0312 1800 原子力安全保安院の会見 保安院：中村幸一郎審議官＝直後に更迭

12日の、この会見の前に行った同じく中村審議官の炉心溶融したおそれがあることを認めた会見の動画が見つからないのが残念。
この会見を行なった保安院の中村幸一郎審議官は、その後すぐ説明者としての任を解かれてしまう。以降、楽観的な発表を繰り返した政府…それを伝え続けたメディア…。
中村審議官の表舞台からの交代は、政府による事故の深刻さ隠しの第一歩だったのか。
同会見の文字起こしはこちらをどうぞ。
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65710613.html

福島第１原発「炉心溶融が進んでいる可能性」保安院：日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGG1201N_S1A310C1GX1000/
　経済産業省の原子力安全・保安院は12日午後２時、東京電力の福島第一原発１号機で原子炉の心臓部が損なわれる「炉心溶融が進んでいる可能性がある」と発表した。発電所の周辺地域から、燃料の核分裂に伴うセシウムやヨウ素が検出されたという。燃料が溶けて漏れ出たと考えられる。炉心溶融が事実だとすれば、最悪の原子力事故が起きたことになる。炉心溶融の現象が日本で確認されたのは初めて。

以下の検証番組（2012.11.05）を是非どうぞ！
「封印された「メルトダウン」～男は「真実」とともに消えた～」
http://dai.ly/xuvw8j
この番組の冒頭に、炉心溶融したおそれがあることを認めた会見の模様がちらっと登場する。

●事故翌日「スリーマイル超える」　
震災当初の保安院広報　中村幸一郎審議官インタビュー
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/nucerror/list/CK2012022202100005.html

『3月12日にメルトダウン認めた中村幸一郎審議官を絶対に更迭してはいけなかった。その理由を怒りをこめてわかりやすく。（追記あり）』
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65711166.html