プレイヤーにスキップメインコンテンツにスキップ
  • 2 日前

カテゴリ

🎥
ショート
トランスクリプション
00:01死にたくない
00:04でも私はもうすぐ死ぬ
00:07死んで無になる
00:08私は存在しなくなる
00:12怖い
00:15怖い
00:16怖い
00:21
00:23誰なの
00:46先生
00:47私死にたくない
00:48無になりたくない
00:50マミ君
00:51私たちも懸命に君の病気と戦っている
00:54だから君も希望を捨てないで頑張るんだ
00:58ダメよ 夢だって
01:00死神が現れたわ
01:02彼は死神じゃない
01:04別の病棟に入院している患者だよ
01:07嘘よ
01:08あんな人間いるもんですか
01:10あれは人間じゃない
01:13暗黒の闇の彼方に住む者だわ
01:16暗闇の彼方の住人か
01:18患者性の強い子だ
01:21彼女が自分の病気のことに勘付いたのも
01:24人一倍死を恐れるのも
01:26その患者性のなせる技でしょ
01:29しかし彼が夜の病院内を徘徊し始めたのは問題だな
01:33おそらく眠るのが怖いのだろう
01:36それで先生
01:37その彼
01:38患者の様子は
01:39そろそろ目覚める頃だ
01:42様子を見てこよう
01:45先生
01:46私はまだその患者についてよく知らないのですが
01:49詳しく教えていただけませんか
01:51特殊な夢を見るとか
01:53そういえば君はここに来て間もなかったな
01:56彼の名は向田哲郎
01:592ヶ月ほど前にこの病院を訪れた
02:02彼は長い夢を見て困っていると言った
02:06長い夢
02:08どのくらい長く感じるのかね
02:10初めの頃は
02:12今から1ヶ月ほど前ですが
02:16一晩の夢が
02:172日3日の長さに感じられました
02:23それは目が覚めた後で長かったと感じるんだね
02:26いえ
02:27夢の中で長いと感じるんです
02:30最初は気のせいだと思ってましたが
02:33日を追うごとにどんどん長くなっていくんです
02:36しかも楽しい夢ばかりならいいのですが
02:38悪夢も多いので
02:39だんだん気味悪くなってきたんです
02:43それで今ではどのくらいの長さに
02:45昨日の夢はだいたい1年くらい
02:47ほう1年ね
02:49先生本当なんです
02:51今では前日の記憶がはっきりせず
02:54日常生活に支障をきたすようになりました
02:57何しろ僕にとって昨日は去年のことですから
03:02ともかく私は彼を入院させて
03:05睡眠時の様子を調べてみることにした
03:09その夜のことだ
03:18全身の痙攣と眼球運動
03:22しかしそれは一瞬で終わった
03:25その時脳波は最も深い眠りの状態を示していた
03:30おい君起きさまえ
03:35君は夢を見ていたか
03:40ここはどこです
03:42ここは病院だ
03:43君は昨日から入院しているんだよ
03:47入院
03:50ああ思い出しました
03:52僕は入院したんだ
03:54ええ見てました
03:56恐ろしい夢でした
03:58しかし1年半ほど経ちました
04:02この男は嘘を言っていないと直感した
04:06この男本当に長い夢を見ている
04:12先生いつになったらこの病気を治してくれるんです
04:15治療法は検討しているが今しばらく我慢してほしい
04:19昨日の夢は10年ほどでした
04:22どんどん長くなっています
04:24いいかい向田君
04:26それは錯覚で本当は一瞬のことなんだ
04:30夢の長さを恐れる必要はない
04:33先生は僕の夢を見たことがないからそんなことが言えるんです
04:38僕の夢がどんなに現実感があるか
04:41どんなに歪雑でどんなに孤独か
04:45そしてどんなに恐ろしいか
04:48だからそれは錯覚なんだよ
04:49我々はその原因を突き止めるべく努力しているんだ
04:53早くしてくださいよ
04:55でないと僕の夢はそのうち100年200年と長くなっていき
04:59そうなんだ
05:00もしそんなことになったら僕はどうかしてしまいますよ
05:05予想通り彼の夢は加速度的に長くなっているようだ
05:09った
05:10我々の目から見ても確かにそう見えた
05:13まるで人類が長い歴史の中で進化するように
05:21向こうだ君目覚めたかね
05:27ここはどこだ
05:29あんたらは誰だ
05:31私は君の主治医の黒だ
05:33思い出してくれ
05:38最近は目覚めるとよくこんな風に意味不明のことをする
05:42まだ夢の中にいるつもりなのかもしれませんね
05:46マミはどこだ
05:48私の妻マミがいない
05:50そうだここはマミと初めて出会った病院だ
05:53マミマミはどこだ
05:56マミちゃん食べなきゃダメよ
05:59食べたくないの
06:01私が死ぬなんて
06:04マミ
06:05マミ
06:10また現れた鬼
06:11死神
06:13これら君
06:14病室に戻る
06:15死神
06:16死神だって
06:19そうだ
06:20夢だったのだ
06:22黒田先生
06:23僕は怖い
06:25このまま夢がどんどん長くなって
06:28永遠に終わらなくなるのではないかと
06:32永遠の夢を見た時
06:34僕はどうなるのだろう
06:37どうなってしまうのだろう
06:42怖い
06:43マミちゃん
06:45死にたくない
06:46大丈夫
06:47死にたくない
06:50今どかつて
06:51あれほど死への恐怖心を示した患者を見たことがない
06:56ところで向こうだ鉄郎は
07:00彼が今どれくらい未来へ行ってしまっているか想像もでき
07:03ない
07:38ご視聴ありがとうございました
07:54ご視聴ありがとうございました
08:00のだろうか
08:05朽ち果てた男の脳の中から未知の 物質が結晶と
08:10なって発見された
08:12私はこの物質があの男の特殊な 夢に関係していると睨
08:18んだ
08:21マミ君気分はどうだい
08:25黒田先生最近気分がいいです
08:30そうか
08:32ところで先生不思議なんです
08:36最近夢が長いんです
08:45先生最近竹島マミの様子の変化に お気づきですか
08:49最近は風貌も変化しつつあります
08:52あの男のようにどういうことでしょう
08:55実は向田哲郎から検出した結晶を 彼女に投与してみ
09:01たのだ
09:01な、なんだって
09:03彼女は死を恐れていた 無になることを何より恐れていたんだ
09:09しかし永遠の夢を見ることが できればどうなる
09:13彼女の心は永遠に生き続ける ことになるんだ
09:17たとえそれが一瞬の錯覚でも
09:21そしてもし人類に永遠の夢を 見させる技術が確立でき
09:26れば
09:28人類から死の恐怖を 永遠に追放できるのだ
09:38でも 比如複数学年の中身の江と共同
09:40とは永遠の夢を 永遠に追加しつつの寂が 永遠
09:40に追加しつつの寂があった
09:40その情報が 永遠の夢を 永遠に追加しつつの寂が
09:40あった
09:40なって 永遠という着物が 永遠に追加しつつの寂があ
09:41った
コメント