東電OL殺害、再審可否6月7日に決定

  • 12 年前
東電OL殺害、再審可否6月7日決定(毎日放送)

 いわゆる「東電OL殺害事件」の犯人として服役中のネパール人受刑者が再審(裁判のやり直し)を求めている問題で、東京高等裁判所が再審を認めるかどうかを6月7日に決定することがわかりました。

 「東電OL殺害事件」をめぐってはネパール人のマイナリ受刑者の無期懲役が確定していますが、去年、検察側が事件現場に残された体毛などをDNA鑑定した結果、マイナリ受刑者以外の「第三者」が現場にいた可能性が浮上していて、弁護側が裁判のやり直しを求めています。

 検察側はその後、新たに開示した証拠42点の追加鑑定を行っていましたが、東京高裁は「双方の主張が出そろった」として6月7日午前10時に再審を認めるかどうか決定を出すことを決めました。

 弁護側は「追加鑑定で受刑者と事件の接点は浮かび上がっておらず、早く裁判をやり直すべき」と主張しています。(31日16:16)

--------------------------------------

東電OL殺害事件再審請求審 来月7日に決定(朝日放送)

 東電OL殺害事件を巡り、東京高裁は、裁判をやり直すかどうかについて来月7日に判断することを決定しました。

 東電OL殺害事件で無期懲役が確定したゴビンダ・マイナリ受刑者は、一貫して無罪を主張しています。東京高裁は、来月7日に裁判をやり直すかどうかについて判断を下すことを決めました。2005年の審理開始から7年以上が経過しています。新たなDNA鑑定では、女性の体内から採取された体液や下半身の付着物からマイナリ受刑者とは別の男性のDNA型が新たに検出され、この男性が事件現場にいた可能性が出ています。