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00:04第四の使徒の記述を読み上げさせていただきます。
00:12私は五月の晴れ渡った空の下にいる。
00:26そこは大樹の下で優しく日を遮る影に守られながら光り輝く庭園を眺めていた私は、ふと携えていた一冊の古い本を紐解いた。
00:37まだあげそめし前髪のりんごのもとに見えしとき、前にさしたる花ぐしの花ある君と思いけり。
00:48優しく白き手をのべてりんごを我にあたえしは薄紅の秋の実にひとこい染めし始めなり。
01:10わが心なきためいきのその髪の毛にかかるとき楽しき恋のさかづきを君が情けにくみしかなりんごばたけのこの下におのずからなる細道はたがふみそめしかたみぞとといたもうこそ恋しけれ。
01:14きれいなことばうたってるみたいな。
01:16初恋という詩だよ。
01:18島崎父さんか。
01:27私はゆっくりと立ちあがりそらんじたその詩を口ずさみながら花咲く庭園をそぞろ歩く。
01:41遠い記憶の中で甘く微笑む少女を思いながら芽吹く青葉の香りと足元から立ちのぼる雨上がりの土の香りに酔いしれて。
01:47いつのまにか私は庭園のただ中にたたずんでいた。
01:50紅色、桜色、赤紫。
01:54そして白たえの鮮烈な花のハーモニー。
02:04私はその中から赤紫の一輪をそっと摘み取り、いつか少女と共にそうしたように蜜線をすった。
02:19混じり気のない透明な、ほのかな、そして自らを語ろうとしない無口な甘さが、記憶の中の少女の微笑みと甘い口づけに静かに連なっていく。
02:25そのワインは初恋の人に似ている。
02:33で、どうするの?またローランとワイン探しの旅に出るつもり?
02:41ああ、小林君。これから3週間、私の予定をすべてキャンセルしてほしい。
02:42ほら、やっぱり。
02:48私の留守中は君の知識とローランの感性で仕事を進めてもらいたい。
02:50ああ、頼んだよ。
02:55どこに行くの、遠峰先生。
02:58人探しですよ。
03:01分かったぞ、第4の使徒が!
03:04待ってろ、今、持ってきてやる!
03:09その間に、神崎君、お仕事です。
03:10え、俺?
03:16ええ、ブルゴーニュルージュの三島社長経由でね。
03:19雫君は一度会っているね。
03:20音楽家の真壁聡介先生だ。
03:24お久しぶりです。
03:29その説は、ありがとうございました。
03:37真壁先生は今回、豪華客船をステージにしたワインと音楽のイベントをプロデュースされるんだ。
03:47素敵そのワインのコーディネートを神崎さん、あなたと太陽ビールワイン事業部の皆さんにお願いしたいんです。
03:57演奏会のテーマは客船の初めての航海という意味も込めまして初恋で行こうかと。
03:58初恋?
04:19食事は私がコーディネートさせていただくことになったんだが問題が出てきてしまったね今回コンサートマスターはヨーロッパで活躍している日本人のバイオリニストを招いたんですその彼女に私が用意するつもりだったワインが音楽に合わないと言われてしまったんだ。
04:29神崎さんあなたならこの難題の答えを見いだしてくれると信じています。
04:46女の居場所を聞きに来た。
04:48女の居場所を聞きに来た。
04:49二年前ここにいた女だ。
04:51ジュリエッタという名前の。
04:55さあ、知らないね。
04:57そうか。
04:59ワインはあるか?
05:01んなもんあるわけな。
05:07久しぶりだな、イッセイ。
05:10ああ、ジャック。
05:11口のきき方に気をつけろ。
05:18こいつはな、俺がフランスでワインの咲きものをやってたときの恩人だ。
05:22ど、どうも。
05:29今の箇所をもう一度。
05:42初恋というテーマの演奏にしては明るすぎる気がします。
05:47しかし、この曲の冒頭は未来へのほのかな期待が。
05:51少し休憩しましょう。
05:52神崎さん紹介します。
05:57こちらがコンサートマスターの秋そなたさん。
06:00あの、久しぶり。
06:01久しぶり。
06:03はじめまして。秋です。
06:05えっ。
06:08失礼しました。
06:09神崎しずくです。
06:14ワインのセレクトは彼らに頼もうと思いましてね。
06:15そうですか。
06:22今度こそ私の中の初恋のイメージにぴったりくるワインを選んでいただけますよう期待しています。
06:32やっと終わったあの先生怖えんだもん。
06:36へえ、誰のレッスンだろう。
06:45何だよ。
06:52やっぱり日本人でしょ。
06:55そ、そうだけど。
07:01私のヴァイオリン聴いて寝ちゃう人、あんまりいないんだけどなぁー。
07:03Oh, you're going to do it.
07:06I'm only going to do it with my father.
07:09Let me see.
07:11I'm not.
07:20You're not.
07:23But I have a strange expression.
07:27Really?
07:28Oh, you're not a teacher.
07:31Let me tell you.
07:34What?
07:35I'm always in France, so I want to speak Japanese.
07:49Are you sad?
07:51Yes.
07:53It's a bright song, but it's so sad.
07:57It's so sad.
07:59I'm alone.
08:02I'm alone.
08:04You're changing.
08:15It's so sad.
08:23It's so sad.
08:30It's so sad.
08:34It's so sad.
09:04It's so sad.
09:06I'm not.
09:06I know.
09:09You're not.
09:10I'm not.
09:13I'm not.
09:14I'm not.
09:15I'm not.
09:24I'm not.
09:28I'm not.
09:30I'm not.
09:32I'm not.
09:33I'm not.
09:34I'm not.
09:51I'm not.
09:53I'm not.
09:55I'm not.
09:57I'm not.
09:59I'm not.
10:01I'm not.
10:02It's been a long time to drink wine.
10:05Oh, you're usually alone?
10:09No, I'm a married person.
10:13What kind of person?
10:16He's a two-year-old contract.
10:19My mother and his father were a music partner,
10:22and he was a married person.
10:25But he suddenly returned to Japan.
10:29I don't know what to know.
10:32It's been a long time ago.
10:34Is that someone who was the first married person?
10:38The first married person is a theme for this time,
10:41and we're here in Japan.
10:43Let's find out.
10:45What's your name?
10:46I don't know.
10:47Let's stop.
10:48Okay?
10:50Shijima.
10:51That's the name of the person.
10:53Oki Shijima.
10:56Shijima?
10:57I've heard of it.
11:24Shijima.
11:25Shijima.
11:26Shijima.
11:31Shijima.
11:34Shijima.
11:35Shijima.
11:36Shijima.
11:40Shijima.
11:44Shijima.
11:58Shijima.
12:01Shijima.
12:03Shijima.
12:04Shijima.
12:09Shijima.
12:12Shijima.
12:12Shijima.
12:13Shji.
12:13Shijima.
12:36I don't know.
13:12迎えに来たよお父様ねえジュリエッタねえ一世大丈夫なの平気さここの持ち主は僕の父親なんだからすごい君が選んでジュリエッタこっそり印をつけておいて大人になったら一緒に飲もうそうじゃあこれ黒でランブレイ82
13:3812年かこのヴィンテージは酸が強くて味わいのバランスが取れるまで時間がかかるんだ僕たちが大人になったらきっと飲み頃を迎えてるよそんなことまでわかるのわかるさわからなくちゃいけない僕は父親を超えてみせるんだからあの人がすべてをかけてるワインの世界であの人のできないことを知って
13:58ジュリエッタワインはね苦しんで飲むものじゃないの私たちフランス人はこれを飲んで幸せになるのよだからね伊勢
14:23この一本は今見事に花開いている調べがついたお前に聞く勇気はあるか初恋の女が向き合った残酷な物語を
14:41ここって公園ですよねそうですよ会社の帰り道なんです俺だ静島おーしえうち登場
15:02私のことを裏切ったわけじゃなかったんだ本当に好きなことを見つけたんだね
15:25演奏も人間も一皮むけたかのようだ彼女に魔法でもかけたんですかそれは僕たちというよりねねえ
15:47ともかくあとはワインですね神崎さん今なら見つけられる気がしますあつ恋のワインをもう何してるの全然繋がらないじゃない一世今どこで何をしているの
16:16お前と知り合ってからすっかり日本が気に入ってなどうだここが俺の店だハードリカーが中心なんだなワインは飲む方専門さだがちょっと詳しいのもいるぞ噂をすればボーンソワムシボーンソワジュリエットフランスに帰ったんだと思ってた
16:46向こうじゃ仕事にありつけなくて変わったでしょ私でも一目でわかった私もよあなたは前よりずっとたくましくなって自信に満ちあふれていてそして前よりもっと寂しそう
16:59ようこそいらっしゃいました一世さん村越さんおかわりありませんねいえいえすっかり歳をとりましたよ
17:15ねえねえ次はこれ気をつけてねここにいることがバレたらこの別荘に来られなく大変
17:25ここの持ち主は世界でも指折りのテイスターだどんなに綺麗に片付けたって何のワインを割ったかまで分かってしまう
17:26一世本当にごめんなさい
17:31だけどすごく素敵な香り
17:36甘くて純粋でそうさだってこのワインは
17:49僕の初恋両者見いだしてきたワインをここに
18:12私から参りましょううんジュリエット
18:35このワインは初恋の人の涙の味がした雫お前の番だ
19:12思い出の中にしかない純粋さこのワインは初恋の人が奏でるセレナーデだ
19:39うんこの一本を表現するのにその言葉に勝る者はそうあるまいだがシャトーラフルール二人ともいいえヴィンテージが違うまあユーリスで言うなら一世さんが選んだ94年でも評論家が決めたユーリスはこの勝負には関係ないはずですいかにも
19:46第四の使徒を表現した豊かの記述それを丁寧に読み解けば勝者は明白
19:58東峰一世94年のラフルールを探し当ててきた貴様こそが第四の使徒の勝者である
20:13一世これで二勝二敗困るんだよな改善前に
20:42俺がたどり着いた初恋の世界にはリンゴなんてなかった初恋は人それぞれお父様と雫さんの解釈が違ってるのもあり得ることじゃない実は気になってたんだ記述にあった初恋の人って親父の初恋の人なのかなって親父の初恋の人は母親であってほしいって子供の頃は誰だって思うでしょ雫さんのお母様ってどんな人だったの?
20:57一途で純粋でひたすら優しくて今は思い出の中でセピアが勝っちゃってるけどそれってラフルールの92年みたいえ
21:12?分かった雫さんが92年を選んだ理由お父様の初恋の人がお母様であってほしいってそう思ってたからだよ今夜の特別ゲストを紹介します
21:23コンサートマスター秋そなたさんのご友人コントラバス奏者の沖しじまさんです最後のワインは次の曲に合わせてお楽しみください
21:39ラフルール92年ああそなたさんにとっても初恋の人を表すワインはこのラフルールなんだ
21:54初恋の人の面影を追いかけていたんだ初恋の人というのは自分の母親や父親にどこか似ているものだなじゃあこのワインは?
22:01二人の女性によく似ているよ初恋の人とそれから
22:06初恋の人を表すわけでいるよあなたは
22:16?あなたは
22:21?一人の人とあなたは
22:22?あなたは?あなたは
22:28?あなたは
22:29?あなたは
22:30?あなたは
22:30?あなたは?
22:32My heart will be filled with my heart
22:36I'm in the night of God's hate
22:44It's sweet and sweet and sweet
22:49The smell of this feeling
22:52Is it for you?
22:53What can I tell you?
22:57Oh, I'm so cute in the night
23:01I'm so cute
23:05Remember?
23:08I always remember
23:14Every summer I miss you
23:17I always remember
23:21Remember?
23:23I taste every summertime
23:35ずっと思い出すのは君の横顔と流れる星の味
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