁獲された魚が飲食店に届くまでをデジタル追跡。その結果、客は「魚がいつ、どの海域で獲られ、どこで水揚げされ、店に運ばれてきたか」を詳細な位置情報とともに知ることができる。情報をより具体的に伝えることで魚の付加価値を高め、ブランド化につなげるのが狙いだ。漁獲・加工・流通・販売の透明化は、不正流通の防止や食の安全の確保など、様々な観点から重要だ。新たな段階に入った取り組みの行方を追う。
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