大阪 整骨院保険金詐欺 2被告起訴内容認める 2016/6/17

  • 8 年前
【大阪】整骨院保険金詐欺 2被告起訴内容認める

2016/6/17 00:58

大阪府池田市の市議会議員が開業した整骨院を舞台にした保険金詐欺事件。

患者の通院日数を水増しし、保険金をだまし取ったとして起訴された元院長ら2人の裁判が始まり、2人は起訴内容を認めました。

詐欺の罪に問われているのは、「ときはる鍼灸整骨院」の元院長・玉手淳也被告(33)と運営会社の社長・増田誠被告(36)です。

起訴状によりますと、2人は去年、交通事故でけがをした患者3人を実際には1日しか診ていないにもかかわらず、それぞれ通院日数が75日や78日間だったとする、
うその書類を損害保険会社に提出し、保険金合わせて144万円をだまし取ったとされます。

16日の初公判で2人は起訴内容について、「間違いありません」と認めました。

冒頭陳述で検察側は、整骨院を開業した羽田達也・池田市議(36)の事件への関与について直接は触れませんでしたが、「被告らは、運営会社の設立間もないころから、
患者の通院日数を水増しして不正請求を繰り返していた」と指摘しました。