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津波の驚異──天心の六角堂消失

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5月18日、いわき市避難所への炊き出し応援に向うとき、勿来(なこそ)インターで降りると天心美術館の看板が目に入った。日本ナショナルトラストの保護資産である五浦(いずら)の六角堂(観瀾亭、国の登録文化財)は3・11の津波で海に流された。トラスト理事である私は急きょ同行者たちと検分することにした。

明治31年、上野の東京美術学校を追われた岡倉天心は、横山大観、下村観山、菱田春草、木村武山らと谷中に日本美術院を結成(天心公園のところ)。
明治38年、天心は茨城県五浦に美術院を移し、瞑想の場所六角堂を建てた。天心に従い茨城の寒村に家族で移った美術院の仲間の暮らしは想像を絶するものであった。

津波で六角堂は海に浮かび、今は海底に眠っているのかも知れない。台座だけが残されていた。
4月18日、茨城大学池田学長は、海底に六角堂を探すか、再建すると発表。ダイバーたちが潜水すると擬宝珠や瓦が見つかった。
(森まゆみ)

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