証言記録 「福島県三春町」ヨウ素剤・決断に至る4日間
  • 10 年前
NHK 証言記録・東日本大震災 第9回 2014.3.13
2012年9月30日(日)放送の再放送

東京電力福島第一原発から西に50kmに位置する福島県三春町。原子力災害とは無縁だったこの町で、震災4日後の3月15日、安定ヨウ素剤が住民に配られ服用が促された。
この薬は放射性ヨウ素から体を守る効果を持つ重要な薬であったが、服用には国もしくは県の指示が必要とされていた。情報が錯そうする中、三春町の職員たちは独自に調査を行い、独自の判断で服用の指示を決意する。その葛藤から決断にいたる4日間の証言を伝える。