南海地震の前兆をつかめ~在野の地震研究者の挑戦~

  • 12 年前
NHK 目撃!日本列島 2012.12.16。

「なんとか地震を予知して近所の人たちを救いたい」と活動する人がいる。高知県土佐市宇佐地区の自主防災会長・中村不二夫さん(69歳)。バス運転手の仕事のかたわら、66年前の昭和南海地震の聞き取り調査を行っている。前兆と見られる現象が数多く起きていたことを突き止め、10月に北海道函館で行われた地震学会で発表した。「地震予知は困難」と指摘されるなか、在野の立場から挑戦を続ける自主防災会長の日々を追う。