わくわく授業(書道)

  • 17 年前
「自分の字に自信がない」、「もっときれいに書きたい」。今回は、そんな小学生の子どもたちが、字を書く楽しさや自信をつかんでいく「書写」の授業です。
 授業をするのは、広島県尾道市立土堂小学校で書写を教えている藤井浩治先生。ただ、お手本を写すのではなく、考えながら字を改善していくことを大切にしています。
 今回、4年生のみんなが挑戦したのは、「昔」と「話」の二文字です。子どもたちは、それぞれ自分なりに「昔話」の文字を書いた後、たっぷり時間をかけて、整った字を書く秘密を考えていきます。
  まず、「昔話」というこの2文字に含まれる「口」と「日」の部分に着目します。そして、藤井先生は、正解を教えるだけでなく、他の漢字と比較して考えさせながら、先人たちの知恵から生まれたある共通する決まりに気づかせていきます。
 見つけたことは、メモもしていき、最後は、書きためたメモを道しるべに筆を動かし、仕上げます。
 一文字一文字を深く理解し、“自分の字”を作り上げていく授業です

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